人気ブログランキング |
2014年 02月 06日

フィンランド喫煙事情&ビール事情

タバコと酒。突如として不健康な話題を取り上げるイ課長ブログ。
ま、喫煙事情は定例ネタといえるものだけど、ヘルシンキに関してはビール事情も書きたいのだ。


まずタバコ。
ヘルシンキに来る前に滞在したポーランドでは「ゴミ箱・灰皿ハイブリッド型」のゴミ箱(というか灰皿)を
頻繁に見たって前に書いたけど、ヘルシンキは若干ちがった。同じように路上ところどころに灰皿はあるけど
「ハイブリッド型」じゃなく「デュアル併設型」とでもいうべきスタイルが多いんだよね。

たとえばこんな風。
ゴミはゴミ箱に、吸殻は吸殻入れにっていう風に投入容器自体が完全に分かれてて、しかも
その二つがくっついてる。ゴミと吸殻は似た扱いだけど、混じることはあり得ないわけだ。
f0189467_00181262.jpg
これもヘルシンキで見かけたデュアル併設型。
ゴミ箱と灰皿が同じ高さってことは、必然的に灰皿は相当「深い灰皿」ってことになる。
f0189467_00181290.jpg
あまり深いと、中の吸殻のヤマに火がついたりするとちょっと面倒に違いないけど
それを防ぐためか、ちゃんと落とし口のところに「モミ消し用のでっぱり」が付いてるんだよねー。
設計上の細かい配慮というべきか。

こういうデュアル併設型灰皿。そこらじゅうにあるってほどではないけど、道路のところどころに
何気なく置かれている。比較的「吸いやすい」環境といえるだろうけど、そのわりに、路上で
吸ってる人はあまり見なかったし、吸殻もあまり目につかなかった。
喫煙率が低いっていうのもあるだろうけど、フィンランドじゃタバコの値段が高いのかもしれない。

ヘルシンキ。タバコを吸いやすいけど、一方でそれなりの規律も感じられる街と言っていいのかも。
もっとも、ヘルシンキ到着早々、夜遅くに高校生くらいのネエちゃんからいきなりタバコをタカられた
イ課長としては、規律も感じられるという感想には「昼間限定」という注釈が必要だ(笑)。


さて、タバコの次は酒。つうか、ビール。
これには驚いたよ。ビール天国ポーランドじゃ毎日安い缶ビールを飲んでたっていうのに、フィンランドに
来たとたんビール入手のまぁ難しいこと。両国の間には劇的な違いがあったといっていい。
f0189467_00181291.jpg
上や下の写真みたいに、飲食店でメシと一緒にビールを注文すること、これは簡単なんだよ。
ところが自分で買って帰ってホテルで飲もうとすると、これがない。普通の食料品店やスーパーじゃ売ってない。
まぁインドほどじゃないけど、缶ビール入手困難性の高さじゃワシントンDCと同じくらいだったと思う。
f0189467_00181206.jpg
やっとこさ見つけた酒屋(かなぁ?)で買えたんだけど、それも缶ビールじゃなく瓶ビール。しかも小瓶だけ。
そのうえアルコール度数2.5%ってナンですかそれ。やけに薄くないかヲイ。こんな薄いビールの小瓶じゃ
2本や3本くらい飲んでも飲んだ気がしねぇ!でも5本も6本もカバンに入れて持ち帰るってのもムリで、
結局2本でガマンした。値段は忘れたけど、ポーランドよりはだいぶ高かったはずだよ。
f0189467_00181220.jpg
そういえばホテルの冷蔵庫に入ってたビール(チャージが高そうだからこれも飲まなかった)も小瓶のみで
缶はなかった。もしかするとフィンランドではビール容器は缶じゃなくて必ず瓶、しかも小瓶じゃないとダメとか、
アルコール度数はコレ以下にしないとダメとか、いろいろ規制があるのかなぁ?
f0189467_00181270.jpg
以前にコメントで教えてもらったけど、そもそもビールの入手が困難なのも、要するにアル中防止策
らしいからね。いろんな意味で酒の製造販売については規制が厳しいんだと思われる。
うーん・・・フィンランドには・・す、住めぬ。

というわけで、フィンランドのタバコ事情とサケ事情でした。特にサケ事情の方はポーランドから移動すると、
その差異が非常に顕著でなかなか面白かったわけだけど、ここでちょっと考えてみた。

アル中防止のためにフィンランドでは酒の販売規制が強いってことは、だよ?
逆に考えると「規制しないで野放図に酒を安く売ると飲みすぎてアル中が増える」という傾向もまた強いんだろう。
そうでなきゃ規制する必要ないんだから。

そんなフィンランド人が、だよ?ガイジンでも缶ビールを容易に買えるビール天国・ポーランドに行ったらどうなる?
その入手しやすさと安さに嬉々として鯨飲し、さらに鯨飲し、鯨飲のあげくアル中地獄に落ちるんだろうか?

ヘルシンキの街を昼間歩いてる健全な市民たちを見てると、まさかそんなことはないだろう思う。
しかし、ヘルシンキに到着早々の夜、さっそくドロリ目の酔っ払いに行く手をふさがれたイ課長としては
「ありそうな話だ」という気もちょっとするのである(笑)。


 


by tohoiwanya | 2014-02-06 00:21 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)
Commented by piki at 2014-02-06 08:50 x
こんにちは、

私は、アルコールなしでOK人間なので、BARとかで飲むことはあっても、買うことがないので、こういう大変さわからなかったです。 TVで結婚してフィンランドにすんでる日本女性のドキュメンタリーをみたことがあります。 フィンランド人は、フェリーにのって、エストニアだったかに行くんです、家族で。 で、船のうえの免税アルコールをしこたま買ってました。 すごい大きな人間が、アルコールを飲みまくってるので、
体がおおきければいいや、と思っていたら、政府としては、対策を練らないといけないぐらい、問題になっているようでした。 あと、夏は、だれも寝ないので、ホームパーティがつらいとかとも、言ってました。 そこで、すごい強いお酒を飲んでいて、それを飲まないと、仲間外れになるとか(って、言っていたかどうかは忘れたけど、とにかく飲まなきゃいけないんだって、言ってました)。 
Commented by tohoiwanya at 2014-02-06 12:27
>船のうえの免税アルコールをしこたま買ってました

ぴきさん:
うーむ・・・やはり自国の厳しい規制下にあって、アルコールに飢えてるのか?フィンランド人。

フと思いついたんですが、ひょっとすると「寒い国」の共通傾向っていうのも
あるんじゃないですかねぇ?
ロシアもすごく寒くて、ウォッカみたいに強い酒があって、アル中が多い(らしい)。
フィンランドとかロシアみたいな寒い国だと強い酒飲んでカーッと体内から
温まらないとダメなのかも(←かなりいいかげんな仮説)。

そういえば、ノルウェーでも自家用車の中に酒をトン単位で積んで密輸しようとして
車が重くなりすぎて捕まった、みたいな話を以前に読んだことがあるから、
北欧は全体的に酒規制が厳しい←それは、寒い国の男は酒飲みだから、という
法則が成り立つのかも。
Commented by piki@仕事中 at 2014-02-06 13:48 x
かなりいいかげんな仮説 は、かなり正しいと思います。
寒いだけじゃなくて、真っ暗だったら、お酒も飲みたくなる。

ただ、そのドキュメンタリーでは、夏の青空の下で、ビールとかじゃなくて、すごい強いアルコールをあおってました。 日本人妻二人も、つきあわされていて、げっそりしてました。
Commented by Bきゅう at 2014-02-06 21:15 x
わしは、青いピクニックテーブルみたいなところの、ビールの脇にある、青いゴミ箱みたいのがかわいいと思いました。塩とか入っているのかな。
Commented by tohoiwanya at 2014-02-07 12:51
>夏の青空の下で、ビールとかじゃなくて、すごい強いアルコール

ぴきさん:
私はビールならいくらでも飲むけど、強い酒となるとトタンに意気地なしになるタチで
やっぱりフィンランドには住めない。やっぱドイツかベルギーにします(笑)。
ものすごく寒い国だと、アルコール度数を高くしないと酒(の中の水分)が凍って
飲みづらいのかもしれないって気もしますな。寒い時期のハチミツみたいに
なるのかも。
Commented by tohoiwanya at 2014-02-07 12:53
>塩とか入っているのかな

Bきゅうさん:
これねぇ、私もなんだろうと思って黄色いフタをあけてみた記憶がある。
でも中に何が入っていたかという記憶は失われている(←大バカ)。

なんだったかなぁ?
ひょっとすると魚のホネとか、そういう「食卓系ゴミ」の入れ物じゃなかったかって
オボロに思うんだけど、よく覚えてないんス、すみません
Commented by カプメイ at 2014-02-07 14:32 x
pikiさんの観た番組、私も観ました。
日本人妻、うんざりしてましたね~。

酒税が高いんですよ。
アル中が多いので、値段を高くしたり、気軽に買えないようにしてある。
ビールも飲むけど、度数が高い蒸留酒を北欧は好む気がします。
スウェーデンのアクアビットは凍らせて(凍らないけど)飲むくらいです。
美味しいけど量は飲めませんね。
でも、体の大きな北欧人は飲める!
国外で買えるんだから、酒税を高くしても意味ないですよね。。。
Commented by tohoiwanya at 2014-02-08 15:07
>国外で買えるんだから、酒税を高くしても意味ないですよね

カプメイさん:
まぁ北欧に限らず欧州だと場所がよければ自家用車でヒョイと外国に行くこともできるわけだから
「酒を買いに外国に行く」っていう発想になるんだろうけど、日本人にはなかなか
感覚的にピンとこない。日本人にとって海外で酒を買うって、せいぜい
空港の免税店で高級酒を買うくらい。私はそれすらやらないし・・。

しかしそう考えると、ビールって重いわりに「アルコール運搬効率」が悪い酒だ。


<< 大雪      ヘルシンキの港に行ってみよう >>