2014年 03月 13日

タージ・マハルというところ その1

さぁいよいよタージ・マハルに行くぞ。今日は本当に行くぞ(笑)。

ムガール帝国の年代記に「その偉容と美しさは天上の七つの楽園をも凌ぐ」と記され、
17世紀フランスの旅行家が「タージ・マハルに比べたらエジプトのピラミッドなんて石を積みあげただけの山」
なんて評した、あのタージ・マハルの実物を自分の目で見る時が来たのだ。

インド出張のスケジュールを組んだとき、先にデリー、土日をはさんでムンバイという順番にしたのも
デリーでの仕事を終え、土曜1日かけてタージ・マハルを観光し、日曜にデリーを後にするという
美しいスケジュールを思い描いていたことが少なからず影響している。

そのデリーで、駐在の人と会食した時に「土曜にタージ・マハルに行くつもりです」と言ったら、
「タージ・マハルは私も見ましたが・・あれは一度実物をご覧になるべきです」と
その美しさを褒め称えていた(出張中に観光するとはケシカランと怒られるかと心配してたんだが)。

写真や動画であればタージ・マハルを見たことない人ってまずいない。イ課長だってたくさん見てる。
しかし、やはり実物にまさるものはないはず。実物の力に期待しようではないか。

アグラ城から移動してきた車はタージ・マハルの駐車場みたいなところに止まった。
ここから先は車では行けない。こんなノリモノに乗り換える必要がある。これ、電動カーなのである。
実はタージ・マハルって、あの美しい白大理石が大気汚染で劣化してることが問題になってて、
ガソリン車は近づけないキマリになってるんだよね。
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しかしさぁ、この電動カーに乗る距離なんて大したことはないんだよ?歩いても行けるくらいの距離だ。
こんな狭い範囲をガソリン車乗り入れ禁止にして、大気汚染防止効果があるとは思えないんだけどなー。
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アグラ城同様、タージ・マハルの入場料や、この電動カーの切符代等については不明である。
シンさんがいたからイ課長は何もしなかったわけで、こういう点、ガイド付きツアーは非常に便利だけど、
イ課長のいつもの旅スタイルとはいささか違うことは否定できない。ちなみに、タージ・マハルの入場料は
インド人と外国人とじゃ入場料に相当の差があるらしくて、当然外国人の方が高い。

電動カーを降りると、そこから先は徒歩になる。
さぁいよいよタージ・マハルの間近に来た・・・はずだけど、よくわからないのである。
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おおっ、門だ。これは写真で見たことがある。タージ・マハルのいわば入口にあたる門のはずだ。
この門はアグラ城なんかと同じ色だから、たぶん赤砂岩で出来てるんだろうな。
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この門のあたりでも専属カメラマンが「ここに立て」だのナンだの、イ課長のデジカメを奪って
あれこれ言う。うるせぇぞ、落ち着いて観光させろテメエ。

タージ・マハルという、あまりに有名な建物の門だから、どうしても観光客は「この先にあるもの」の方に
気が向いちゃうけど、これ、すっごく巨大で立派な門だよ。圧倒されちゃう。
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こういう、内側に凹んだ半球型ドームってイスラム建築によくあるよね。イランのナントカモスクもこういう風に
凹んだドームがあったはずで、こういうところもペルシャ風なのだろうか。

内部もすごい。天井の部分、色が同じで見えづらいけど、赤い天井に赤い浮き彫りの模様が
一面に施されている。うーむ、なんだかゴシック教会の天井みたいではないか。
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しかし、しょせんイ課長も「普通の観光客」だ。
巨大な門に見とれていても、やっぱり「この先にあるもの」の方に気持ちが向いてしまうのは致し方ない。
もうタージ・マハルのすぐそばまで来てるはずなんだし・・・。


              おおおおおおおーーーっ!!

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門の向こうに、ついに見えた白く輝くタージ・マハル。

さぁついにイ課長はこの場所に来た。写真もいっぱい撮った。
次回、この極美の世界遺産をたっぷりとご覧に入れよう。


 
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by tohoiwanya | 2014-03-13 00:37 | 2012.10 インド出張 | Comments(0)


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