2014年 10月 22日

旅先での友達のつくりかた

ハノイのホアンキエム湖周辺、旧市街には観光客向けの土産物屋がたくさんある。
どこの店も小物とかバッグとかのベトナム雑貨、シルク製品なんかを扱ってる。
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ある店の店頭にあった手提げがフと目に付いた。店には若い女性が二人いる。どっちかが店主か?
イ課長が品物を見てると「日本から来たの?あたし日本が好きー」なんて話かけてくる。
どうやらこの話好きな、活発なお嬢さんが店主のようだ。
もう一人のコを「あたしのイトコなの」と紹介してくれる。一種の親族経営ってわけか。
結局彼女の店で手提げを二つ買い、二つ買ったからっていうんでほんの少し値引きしてもらった(笑)。

買物が終った。相手はかわいいお嬢さん二人。となれば次にやることはもう決まってる。
「写真撮ってもいい?」と聞くと、大喜びでポーズをとってくれる。
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この後がすごかった。
「○○ちゃん、このガイジンさんと一緒に撮ってあげるよ!ほらほら!」てな感じで、
イ課長の手からカメラをサッと取って、イ課長とイトコにポーズとれと要求してくる。
ベトナム美人とツーショットでニヤける見苦しいオッサンの顔は半分カット。しかしすごい身長差。
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「ねぇ次はこのヒトとアタシ、一緒に撮って撮って!」と、今度はイトコにカメラを渡す。
あの・・それ・・イ課長のカメラなんですけど(笑)。もう大変なはしゃぎっぷりなんだよ。
こちらも同様に見苦しすぎる物体は極力カット。
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この若き土産物屋店主、ナンさん(仮名)っていう名前らしい。
店のカードもくれた。そこには店の名前と住所とメールアドレスが書かれてる。あ、これは助かる。
あとでここに写真を送るよ、と約束し、ホテルに戻ったらさっそく送った。

翌日の夕方、例の限りなく不健全そうなマッサージ屋に行くとき、再度この店の前を通った。
実はこの時イ課長は全然気づかず、彼女たちの方が気づいて声をかけてきた。そうか、昨日もここ通ったんだ。
「写真送ったよ、見た?」って聞くと、「イエス、見た、サンキュウ!」とまたまた大コキゲン。
現地で撮った写真をすぐモデルさんに送ってあげるとすごく喜んでくれるね。こっちも嬉しくなる。

こうしてナンさんとはすっかり顔見知りになった。そこでハノイを発つ日にもう一度彼女の店に行った。
ハノイの顔見知りに別れの挨拶をしようと思ったわけだ。「私は今日の夕方ハノイを発つ。もしアナタが
日本に来るときは連絡くださいね」とか何とか言っておきたいじゃん。

店であれこれ話をしてたら「あなたFacebookやってる?」と聞かれた。
う?一応やってるよ?・・するとナンさん、サッとノートパソコンを出し、キーボード設定をベトナム語から
アルファベットにサッと変え、パソコンをイ課長にサッと持たせてFacebookの人名検索欄を指さす。

ああ、そういうことか。自分のHNを入力すると検索結果でイ課長のアカウントが小さく表示された。
「イッツミー」って言うと、ナンさん、間髪をいれず友達申請。これでめでたくイ課長とナンさんは
Facebook上でつながったわけだ。なんて手際がいいんだ。
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そうか、いまやFacebookが世界中に普及してるんだから、これを使えるわけか。
日本に戻った後もネット友達としてつながっていられるし、メッセージを送るのも簡単。なーるほど。

そんなこと今頃知ったのか?と言われそうだけど、はい、イ課長は去年の6月に初めて知りました(笑)。
こんな使い方があるなんて考えたこともなかった。ナンさんはイ課長がFacebookでつながった、初めての
「海外の旅先でできた友達」であり、同時にイ課長の蒙を啓いてくれたと言っていい。

日本にあこがれるナンさん、以前に日本人旅行者からもらったっていう日本語の名刺も見せてくれた。
「日本はホテルが高くて・・この人のウチにステイできればいいんだけど・・」なんて言う。
しかし名刺に書かれているのは男性の名前だぞ。オジサンとしてはちょっと心配になって
「このジャパニーズ・ガイは独身ですか?」と聞いてみたら「イエス、この人独身」という。

ってことは、この人は一人暮らしか?それならステイなんてケチなこといわず、イッキにこの人と
国際結婚でもして・・と、ついそう勧誘?したくなる。するとナンさんは冗談めかしてボソッと言った。

いまの彼氏を殺さなきゃ・・

あはははは、これには笑った。すでにベトナム人の彼氏がいるわけね。ま、そりゃそうだよな。
ナンさんと彼氏の写真はその後もFacebookに時々載ってたから、まだ彼氏は殺されてないようだ(笑)。

かくのごとく、ナンさんは「旅先で友達をつくる」ということに関してイ課長をまさに啓蒙してくれた。
すっかり味をしめたイ課長、その後タイやベトナムやカンボジアで機会があるとFacebook友達を増やした。
(何せお互いの英語レベルが近いからね。これはけっこう重要で、欧米だとちょっと難しい)
いまや東南アジアには「旅先でつくった友達」が何人もいる。

海外で友人に再会できると楽しいよね。だから東南アジアまた行こうっと。

 
 

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by tohoiwanya | 2014-10-22 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
Commented by utuyamaisayonara at 2014-10-22 23:03
こんにちわ。ブログ拝見しています。長いこと海外旅行いっていませんが東南アジアは面白く懐かしい気分になります。海外で床屋さん行くの、私もよくやってました。
Commented by tohoiwanya at 2014-10-23 11:01
>海外で床屋さん行くの、私もよくやってました

>utuyamaisayonaraさん:
初めまして。コメントありがとうございます。海外で床屋行くの、楽しいですよね。
髪の長い人とか、女性が言葉の通じない美容院に行くのはリスク高いけど、
私の場合は床屋行く直前の、最も伸びた状態でもかなりの短髪で、
どんな床屋にいっても「どこまで坊主刈りに近づけるか」の程度の問題しかないので、
ほとんどリスクがないんです(笑)。


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