2015年 01月 26日

ぼったくられても楽しいハノイ

ゴーゴーバーやらエアアジアやらが済んだところで、またハノイネタに戻る。
今考えると、最初のサイゴンにいた2泊の間はまだイ課長がベトナムに慣れる期間という部分があった。

しかし田舎町ホイアンに1泊したことでイ課長の“ベトナム化”がイッキに進行して、ハノイに着いた頃には
すっかり「そういうベトナムが好き」という気分になってた。だからベトナムのぼったくり商法もハノイにおいては
ぼったくりに遭うかどうかを、運だめし的な行為と思える程度に緩い気分になっていた。

ハノイはベトナム最後の滞在地だったから、旅先での買い物にはまったく頓着ないイ課長も
多少はベトナム土産を買おうと思って買物したわけだけど、どの店でも必ず何かあるんだよね。
品物を見る、定価を見る、お金払う、それじゃね、みたいにスンナリいくことは決してないのである(笑)。

たとえばハノイ大聖堂の近くのある雑貨店。
ベトナム雑貨って日本の女性に人気あるから、ここでも手提げバッグを買った。
仮にそれが18万ドン、約900円だったとしよう(確かそんな感じの値段だった)。
f0189467_23475072.jpg
 
こんなゼロの多い支払いを、財布にミッチリ詰まった9種類ものお札でしなきゃいけないんだから大変だ。
えー・・ちょっと待ってね、まず10万ドン札を1枚・・あともう1枚・・あれ、もう1枚はないかな?(というより
大量の札の中から特定のお札を探すのが面倒になってきてる)あーもういいや、20万ドン札で払おう。
あれ?さっきここに置いた10万ドンは?

「あなたお金出してないよ」
「え?いまここに10万ドン札一度置いたやん、置かなかった?置いたよ」
「置いてないよ、アナタお金なんて置いてないよ」

定価より高い値段をふっかけてくる可能性というのはこちらもある程度織り込み済みだが、
とりあえず出したお金をクスネるというのは意外な手口。っていうか、いくら何でもそんなことするかい?

「いまここに10万ドン置いたよね?」
「知らない!アナタお金おいてないよ!」日本人のオッサンとベトナムのオバちゃんの水掛け論。
イ課長が「じゃ、いいよ」って言って店を出ようとすると、オバちゃんは泣かんばかりの抗議の姿勢を見せ
店の奥にいたゴッドマザーのごとき、もっとスゴそうなオバちゃんにイ課長のことを言いつける(笑)。

これ、実際のところ今に至るまでどっちが悪いのかわからない。
巨大数の国だし、お札の種類も多い。実際、ベトナムでイ課長は支払いで間違えたことがあった。
イ課長の勘違いという可能性もある。お札を置いたつもりで手に持ってたのかもしれん。それに置いた金を
クスネて知らんぷりって、手口としてさすがに・・って気もするしねぇ。

まぁしょうがない。自分が絶対正しいという自信もないわけだから、お金を払ってバッグを買った。
こうなったら写真くらい撮らせてもらおうじゃねぇか。右がイ課長と水掛け論したオバちゃん、
左が「もっとスゴそうな」オバちゃん。こうして見るとどっちもスゴそうに見えるね(笑)。
f0189467_23475882.jpg
 
ハノイではベトナム土産としてランチョンマットも買った。
スダレみたいなのを巻いたヤツで、それが6本セットになったのがあったんだよ。
これは軽いし、2本セットであげても3人分のおみやげになるし(笑)、いいかもしれん。買うか。

まだ割と若いおかみさんが近づいてきたから聞いた。「ハウマッチ?」
「20万ドン(1000円)」

スダレ風ランチョンマット6枚で1000円。そんなもんかと思うかもしれないけど、ベトナムじゃすげぇ高い。
さぁ価格交渉の始まりだ。さていくらからスタートするか・・・あまり考えずにイ課長はこう言った。

「15万ドン(750円)にしてよ」

イ課長が提示したこの“対抗価格”をアナタはどう思いますか?
これは明らかにイ課長の甘さが出た。最低でも半額、コトによったら3分の1くらいから始めるべきだった。

一瞬の間をおいて「・・・・オーケー!!」と答えた彼女の表情は明らかには嬉しさを押し殺してたね(笑)。
「なーんてユルい金額で値切ってくる客だろ」と思ったのは間違いない。バッカでー、イ課長。

仕方ない。15万ドンで買ったよ。ちくしょー。こうなったら少しでもモトとるために写真とってやる。
うーむ・・び、美人じゃねぇか、くそ(笑)。
f0189467_23475877.jpg
 
ハノイには他にもナンさんや、正直堂店主もいた。風俗マッサージかと見まごうフォンさんの店もあった。
ナゾの麺屋のエンマおばさんCOM食堂のおばちゃん・・・買物や飲食等々でお金を使う機会すべてが
何かネタになるって感じだった。ある人からは正価を請求され、ある人からはぼったくられ、ある人とは
Facebook友達になった(笑)。楽しくてしょうがなかったよ。
f0189467_00020383.jpg
 
ハノイはイ課長にとって本当に好きな街になった。
ハノイについてはけっこう書いたけど、まだ書きたいことがあるから、もうちょっと書くと思うよ。
 
 

[PR]

by tohoiwanya | 2015-01-26 00:02 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(8)
Commented by Bきゅう at 2015-01-27 08:29 x
ひえ〜〜、10万ドンくすねた(かもしれない)店で、なぜ、バック買っちゃったんですか。値切るのはよいけど、くすねたなら犯罪ですよ。

もし、イ課長さんの間違えなら、買わずに出てくれば、はじめから何もなかったわけで問題ないと思うし、本当にくすねていたとしたら、少なくとも10万ドン取っているわけですよね。すいません〜、「好きな街」になりそうもないですう。
Commented by piki at 2015-01-27 08:44 x
さすが、イ課長、人間ができてる。
私だったら、買わないで出ていくばかりか、
その前にすごく、暴れると思います。
払った分は、暴れさせてもらう。

っていうか、高くないですか? それを知っていて、
買ってあげてるのだとおもうけど。

ベトナム、どうしても行く気にならないのは、
こういう話を、よく聞くからなんです。
写真をみると、みなさんかわいいし、
イ課長としては、たのしめたんじゃないでしょうか?
ソイカウボーイより、清純なかんじ(それが、事実かどうかわからないけど)。
Commented by tohoiwanya at 2015-01-27 15:49
>もし、イ課長さんの間違えなら、買わずに出てくれば

Bきゅうさん:
確率としてはイ課長のうっかりミスという可能性が50%。
しかしクスネた可能性も半分あるわけだからおっしゃるように買わずに
出ようとしたけど、泣き叫ぶように抗議するんで・・。
もし「イ課長の間違い」だとすると、相手にすりゃとんだ侮辱なわけで
「侮辱リスク回避」の方を選んでしまいまひた。
Commented by tohoiwanya at 2015-01-27 15:55
>ソイカウボーイより、清純なかんじ

ぴきさん:
それはもう間違いない(笑)。濃い化粧の人なんて見た記憶がない。
ベトナムはぼったくり確率はけっこう高い。バンコクあたりだと
定価制がおおむね浸透してるけど、サイゴンやハノイだとまだけっこう
「言い値」がマカリ通ってますからねぇ。でもなぜかイ課長としては
不思議なくらい楽しめた。なんでだろうなぁ?
Commented by けみみ at 2015-01-28 02:19 x
50%もの確率なら絶対に買わないわ。泣き叫ぼうがカンケーねえよ。
私もむかーしバリに行く前に「ふっかけられるから値切れ」って言われてた。
ひっきりなしに何か買えって来るオッサンたちに三分の一の値段を言ったら絶句して「シンジャウ」だって。いろんな日本語知ってるんだなーとおもろかった。
バブルのニッポンから来た生意気なクソジャリ(私と友達)をオッサンたちが取り囲む光景は今考えるとなんとも胸糞悪いなあ。
Commented by kenwan56 at 2015-01-28 07:53
この青緑なバッグ、可愛いですね。
お金、ちゃんと置いたのかもしれないし、オバチャンがくすねたのかもしれないけれど、いわく付きのお土産が出来て
旅の楽しい思い出でしょうか。

イ課長さん、半分「ボラれてもいい」つもりで出かけて行ってませんか?(笑)

Commented by tohoiwanya at 2015-01-28 13:16
>三分の一の値段を言ったら絶句して「シンジャウ」だって

けみみさん:
96年にアジア出張したときはマニラとかバンコクのタクシーですらメーターじゃなく「交渉制」中心。
通訳さんがいればいいけど、一人だとタクシー乗るのも「まーた値段交渉かよ、うんざり」と思ったもんだ。
でもまぁめちゃくちゃフッカケてくるドライバーは少なかったな。
メータータクシーの大体1.5倍くらい言われたような記憶がある。
タクシーの交渉って、とめて乗ったあと、密室の車内でやるわけだから
夜なんかだとオトコでもちょっとイヤだったな。
Commented by tohoiwanya at 2015-01-28 13:22
>半分「ボラれてもいい」つもりで出かけて行ってませんか?

マダムKenwanさん:
いやさすがにそんなことはない(笑)。
確かに、このバッグ買った時の10万ドン(500円)はけっこう大きいけど
缶ビールとかだとボラれても数十円単位だからある程度寛大になれるってところはあるでしょうけどね。
このバッグはオフクロにあげたと思うけど、使ってる様子はない。
しかもこれ以降は「お土産は食べ物にしてね」って言われるようになったから
どうもオフクロ的には気に入らなかったみたい・・。


<< イ課長ミシュラン・ホテル評価 31      がんばれエアアジア >>