2015年 06月 01日

ホーチミン・プノンペン国境越えバス その2

イ課長は過去、外国への入国手続きって空港でしかやったことがない。
あとは大昔のヨーロッパの鉄道国境越えの時にパスポート・コントロールがあったくらいで、
徒歩によるクロスボーダーはこの時のベトナム・カンボジア国境が初めて。
ニンゲン、どんなにトシとっても「生まれて初めてするコト」の種にはこと欠かんのう。

乗客は全員パスポートを係員に預けちゃったし、バスを降りた後どうすればいいのかわからない。
(係員は預かった全員分パスポートを持ってどこかに行ってしまった(笑))
だからとりあえずバスのそばでタムロしてると、さっそく私設両替オバちゃんたちがやってくる。
ベトナム・ドンをカンボジア・リエルに交換してやるよってことだ。さすが国境。
プノンペンでバスを降りたらすぐカンボジア通貨が必要になるわけだし、この先どこに両替屋が
あるかわからない。イ課長もここで不要になったドンをリエルに交換しておくことにした。
f0189467_17554320.jpg
 
ちなみに、この時愚かなるイ課長は大勘違いを犯し、両替おばちゃんたちを極悪非道のぼったくりと
しばらく思い込んだんだけど、このおばちゃんたち、意外に良心的みたいだよ。ま、その話はいずれ
詳しく書こう。

やがて国境越えバスの乗客たちは建物の中に誘導される。
手続きの順序も内容もわかってないから、はぐれないようにくっついて歩いていく。
 
次にあるのが手荷物検査。乗客たちはご覧のように身軽な手荷物だけ持参してて、大きな荷物は
バスに入れっぱなしでいいから助かる。数日後に乗ったカンボジア・タイ国境越えバスだと荷物を
一度おろして自分でゴロゴロ運ばないといけなかった。
f0189467_17554319.jpg
 
やがて関所の前でストップ。ここがベトナムの出国スタンプ押すところってことらしい。
例の係員が一人ずつパスポートの名前を呼ぶから、呼ばれた人はバスで預けたパスポートを受け取り、
窓口に行って出国スタンプを押してもらう。
f0189467_17554309.jpg
 
ベトナム人が読みなれないベトナム人以外の名前を読むわけだから、発音は極めてあやしい。
日本人でもスズキさんやタナカさんとかならともかく、難しい名前の人はよく耳をこらして聞く必要がある。
しかし置いていかれちゃ大変だからここでは乗客たちも真剣だ(笑)。幸い、イ課長も最後に近いあたりで
非常にヘンな発音で名前を呼んでもらえたから無事パスポートを受け取り、ベトナムを出国できた。

イ課長の記憶に間違いがなければ、この時点ですでにパスポートにはカンボジアの入国ビザが貼られてる。
下がビザの写真ね。
f0189467_00090718.jpg

さて次はカンボジア入国だ。乗客たちは再びバスに乗り、カンボジア入国管理事務所まで移動。
距離としてはごく短いから歩いても行けるけどね。こんどの建物はデザインもぐっとカンボジアっぽい。
f0189467_17555207.jpg
 
またゾロゾロと建物の中に。
ちなみに、この灰色のTシャツを着た欧米人のオジサンがイ課長の隣に座ってた人で、
バスを降りる時も必然的にこのオジサンの次に降りる形になるから、写真によく写ってるね。
f0189467_17555218.jpg
 
ここでまたしばらく待つ。
国境越えバスに乗ってきた乗客は国籍も年齢もバラバラなわけだけど、こういう時はやっぱり
自然に同じ場所に集まって待つ。実はみんなちょっと心細いのである(笑)。
f0189467_17555227.jpg
 
カンボジアの入国イミグレ窓口はこんな感じ。カウンターの向こうが異様に暗い。
スタンプを押してもらって進むと出口近くに別のデスクがあって、検疫か何かのチェックを受けたけど、
チェック自体は形式的なものでまったく問題はなかった。
f0189467_17560365.jpg
 
とにかくこのベトナム・カンボジア国境、全体的に非常にゆる~い感じが漂ってて、国境という緊張感は
あまり感じられない。なぜか行商のオバさんが商売やってるくらいだし。
f0189467_17560390.jpg
 
事務所を抜けると、向こうにさっきまで乗ってたシンツーリストのバスが見える。
みんなビザなしでここまで来たけどカンボジア入国を無事成功させて、何となくホッとした雰囲気が漂う。
f0189467_17560357.jpg
 
最初にバスを降り、乗客全員のベトナム出国→カンボジア入国が済んで再びバスが走り出すまでの間が
大体30~40分くらいじゃなかったかなぁ?そんなに長時間はかからなかった。
f0189467_18000991.jpg
 
ベトナム国内にくらべるとバイクや車の量がぐっと少なくなったような気がするけど、なにせここは
ベトナム国境に近いカンボジアの田舎だからね。これからプノンペンまで、あと3時間くらいバスの旅は
続くのである(この記事も次回にもつづくのである)。

  
[PR]

by tohoiwanya | 2015-06-01 00:05 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(0)


<< ホーチミン・プノンペン国境越え...      ホーチミン・プノンペン国境越え... >>