2015年 06月 15日

ワット・サイという駅

半年ぶりにウォンウィエンヤイ駅からオンボロ・ローカル鉄道で向かった先。
それはワット・サイという駅で、ウォンウィエンヤイから数えて三つめか四つめの駅。近いのだ。
しかし「次はワット・サイ〜」なんて車内アナウンスがあるわけじゃないし(あってもわからないし)
降り間違えないように万全を期しておく必要がある。

そこで検札が来たときに「私はワット・サイで降りたい。何番目の駅?」と聞いてみた。
車掌さんが「ワット・サイなら次の次だ」とか教えてくれることを期待したわけだ。
 
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ところがこの車掌さん英語がわからないようで、タイ語であれこれ言うばかり。
そうなると今度はイ課長がさっぱりわからない。ワット・サイって言ってんだからわかってくれよー。

イ課長が「ワット・サイ」って繰り返したから、このガイジンがワット・サイで降りたいらしいことは
周囲の乗客が先に理解したようだ。「ワット・サイに着いたら教えてやりゃいいんだろ?」みたいな感じで
他の乗客が車掌に何か言ってる。特に下の写真の背の高いオッサンはイ課長のことをジッと見てウンウンと
うなずきながら「大丈夫、オレにまかしとけ、着いたら教えてやるから」って顔する。みんなやさしいなぁ。
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やがて何番目かの停車駅にとまる。ワット・サイかな?
さっきのオッサンを見ると深くうなづいてる。ここに違いない。オッサンに笑顔で挨拶してオンボロ列車を降りた。
 
ポンコツ列車はイ課長を置いてすぐにヨロヨロと発車していく。
バンコク郊外の、誰も知らない小さなローカル駅に取り残されるワタシ・・・不安だけどなんか楽しい。
海外一人旅の面白さの重要な要素って、こういう“先行き不透明感”にこそあるとイ課長は思うのである。
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しかしまぁホントにローカルな田舎駅だ。バンコクからたかだか15分くらいでこんな所あるんだなぁ。
ローカル線っていうより「路面電車の駅」っていう感じの規模だ。12月末だっていうのに周りは
南国の緑が生い茂り、駅は完全に東南アジアの田舎風景の中に溶け込んでて、すげーいい雰囲気。
 
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線路状況の荒廃ぶりもまたなかなかすごい。
駅のまわりには民家もいっぱいあるんだけど、自宅のゴミを全部線路に捨ててやしないか?(笑)
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しかしゴミ以上に改めて驚くのは線路の波打ちっぷりだ。
このウォンウィエンヤイ〜マハーチャイ間のローカル線は半年前にも乗ったし、「波打つ線路」で
あることは知ってた。実際乗るとすごくよく揺れる。

しかし途中の駅でじっくり改めて見るとここまでスゴかったのかよ。たまげたね。
望遠で撮るとこんな感じ。線路っつうより、黒いヒモがのたうってるようにしか見えない。
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反対側を見るとまた驚く。こんなゴキッと飛び出したすごい凸部分があっていいのか?
ホントにここを電車が通るのか?(あとで見たけど、オンボロ列車は平気でこの凸部を通っていく)。
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おそらく、フワランポーン駅から出る主要幹線の線路ならここまでヒドくはないんだと思う。
しかしあのウォンウィエンヤイ駅から一時間に1本なんていうローカル線だとこのアリサマ。
そのうち線路が劣化しすぎて脱線事故くらい起きるかもしれないけど、どうせ大してスピード
出してないし周囲に建物も少ないから、大事故にはなりそうもない(笑)。
 
タイの田舎駅(といってもバンコク近郊だが)をお坊さんが歩く。
いやーーまさにタイ旅情ってやつだ。当初は「降り間違えずにちゃんと降りる」ってことばかりに
気を取られてたけど、のどかなワット・サイ駅、めちゃくちゃイイ感じじゃん。
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イ課長は別にこのオンボロ田舎駅を見るためにここに来たのではない。目的地があるのだ。
しかしこのワット・サイ駅の、のどかでオンボロで田舎じみた感じがあんまりイイんで、
行きと帰りで写真をいっぱい撮ってしまった。ワット・サイ駅をこんなに詳細に紹介したブログは
イ課長ブログだけであろう(笑)。いやータイのおんぼろローカル線、やっぱ最高ですね。

さて、では駅を後にして本来行きたかったところに行くことにしよう。
その詳細は次回なのである。

  
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by tohoiwanya | 2015-06-15 00:01 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(0)


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