2015年 09月 07日

プノンペン散策【宗教的な朝編】

目を覚まし首をひねると、全く見覚えのない窓から朝の柔らかい光が差し込んでいた。
ん?ここはドコ?・・・ああそうか、ここはプノンペンのホテルで、今は朝か・・・。
でもオレ、きのういつ寝たんだっけ・・・?



プノンペンのホテルで目を覚ました時のイ課長はちょうどこんな感じだった。
二日酔いで昨日の記憶がないオッサンみたいだ。まだ朝の7時頃じゃなかったかな。

少なくとも10時間くらいは寝たと思う。よく寝たせいか頭は冴えてるけど、考えてみたら昨日は
昼にプノンペン着いて、トゥール・スレン行って、戻って来てビール飲んで寝ちまったわけだから
昼飯も晩飯も食ってないことになる。従って異常に空腹だった(笑)。

とりあえずホテルの朝食で腹ごしらえして、チェックアウト用に荷造りして・・なんてことしても
ルイが迎えにくるまでにはまだ時間がある。寸暇を惜しんで朝のプノンペン散策でもすっか。

しかしそう遠くには行けん。きのうの散策・夕暮れ編のときに見たお寺に行ってみることにした。
ここ、後で調べたらワット・ウナロムっていうお寺で、プノンペン市内の仏教寺院としては
実は相当格式の高い、立派なお寺らしい。
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お寺の周囲には花飾り?とバナナ屋を売る店がズラリと並んでいる。
んん?昨日の夕方来たときはこの辺は路上床屋がいっぱいあったんじゃなかったっけか?
朝は参拝用の供物を売る店が集まって、途中で床屋と“交代”するのかな。
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花飾りは明らかに参拝に使う供物だと思われる。しかしバナナは??
仏様の前に花が飾られてるというのは見たことあるけど、バナナが山積みされてるなんて
あんまり見たことねぇよなぁ?バナナは普通の食い物として売ってるのか?
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・・いや違うだろ。食べる果物として売るならバナナ以外のものも売るよ普通。
バナナしか売らないというところを見ると、これもやっぱ仏に対する供物なんだよきっと。

まぁいい。バナナ問題はおいといて寺の中に入ってみよう。
入場料とか拝観料といったものは特にないようで、誰でもブラリと入っていいようだ。

お?お坊さんたちの朝食?・・っていう感じじゃないよなぁこれも。大体何も食ってないし。
お坊さんだけじゃなく一般の人らしき人たちも一緒に座ってる。何かの「朝の行事」じゃ
ないかと思うけど、それが何なのかはわからない。
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朝のワット・ウナロム。人が多くて何となく活気がある。
参拝者とか、お坊さんの姿があちこちにあるってせいもあるけど、境内でこんな風に
プノンペン民族楽器交響楽団が演奏してたせいもある。民族音楽の生演奏をバックに
朝のプノンペンのお寺をブラブラ。うーんアジア旅情だぜ。
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さて、お堂の中も見てみよう。
お堂の中の本尊の展示はこんな感じで特にスゴいというほどのものでもない。
ただ、お堂自体が大小いくつもあって、どれが中心的なご本尊なんだかイマイチよくわからない。
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しかしあるお堂に入った時、イ課長は「ウワこらすげぇ!」と思った。
まるでX'masイルミネーションのごとき、目にも鮮やかな電飾ネオンがキラキラ輝いてるんだもん。
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こ、これは・・カンボジア人の趣味なのだろうか?しかしこんなにハデだったのはここだけだ。
カンボジアの仏教美術趣味もタイ同様、傾向としては明らかに「金色系ハデ好み」といえそうだ。

いくつかお堂の中をのぞいてみたけど、中にバナナが山積みされてる様子はまったくない。
とすると、外の店で売ってたバナナはやっぱ供物じゃないのか?結局この「バナナ問題」は
最後までわからずじまいだった(笑)。

まぁいい。せっかく来たんだからイ課長もお賽銭をあげようじゃないの。
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ふーむ、イ課長は500リエル札を入れたけど、他はぜんぶ100リエルだ。
ひょっとして500リエルの賽銭なんて「フンパツ相場」だったのか?。
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ワット・ウナロムの朝は参拝者でワンワンってほどじゃないけど、なかなか活気があって
宗教施設が今日も朝の活動をしてます、っていう感じが伝わってくる。ポル・ポト時代には
完膚なきまで弾圧・・というより、消滅させられてた仏教がいまこうしてカンボジア社会の中で
機能してるのを見ると、今さらとはいえちょっと救われた気分になるイ課長なのでありました。

   
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by tohoiwanya | 2015-09-07 00:10 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(0)


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