2015年 11月 20日
来週の出張は前泊して2泊出張ってことになったし、12月も大阪、神戸に日帰り出張がある。 国内出張の話はおいおい書くとして、2014年東南アジア旅行ネタに戻ろう。 イ課長はこれまで東南アジアの道路交通機関をいろいろ利用してきた。このブログにも過去に タクシーとかトゥクトゥクとかソンテウとかロトゥーとかバスとかに乗った話を書いてる。 しかしバイクタクシーというのは一度も使ったことがない。ベトナムでもタイでもカンボジアでも ごくありふれた、廉価な交通機関なのに使用経験ゼロ。なぜか? これはもう「危なくてオッカナいから」という理由に尽きる。 イ課長は大昔、自分で50cc原付バイク、さらに250cc中型自動二輪に乗っていた経験がある。 自分で乗ってたわけだから、バイクがそう簡単にコロコロ転倒する乗り物でないことは知ってる。 だが自分で乗ってたからこそ「条件が悪ければバイクは転倒する乗り物である」ことも知ってるのだ。 乗ってる人間がむき出しだから、大してスピード出てない「おっとっと、ガチャ!」程度の転倒でも コケればケガをする。特に半袖短パンみたいな肌露出状態で転倒すりゃケガはひどくなる。 バイクマニアが革のツナギを着るのは転倒時のケガを少しでも軽くする安全上の理由が大きいのだ。 ![]() だから東南アジアのバイクは見てるだけでオッカナい。 短パン・ノーヘルで三人乗りなんて見てるだけでオッカナい。東南アジアでは女性が後ろに乗る時 両方の足をそろえてバイクの片側に出す、いわゆる「横座り」で乗る人がすごく多いんだけど、あれなんて 足出してないガワに転倒したら後頭部強打は間違いない。それなのにノーヘルだったりするんだぜ?ひー。 従って東南アジアでバイクタクシーは使わない。というより怖くて使えない。 暑いからこっちはTシャツ短パンにサンダル程度のスタイルだ。万一転倒したら絶対無傷では 済まない。アブナいコワい。それだったら徒歩で行きますよええ。そんな怖がりのイ課長が、 なぜ夜のサイゴン・バイクツアーなんぞに申し込んだのか?(笑) このサイトにあるような、ちょっと変わった現地オプショナルツアーを一度試してみたかったのだ。 サイゴンで、数時間程度の短いツアーで、値段が手ごろで、夜でもOK(つまり昼間は自由)っていう 条件に合うツアーとなると、そんなに選択肢はなかったんだよね。 で、アオザイツアーズというところのツアーに申し込んでみた。 ガイド兼運転手の説明を聞きながら夜のサイゴンをバイクで2.5時間走り回り、地元の人じゃないと 入りづらい屋台スナックも食えるというツアー。値段は30ドル。普通の典型的観光コースとは違って 面白そうじゃん。というわけで、バイクはコワいけど申し込んだのだ。 ここはガイド兼運転手が全員アオザイを着た女性だそうで、女性の運転なら安全かなという期待が あったことも確かだ(ええ、確かにね、アオザイ女性に対する期待もありましたですよ)。 アオザイツアーズのHPにある申込みフォームに記入したら予約確認のメールが届いた。イ課長が泊る ホテルに6時に迎えに来てくれるらしい(30$は当日ガイドさんに支払う)。 ![]() 昼間徒歩観光したあと、夕方いったんホテルに戻ってシャワーで汗を流してひと休み。 指定の6時ちょい前にホテルのロビーでガイドさんがバイクに乗って現れるのを待った。 6時を5分過ぎた。現れない。渋滞で引っかかってんのかな? 6時を10分を過ぎた。まだ現れない。んん?ちょっとヘンじゃないか? アオザイツアーズから来た英語の予約確認メールを印刷して持ってたのが幸いだった。 それをホテルのフロントにいたお姉さんに見せて「まだ来ないんだけど・・」って言ったら わざわざ電話で問い合わせてくれた。親切だなぁ。ずいぶん長い間電話で確認してくれた結果、 以下のことが判明した。 ①イ課長を担当する予定だったガイドさんのバイクが急に故障してダメになった。 ②急遽代役を探して派遣するけど、ツアーのスタートが1時間遅れてしまう。 ははーそういうことですか。向こうが忘れてるわけじゃないとわかればとりあえず安心だ。 いったん部屋に戻り、7時にもう一度ロビーに降りたら今度はちゃんとガイドさんが来てた。 ズエンさん(仮名)というお嬢さんで、彼女は「代役ですぐ行ってくれ」と呼び出し食らって大急ぎで 来たわけだ。1時間遅れたけど、アオザイツアーズとしてはがんばってフォローしてくれたといえる。 (下の写真がズエンさん(仮名)) ![]() というわけで、これからズエンさんのバイクの後ろにまたがって普通の定番観光コースとはひと味違う 夜のサイゴンを体験することになるんだけど、話は当然次回に続くのである。
by tohoiwanya
| 2015-11-20 00:05
| 2014.09 ベト・カン・タイ旅行
|
Comments(4)
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>片手でズエンさんの腰につかまり、片手はバイクの後ろを持つように指示された。
うーん、日本でもそうでしたよ。少なくとも、わしが乗っていたときは。 そんで前の人の腰をニーグリップでしっかり固定。 重い男の人を後ろに乗せると、重心がかなりずれるので、バイクが左右に触れやすく運転しずらいですよね。よくご無事で。
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>そんで前の人の腰をニーグリップでしっかり固定
Bきゅうさん: おお、Bきゅうさんひょっとして元ライダー? リアシートの後ろにつかまり用のバーがあるバイクならいいんだけど、私のはなかったから 誰か乗せる時は両手で胴につかまってもらってた。Bきゅうさんより一時代前のスタイルか? 最近は日本でバイクの二人乗りを見かけることもほとんどなくなったけど、東南アジアスタイルが 日本でも一般化してるのかな?(でも横座りはヤバいと思う)
>空気が悪いのか、風圧で寒いのか?
カプメイさん: 台湾でもベトナムでもマスクは確かに多い。おそらく排気ガスよけに加えて 特に女性の場合は顔のホコリよけみたいな意味もあるんじゃないかなぁ? おそらく走る速度は40km前後程度のはずで、そんなにスピード出さないけど シールドなしのヘルメットだったから風はけっこうビュウビュウ吹き付けます。 でも排気ガスやホコリは乗ってる時は全然感じなかったですけどねぇ。 (プノンペンでトゥクトゥク乗ったときはすごく感じたけど(笑)) |
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