2016年 01月 25日

アンコール・トムを見る【その1】

アンコール・ワットで4、プノン・バケンで1、タ・プロムで3。
それぞれの場所に行った時のことを書き散らかした記事の数である。すでに8記事。

これから始まるアンコール・トムも続きものになるだろうから、1日の遺跡観光ツアーで周った
場所の話だけでフタケタの記事ってことだ。毎度遅い展開ですむまそん。

さて昼メシも済んだから(笑)、いよいよアンコール・トム遺跡。
アンコール・ワットほどじゃないけど、有名だから名前は聞いたことある人が多いと思う。イ課長も
名称は知ってたけど、逆に言えば名称以外に関しちゃヒトかけらも知らなかったと言っていい。

最初は遺跡っつう以上、前に見たタ・プロムみたいに石造りの建物がある場所なんだろうと
思ってたんだけど、車を降りて歩いてみると目につくのは広大な草原と密林ばっかりで、
それらの中に石の構築物がところどころ点在してるような感じに思える。
ほら、あっちには何やらイワクありげな廃墟が見えるじゃん。うーむ、廃墟っていいよなぁ。
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いや待て。向こうにもイワクありげな遺跡が見えるぞ。人も座ってる。あれがアンコール・トム?  
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いやいや待て。こっちには異様な巨大岩山があるぞ。こっちの方がスゴそうだぞ。これがアンコール・トム?
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目の前にあるものは象のテラスというところらしい。象のテラスってガイドブックに載ってたな。
うーん、象のテラスも見たいが、さっきの廃墟も近くで見たい。さっきの巨大岩山はもっと見たい。
こんなダダッ広いところに、こんなにいろいろあるなんて・・・。
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このあたりから愚鈍なイ課長もだんだん気づき始めた。どうやらアンコール・トムってところは前に見た
タ・プロムなんかよりずーっとずーーっと広大で、その中に見どころがいくつも存在してるようだ。

参考までに、アンコール・トムとアンコール・ワットの規模の違いを地図でご覧いただこう。
二つの遺跡は近接してるけど、敷地面積という点じゃアンコール・トムの方が圧倒的に広いのだ。
アンコール・ワットを「寺院の遺跡」とするなら、アンコール・トムは「寺院等々を含む都市の遺跡」と
言っていいんだと思う(下はGoogle mapの拡大図)。
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しかしこの時のイ課長はほとんど予習してないから、ナニがドコにあるのかもさっぱりわからない。
ここはガイドさんが頼りだ。彼はアンコール・トムを見学するにあたって、まず地面に図を書いて
全体の大まかな構造を我々に説明してくれた(下の写真はサカサマ側から見てる)。
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四角いアンコール・トムには東西南北それぞれに出入口と門がある。西大門、北大門、南大門と
名称がついてるんだけど東側だけは門が二つあって「勝利の門」と「死者の門」という名称になってる。
前者が凱旋帰還とかのお祝いゴト用、後者が戦死者搬入とかの忌みゴト用に使われたらしい。
祝儀・不祝儀で通る門が違うあたり、何となく深く納得できてしまう。

まずは目の前の象のテラスを詳細に眺めよう。ここは重要な見どころの一つだ
このテラス、自国の軍隊を王様が閲兵するときなんかに使った場所なんだって。今イ課長たちが
立ってるあたりに、当時のクメール王国の兵士たちがズラッと並んでたわけか。
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手前にびよーんと伸びたのが象の鼻を象徴してるってことなんだろうけど、イ課長としては
少し離れたところにある、横から見た象のレリーフの方にさらに感心した。見事なもんだ。
ところどころ小さな穴が開いてるけど、あれってカンボジア内戦の銃弾の痕なんだろうか?
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ガイドさんは象のテラスから歩いて、さっき書いた巨大な岩山の方に我々を引率する。
ふうむ、これに登るの?なんかスゴそう・・・てな感じで、この時のイ課長はあまりにも無知だった。
だがしかし今はこの巨大岩山が何か、十分知っている。
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この岩山こそ、アンコール・トムの中心にある巨大仏教寺院バイヨンであり、このバイヨンこそが
アンコール・トム観光の白眉に他ならないのだよ諸君。

写真もたっぷり撮ってるから次回の更新でご紹介しようではないか。みっっちりと(笑)。

  
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by tohoiwanya | 2016-01-25 00:20 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
Commented by ふじっこ at 2016-01-25 13:01 x
こんにちはーー。

象のテラス!!

私、この場所にヘンな思い出?があるのです。
今となっては夢だったのかとも思えるんですが。。。
テラスの前の道をガイドさんの引率でゾロゾロ歩いていたとき、足元を見ると、クローバーが生えてる。でも株全部が四つ葉なんですよ。バカな!?と思うんですけど、引率に遅れてはいかんと思って、立ち止まれないんです。で、象のテラスの前の道(当時は人が通って道の様に痕がついた
だけの原っぱ)を歩いている間じゅう、何度も四つ葉のみのクローバー株らしきものを見かけたんですよね。なぜ立ち止まらなかったのか!?やっぱり夢!?とも思うんですが、イ課長さんの記事を読んでいて、モーレツに確かめに行きたくなりました。。。戯れ言書いてスミマセンf(^_^)
Commented by tohoiwanya at 2016-01-26 00:18
>株全部が四つ葉なんですよ。バカな!?と思うんですけど

ふじっこさん:
いやぁ地面のクローバーには気が付かなかったなぁ・・もしそれが本当だとしたら
象のテラス前はたいへんなパワースポットということになる。ホントかなぁ?(笑)
アンコール遺跡群って、たしかガイドなしじゃ見学できないんですよね。だからどうしても
集団ツアーになってみんなに遅れないようについて行かないといけない。

ふじっこさん、この際プライベートツアーを申し込んでガイド付きで、しかも
自分の好きなようにもう一度行ってみるしかないですよ。私だってもしもう一回
行くとしたら、みんなでゾロゾロより見たいところをじっくり見たい気分。
Commented by ぴき at 2016-01-26 21:15 x
こんにちはー

最初の2枚の写真をみて、ああいうところに
行きたいと思いました。
しかしながら、あそこまでたどり着くには、
どんなことがあったんでしょうか。

ぞうさん、世界各国で、神聖な動物として
遺跡にのこされていますが、結局のところ
むかしから、かわいいぞうさんが、みんな好きだっただけだったりして。。

Commented by tohoiwanya at 2016-01-27 10:29
>かわいいぞうさんが、みんな好きだっただけだったりして

ぴきさん:
西南~東南アジアじゃゾウはまさに大スターですな。
おそらくこの遺跡を作った当時(12世紀ころ)のゾウって、戦争の時は
巨大戦車になっただろうし、土木工事なんかだと巨大重機械にもなったはずで、
そういう意味では馬と同じくらいお役立ち動物だったんだと思う。
ラオスじゃ、実際に建築現場でゾウが働いてましたからねぇ(車から見ただけだけど)。
Commented by nassi at 2016-01-28 20:23 x
チョット話題がずれてしまいますが・・・今月の19日から本日28日までビエンチャン→バンビエン→ルアンパバンをバンコク経由で周遊してきました。ルアンパバンではイ課長の佇んだあの「プーシー」から空港方面を遠望し、メコン河も視野に入れ乍ら世界遺産の街を探訪してきましたよ。処が私が訪問した24日から三日間はおっそろしく冷え込んで吐く息は白く、履いている靴を長靴にしたら即札幌雪祭りにも行けそうなそんな服装の旅行者で溢れて居りました。気温は約3度くらい、暖房設備の無い住戸では玄関先で枯れ枝や薪を燃やして暖を取っていました。冷え込むことがあるので要注意・・・との先達の教えが行き届いて、夜店を短パン・Tシャツで冷やかす人は居ませんでしたがね。そんな寒さの中でも裸足の托鉢僧はキッチリと早朝の街を列をなして過ぎていきました。
Commented by tohoiwanya at 2016-01-29 16:16
>気温は約3度くらい、暖房設備の無い住戸では玄関先で枯れ枝や薪を燃やして

nassiさん:
さっ、さんど?!気温3度ですか?マジで?
いやぁ~・・・ほんの半年前にルアンパバーンを汗ダクでうろつき回った私には
信じられないような気温。ラオスの家には暖房設備なんてないだろうなぁ、そりゃ。
ラオスって日本と同じ山の多い国だし、カンボジアなんかよりは北にあるわけだし、
海に面した平野国にくらべると多少は暑さがしのぎやすいのかな、なんて思ってたけど
3度はシャレにならないですよね。
いやぁ~托鉢のお坊さんたち、寒かっただろうなぁ~。明け方だから見学する方も震えながら
見ることになりますよね。とりあえず元気にお戻りのご様子で、よかったです。


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