2016年 01月 27日

アンコール・トムを見る【その2】

アンコール・トムの中心にあるバイヨンは仏教寺院として、須弥山を模して作られたといわれている。
須弥山(しゅみせん)についちゃイ課長もよく知らないけど、要するにここは物理的にアンコール・トムの
中心である同時に、哲学的には世界の中心ということになる(んだろうと思う)。
 
そのバイヨンに足を踏み入れる。須弥山に登るわけだ。中は例によって石を彫ったいろんなレリーフやら
装飾やらであふれてて素晴らしい。見てよこの細部の意匠。柱一本でもこんな感じなんだからスゴい。
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例によってデバターさんたちもたくさんいる。
こちらのデバターさん、冠の装飾も見事だけどちょっと伏し目がちに見える表情も美しい。
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こっちにもいる。このデバターさんも美しいのに、左の乳房が(もしかすると右もか?)欠けてるではないか。
可哀想に。修復できないのかなぁ?
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しかしだね、バイヨンにおいては柱の装飾やデバターはあくまで序奏。
バイヨン観光の主役といえる存在は、アナタがいよいよ岩山の上部に登ったところで対面することになる。
それは何かというと・・・

 

 
  どーーーーーーーん
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     どかーーーーーーーーん
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この巨大顔面。遺跡観光ツアーの案内でも散々見た。
アンコール・ワットと並んで、この巨大顔面はアンコール遺跡につきものなんだなぁと思ってたんだけど、
バイヨンにあるモノだったんだ、コレ。
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何がスゴいって、バイヨンの上部に登ると、そこらじゅうあらゆるデッパリの四方の面にこの巨大顔面が
ドスンと彫られてる。だからどの方向を眺めても必ずこの顔が目る入る。そりゃもう圧倒的迫力&重量感で、
自分はいまトンでもなくスゴい場所を歩いてるんだということを実感する。
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前に書いたようにバイヨンは仏教寺院である。ではこの巨大顔面は何なのか?
実はこれ、観世音菩薩らしいんだよね(違うという説もあるようだが)。
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そこらじゅうにいるから観世音菩薩の大顔面はものすごい数にのぼる。
デバターさんと同様、まったく同じ顔ってのはないそうで、そう言われると確かにちょっとずつ違う。
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ガイド氏が「これは、にほんの、ふうふでやってるまんざいしに にてるそうです」と紹介したこの菩薩。
見てすぐわかった。鳳啓介&京唄子の唄子に似てるんだな。ワシもそう思う(笑)。
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このバイヨン上部で観世音菩薩の巨大顔面に囲まれた時は興奮したねー。
結局、同じようなアングルの写真にしかならないとわかっていても、ソコに巨大菩薩顔面があると、
「うおお、ここにも、うわ、あそこにも」って感じで、つい写真を撮ってしまう。
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いやぁ、例によってロクに予習せずここに来たイ課長だが、バイヨンには興奮かつ感動しちまったぜ。
こんなに重厚かつ圧倒的な造形に出会えるトコだったんだなぁ。下の写真、イ課長と菩薩顔面の距離があるから
こういう比率で見えるけど、顔面の真ん前に立てば当然もっとずっとデカい(菩薩の方が、だぞ)。
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世界の中心・須弥山=バイヨンの通路でイ課長は熱にうかされたように写真を撮り続けた。
そのせいもあってアンコール・ワットでデジカメバッテリー切れという地獄に落ちるわけだ。くそ。
みなさん、アンコール遺跡観光の時はデジカメの予備バッテリーをお忘れなく。

アンコール・トム、次回もう一回続けさせちくり。
何せ素晴らしかったからね、ココは。

 
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by tohoiwanya | 2016-01-27 00:35 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(4)
Commented by Bきゅう at 2016-01-27 19:47 x
頭大きいです。まさかその下に身体部分が埋まっているということはないですよね。
Commented by tohoiwanya at 2016-01-28 16:41
>その下に身体部分が埋まっているということはないですよね

Bきゅうさん:
それは考えなかったけど、少なくともガイドさんはそんな話はしてなかったス(笑)。
でも実は埋まってるのかな?シェムリアップの市民が悪い領主に虐げられると、
ズズズッ・・と音を立ててバイヨンが崩れ、中から手足のある巨人が立ち上がり、
腕で顔を隠すとトタンに顔面は鬼のようなコワい顔になり、悪い領主たちを
踏み潰し、市民を救って・・(←大魔神の見すぎ)

・・っていうことが、ポル・ポト支配の時にあればよかったんですけどねぇ~・・・
Commented by diamant at 2016-01-29 22:35
イ課長さん、こんにちは。雪と残業で死にそうです。

アンコールワットって、テレビで見る限りでは「まじかよ」って冷めた感じですが、がっかり名所に選ばれないから、それなりの実力派あるんでしょうね。
Commented by tohoiwanya at 2016-01-30 01:03
>こんにちは。雪と残業で死にそうです

ほしのさん:
お疲れ様です。まさか22:35まで会社で残業?
アンコール・ワットってめちゃくちゃ有名で、行かなくても誰でも知ってるけど
実際行ってみるとタージ・マハル見た時と同じように「うわーさすが世界の観光地」と
ほとほと感心しましたですよ。ほんと、もう一回行きたいくらい。
遺跡観光中はとにかく暑くて汗ダクだし、そういう意味でも冷めてなんかいられない(笑)。


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