2016年 02月 02日

シェムリアップで食ったものたち

遺跡観光一日目の記事をぜんぶ書き終わったから、メシの話にしよう。
プノンペンじゃ昼間は観光&夕方からは爆睡で昼メシ+晩メシ抜きだったから、カンボジアの
メシの話をしようとすると、いきなりシェムリアップから、ということになってしまうのである。

多くの方がそうだろうと思うけど、「カンボジア料理」と言われても思い浮かぶものって、ない。
インドのカレーとか、タイのトムヤムクンみたいに、とりあえず「それだけは知ってるよ」っていう
そういう食い物すらない。少なくともイ課長は何も知らなかった。

だもんで、最初にパブストリートで食った昼メシは無難にアジア共通メニューのチャーハン。
出来上がりはやけに遅かったけど味は普通に美味しかった。
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しかし何せチャーハンだからねぇ。
アジアのどの国で食ってもまずハズレることはない鉄板の安全メニュー。従って、この時点ではまだ
カンボジアめしに対する特段の感想はなかった。

その翌日、こんどはパブ・ストリートで晩飯を食った。
パブ・ストリートはどの路地も外人向けのこぎれいなレストランがワンサとあるから、
店選びにはコト欠かないのである。

この時はちょっと“冒険”してみようと思って、「牛肉とパイナップルの炒め」というのを食ってみた。
これがカンボジア料理なのかどうかは知らないけど、とりあえずそれまでの人生で食ったことがない
モノであることは確かだ。出てきたのはこんな感じのモノ。
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これがねぇ、ギョッとするほど美味しかったんだよ。
しかもカンボジアではこういう一品料理を注文すると、黙っててもごはんがオマケにつくみたいなんだよね。
スペインのバルでタパス(小皿つまみ)とビールを頼むと、自動的にパンがついてくるような感じ。
オカズ一品とオマケのごはん、それにジョッキビール2杯飲めば腹も満足だし、全部合わせて4.5ドルという
値段もお安い。ビールが新品かどうか若干の不安はあるが(笑)。

「牛肉とパイナップルの炒め」がやけに美味かったから、翌日の夜も晩飯はパブ・ストリート。
昨日とは別の店に入った(メシ屋がたくさんありすぎて、昨日の店がドコだったかわからない)。
迷った末のオーダーは「クメール・カレー」。どうせまたごはんがオマケにつくはずだろうから
メシとカレーという美しい夕食を狙ったわけだ。
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これがまたやけに美味しい。煮込み料理とゴハンってアジアじゃ最強コンビだよなぁ。当然ライス代は
無料。ジョッキビール2杯とあわせて全部で4ドル。美味くて安い。なんて素晴らしい。
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シェムリアップ到着当日の晩メシは外人だらけのパブ・ストリートではなく、道路に面した食堂で食った。
木造テーブルに安っぽいビニール製テーブルクロスがかかってるような、なんとも素朴な店で、
もちろんガイジン観光客なんて一人も来てない。地元の人たち向けの店なんだろうな。

外国人旅行者でにぎわうパブ・ストリートのこぎれいなレストランもいいけど、こういう
ひなびた食堂に漂う地元の人たちの生活感みたいなのがまたイイ感じなんだよね~。
誰も話し相手がいない一人旅ならではの、静かな旅情を感じるひととき。

あっちじゃ子供たちが何か食ってる。この食堂を経営するご夫婦の子供だろうか。かわいいね。
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向かいの店(靴屋かな?)じゃ店じまいのしたくだ。
若者が楽しそうに話をしながら店の前を片付け、シャッターを閉じる準備。
こういうのどかな生活感あふれる情景はパブ・ストリートじゃ見られないものだ。
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この食堂で食ったのはシーフードやきそばみたいなもんだった。
やきそば2$、ビールの大瓶が2$で計4ドル。値段的にはパブ・ストリートのしゃれた店と
変わらないけど、ビールが間違いなく新品だという保証料込みと考えるべきかも(笑)。
ちなみに、やきそばは日本人が考えるやきそばよりちょっとチャンポンに近い。汁たっぷり。
もちろん美味しかったのである。
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おそらく「カンボジア料理ならでは」という点じゃオプショナルツアーのランチに出てきたものの方が
それを意識して作られてたはずで、牛肉パイナップルとかやきそばとか、クメール・カレーなんかは
どちらかというと「汎東南アジア的」といえるメニューなんだろうと思う。

でもとにかく何食っても美味くて、しかも安くて、十分満足したわけだから、イ課長としては自信を持って
「カンボジアは食い物がうまかった国」と言いたいのである。

 
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by tohoiwanya | 2016-02-02 00:20 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(6)
Commented by Bきゅう at 2016-02-03 21:15 x
カンボジア料理、Bきゅう的には、ベトナム料理と境界線がないですう。イ課長さんのカンボジア料理は、50%がビールな気がしますう。
Commented by ふじっこ at 2016-02-03 22:44 x
こんばんはー

やっぱりアジア飯最強ですよね\(^-^)/
クメールカレーって食べたこと無いですが、どんなカレーですか?

ご飯が乗っているお皿が、我が家の茶碗(ベトナムのバッチャン焼)と同じ柄で親近感湧きます❗やっぱり近いからですかね~(*^_^*)
Commented by tohoiwanya at 2016-02-04 00:54
>Bきゅう的には、ベトナム料理と境界線がないですう

Bきゅうさん:
イ課長的には東南アジアの全部の国との境界線がよくわかんなかったス(笑)。
ただ、味の感じとしてはトムヤムクンみたいな「すっぱさ」がなくて、激辛でもなくて、
「慣れると美味しい」っていうんじゃなく、「最初っからおいしい」って感じだったス。
ビールはたぶんイ課長にとっちゃ世界どこにいっても50%程度のシェアかも(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2016-02-04 01:02
>クメールカレーって食べたこと無いですが、どんなカレーですか?

ふじっこさん:
あのカレーもぜんぜん激辛じゃなかったですねぇ。シチューみたいな感じ。
味のベースは何だったんだろうなぁ?まさかトマトってことはないと思うけど、
ナンプラーやヌクマムみたいな魚醤っぽい味が効いてるわけでもなく、
一番近いものとしては、西洋料理のブラウンシチューだったかも(笑)。

あのお皿と土鍋いいですよね。あの土鍋で鍋焼きうどんも作れそう。
Commented by カプメイ at 2016-02-07 00:07 x
食べ物ネタなのに出遅れました。(^-^;
カンボジア料理って、地理と同じでタイとベトナムの間って印象です。
代々木で食べたカンボジア料理は個性としては弱かったですが、本場のはやっぱりずっと美味しいんでしょうねぇ。
Commented by tohoiwanya at 2016-02-07 01:23
>代々木で食べたカンボジア料理は個性としては弱かったですが

カプメイさん:
いやー私も牛肉とパイナップル炒めとか、クメールカレーのどのあたりが
「カンボジア料理的な個性」なのかと言われるとよくわからないんだけど(笑)、
とにかく食ってみた時の「うわぁこりゃ美味い」という印象は強かった。
まぁパブ・ストリートのレストランで供する食い物は味付けも欧米人観光客用に
アレンジされてる可能性はあるけど、でもとにかく美味しかったですよ、ええ。


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