2016年 02月 04日

サイゴンで二番目にしたこと

久しぶりにサイゴンネタ。

前にも書いたようにサイゴン到着は夜で、到着当日はちょっと散歩して缶ビールを買った程度で終わった。
翌朝、ホテルで朝メシを食ってまず第一にしたことは翌日のプノンペンまでの国境越えバスの予約確認
最も重要なことだ。

だがその最重要事項も済んだ。さて二番目にすべきことは何か?
そりゃもうアータ、「床屋に行って髪をウンと短くする」ことに決まってるのである(笑)。

隠れなき海外床屋フェチのイ課長、海外に行く時は日程に合わせて散髪計画もちゃんと調整する。
要するに「旅行前には床屋行かず、伸ばした状態で行く」ようにするわけ。

しかしこの「伸ばした状態」というのは東南アジアではことのほか鬱陶しい。
近年、イ課長は日本でもどんどん短髪のドアイを強めてて、ちょっと伸びるとすぐ切りたくなるんだけど、
暑い東南アジアじゃなおさらだ。ああもう一秒でも早くザクッと短くしてサッパリしてぇ。

床屋探しを兼ねてデタム通りからファングーラオ通りをぶらぶら歩く。ところがこの大通りは、
片側は公園になってることもあって、沿道に床屋がないんだよ。世界の大体の国でそうなんだけど、
床屋っていざ髪切ろうとすると見つからないのに、髪を刈ったあとだと簡単に見かけるんだよねぇ。

結局、おなじみのベンタイン市場前のロータリーまで来てしまった。
よし、こうなったら市場の中を探してみようではないか。これだけ大きな市場の中なら、市場で働く
人たちのための床屋が一軒や二軒あってもおかしくない。

ところが、ない。うーむ・・「髪切りたい時に発見できない海外床屋の法則」は依然として強固だ。
しゃぁねぇ。誰かに聞くしかない。そこで、そこらにいたオバちゃんに「この辺に床屋はありますか?」と
英語で聞いた。もちろん指でチョキを作って頭上でチョキチョキするジェスチャー付きでね。

オバちゃん、市場の外を指さして「あっちにあるわよ」みたいなことを言う。
ははぁ、市場の中には床屋はないんだ。さっそく外に出て反対側の道路を探して歩いたら
オバちゃんの言った通り床屋発見。オバちゃんは正しかった。オバちゃん尊ぶべし。
f0189467_10533058.jpg
 
この店、ベトナム的にはちょっとシャレてハイセンスな、高級ヘアサロンって感じなんじゃないかと思う。
しかしイ課長を担当したのは色黒の、一見するとあまりハイセンスでもなさそうおっちゃん(笑)。
暑いし、イ課長としては坊主刈りになってもいいからバリカンでガリガリ短くしてほしいところだ。
「ベリーショートプリーズ、マシン、うぃ~~~ん オーケー!」(マシンって電気バリカンのことね)

イ課長の要望を聞いたからか、このおっちゃん、さっそく電気バリカンでイ課長の頭を刈り始めた。
ところが何と、おっちゃんはこの後最後までハサミを一切使わず細かい箇所もクシとバリカンだけで
上手に刈っていく。ほぉ~なかなかのテクニシャンじゃないの、おっちゃん。
f0189467_10531814.jpg
 
刈られながら、時々鏡に映る自分と店内の様子を写真に撮った。
上の写真右下に写ってるナヨッとしたお兄ちゃんも理容師なのかなぁ?この兄ちゃんに刈られるのは
気分的にちょっと避けたい(笑)。後ろじゃ女性が女性の頭をイジッてるから、やっぱ床屋というより
男女どっちでもOKの店なんだな。
f0189467_10531767.jpg
 
30分くらいクシとバリカンでガリガリやり、最後に「この辺もうちょっと短くして」という注文もつけて、はい終わり。
首に巻いてた布をはずし、おっちゃんとお姉ちゃんがちょうどいい具合に左右に立ったところで記念写真(笑)。
ちなみに、ヒゲそりはなしで(洗髪はあったような気がする)料金は15万ドン(約750円かな)。日本的に考えると
ちっとも高くないけど、サイゴンの一般的理髪代に比べれば高いんだと思うよ。
f0189467_10531829.jpg
 
いやーサッパリした。イ課長の希望にかなり近い、大胆な短さでたいへん気分がよろしい。
冬の欧州なんかだと床屋に行っても「短くし過ぎると寒いからなぁ・・」っていう、ある種の遠慮が出るけど
暑い東南アジアなら多少短く切られ過ぎても涼しいから問題ない。どうせ日本に帰る一週間後には
2mmくらいは伸びるわけだし。

こうしてイ課長は①国境越えバスの予約確認 ②散髪という、最初にすべき二大ミッションを済ませた。
これでようやく気楽なサイゴン観光に移行できるわけなのである。

 
[PR]

by tohoiwanya | 2016-02-04 00:21 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
Commented by カプメイ at 2016-02-07 00:10 x
最早このイベントは「待ってました!!」と言うより他はありません。
意思伝達用語も流石です。
Commented by tohoiwanya at 2016-02-07 02:43
>最早このイベントは「待ってました!!」と言うより他はありません

カプメイさん:
外国に行って、まず髪切ることを考えるってのは我ながらどうかと思うんですけど
まぁこれはもうイ課長が背負った業であると思ってください(笑)。
確かに言葉が通じない床屋で「うんと短く」っていう希望を伝えるのは
だいぶ慣れてきましたね。この調子でいつかアジアの路上床屋も征服したいもんです。



<< サイゴン・コロニアル建築散歩【...      シェムリアップで食ったものたち >>