2016年 03月 02日

トンレサップ湖というところ【その1】

さて、それではカンボジア観光の話に戻そう。
アンコール・ワットだのアンコール・トムだの、ずいぶん読んだ気がするだろうけど、あれは
まだ観光の一日目(笑)。イ課長は二日目もあるツアーに申し込んだんだけど、その話をする前に
まずトンレサップ湖の説明をしておく必要がある。

カンボジアの地図を見るとトンレサップ湖という大きな湖がある。
アンコール遺跡観光の拠点・シェムリアップの町はこのトンレサップ湖から近いのだ。
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このトンレサップ湖。カンボジアに行く前のイ課長はその存在すら知らなかった。
しかしちょっと調べてみたら、だんだん「ここ、行ってみたいな」という気になってきた。
トンレサップ湖って、日本人が普通に考える湖とはだーーいぶ違って、面白そうなんだよねぇ。
どう面白そうかっていうと・・

①カンボジア最大の湖であるだけじゃなく、東南アジアで最大の淡水湖である。
②乾季はけっこうショボくなるんだけど、雨季になると湖の面積はイッキに6倍以上拡大する。
 当然、シェムリアップの町と湖までの距離も雨季と乾季じゃ全然違う。上のGoogle Mapの地図は
 一体どの時期の湖岸なんだろうか?(雨季だと町と湖はもっと近いと思う)
③面積増減の理由は単に雨がたくさん降るからだけじゃなくて、雨季の時はメコン川の水が
 プノンペンにあるトンレサップ川との合流地点を通って逆流して流れ込むから。要するに
 トンレサップ湖って一種の遊水池の機能を果たしてるわけだ。
④巨大な湖だけに、一説には約100万人にのぼる水上生活者がいて、水上の住宅があり、 
 水上の店舗があり、水上の学校、水上の教会・・・実質的に「水上の町」がある。そらすげぇ。
⑤そして、イ課長がシェムリアップを訪問するのは9月、雨期まっさかりである。


ほらー、行きたくなるでしょう?(笑)
遺跡も見たいが、雨季で巨大化したトンレサップ湖や水上生活もぜひ見たいぞ。
そこで、トンレサップ湖を見られるオプショナルツアーがないか探し、イ課長が選んだのは
こういうツアーだった。

午前中はムードたっぷりの廃墟、ベンメリア遺跡を観光。
            ↓
シェムリアップに戻ってきて昼食。
            ↓
午後はトンレサップ湖を舟で遊覧し、水上生活の一端を見学。

午前中のベンメリア遺跡っていうのはかなり遠くにあって、例の遺跡共通入場券の対象外。
これも非常に好都合で、中二日しか観光できないのにムダな三日通し券を買わなくて済む。

というわけで、シェムリアップでの観光二日目。また見学した順番とは逆に、まず
トンレサップ湖から書き始めよう。雨季でバカ拡大した巨大淡水湖、全てが舟の上にある水上生活、
どんな感じなのであろうか?

昼食後に車でトンレサップ湖に向かう。湖が広がった分、湖岸はグッと街に接近したことになる。
実際、プノンペンからシェムリアップに飛行機で移動した時、もう高度もだいぶ下がって着陸態勢に
なったのに、窓の下はまだ湖しか見えなくて驚いたもんだ。雨季は街と湖が近いのだ。

車が湖が近づくと車窓風景がだんだんヤバくなってくる。
だって、湖が氾濫して道路沿いにある家の庭先までチャプチャプと水が来てるんだもん。
車からだからうまく写真が撮れてなくて申し訳ないけど、このへんの家は庭がもう池になってる。
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このあたりの家にとっちゃ、「ウチの前が池になる」なんて、きっと毎年恒例のことなんだろう
でも日本人が見るとやっぱ「うわ、湖あふれて床下浸水じゃん」と思っちゃう。
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ほどなく着いた船乗り場。
ここから船でトンレサップ湖の水上生活エリアまで行くわけだ。乾季になればこのあたりは
一面の草原になってるんだろうな。いやーしかし空が広いのう。
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そしていよいよ船・・いや、舟に乗り込む。一応エンジン付きだけどごく小さな舟だったよ。
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うわーーー。何だこりゃあ。船乗り場が水没してるではないか(笑)。
これも雨季の水位上昇のせいかい?しかしこの船乗り場が「乾季用」だとすれば、もっと
湖の中心に近い場所にあるはずなんだが・・。何のためにコレがあるのかよくわからぬ。
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こうしてイ課長を含むツアー参加者数名を乗せて舟はトンレサップ湖の広い湖面に向けて
動き出したわけだが、例によって長くなったから続きは次回だ。はははは。

 
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by tohoiwanya | 2016-03-02 00:06 | 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 | Comments(0)


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