2016年 11月 14日

名古屋観光で行ったところ

もう半月以上前の話だから、名古屋の話を済ませないとイカンな。
滋賀出張で名古屋に宿泊することにしたイ課長が翌日観光した場所。それはどこか?

これについては行く前にかなーーーりいろいろ考えた。
大須演芸場で寄席・・と思って調べると貸切で何かやってるみたいだが内容不明。
トヨタ産業技術記念館、リニア鉄道館なんて産業系ミュージアムも候補になった。
あるいはちょっと遠いが「さつきのメイの家」なんてのもあって、それも一応考えた。
で、結局これら多数の候補の中からイ課長が行ったのは・・



     どぉーーん・・
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あらまー名古屋城ですか。またずいぶんと当たり前のところに・・。
それにしても何という天気の良さ、何という空の色。

名古屋城については以前にこんな記事を書いてけっこうけなした。若い頃、コンクリート造りの
名古屋城を見てあれほどガッカリしたのに、なぜまた今回改めて・・?

理由は二つある。
一つは今ある名古屋城の「本格木造立て替え計画」があるということを知ったからだ。
このコンクリート製天守閣も、もう築50年以上経って耐震性に問題があるらしい。
それならこの際、本格的な木造・漆喰作りで建て直そうというプランがあるそうで、
現在の市長さんが積極推進派らしい。
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当然巨額の費用がかかる。建て替え派と耐震補強派とで名古屋市議会はモメる。
ただ、耐震補強しても延命可能なのは40年くらいっていう説もあって、文化庁なんかも
「建て替えるなら本物に近いものを」という方針を示したとされる。

木造建て替え派の市長は「耐震性が低いのは危険だ、入場制限しよう」と言い出す。
現在でも名古屋の観光スポットである城の入場規制は地元にとっちゃダメージ大きい。
これはまぁ建て替え推進派の市長による揺さぶりってヤツだな。一方で巨額の費用負担は
どうするんだ、木造本格復元だとバリアフリーにならないじゃんと反対も根強く、
名古屋では大きな政治問題化してるらしい。
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ここで名古屋市民じゃないイ課長が勝手な意見を書くことを許していただきたい。
個人的にはやっぱり木造復元してほしいと思う。焼失前の名古屋城はモノクロ写真で見ても
素晴らしい。それだけに今のコンクリート製のお城に失望するのはいかんともし難い。

確かに、昭和30年代に「二度と燃えないようにコンクリートで」という願いを込めて
作った城を現在の感覚でアレコレ言うのはフェアではない。それは認める。しかし
劣化したコンクリートを耐震補強して数十年延命するくらいだったら、本格木造で
オリジナルに近い復元を期待したいんだよ。
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昭和30年代はそうでもなかったかもしれないけど、今や「歴史的建造物を建てなおすなら
オリジナルに近いものに」っていうのはコンセンサスだと思うんだよね。同じように戦争で焼け、
オリジナルそっくりに復元した今のローテンブルクの街は、まさに元通りに作ったそのこと自体に
意味がある。もし鉄筋コンクリートで外観だけ元通り作り直しても・・・ねぇ?

まぁ木造復元か、耐震補強かはまだわからないけど、見慣れた名古屋城が近い将来何らかの
大規模な工事でしばらく見られなくなるのは避けられないようだ。それなら、まぁもう一度
見ておくかと思ったわけ。これが名古屋城に行った理由の第一。
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第二の理由は、最近になって復元された本丸御殿というのに興味があったからだ。
こっちはもちろん本格木造による復元。150億円の巨費を投じた一大プロジェクト。
まだ復元工事は途中らしいけど、完成した部分は見学できるようだ。写真を見ると
出来立てだからどこもピカピカ。
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コンクリ延命か木造建て替えかで揺れる天守閣。その足下じゃ本格木造による金ピカ復元。
今の名古屋城は歴史的建造物の保存・復元のあり方を考える上で面白いモデルではないか。
というわけで、これが行きたくなった理由の第二。

20代の頃に見て以来の、たぶん30年ぶりくらいに行った名古屋城。
しかし長くなったから、その詳細は次回に(お・・ヲイ、今日は予告だけかよ!!)


 

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by tohoiwanya | 2016-11-14 00:18 | 国内出張・旅行 | Comments(0)


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