2017年 10月 02日

ミャンマーカレー、その名はヒン

ヤンゴンが面白かったという話は尽きないが、本日はちょっと気分転換に食い物の話。
ミャンマーの食い物についてまだあんまり書いてなかったからね。

ミャンマー旅行中、一番たくさん食ったのがミャンマーカレー「ヒン」だ。
麵食いヤロウのイ課長には珍しくごはんメシの方が多かった。

このヒン、ミャンマーカレーと説明されることが多い。でも日本のカレーとは全然違う。
ココナツミルクをベースにしたお隣のタイカレーとも全然違う。強いて言えばインドの
カレーに・・いややっぱ全然違うな。近隣国でこれに近いカレーってないんじゃないか?
辛い液状のオカズだから便宜上「カレー」とはいうものの。
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とにかくミャンマーじゃものすごくありふれた液状オカズ。
ミャンマー語では「おかず」という意味でも「ヒン」って言葉が使われるくらいだから、
「ヒンとごはん」っていうのはミャンマーにおけるメシの典型と言ってもいいんだろう。

ヒンの最大の特徴はその油の多さにある。っつうか、実質的に「具と油」だけのカレーと
言っていい。タマネギやニンニクを炒め、具を入れ、大量の油を入れ、野菜から出た
水と油だけで煮込み、さらに水分が飛ぶまで煮込むから結果として油しか残らない。
こういうの「油戻し煮」というらしい。

ミャンマー行ったらこのヒンと、宇宙怪獣モヒンガーはぜひ食ってみたかった。
「あの油っこいミャンマーカレーはどうも口に合わなくて・・」っていう人もいるし、
「ミャンマーのカレー食べると男の人は大体お腹こわしますよね」という話も聞いた。
しかしイ課長には「油だけのカレー上等、オレは大丈夫」という秘めたる自信があったのだ。

最初にヒンを食ったのはヤンゴンの二日目。こんな風にいろんな具が入った赤い液体を
並べた屋台を発見したから、念のため「ヒン?」と聞いたらうなづく。よし食おう。
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店のおばさんが具の内容を教えてくれる。「チキン」「ポーク」「スパイシーポーク」・・
うーむ・・どれも同じに見えるが(笑)、ここはひとつ「スパイシーポーク」でいってみるか。

テーブルにつくと、すぐにたっぷりのインディカ米とカレーが供される。
おおうまそうではないか。この時は腹減ってたから写真を撮るとむさぼるように食い始めた。
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ガツガツ食ってるとスープもついてきた。ふむふむ。黙っててもスープ付きなわけね。
ヒンの味は「スパイシー」っていうくらいだから確かに辛いけど、激辛というほどじゃない。
ミャンマーカレーは元々辛さに関しては比較的マイルドとされるけど、確かにそういう感じ。
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確かにカレーは油っこい。というか汁は事実上ぜんぶ油。好みは分かれるかもしれない。
でもイ課長はさっきも言ったように「秘めたる自信」があった。なぜなら、これって要するに
「ラー油」に極めて近いからなんだよね。イ課長は日本でもラーメン類にラー油をドバドバ入れる
ラー油野郎だから「実質ラー油カレー」と言ってもいいヒンならウェルカムっすよ。
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フと横を見るとこのヒン屋台の食材が並んでる。
この巨大なペットボトルの油を注ぎ、じっくり煮込むとこういうラー油カレーになるわけやな。
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いやーごちそうさまでした、美味しゅうございました。豚肉は明らかに高級部位を使ってなくて、
小さな骨も多かったが(笑)、1,200チャット(100円ちょい)なら文句ないよ。

人によっては苦手な人もいるかもしれないけど、イ課長にとっちゃ「これならミャンマー滞在中
何杯食ってもいいな」と思えたヒン。実際、バガンやマンダレーでも何度も食うことになるわけだが
ラー油好きの方なら絶対口に合うと思う。ラー油マニアは今すぐミャンマー行き航空券を予約だ。

 

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by tohoiwanya | 2017-10-02 00:09 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)


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