2018年 02月 21日

愚かなるイ課長の(軽度の)ドジ

知識と経験は人生の財産であり、ヒトが行動する時の重要な判断指標になる。もちろん
旅行でもそうだ。初めてで右も左もわからない状態と、「ここは来たことがある」という
経験と知識を有した状態とでは、ミスを犯す確率は雲泥の差がある・・・はずだ。

だがしかし、時として知識と経験がヒトを間違った判断に導くこともある。
本日はそういう教訓を含んだ、極めて教育的な話をしたい(笑)。ミャンマーではなく
バンコクでの話。

昔、バンコク観光の鉄板三大スポットとして以下の3つを挙げたことがある。

 ①ワット・プラケオと王宮
 ②ワット・ポー
 ③ワット・アルン

②は2013年、①は2015年に征服した。で、未踏の③を今回見に行こうと思ったわけ。
4年がかりの3カ所制覇。市内観光ツアーなら半日で3つ回れるのに(笑)。

①②③はわりと固まって立地してて、チャオプラヤ川を船で行き、Tar Tienっていう
停泊所で降りるのが近い。それは知ってた。何せ①②は行ったことあるんだから。
イ課長には知識と経験があるの。わかってんの。

ただし、Tar Tien停泊所は川の東岸なので、①②は船を降りたらそのまま歩いて行けるけど、
川の西側にある③だけは別の渡し船に乗り換える必要がある。その辺も重々承知してた。
知識と経験があるんだってば。
f0189467_17264564.jpg
 
ところが当日、船に乗ると意外なことに船はいきなりワット・アルン側の西岸に停まった。
ありゃ?ワット・アルンを見る観光客が多いんで、コッチ側にも臨時停車・・いや停船か?
いずれにしても、1回渡し船に乗る手間が省けるのはありがたい。

で、ワット・アルンをたっぷり見学して(それについてはいずれ書く)、さて帰路。
帰りは本来の停泊所がある向こう岸まで、渡し船に乗った。船賃は3.5バーツ。
約12円くらいか。5分もありゃ着く。ただし乗るまでにはけっこう並んだ。
f0189467_17264522.jpg
 
で、向こう岸。再びチャオプラヤ・エクスプレスで川を下って・・と、ここで初めて
イ課長は「あれ?」と思った。船を待つ乗客が一人もいないんだよ。いつもは観光客で
混み合ってるはずの停船所がない。おかしーな?最低限の知能を有する人ならここで
気が付いただろう。だが愚かすぎるイ課長は「ひょっとすると・・?」と疑ってみる
ことさえしなかった。「停船所は東岸」という知識と経験に支配されてたのだ。
f0189467_17265374.jpg
 
奥の土産物屋のオバさんに「サパーン・タクシンに行く船は?」と聞いてみた。
すると「そっち、そっち」と川の方を指してジェスチャーで教えてくれる。そうだよねぇ?
この川っぺりに停船所があるんだよねぇ?しかし何度探しても見つからない。依然として
ひょっとすると・・?」とは考えてもみないオオバカモノ。

すると、ある英語の看板が目にとまった。コトここに至ってはじめてイ課長は気付いた。
えええ?そ、そういうことだったの???!!
f0189467_17265339.jpg
 
Tar Tien停泊所、閉まってんの?!チャオプラヤ・エクスプレスはワット・アルン側から
乗らなきゃイカンのかよ。道理で・・・往路の船が向こう側に停まった理由がやっとわかった。
あれは「臨時停船」だと決めてかかってたが、そうじゃなかったんだ。うわーイ課長バッカでー。
乗らなくていい渡し船に乗って、来なくていいコッチ岸にわざわざ移動してきたなんて・・。

しょうがない。再び渡し船に乗り、西岸に戻る。往復の渡し船代は完全なムダ。
ま、そりゃ往復で7バーツ(25円くらい)ではあるけどさぁ・・。
f0189467_17312419.jpg
 
船の上でイ課長は考えたよ。さっきの土産物屋のオバさんのジェスチャーのことを、だ。
あれは「そっち、そっち」じゃなく、「向こう岸、向こう岸」って教えてくれてたんだな。
だが「停船所は東側」と思い込んでるイ課長にはそのジェスチャーも読み取れなかった。

ニンゲン、多少は知識と経験を疑ってかかる姿勢、「以前と同じとは限らないぞ」という
柔軟な視点を忘れてはイカンという教訓ですな。知識と経験だけに頼って行動してると、
時にはこういう落とし穴に落ちる。

チャオプラヤ・エクスプレスの Tar Tien 停船所。ガイドブック等の地図ではおそらく
川の東側に停船所が描かれてるんじゃないかと思う。しかし昨年8月時点では停船所は
従来とは反対側の西岸に移動です。現在もまだその状態が続いてる可能性は十分あります。
これからバンコクに行く方はご注意いただきたい。
f0189467_17265304.jpg
 
「ワット・アルン行くには東岸で降りて渡し船だろ?そのくらい知ってら~い♪」という
知識と経験の奴隷となったイ課長は、大変キマリの悪い思いで、さっき降りたばかりの
渡し船に再び乗らなければならなかったのである。てやんでぃ。大ぇしたことじゃねぇ!
こんな小っちぇドジが怖くて一人旅が出来るかってんでぃ!・・・と自分を慰めながら。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-02-21 00:01 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2018-02-21 20:59 x
これはあるあるです。わしも、日暮里駅の京成が地上ホームから、高架ホームに変わる工事をしていたとき、そんなこと知らないから、自宅から日暮里駅に着いて、たたたーって、エスカレータで一階ホームへ下ったら、誰もいなかった。あとから考えると、エレベータ近くにいた係員さんが、ユビを上に指していた。
Commented by tohoiwanya at 2018-02-21 23:54
>エレベータ近くにいた係員さんが、ユビを上に指していた

Bきゅうさん:
京成の日暮里駅は未だに私にはキョーイ的にわかりづらくて、
利用しなきゃならん時はドキドキする(笑)。
スカイライナーとかシティライナーとかスカイアクセスとか、
ワケわかんない名称をいっぱい作って乗り間違いさせようとしてるとしか
思えない。京成電鉄の悪意を感じる。何とかしろ京成。


<< 煮え切らない「あと1年」      イ課長ミシュラン・ホテル評価 46 >>