2018年 05月 16日
前にも書いたようにミャンマー観光で見るものといえば圧倒的に仏教寺院とか仏教遺跡。 そういうのはタイやラオスでもたっぷり見てるし、事情はわかってる・・と言いたいけど、 そこはミャンマーだけあって、やっぱり一筋縄ではいかない。これから行く方々のために、 これは事前に知らせしておかねば、というポイントがいくつかある。 ①足腰をきたえておくべし 日本でも神社仏閣が長い石段を登った上にあるってケースは多いが、ミャンマーも同様。 しかしその登りの大変さ加減は日本よりおおむねキツい。 ポッパ山は777段。マンダレー・ヒルを登るのはもっと大変で(まだ書いてないが)、 ガイドブックには「所要1時間」とある。こうなるともう登山だ。 脳ミソはオカラのように軟化したものの、足腰はまだどうにかなってるイ課長。 それでもマンダレー・ヒル山頂まで往復し終わった頃はさすがに足が疲れた。 「階段は苦手」っていう人はミャンマーでは苦しい。 ②足の裏をきたえておくべし タイやラオスで、お堂の入口で靴脱いでハダシで入るっていうのは何度も経験してる。 トルコのモスクに入る時も観光客はみんな入口で靴を脱いだ。宗教施設に入る時に ハダシになること自体は珍しいことではない。 しかしミャンマーは境内に入るところからハダシなのだ。つまりだね、①で言及した ポッパ山777段とか、マンダレー・ヒル1時間登攀の階段も全部ハダシでのぼるわけ。 朝日鑑賞で真っ暗なシュエサンドー・パゴダの階段を登る時もハダシ。ぜんぶハダシ。 (下の写真はマンダレーヒル登山路の障害。ここももちろん、ハダシで通る) マンダレー・ヒルやバガンの遺跡だと、地面がザラザラ&デコボコなんて所もある。 さらにカンカン照りの昼間、焼けたタイルの上をハダシで歩いたりしようモンなら もう大変。無様な「アチチ踊り」を披露することになる(笑)。イ課長がシュエダゴン・ パゴダ見学を夜にした理由の一つもそれ。足の裏が柔弱な人もミャンマーでは苦しい。 ③サンダルがいいと思う ハダシ観光のミャンマー。バガンみたいに寺院をいくつも次々と見学するような場合、 靴下+靴だと大変だよー?靴の脱ぎ履きが面倒すぎてイヤになるはずだ。サンダルが便利。 そもそもミャンマー人で靴履いてる人なんて極めて少ない。ゴム草履やサンダルを 寺院の入口でサッとぬいでハダシになるのがスマート。靴なんて履いてらんないよ、暑いし。 ④スーパーのポリ袋を一つ持参しましょう ハダシになる以上、ミャンマーの寺院はたいてい入口のところに下駄箱がある。 普通はそこにサンダル置いて中を見学する。でもシュエダゴン・パゴダやマンダレー・ヒルみたいに 登りとは異なるでルート下りるとか、疲れたから帰りは車で、なんて時は(マンダレー・ヒルは それが可能なのだ)履物が手元にないと困る。そういう時、スーパーのポリ袋を一枚 カバンに入れておき、サンダルを突っ込んで持ち歩くと便利。 ⑤ドレスコードはやっぱりある スネまであるような長めの半ズボンで観光してる欧米人男性とか、けっこういた。 服装チェックはバンコクのワット・プラケオほど厳しくはない。とはいえ、やっぱり 露出の多い服はミャンマーの仏教施設でもダメ。ヒザより上の短パンはいた欧米人女性が 入場断られてたからね。 ドレスコードの“厳格度”はお堂や仏殿にいる“門番”の判断で差はあるみたいだけど、 とりあえず寺社観光の時は長ズボンやロングスカートが安心です。現地でロンジーを 1枚買って、それ着て参拝すればもはや恐れるものはない。 まぁ③〜⑤は大したことないよな。やっぱ問題は①②、特に②だ。 ミャンマー寺社観光では「ここを全部ハダシで?」っていうような長大階段をハダシで 登ることが多い。ミングォンの、この屋外階段もハダシで登るんだから。 足の裏に自信がない、でもミャンマーには行きたいという人は、明日から足の裏を 剣山でブッ叩く特訓でもやって「鋼鉄の足裏」を作っておくべきだろう。そうすれば ポッパ山だろうがマンダレー・ヒルだろうが、ミャンマーでアナタは無敵です。
by tohoiwanya
| 2018-05-16 00:03
| 2017.08 ミャンマー・タイ旅行
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