2018年 05月 23日
さて、小豆島の土庄港から徒歩で行ける観光スポットって、ドコなのか。 小豆島におけるトホ妻の希望は「寒霞渓に行く」だったが、これは徒歩じゃ絶対無理。 一方、イ課長はもっと小規模な徒歩観光を想定して、土庄港から歩いていけそうな近場の 見どころを数カ所抽出し、プリントアウトしておいた。だからまずそこに行こうではないか。 そのためにはまず土庄町役場のあたりまで行く必要がある。途中、明らかに地元民とおぼしき おばさんに「あのー、土庄町役場ってこっちですか?」って聞いたら コンビニを指さして「中の店員に聞いて下さい」って言われちまった。もしかすると「どしょうまちやくば」って言ったのがいけなかったのか? まぁそれでも方向は間違ってなかったようで、15分ほど歩くと最初の目的地に着いた。 土庄町役場のすぐ裏っ手にあるその目的地、その名も土渕海峡。海峡っつうからには 海が狭くなったところなわけだが、この土渕海峡は「世界で最も狭い海峡」として ギネスブックにも載ってるという、珍名所なのである。 ちゃんとギネス認定って書いてある。 一番狭いところでは幅9.93mしかないそうで、神田川より狭い(笑)。しかしこれは 川ではなく、あくまでも海峡らしいんだよ。 地図で見るとこうなる。海峡の左側は港につながってるから、確かに海だろうな。 右側はこの地図だと伝法川の河口部分につながってて、その先はやはり海。 ふーむ・・この土渕海峡の水は海水だろうから、やっぱ海峡ってことになるんだろう。 というわけで、まずはギネスブック掲載名所を一つクリアし、次なる徒歩観光へ。 この土渕海峡からちょっと南に行くと「迷路のまち」と言われる一角がある。この辺はかつて 海賊から住民を守るため、あるいは海風から建物を守るためにワザと狭い道を複雑怪奇に 作ったそうで、今では「迷路のまち」として知られるようになってる。 一応ここが迷路のまちのベスト撮影ポイントらしい。 どの観光案内にも必ずここの写真が載ってる。後ろの五重塔みたいに見えるのは、 実は三重塔なんだけど、高台にあるから、この位置からだとうまい具合に写るのだ。 しかし「迷路のまち」は、まぁいわば行きがけの駄賃みたいなもので、本来の目的は もっと先にある。すでに土庄港を出発してからかなり歩いているが、我が2本の脚だけが頼りの 大消耗観光はまだ始まったばかりなのである。
by tohoiwanya
| 2018-05-23 00:02
| 国内出張・旅行
|
Comments(0)
|
アバウト
カレンダー
メモ帳
カテゴリ
2007.10 ドイツ・チェコ出張 2008.09 ドイツ出張 2008.10 欧州出張 2008.11 ワシントン出張 2009.05 パリ旅行 2009.10 シンガポール出張 2009.11 欧州出張 2010.08 台湾旅行 2010.11 欧州出張 2011.11 欧州出張 2011.06 ウィーン旅行 2012.03 欧州出張 2012.06 東欧・北欧旅行 2012.10 インド出張 2013.02 欧州出張 2013.06 ベトナム・タイ旅行 2013.12 バンコク旅行 2014.09 ベト・カン・タイ旅行 2015.09 ラオス・タイ旅行 2016.06 英国銀婚旅行 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 2018.08 タイ旅行 2019.02 欧州出張 2019.08 ラオス・タイ旅行 国内出張・旅行 出張・旅行あれこれ 日本でのオシゴト 日本での私生活 最新のコメント
以前の記事
2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 more... タグ
食い物
鉄道
都市
風景
人々
世界遺産
日本を歩く
歴史
仕事
ホテル
建築
寺社
遺跡・廃墟
旅の準備
店舗・市場
空港
道路交通
駅
旅先から更新
地方都市
大聖堂
カルチャーショック
不思議
エアライン
バス
記事ランキング
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||