2018年 09月 26日
キャンセル始末記がまだあるのかって?あるんだよ、まだいろいろと。 飛行機と違い、ホテルのキャンセルは本来そんなに問題になるものではない。 Booking.comで予約したモノを、Booking.comでキャンセルするだけの話。 それは出発前に会社で手早く済ませた。ただ、空港送迎を別メールでホテルに依頼してたので、それもキャンセルせんと。 そこで、会社から急いでホテルに英文メールを送ったわけだ。このホテルとはそれまでにも 例の抗議行動の状況確認したりして、何度かメールをやりとりした。メールの文末はいつも 「ダッカでお目にかかるのを楽しみにしてる」と書いてたから、キャンセルメールを出すのは 気がひけたけど、仕方ない。 まず宿泊キャンセルしたことを残念だと表明し、①だから空港送迎もキャンセルしてね ②今回の騒ぎで日本の外務省が渡航にワーニングを出したのヨ(これはまぁホント) ③私の会社が渡航を許さなかったのヨ(これはウソ。理由としてわかりやすいから) といった内容のメールを送ったわけだ。 Booking.comで確認したら、このホテルは前日キャンセルの場合、1泊めの 料金は取られるらしい。まぁそれも仕方ない。直前だからね。1泊あたりの料金は 3,000円台だったから、巨大損失というほどでもないし。 ![]() ・・と、ダッカのホテルキャンセルの話はこれで終わるはずだった。 しかし、バンコク滞在2日目くらいに、このホテルからイ課長にメールが届いた。 すごく長い英文メールだ。 なんでキャンセルしたんだってオレのこと責めてんのかなぁ?やだなぁ。 とりあえず読もうと思ってイ課長がメールの冒頭に目をやると、いきなり 「あなたの偉大な魂を信じる(We trust your great spirit)」という、 尋常ならざる文言が目に飛び込んできた。げげっ? 一部間違ってるかもしれんが。 拝啓 私たちはあなたの偉大な魂を信じます。 良い知らせをお届けします。私たちはキャンセル ノーショー料金を放棄します。 これはお金の問題ではなく、私たちがあなたと築く関係なのです。 あなたがトリップアドバイザーに小さなレビューを書いて下されば感謝します。 良い評価は私たちのモチベーションになり、経営陣はそれにインセンティブを与え、 私たちのささやかな給与の助けになります。レビューを書くのに時間はかかりません。 (以下、トリップアドバイザーの、このホテルのページのURL) あなたの繁栄、健康と幸せに こ、これはまた・・うううむむむ・・・バンコクのホテルでイ課長はうなった。 こういう反応が返ってくるとは。それにしてもイ課長の「偉大な魂を信じる」って・・ もしかするとイスラム圏のレターでは書き出しの決まり文句なのか?しかし、 このホテルから以前にもらったメールにはこんな文言はなかったが。 要するに1泊目のキャンセル料いらないから、トリップアドバイザーのレビューで ウチのホテルのこと褒めて、ということのようだ。文面によると、このホテルの 経営者はトリップアドバイザーのレビューを元に、従業員に一種の報奨金のようなものを 支給しているらしい。それもあって「ぜひ書いてくれ」と頼んできたわけか。頼まれれば、すぐレビューを書いてくれる親切心=偉大なる精神がある男だと 見込まれたということか?どうもよくわからん。さて、そこでイ課長はさっそく レビューを書いたかって? いや、実は書いてない。 ![]() 泊ってもいないホテルの「キャンセル対応がよかった」ってだけのレビューなんて さすがに書きづらいよ。ホテルから頼まれて書くってのも、ちょいとばかり抵抗あるし。 そもそもトリップアドバイザーって、イ課長はむかーし登録だけはしたけど、普段は ほとんど利用してないんだよね。 このホテル、ダッカの外国人向けエリア(日本人死亡テロがあったエリア)じゃなく オールドダッカにわりと近く、しかもキチンとしたグレードのホテルっぽかった。 主に旧市街を街歩きしたい、でもホテルはチャンとしたところにしたかったイ課長としては 期待して予約しただけに、キャンセルは残念だったし、できればホメてあげたいが・・ 実際に泊れば、自分のブログとBooking.comでは必ず評価レビューを書くけど、 やっぱ「泊っていないホテル」のレビューは書けないよ。ごめんね。
by tohoiwanya
| 2018-09-26 00:12
| 2018.08 タイ旅行
|
Comments(6)
イ課長さん、こんにちは! シェルブールのブログで写真を拝借させていただきありがとうございました。とりあえず、YoutubeにI will wait for youをアップしました。https://www.youtube.com/watch?v=L4s-QeMM_7s を見てください。
ただ、ドヌーブや映画のシーンがないというのは何とも寂しいですね・・・。著作権は厳しいんでしょうね。
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>YoutubeにI will wait for youをアップしました
Dr_M_Itohさん: 拝見しました。ボーカル付きの録音だったとは思いませんでした。 まるでプロみたいな歌唱&演奏にびっくりです。 映画の場面を、写真だけでも使うとやっぱりダメなんですかね? 私は自分のブログにQuicktimeのフレームごとキャプチャ画像貼っちゃったけど、 本来はあれもマズいのかな?
ありがとうございます。小生来年70歳で20歳代の学生時代のバンド演奏です。当時からドヌーブは好きでした!!
イ課長さんのブログは既に確立され市民権を得ているので、大丈夫なんだと思います。私のブログも借用した画像もありました。いつも綺麗な写真と活きた旅行記ありがとうございます。
>当時からドヌーブは好きでした!!
Dr_M_Itohさん: 1970年代ころのドヌーブって、美女のシンボル的存在でしたよね。 ドヌーブはいま幾つくらいなんだろう?作曲のミシェル・ルグランは 現在86歳で、まだお元気のようですが。あの映画の関係者で亡くなった方も 多いんでしょうねぇ・・。シェルブールに行った数日あと、パリで 監督のジャック・ドゥミーのお墓参りできたのもいい思い出です。
イ課長さんはやっぱりスゴイ!
>やっぱりスゴイ
Dr_M_Itohさん: いえいえ。スゴい映画ヲタクっていうだけのことで・・お恥ずかしい。 この時は私「初フランス」だったんですけど、ルーブル美術館にも行かず、 シェルブールとか、ドゥーヴィルとか、ヘンなトコばっか行ってた(笑)。 |
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