2019年 03月 13日
ジム・トンプソンハウスの続きね。 見学ツアーの最初、玄関とかエントランスホールあたりまでは撮影可だったので 少し写真がある。ジム・トンプソンって人はシルクで成功してお金持ちになり、 そのお金でタイやカンボジアあたりの古美術を買い集めたようで、そういうのが いっぱい飾られてる。 石の仏像あり、木彫の壁掛けあり、セトモノありで、まぁたくさんあること。 下のセトモノに描かれた絵はチョンマゲを結った日本人らしい。 ・・と、写真を撮っていいのはこの辺まで。このあとゾロゾロと2階に行くと、 寝室とか食堂とかがあるんだけど、その辺はカメラはだめ。 ある仏像を見て「これってクメール風・・」と思ってたら、あとでツアーガイドさんが 「これはどこの仏像だと思いますか?カンボジアです」って説明する。東南アジアに あちこち行ったおかげ?で少しわかるようになったのかな。少し嬉しい。 グループツアーが終わると、各自自由に庭を回れる(再度邸内には入れない)。 庭からでも多少は室内の様子がわかるので、そんな写真でガマンしていただこう。 ジム・トンプソンがこの家を建てたのはおそらく1950年頃。 その頃には冷房なんてなかったから、バンコクでの生活はさぞ暑かっただろう。 この家も風通しがいいように作ってある。それでも暑いが。 視覚的要素も大きい。庭のあちこちには水がめが用意されてる。水面には植物、 水中には小さな魚。アルハンブラ宮殿もそうだけど、「水が豊富にある家」って 人間の本能的な居心地良さを喚起するのかも。 広くはないけど、いかにも南国風にみっしり植物が茂った庭も居心地がいい。 どの窓からも緑の葉っぱが見えて、気分的には涼しげ。それでも暑いが。 てな感じで、風通しはもちろん、精神的涼しさを感じさせる効果のある家という 感じだったね。邸内はしっかりニスを塗った木の床で、最近のフローリングの床ほど 真っ平じゃないけど、ひんやりしてて、ハダシで歩くと気持ちよかった。 前にも書いたように、このジム・トンプソンハウスの近くにはコレといった 観光スポットがない。だから周遊効率が悪くてこれまで来なかったんだけど、 今日は「そのあと、コッチに行ってみっか・・」というちょっとした腹案があった。 それは、センセープ運河の水上バスに乗ることなのである。センセープ運河は ジム・トンプソンハウスのすぐ裏手を流れてる。 しかし水上バスの停留所がどこにあるのかは不明。例によって行き当たりバッタリ。 とりあえず、運河に沿ってアッチに歩いてみましょうかね・・。
by tohoiwanya
| 2019-03-13 02:18
| 2018.08 タイ旅行
|
Comments(2)
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Bきゅう
at 2019-03-13 20:02
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懐かしい。そのセトモノの染め付け。昔は、ああいう柄のお茶碗とか多かったですよね。
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tohoiwanya at 2019-03-15 19:13
>懐かしい。そのセトモノの染め付け
Bきゅうさん: ああいう白いセトモノ(白磁器?)に紺の絵付けって、万国共通で キホンみたいですな。写真がないのでアレですが、居間とか寝室とかの 什器類もたぶんけっこうな値打ちモノばっかりなんだと思います。 日本の保存された民家博物館と違って高級感があふれる。 |
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