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2019年 04月 08日

スコータイに行こう

タイネタを続ける。
あの旅行では、最初のダッカ4泊のあとは、ずっとタイ滞在予定だったんだけど、
日数的にはけっこうあるから、タイ国内でどこかに遠出しようと考えた。
そこで浮上したのが、前々から行きたかったスコータイだったのである。

高校ン時の世界史じゃタイの歴史なんてタイして習わなかったけど、アユタヤと
スコータイというのはタイの古い王朝&文明で、遺跡が残ってるということくらいは
事前知識として持ってた。アユタヤ遺跡は2013年に行った。となれば今度はひとつ
スコータイ遺跡を制覇してやろうじゃねぇか。
スコータイに行こう_f0189467_03081341.jpg
 
だがバンコクから車でラクに日帰り可能なアユタヤと違い、スコータイは遠い。
飛行機か、長距離バスか、鉄道+路線バスの組み合わせか。交通手段としては
この三つが候補になる。これを元にどうやって行くかを考えたわけだが・・・

第1案:ピッサヌロークって町まで鉄道、そこで「タイで一番キレイ」という仏様を
脱兎のように見学し、脱兎のように路線バスに乗り、その日のうちにスコータイへ。
翌日、スコータイをじっくり見て、夕方~夜のバスか飛行機で帰る。1泊案。

第2案:朝のバスでカンペーンペッという町まで移動。そこにあるスコータイ時代の
遺跡を先に見学してまず1泊。翌日スコータイに移動してじっくり遺跡観光してさらに1泊。
遺跡づくし。その翌日はバスでも飛行機でも好きな方法で戻る。2泊案。

第2案は大変魅力的だった。問題はダッカから戻った翌日の朝、早起きしてモーチットの
北バスターミナルまで移動しなきゃならんことだ。あそこって不便なんだよねぇ。地下鉄で
行けるフワランポーン駅の方が便利。となると、やっぱ鉄道利用の第1案?うーん・・。

結局、迷ったあげく、往復とも飛行機ということにした。カンペーンペッの遺跡は
スコータイに包含される形で世界遺産登録されてる。スコータイに行くついでにぜひ
寄りたかったんだけど、ダッカでくたくたに疲れてるだろうから、カンペーンペッは
あきらめて、飛行機で直接スコータイへ行くことにした。で、ご存知のように、結局
ダッカには行かなかったわけだが。
スコータイに行こう_f0189467_03323809.jpg
 
飛行機は1日2便だけ(いまは3便に増えたみたい)。朝7時と夕方4時。バンコク・
エアウェイズのプロペラ機。朝便に乗ろうとすると、5時頃にはホテルを出ないといかん。
ソク却下。夕方便にしよう。何せ「ダッカ疲れ」を想定してたからね、当初は。

これで交通手段はいいと。次は宿泊だ。
スコータイには旧市街と新市街とがある。ホテルも両方にある。旧市街は遺跡に
近いけど田舎。新市街は少し賑やかだけど、のろのろソンテウで遺跡まで約30分。
(下の写真は夜の“旧市街銀座”)。
スコータイに行こう_f0189467_03201586.jpg
 
結局イ課長は「遺跡への近さ」を優先して旧市街のホテルにしたんだけど、
今にして考えれば正解だったと思う。これからスコータイに行こうという方にも
旧市街にホテルをとることをお勧めしたい。

遺跡まで歩いてすぐというメリットは何物にも代え難い。
夕方の飛行機で着いたあと、夜のスコータイ遺跡散歩は神秘的な経験だったし、
誰もいない明け方の遺跡散歩もまた素晴らしかった。
スコータイに行こう_f0189467_03253738.jpg
 
というわけで交通手段も宿泊場所も決まった。
飛行機で往復、現地に2泊なら日程的にもゆったりだ。スーツケースはバンコクの
ホテルに預かってもらって、リュックだけで出かければとーっても身軽。
レンタサイクルで遺跡観光ヤッホーしてやるぜ。

かくしてスコータイ観光の美しい基本プランは固まったのである。
ダッカ行きが急になくなって、前半のバンコク滞在はいささか急場しのぎ的側面が
あったのは否めないが、このスコータイの2泊3日はすごく充実して楽しかったよ。
そのスコータイ観光について、これから書いていくのである(今日は予告だけかい!)

 


by tohoiwanya | 2019-04-08 00:07 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)


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