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2019年 10月 23日

【タイ国鉄の旅】ウボン〜スリン編

旅行前、ウボンからバンコクまでタイ国鉄乗り継いで行くんだと、タイに詳しい人に
話したら「そんなのタイ人だってやらないよ」と言われた(笑)。だがイ課長はヤルのだ。
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地図だとこういう感じになる。ウボンラチャタニから乗って、まずスリンで2泊、
ナコンラチャシマ(コラート)でも2泊、ケンコーイで1泊して、バンコクというわけ。
地図右端のパクセーが切れてしまった。すまぬ。
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つまりウボン~バンコクを4回に分けて乗ったわけで、乗車時間は合計8時間45分。
さらにケンコーイから片道約1時間半の超ローカル線を往復したから、総乗車時間は
ほぼ12時間。よく乗ったもんだよなー。あのタイ国鉄の旅は本当に楽しかった。
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楽しかった理由はいろいろある。ローカル感たっぷりの駅の風景やオンボロ車体は
東南アジア鉄道旅情をかきたてるし、車窓風景もある時は単調な田んぼばかりかと思うと
ある時は山越えカーブだらけだったりして変化に富む。

しかし楽しさの最大の理由はタイの人たちとのちょっとした触れ合いだよね。
イ課長が駅で列車を待ってる時、あるいは乗ってる間、とにかくまぁ駅員や乗客から
「どこに行く?」「どこで降りる?」とやたら聞かれた。

要するにタイ国鉄に不慣れそうなガイジンのことをみんな心配してくれてるんだよね。
特に3等車自由席なんかだとガイジンなんてイ課長しかいない。気にしてないようで、
実はみんなイ課長のこと気にしてるわけ。「乗客はみんな家族」的な、あの雰囲気に
混じって旅するのは楽しくてしょうがなかった。
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そんなタイ国鉄の旅。最初の乗車区間はウボン~スリンだ。
乗る列車は特急で、切符はネット予約で入手済み。しかもウボン駅はタイの東の果てで、
列車は全部ここ始発だから遅れる可能性も低い。今回の計画の中では最も不安要素の少ない
乗車区間だったといえる。
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ウボン駅で列車が入線するのを待ってると、駅員が「どこまで行く?」って質問してきた。
この後タイ鉄道の旅で散々聞かれる質問だけど、これが最初だったわけで、この時は
怪しいガイジン乗客だから目ェつけられたのかと一瞬思った。

「スリン」と答えて切符を見せるとふむふむって感じでうなずいて、この車両番号なら
もうちょっと後ろで待ってなさいと教えてくれる。おお、親切な駅員さんではないか。
こういう親切はこのあとの鉄道の旅でずっと続くことになるわけだが。

しょっちゅう遅れることで知られるタイ国鉄だけど、始発時間だけは厳格だそうで
この時も発車15分前くらいに入線。機関車に引っ張られるタイプじゃなくて、
自走式のディーゼル列車(タイの鉄道はほとんど電化されてない)。
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中はこんな感じ。特急だから冷房付き、さらに扇風機付き。
荷物棚が狭くてゴロゴロを乗せられなかったら困るなぁと思ってたけど、荷物棚も
けっこうゆったり。この車両はおそらく韓国製の中古だろうと思われる。
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うわ、すげぇ。14時50分ぴったりに発車だ。
途中ではしょっちゅう遅れるくせに、始発時間だけには厳しいタイ国鉄。
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あとはひたすらイーサーンの平坦な台地を走る、走る。
この区間はほとんどカーブがない直線で起伏もないからスピードもけっこう出てる。
中古車両とはいえ、一応特急だしねぇ。走ってるとすごく頻繁に警笛を鳴らすんだけど、
あれは線路際(ないし線路上)のウシをどかすためではないかと想像される。
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そして1時間50分くらい乗ったら着きましたスリン。ほぼ定刻通り。なんて優秀な特急。
イ課長を残し、列車番号22の優秀な特急さんはトットとスリン駅を発車して次の駅に向かう。
長いタイ国鉄の旅の最初の区間は意外なくらいスムーズだった。
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しかし、スムーズに移動できたウボン~スリン区間は特急指定席ってこともあって、
乗り合わせたタイ人と触れ合う機会はほとんどなかった。そういう意味では
「一番つまらない」区間でもあったことをこの後イ課長は知ることになるわけだが、
次の乗車区間の話はまた回を改めて。

 


by tohoiwanya | 2019-10-23 00:01 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)


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