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2019年 12月 09日

デュッセルドルフの日本風居酒屋で

本日はむかーし書いたこの話の続編みたいな感じかな。
外国、ないし外国人に対して持つ典型的イメージの呪縛というやつ。

インド人はみんなヒゲもじゃで頭にターバン巻いてる とか、
タイ人はみんな金の仏塔をバックにワイ(合掌ポーズ)をしてる とか、
スイス人は全員アルプスの緑の牧草地で角笛吹いてる とか、そういうの。

要するに観光ポスターなんかで使われる、その国の典型的なイメージだわな。
やっぱこういうイメージの刷り込みって恐ろしいもんで、外国人が日本っつうと
全員和服着て五重塔の前に立ってるイメージ持つ(んじゃないか?)のと同じ。
現実ではないとわかってても、そういう典型的イメージは頭にこびりついてる。

さて、ここまでが前置き。
話は今年2月出張で行ったデュッセルドルフに飛ぶのである。
デュッセルは昔から日本企業のドイツ法人が多く、日本人学校なんかもある。
駅から歩いて近いインマーマン通り周辺は欧州でも屈指の日本人街と言われる。
デュッセルドルフの日本風居酒屋で_f0189467_00475990.jpg
 
日本人向けのスーパーから歯医者、本屋、ラーメン屋から焼き鳥屋まである。
サッポロ一番塩ラーメンも売ってる(笑)。何だってあるのだ。
デュッセルドルフの日本風居酒屋で_f0189467_00475980.jpg
 
そんなデュッセルで夜の会食に行った。相手も日本人で、欧州に駐在してるヒト。
デュッセルには日本風居酒屋が何軒もあるから、そこ行きましょうってことになった。
日本風居酒屋ってバンコクでも散々見るけど、入ったことは一度もない。

店内に一歩入って驚いた。そういう店だから現地駐在の日本人のたまり場だろうと
思ってたら全然違う。客はドイツ人だらけじゃん。

イ課長のすぐワキのカウンターではドイツ人カップルが焼き魚とかつつきながら
ビール飲んでる。あっちでもドイツ人カップルが、あそこにも・・・とにかく
そこらじゅうドイツ人だらけで、カップルが多かったね。残念ながら店内写真は
撮ってないけど、何だものかすごく異様な光景に思えたよ。

ここはドイツ。日本風居酒屋にドイツ人がいっぱいいても不思議はない・・・と
リクツでは理解できても、どうしてもあり得べからざる光景を見てる気分になる。
なぜそんなに異様に思えたかといえば、要するイ課長がドイツ人に抱いている
典型的イメージとの乖離が激しすぎるからだ。

だってさ、ここはドイツだろ?ドイツ人がドイツでビール飲むんだったら、やっぱ
オクトーバーフェスト的というか、豪快にジョッキ傾けてるイメージあるじゃん。
食うものは当然ソーセージとか、ザウアークラウトとか、ジャーマンポテトとか、
そういうイメージあるでしょ?ないとは言わせないぞ(下の写真は参考画像)。
デュッセルドルフの日本風居酒屋で_f0189467_00373870.jpg
 
そのドイツ人が赤提灯の下で枝豆とか豆腐サラダ食ってるってさぁ・・・だ、だめだ。
どうしてもだめ。自分の中に刷り込まれた「典型的ドイツイメージ」と、今見ている
異様な光景との折り合いがつかない。「ニュー浅草」とか「天狗」みたいな居酒屋で
客はドイツ人だらけという状況を想像してみてほしい。想像しづらいだろうけど。

デュッセルにそういう居酒屋があるのは全然意外ではない。日本人街なんだから。
しかし客層がこんなにドイツ人だらけだったとは激しく意外。もちろんイ課長含めて
日本人客もいるにはいたけど、グッと少数派だ。いやー・・海外の日本風居酒屋って
このトシで初めて入ったけど、こういうもんだったんだ・・。

ひょっとするとデュッセルの日本系メシ屋は全部こんな感じなのかもしれん。
ラーメン屋ではドイツ人たちがズルズルと箸でラーメンをすすり、焼き鳥屋では
ドイツ人サラリーマンたちが砂肝とか食いながら会社のグチ言ってんのかも。

うーん・・・想像しづらいんだが。

 


by tohoiwanya | 2019-12-09 00:22 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)


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