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2020年 02月 05日

カムティエン・ハウスに行ってみる

さらなる穏やかネタいっちゃうか。話はバンコクに飛ぶ。
バンコクネタは基本的に穏やかなヤツばっかりなのだ。

おおむね休養とマッサージに明け暮れたと言っていいバンコクでの日々。
・・けど、やっぱこういう時でも貧乏性が顔を出す。せっかくガイコクにいるのに
一日ホテルから出ずじまいはもったいないだろ、と考えてしまう。

かといって暑いから遠出はしたくないしなぁ・・徒歩で行けるところ、どっかない?
・・とガイドブックを探し、見つけたのがカムティエン・ハウスだったのである。
カムティエン・ハウスに行ってみる_f0189467_01581202.jpg
 
元々タイ北部にあった家を文化財としてバンコクに移築・保存してるものだそうで、
要するに民家博物館。ミンカーであるトホ妻なら喜ぶだろうが、イ課長の場合は単に
「近いから行ってみました」っつうだけで・・・(笑)。

ほらもう着いた。ホテルから歩いて15分くらいだったかな。
バンコクで最も交通量の多い場所の一つであるアソーク×スクンビット交差点近くに
こんなのがあったとはねぇ・・。
カムティエン・ハウスに行ってみる_f0189467_01571816.jpg
 
中はこんな感じ。ジム・トンプソンの家もそうだったけど、こういう木の床って
ハダシで歩くと気持ちいいんだよね。
カムティエン・ハウスに行ってみる_f0189467_01581396.jpg
 
いかにも「当時の感じ」を出すように什器類が置かれている。あとで読んだところだと
タイ北部の娘たちはこういう風通しのいい、家の開放空間で糸つむぎとかをしてる。
そこに求婚者の男たちがピンピアという弦楽器を持ってラブソングを奏でる。娘は相手が
気に入るとお茶や噛みタバコを供して「おつきあい」が進んでいったんだとか。
カムティエン・ハウスに行ってみる_f0189467_01571967.jpg
 
寝室。こういうところでも風が通るように外に向かってスキマがある。
暑い国でも夜になればけっこう気持ちよく眠れそうだけど、布団の幅がやけに狭い。
夏は寝相が悪いイ課長だったら毎晩床にハミ出すだろう。
カムティエン・ハウスに行ってみる_f0189467_01581269.jpg
 
カムティエン・ハウス、こんな感じのところでございました。
遺跡とか大聖堂とか行くとコーフンするイ課長も民家系だとわりあい冷静(笑)。
とにかくバンコク繁華街のすぐ近くにこんなトコが・・っていう驚きの方が
大きかったね。
カムティエン・ハウスに行ってみる_f0189467_01571878.jpg
 
ちなみに、入場料は100バーツ(350円くらい)。民家好きの人にとっちゃすごく
興味深い観光スポットだと思うよ。イ課長みたいにスクンビット周辺に宿泊して、
暑くて(あるいは疲れて、あるいはその両方で)あんまり遠出したくないけど、
近くにナンかないかなぁ?という方にはとってもイイ場所だと思いますです、はい。

 


by tohoiwanya | 2020-02-05 00:05 | 2019.08 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2020-02-05 20:57 x
高床だとは思ったけど、それにしても、立派な家ですねえ。暖かい国なら、寝たときに体が冷えないようにと言うよりも、背中が痛くないように敷くだけで賞から、足は出ても良いのかなと思いましたあ。
Commented by tohoiwanya at 2020-02-06 10:05
>足は出ても良いのかなと思いましたあ

Bきゅうさん:
どうなんでしょうねぇ?この寝床を見た時はとにかく「うわ、狭い」って感じて
次に「オレだったら胴体以外全部ハミだしそうだ」と思ったんですが
おっしゃるように暑い夜は足なんか床にくっつけた方が冷たくてキモチいいかも。


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