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2020年 02月 13日

ミュンヘンという街

欧州ネタを続けよう。あの出張だって去年2月に行ったわけだからもう1年前の話。
さすがにそろそろ書き終えないとな。

ミュンヘンという町に来たのは独文科卒のトホ妻と旅行で来たのが最初だった。
たしか1993年頃だったはずで、その時はザルツブルグとかに日帰り観光した一方で、
ミュンヘンの町自体はあんまり見てないんだよね。

2度目に来たのは2008年出張の時だから、最初の訪問から15年くらい経ってた。
あの時はそれでもノイエ・ピナコテークとかバイエルン歌劇場とか行ってるから、
「ミュンヘンを歩いた」という記憶はむしろ二度目の方が強いかな。
 ミュンヘンという街_f0189467_23340442.jpg
 
そして2019年2月出張で行った3回目。2回目からさらに11年経過したことになる。
1回目の時は30代のワカモノだったイ課長も、すでに雇用延長期間に入ったジイさん。
しかし今日はそういうことを書きたいのではない(笑)。この町でイ課長が
個人的に好きな場所をご紹介しようと思うのだ。

ミュンヘンを代表する人気観光スポットといえば、やっぱりこの市庁舎前広場。
時計塔がある建物はとても立派で、仕掛け時計も有名だ。でもここは個人的に好きとか
ナンとかっていう場所じゃない。完全な万人受けスポットだわな。
 ミュンヘンという街_f0189467_23282382.jpg
 
イ課長が個人的に好きなのは、この市庁舎前広場のカドある噴水の上のサカナ。
2008年に来た時に発見し、その時も衝撃のあまりこのブログに書いたんだけど、
ここに来るとやっぱりまた見に行きたくなる。
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何でこんなに目玉が飛び出しるの??未だにわからない。
むりやり空気吹き込まれて極限まで内圧が高まったサカナにしか見えない。なぜこんな
ヘンテコリンな魚をここに置くのか?ミュンヘン。でもこれ大好きなんだよ。
 ミュンヘンという街_f0189467_23282351.jpg
  
こんな場所もある。古いアーチの下を市電が走る風景っていかにもヨーロッパ的で、
こういうの好きなんだよね。フランクフルトにも似たような場所があるけど、
ミュンヘンのここもイイ感じだ。
 ミュンヘンという街_f0189467_23302536.jpg
 
しかしミュンヘン個人的好き好きスポットの一番はココかな。
上で紹介したアーチのすぐそばで、バイエルン国立歌劇場も目と鼻の先。
赤で描かれた市電がクネッとS字に曲がったところがあるでしょ?
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ここは車が進入禁止みたいで、市電と歩行者と自転車だけが通れるんだと思われる。
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90度曲がりながら市電がこのS字カーブをくねくね抜けていくサマが好きでねぇ・・。
ここは最初にミュンヘンに来た時にすごく気に入って、今回もわざわざ見に行った。
相変わらず狭い街路を市電がクネクネ曲がりながら通過してるよ。広い表通りから
ちょっと奥まったところにあって、しかも「市電と人しか通らない道」って感じが
何度見てもステキ。ドイツの他の街ではこういう感じ、あまり見たことない。
 ミュンヘンという街_f0189467_23302549.jpg
 
ミュンヘンって今はバイエルン州の州都だけど、19世紀にドイツが統一されるまでは
「バイエルン王国の王都」。カトリックが多いことなんかも重なって、ドイツの中では
独自の気風みたいなものがあるらしい。ある記事で「ドイツ連邦から独立した方が
いいと思う人の割合」がドイツで一番多いのがバイエルン州だって読んだことがある。

3度目のミュンヘン。訪問回数という点でいえばフランクフルトの方が圧倒的に多いけど、
あのつまらない町・フランクフルトが「純ドイツ的」だとすれば、ミュンヘンって何となく
独特の雰囲気があって、面白い町だと思うのだ、個人的に。

 


by tohoiwanya | 2020-02-13 00:18 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)


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