2020年 03月 02日
この日のサイクリング前半を地図で説明してみよう。 イ課長はA地点のゲストハウスから島を北上して三角形の頂点のところで向きを変え、 B地点の滝まで来た。元来た道を逆にたどれば再び頂点を通ってA地点まで戻れる。 しかしこの先のC地点まで行って、島の内陸部をナナメに北上すれば、地図上では 旧鉄道橋のあたりに戻れることになってる。同じ道を戻るのはつまんないから、 ここは川沿いじゃなく、内陸の道通ってみるか。 これがそのC地点・・・だよな?道が交わる角度がC地点っぽいもんな。だが誰もいない。 完全な無人地帯。聞いて確認することもできない。考えてみたら滝を出発してから このC地点まで誰ともすれ違ってない。無人島かここは。 この道も未舗装で、しかも石ばっか。自転車だと走りづらいことおびただしい。 ひゃぁ、ウシさんこんにちは。怪しいモンじゃありません。ただの旅行者です。 人間は全く見かけず、いるのはウシだけ・・・秘境だ・・。 ひぃ、この長大すぎる水たまりをどうやって向こう側に行けというのか。 水たまりの中の凹凸が全く見えないから自転車で突っ込むのは危険すぎる。 しょうがないから道ばたの草むらの中を自転車押して歩く。ひ、秘境だ・・。 多少見晴らしのイイ場所に出たと思ったら雨が降ってきやがった。 昨日みたいなスコールだったら自転車なんてコイでられん。雨宿りできそうな 場所を必死に探す。ん?先の方に何か屋根があるね・・。 そこは打ち捨てられた廃屋レストランだった。 この際ここで雨宿りだ。どうせ誰もいないんだし。それにしてもこんな 人通りのない所に飲食店がある(っていうか、かつてあった)とは信じられん。 昔はホントに営業してたんだろうか? 周りの田んぼにはだーーれもいないよ。完全な孤絶状態に置かれたイ課長。 静かで、雨の音以外なにも聞こえない。こうなるとイ課長の好きな「ぼんやりタイム」。 雨宿りの時って必ずそうなるね。あーー・・・ラオスの秘境にオレは今いるんだなぁ・・ 滝からC地点まで誰ともすれ違わなかったけど、C地点からここまでコイでも結局 誰ともすれ違わない。驚くほど人がいない。コーン島の東側~中央部のあたりは 事実上無人島だよホント。人が多く住むのはデット島に面したガワなんだなぁ。 はぁ・・やっと人間にいる世界に戻って来られたか。ちなみに、旧鉄道橋ってこれね。 フランス植民地時代にコーン島とデット島を結んで鉄道を通す予定だった。 二つの島を結ぶ鉄道?フランスが?何でまた??その辺の事情はまさに 「コーン島・隠された歴史秘話」って感じで、説明すると長くなるから、 次回、詳しくご紹介しますです。
by tohoiwanya
| 2020-03-02 00:05
| 2019.08 ラオス・タイ旅行
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