2008年 09月 26日

飾り窓

ハンブルクにはいわゆる“飾り窓”がある。
欧州でも有数の港町ハンブルク。長い航海から戻ったオトコたちの集まる街では
御婦人とのカリソメの一夜を求める需要がバクダイにあったのは容易に想像できる。

さて、イ課長は外国で外国人の御婦人を買おうなんて度胸はない。
まぁ日本で日本人の御婦人を買う度胸もないんだけどさ(笑)。
ただ、飾り窓があるなら、出張中であってもぜひ見学してみようと思う程度には
仕事以外の好奇心が旺盛で、仕事には不真面目なのである。

飾り窓はハンブルクの有名な歓楽街・レーパーバーンからちょっと奥に入った
ヘルベルト通りという所にある。その通りが言わば「飾り窓横丁」になってて、
横丁の入口と出口に門?がある、と、そこまでは事前にネットで調べた(仕事しろよ)。
Google Mapを拡大していくとヘルベルト通りの場所は特定できる。

実際にイ課長がソコに行ったのは2008年9月19日金曜日午前中のことである。

Google mapをプリントアウトしてったけど、やっぱりわかりずらい。
「この辺のはずなんだけど…」と少しグルグルしてようやく発見したヘルベルト通り。
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この写真はイ課長も事前にネットで見てはいた。しかしいざ実物を前にすると
やっぱ少し尻込み…いやしかしせっかく来たハンブルクの飾り窓。ここで撤退したら
死ぬまで後悔する。突入するのだイ課長。別に命取られるわけじゃないし。

この門から先は写真は厳禁なのである。

入ると、向こう側に反対側の門が見える。飾り窓横丁自体は100mもないと思う。
まぁ正確なトコはわかんない。イ課長は緊張していたのである(笑)。

路地の両側の1階は全部ガラスがハマッててショーウィンドウ形式になってて、
チャンとそこには椅子が置いてある。ちょっと脚の長い小さめの床屋椅子って感じ。

イ課長がココに突入したのは午前中の10時半くらい。
この時間なら「開業」している御婦人がいることはあるまいと思っていたら、
おおお、右側のウィンドウに美しい御婦人が営業中でいらっしゃるではないか。

「はっろ〜〜

そう言いながら自分の顔の前のガラス扉をパタンと開ける。
はは〜…そう言われると飾り窓っていうのは一面ガラスじゃなくて、ウィンドウ真ん中に
横にサンみたいのが渡ってる。サンの下は固定式ガラスだけど、上の方はこうやって
可動式トビラ形式になってるというわけだ。なーーるほど。

「はっろ〜〜 ねぇそのヒゲのヒト〜、寄ってかな〜い?(和訳はイ課長の想像)」
これ以上ないくらい甘い笑顔でトビラを開けて声をかけてくる。
「いやあの…見学なんです」とも言えず、さびしげな笑顔?だけ残して通りすぎる。

出口に近づくと、今度は左側の窓でやはり“営業中”の美女がいらっしゃる。

「はっろ〜〜午前中だから早割でいいわよ〜ん (和訳はイ課長の想像)」

あーそんな…トロケるような営業スマイルを送っていただいて恐縮ですが、
何せ見学なモンですいません…ここでも愛想笑いだけして通りすぎる。

さてだ。この飾り窓で“営業中”の御婦人方について少し説明したい。
着てるものとしては大体「下着レベル」と考えていただいてイイと思う。
コルセット+ガーター+ストッキングっていう、大体そんな感じ(詳細には見てない)。

ルックスのレベルは…と言えば、イ課長これにはハッキリ言って驚いた。
何となく「でっぷり太った百戦錬磨の御婦人」像をイメージしてたんだけど、
イ課長が見たお二人に関して言えば両方ともスラリとした美女で、
まぁプレイメイトくらいのレベルは十分クリアしてたと思う(詳細には見てない)。
さすがは世界有数の港町の飾り窓。御婦人のレベルはかなり高い。

面白かったのは、この飾り窓横丁で向こうから来たオッサンとすれ違ったことだ。
午前中にこんなトコを見学しようって物好きがイ課長以外にもいるのだ。世界は広い。
いや、見学じゃなくて、ちゃんと“マジメな商談”で来たのかな?

オッサンとすれ違うとき、どういう顔をすればイイのかと思った。
お互いウィンクでも交わして「頑張ろうぜ、ご同輩」みたいな挨拶を親しく交わすのか?
それとも無視しあってすれ違うモンなんだろうか?

結果としては後者であった。
というよりイ課長が見たところ、あのオッサンもイ課長程度には緊張してたと思う(笑)。
そうやって反対側の門まで通り抜けた。これが反対側の門。おんなじだな。
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開業中の美女が二人、見学中?のオッサンが一人。
それがこの飾り窓横丁見学の約1分くらいの間に出会った全ての人間であった。

今回の出張で、最も緊張した1分間だったのは間違いない(笑)。
 
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by tohoiwanya | 2008-09-26 04:58 | 2008.09 ドイツ出張 | Comments(0)


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