2008年 10月 01日

イイ人たち

イ課長ブログがどんどん真夜中に更新されている理由は
実はイ課長自身の時差ボケが全然治っていないことも影響しているのである。

さてだ。

ドイツ人というのは基本的に対日感情が割とイイ国民として知られている。
両方とも勤勉な国民性、第二次大戦じゃお互いに負けたけど、その後はむしろ
イタリアやフランスみたいなラテンのパプー野郎どもと違って(笑)、日本の方が
産業技術といった面では重要なライバルでありパートナーであるっていう意識は
ドイツ産業界の間にはけっこう強くて、それは日本人の一人として率直にウレチイ。

それに、純粋に「遠路はるばるようこそ」っていう意識も加わって、
出張先で訪問したドイツ企業も大体はイ課長のことを非常に歓迎してくれた。

16日の火曜日に、フランクフルトから電車で1時間半くらい揺られた先にある、
小都市の中堅企業に行った。ここはそもそも訪問のアポイントを打診した時点から
「わざわざ当社に興味を持ち、訪問を希望してくれて大変光栄である」ってう感じで
非常に好意的だったのだ。

この小都市は全然有名じゃないけど、「地球の歩き方」には一応小さく紹介されてて
まぁ要するに「やや田舎の、中世の香りを残すチャーミングな街」って感じのトコだ。
特にドイツ最古とされる木造の市庁舎は地元の人にとっては大変な自慢。

日本でいえば…そうだなー…小江戸と言われるほどの古い町並みがとっても自慢の
埼玉県川越市の地元企業を訪問した、といった感じだろうか。

会社は市街地からはちょっと離れたところにある。
駅に列車が着く時間に合わせて先方の会社の重役がわざわざ車で出迎えに
きてくれて、会社まで送り迎えしてくれる。大変な歓待だ。

応接室で話をしている間も「時間がなくて残念だ。中世の面影を残す旧市街を
ぜひ見ていって欲しいのに」とさんざん言われる。
この日は仕事のあと乗るべき電車、乗るべきヒコウキが決まっていたから
イ課長たちにはあんまり時間がなかったのだ。

1時間半くらいかな、応接室で通訳を交えていろいろ話をした。

「お話が済んだようでしたら、車で駅までお送りする前に旧市街の市庁舎を
 ご案内しようと思うのですが…」  ああ、なんてイイ人たちなんだろう。
街の御自慢「ドイツ最古の木造市庁舎」をはるばる来た外国人であるイ課長に
見せてあげたくて仕方がないんだよ(笑)。どうしてこれを断れようか。

社長さんの父上(推定80歳)が自らハンドルを握って案内してくれる。
旧市街地に入ると「ここはコウ、ほら、アソコはこう」といろいろ教えてくれる。

そしていよいよ観光の目玉。ドイツ最古の木造市庁舎。

「写真をお撮りになりますか」と車を停めてくれる。完全に観光ガイド状態(笑)。
こうまでして頂いたら撮るしかない。車を降りて写真を撮る。

「アナタたちも一緒にお撮りしましょう」と言ってシャッターを押してくれる。
一体この街に何しに来たんだ、イ課長(笑)。
通訳さんと一緒に、ドイツ最古の木造市庁舎をバックにした写真がこれである。
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あーあー…イ課長の顔、バレバレです(笑)。

しかしこの街はホントに素敵な街だったよ。
冬のクリスマス市なんて、それはもう素晴らしくてドイツ各地から観光客が来るらしい。
何しろ、あのドレスナー・バンクですら木造のこんな建物の街なんだからね。
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そのまま車で駅まで送ってくれて、握手をして分かれたのであった。
今回のドイツ出張で、仕事で会った人たちはみんなイイ人たちだったけど、
その中でも底抜けに純朴なMichelstadtの人たちなのであった。
 
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by tohoiwanya | 2008-10-01 02:02 | 2008.09 ドイツ出張 | Comments(0)


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