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2014年 01月 05日 ( 1 )


2014年 01月 05日

生神女就寝大聖堂の少女漫画風壁画

さて、ヘルシンキネタ消化に戻ろう。
それにしても今日の標題は漢字が多いなぁ~(笑)。

生神女就寝大聖堂。読み方もよくわからなかったんだけど、さっきWikipediaで確認した。
「しょうしんじょしゅうしんだいせいどう」と読むらしい。

生きた女神が就寝している大聖堂・・・?なんだソレ?と思う人もいるはずで、イ課長もそう思った。
想像したのはタイやビルマの「寝釈迦」みたいに、女神様がゴロリと寝てる巨大像があって、
それが信仰を集めている大聖堂なのだろうということだ。他にどんな解釈が可能だというのだ?

ヘルシンキについては事前の研究もズサンだったんだけど、とりあえずガイドブックだけは持ってった。
その中にこの生神女就寝大聖堂というのがあったんだよ。
例の4ブラザースに挨拶し終わったイ課長、さてどこに行こうかと考えて、ここのことを思い出した。
寝釈迦ならぬ、寝女神の像があるのかなぁ?と思って、トラムに乗って行ってみることにしたのである。
中央駅からの距離はそんなに遠くない。

これが外観。なかなか立派な建物だ。
「寝女神さま」はこの建物の中にあるんだろうから、さっそく中に入ってみようじゃねぇか。
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これが内部。これまたなかなか立派だ。
しかし、「寝女神さま」はいないみたいだねぇ・・・。
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結論から言うと、この聖堂で寝ている女神様はいなかった。
「眠れるヴィーナス」みたいなセクシーな巨大女性大理石像でも見られるかと期待してたんだが(笑)。

ちょっと調べたところでは、ここってロシア正教会とかギリシャ正教とか、とにかく「正教系」の聖堂らしい。
カトリックやプロテスタントとはちょっと流派が違うようで、ここでいう「生神女」はマリア様、「就寝」は「永眠」を
表すらしいんだよね。カトリックなら「聖母被昇天大聖堂」っていう訳語になるらしいんだけど、「正教系」だと
それがどうして「生女神就寝大聖堂」になるのかはわからない(もっと調べろってば)。

この聖堂で「ありがたい」とされているのは、むしろこの祭壇のようで、確かに豪華絢爛なものだった。
f0189467_22174333.jpg
 
ただ、イ課長がこの大聖堂で一番面白かったのは壁画に出てくる聖人たちのお姿だ。
やけに目がパチッと大きくて、早い話、少女マンガ的なジイさんたちにみえてしょうがない。
たとえば、ほら、これとか。
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これも。やたら「美ジジイ」な聖人だよね(笑)。
f0189467_22174422.jpg
 
これなんかもそう。同じ画家が描いているのは明らかで、ヒゲや頭髪の形、服装以外はどれも同じ顔じゃん。
要するにこの画家は人間を描くときは、基本的にこういう顔にしか描けないという“画風”のようだ。
「宗教壁画界のキャプテン翼」というべきか。
f0189467_22174410.jpg
 
これも同じ画家の、同じ画風による聖人。横顔にもかかわらず、目だけは正面から見たような感じで描かれてる。
「横顔でも目は正面」って、古代エジプト壁画なんかと同じ画法だ。すげぇ。
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巨大な「横たわる女神」はいなかった生神女就寝大聖堂。
そこで一番印象に残ったものは、結局この少女漫画風聖人さんたちの壁画だったのである(笑)。

聖堂を出ると、駐車場の観光バスの向こうに船が見える。港が近いんだよな。
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ちなみにこの観光バス、「イ」の字が抜けてるけど、「バイザイ号」という名称らしい。
日本人ツアー客専用のバスなのであろうか?さすが東アジアからの観光客誘致に注力するフィンランド。
日本語の名前がついたバスなんてポーランドじゃ想像もできんかったが、ヘルシンキにはあるんだ。
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さて、少女漫画風壁画も撮ったし、バンザイ号も撮ったし(いいのか、そんなんで?)、天気はいいし、
ぶらぶらと港の方に歩いて行ってみようかね。

イ課長のお気楽なヘルシンキ観光はまだまだ続くのである。
 
 


by tohoiwanya | 2014-01-05 22:22 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)