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2014年 01月 20日

アラビアの食器を買う

ポーランドではついぞ見かけなかったけど、ヘルシンキでは日本人観光客の姿をときどき見かけた。
ただし、見かけた日本人はみんな女性だった。ヘルシンキは(ポーランドよりは)日本人女性に
人気があるみたいだけど、その人気の一端を「北欧雑貨」が担っているのは間違いあるまい。

海外に行っても現地での買い物に関してはトンと関心がないイ課長。
当然、北欧雑貨についてちーーとも知らなかったんだけど、アラビアとかイッタラとかマリメッコとか
フィンランドには有名な陶磁器(およびガラス?)のブランドがあるということは何かで読んだ。
たまたま市電を乗り間違えた偶然でアラビアの工場に遭遇したので、行ってみることにしたのである。
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アラビアの皿やカップのことは何も知らないけど、このアングルの、工場の写真はあちこちで見た。
レンガ造りの古臭い工場と煙突、そこにARABIAという昔風のロゴ。すごく特徴的な風景だ。
それが市電の窓から見えれば見学していこうって気にもなる。
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ここの最大の集客施設は工場そのものじゃなく(申し込めば工場見学もできるらしんだが)、併設されてる
アラビアのショップだ。北欧雑貨好きのご婦人ならたちまちハァハァ言って物欲の奴隷になりそうなものが
どかーんと並んでる。
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だが、イ課長はそういう方面にはウトい。ズラリと並んだカップや皿を見ても「おお素晴らしい!欲しい!」
なんて物欲がトンと湧いてこないわけで、なんて張り合いのない客であろうか(笑)。

ただ、考えてもいなかった「ヘルシンキのアラビアの工場」に、なぜか来ているという偶然が面白くて、
訪問記念に何か一つは買っていこうと思った。しかし、さて、何を買おうか・・・。
あまり大きなものは重そうだしなぁ・・・
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おっ、ムーミンカップがいっぱいあるじゃん。
同じようなカップをバンター空港のムーミンショップでも見かけたけど、あれってアラビアが作ってたんだ。
よし、それじゃせっかくだからトホ妻用土産にムーミンカップでも買っていくか。
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デザインにはムーミンだけじゃなく、ミーとかスナフキンとか、いろいろあった。
その中でイ課長が最終的にチョイスしたのはコレなのである。値段は例によって忘れたけど、
日本円で1,500円~2,000円ってとこじゃなかったかなぁ?バカ高くはなかったけど、安くもない。
(いま気がついた。写真に値段が出てるじゃん。17.6€だから、当時のレートだと1800円ってとこか)
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ショップの外に出ると、こんな風にきれいなカフェもある。
オジサンがぼんやり立ってるけど、彼が「奥さんの買い物につきあって、待ってるダンナ」であるのは
絶対に間違いないだろう。自分の妻が服や雑貨を買うのに付きったことのある亭主であればね、
直感的にわかりあえるんだよ(笑)。
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実際、このアラビアのショップで買い物してるのはほとんど女性客で、ヤロウなんてイ課長くらい。
まぁ北欧雑貨に関心が高いのが主に女性なのは当然だろうし、ショップに女性客が多いのも
これまた当然だ。日本人のおばさんたちも何人かいて、張り切って買ってたね。
ヘルシンキに行ったら何はさておき、ここで買い物したいという女性は少なくないと思う。

しかし何度も言うようにイ課長は「たまたま市電を乗り間違えて」ここに来てしまったっていうだけのオッサン。
工場の外観を見て「あっアラビアだ!」と思う程度の知識はあっても、食器自体に関する知識なんてゼロ。
とにかくアラビアとかイッタラって、優れたデザインで知られる・・んだよね?(必死に同意を求める)

ただ、この映画は知ってる。
日本女性のフィンランド志向に火をつけた「かもめ食堂」。実はアラビアはこの映画に協力してたんだと。
たぶん食事シーンで使われた食器の多くはアラビアのものだったはずだ。
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ほーら、雑貨好きのアナタ、ヘルシンキに行きたくなったでしょう~?
食器には詳しくないが、どうやったらここに行けるかという点に関してなら、いまやイ課長は詳しいぜ?(笑)
6番か8番の市電で北の方に向かい、終点の一つ手前で降りればいい。終点まで行っちゃっても大丈夫。
ちょっと歩いて戻るだけだから。

それにしても、このときの市電乗り間違い→位置情報大誤認→アラビア訪問という一連の偶然。
よくある「旅のハプニング」ってやつだけど、ヘルシンキで具体的観光プランがなかったイ課長にとっては
実はちょっと面白かったというブブンもあるんだよね。こういう経験をすると、前にも書いたように
旅というのは計画ではなく偶然で形成されるんだなぁとつくづく思うよ。

さぁアナタもヘルシンキに行ってみよう。そして市電に乗ってアラビアのショップで買い物しよう。
もし市電を乗り間違えてどこかヘンなとこに行ってしまっても何とかなるし、そこには予想もしなかった
新たな偶然の発見があるかもしれない(・・・し、ないかもしれない)。


 

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by tohoiwanya | 2014-01-20 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(10)