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2016年 07月 21日 ( 1 )


2016年 07月 21日

英国トラブル・ガイド 【ヒースローエクスプレス編】

楽しい東南アジアネタが続くかと思ったら、楽しくない英国切符トラブルネタですよーみなさん。
これは全部で3件あった切符予約トラブルの中で、結果的に“深刻度”としてはいちばん低かった。
以前書いたパターンにあてはめれば②⇒③、何らかのネット技術上の要因で発生した(と思う)トラブルだ。

トラブルが生じたのは、実はヒースロー・エクスプレス(以下H.E.と略す)の切符予約だったのである。
英国トラブル・ガイド 【ヒースローエクスプレス編】_f0189467_09475562.jpg
 
ご存知のようにH.E.は空港からパディントン駅まで15分という速さがウリだけど、料金は高い。
片道22£、出発当時のレートで約3,400円だもんね。でも往復で買うと片道を2度買うより8£お得な36£。
ホテルはパディントン駅徒歩圏で、空港アクセスはH.E.を使う前提だったから往復切符を2枚買おうとしたわけだ。

予約はココでできる。
予約作業自体は楽勝で(そりゃそうだ。空港駅とパディントン駅しかないんだから)、決済も済み、
あとはEチケットのメールが届くだけ・・・のはずなのに・・そのメールってのが一向に来ない。
おっかしーーなーー?こういうのって自動発送のはずで、「送り忘れ」みたいなミスが介在するはず
ないんだが・・・もしかして、また英語で問合せしないといけないのぉ?

例によって問合せメールアドレスはわからず、頼りなさそうな問合せフォームだけ。いつものパターンだ。
しょうがないからそのフォームに「Eチケットのメールが届きません。至急送られたし」と書いて送った。
H.E.の場合、フォームを送ると受信確認がすぐに表示され、受付番号と共にこんなことが書かれていた。

ヒースローエクスプレスへのお問い合わせありがとうございます。
私たちH.E.スタッフは素早くお問い合わせに対応し、一週間以内にはお返事を差し上げるという実績を持ち・・


ヲイちょっと・・・一週間もかかんのかよ!一週間後にはもう出発なんスけど。
ウチにはプリンターがないから切符の印刷は会社でやらねばならぬ。ということは出発前日中に
印刷しないといけないのだ。

そこでまた同じ問合せフォームに書く。うんざり。
一週間以内の御返事では出発日が来てしまいます。(時差を考慮して)水曜までに送られたし

するとまた新たな受付番号が表示され、「H.E.へのお問い合わせありがとうございます。
私たちH.E.スタッフは素早くお問い合わせに・・・」おいイ課長をバカにしてんのか、てめぇ。
こういう一連のやり取り(先方は単なる自動返答だが)があったのが6月11日の土曜日だったと思う。

H.E.からの返事は火曜に来た。一連の「トラブル・オブ・ブリテン」を経験したイ課長としては、
返信までの期間が3日ってのは、マシな方だと思う。そこには「ご迷惑おかけして申し訳ない。
あなたのチケットを送ります」という主旨が書かれており、一緒にチケットがPDFで添付されて・・・・
・・・いないんだコレが。

ここがよくわからないところだ。メールの下部に何かのスクリプトめいた文字列がプツッと途切れたような
箇所があって、そこから下は何もない。本来そこにチケットPDFが添付されてたんじゃないのかなぁ?

他の人のブログを読むと、正常ならH.E.からバーコード付きの切符PDFが届く(もしくは
チケットのDL用URLが届く)ようだ。それは他の国の鉄道会社と同じで、今回はPDFをメールに
添付する上で何か技術上の問題があるみたいなんだけど、それが何かはよくわからない。

イ課長家ではPCはMacを使ってる。Macだと切符予約が途中からウマくいかなくなる例は
過去ベルギーでもあるから、今回も「Macだからダメ」という可能性がないとは言えない。
この辺、MacユーザーでH.E.の切符を予約した経験者のお話をお聞きしたいところだ。

しかし困ったよ。PDFが届かなきゃ切符を印刷して持っていけないじゃん。向こうに着いたらすぐ乗るのに。
だが「もう一度送ってくれ」と要求しても同じ障害が起きる可能性が高い。
残された手段はヒースロー空港に降りたらH.E.の窓口に行って「私は間違いなく切符を予約してるっす。
でもチケットPDFが送られてこないっす。だからここで出力してほしいっす」と掛け合うという方法だ。
幸い、H.E.の切符を予約した時の最終画面、予約コードが表示された画面をMacに保存してあったから
それを会社で印刷してロンドンに持っていくことにした。その画面とはコレだ。
英国トラブル・ガイド 【ヒースローエクスプレス編】_f0189467_15135561.jpg
  
一応領収書って書いてあるし、8ケタの予約コードだって書かれてる。これ見れば予約済ってことは
納得してくれるべ?そしたらよほどの意地悪でない限りその場で切符を印刷してくれる(もしくは何か
別の方法で実券として発券してくれる)べ?そう期待したわけだ。

12時間飛行機に乗り、ヒースロー空港に到着したイ課長とトホ妻。空港地下のH.E.乗り場ワキに
カウンターがあったから、さっそくそこに行って発券交渉開始。さて結果はどうだったか?
英国トラブル・ガイド 【ヒースローエクスプレス編】_f0189467_09492947.jpg
 

結論から言うと、ヒースロー・エクスプレスは切符なしで乗れるらしい。

空港駅の係員に上の紙を見せて切符が欲しいって言うと、女性係員はペンで予約番号のところを丸で囲み、
「この番号があれば乗れるわよ」とコトもなげに言う。ええ?切符ナシで?で、でも、検札が来た時に
切符がないと・・・と言おうとすると「検札にもこの番号を見せればOKなの」と、またコトもなげに言う。
えええ~?そういうモンなんですか?

ドイツのDBとかだったら、印刷したバーコード付き切符を見せなきゃ、いくら「予約番号がある」と
言い張っても検札でアウトじゃないか?やったことないけど。フランスやベルギーやオーストリア等々、
自分で切符を印刷して欧州の鉄道に何度も乗ったけど、切符ナシで乗ったことなんて一度もないぞ。

実際、車中では検札が来たけど(これは絶対来る)、係員はこのペラ紙を見ると、そこに記載された
予約番号を端末に打ち込み、何か確認し、それでオシマイ。紙はそのまま返してくれた。
これを先進的と言うべきか、ユルいと言うべきなのか。ただ一つハッキリしたのは出発前にイ課長たちが
メールが来ないとか切符を印刷できないとかヤキモキしたことは、すーべーてームダだったってことだ。
英国トラブル・ガイド 【ヒースローエクスプレス編】_f0189467_09461091.jpg
 
この件から導き出される教訓はこういうことになる。
H.E.の切符をネット予約すると、メールでのEチケット送付に際して技術的障害が発生する可能性がある。
少なくともイ課長には発生した。だがその発生確率は不明で、Macだと発生しやすいのかどうかもわからない。

しかし切符がなくてもH.E.には乗れる。
その代わり、画面に表示された予約番号だけは絶対に記録しておく必要がある。表示画面を保存して
印刷しておけば確実だけど、手帳に書き留めた番号を見せても(原理的には)イイってことになる。

こういうコトが判明した以上、この予約コード表示画面を印刷した紙はすごく重要になった。
旅行の間じゅう、この紙をなくさないようにしっかり保管しておき、帰りのH.E.に乗る時も
検札が来たら同じ紙を見せた。もちろん、そこでも何の問題もなかったのは言うまでもないのである。

というわけで英国トラブルガイド【ヒースローエクスプレス編】は結果的には「深刻度・低」で
済んだのでありました。やれやれ、良かったぜ。
しかし英国切符予約トラブルはもう一つある。しかもこの最後のヤツこそが最大かつ最強のトラブルで、
何と、現在もまだトラブル処理は継続中(マジで)なのである。

まぁこれもいずれ書くよ。解決がいつになるかはわからんが・・。
いっぱいブログネタを提供してくれてありがとうよ、イギリスじん・・・げんなり。


 

by tohoiwanya | 2016-07-21 09:41 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(8)