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2019年 04月 03日 ( 1 )


2019年 04月 03日

しまなみ海道サイクリング④【生還する還暦夫婦】

「さて引き返すか」となった時点で、すでにイ課長の心は「フタタビあの橋を
渡らなければならない」という恐怖で黒く塗りこめられていた。因島大橋を再び渡る
コワさに比べれば、そこに至るクネクネ登り坂なんて試練でもナンでもない。

コワいもんだから、イ課長が一目散に橋を渡ってしまうのは往路でわかっていた。
そこで、復路はカメラをトホ妻に渡し、イ課長だけ逃げるように先に渡ることにした。
トホ妻は写真を撮りつつ、ゆっくり来るんだって。下の写真は、橋を渡る直前、
恐怖で顔がこわばったイ課長をトホ妻が撮ったものである。
f0189467_17480397.jpg
 
二度目なら慣れただろうって?とんでもない。
あんな高くてコワい橋、どうしてみんな平気で渡れるのか、そっちの方が不思議だ。
足は疲れ切ってたはずだが、恐怖によるアドレナリンの緊急追加分泌があったようで、
脇目もふらずにコギ抜けた。

後からのんびり来たトホ妻が橋の途中で撮った写真もご覧にいれよう。
もっとも、実際には柵や金網があって、景色は撮りづらいんだが。
f0189467_17464213.jpg
 
うう・・うう、橋脚ンとこの水面なんか撮ってやがる。
よくこんなところで立ち止まって下を見られるなー。イ課長には絶対ムリ。
トホ妻には神経がねぇのか?
f0189467_17464249.jpg
 
ちなみに、トホ妻の話によると、大型車なんかが通るたびに橋は相当ゆれるらしい。
イ課長は全速力でコイでたから揺れを感じるどころじゃなかったが、確かに橋って
けっこう揺れるんだよね。ただでさえ高くてコワいのに、それが揺れるなんて・・
そんな場所でのんびり写真撮ってるトホ妻には、やはり神経がないに違いない。

とにかく、これで帰路最大の試練は通り抜けた。
因島大橋とお別れだ。二度と自転車で渡ることはあるまい・・つうか渡りたくない(笑)。
午前中にここを通った時とは太陽の向きもだいぶ変わったのう。
f0189467_17445669.jpg
 
あとは気楽に海沿いの道をコグだけだったんだけど、この頃から足より尻が限界。
会社に着ていく冬用のウールのズボンで、もちろん尻パッドなんて皆無。尻が痛いイタイ。
最後の方はケツの痛みに耐えながらコグのに必死で、写真を撮る余裕もあまりなかった。

はぁ~~・・ようやく戻ってきました。向島の渡船乗り場。
ここから尾道駅前まで船に乗り、朝借りた場所に自転車を戻し、保証料として払った
1,000円×2人分を返してもらって、還暦夫婦のしまなみ海道サイクリングはどうにか
無事終わったのでありました。
f0189467_17445693.jpg
 
しまなみ海道サイクリングは総じて素晴らしい経験だった。
前にも書いたように車少ない、信号ない、眺めは最高という海沿いの道を自転車だけで
本州から四国まで行けるんだからね。もちろん、途中の島で一泊して、のんびり
行くことだって可能なのである。

ロードレースの専門家が寄り道せず、時速20km平均で走ったと仮定したら、尾道~今治間
約80km強を4時間くらいで走破しちゃうはずだ。イ課長たちは同じ時間で因島までしか
行けなかったけどね。まぁ途中で灯台とかに寄り道もしたからなぁ・・。

しかし我々には・・つうか、イ課長には二度とできない。それは保証する。
年齢とか体力の問題より、あんな高くてコワい橋、もう渡れないって。勘弁しちくり。

 


by tohoiwanya | 2019-04-03 00:12 | 国内出張・旅行 | Comments(2)