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2019年 09月 13日 ( 1 )


2019年 09月 13日

ミュンヘンでハイティンクの第九を聴く その1

ブリュッセルからいきなりミュンヘンに話が飛ぶが、この話は今月中に書かねば。
今年9月のルツェルン音楽祭を最後に引退することを表明した、ある大指揮者の話。
これを書きたくてウズウズしてた。当然続き物記事になるのである。

あの出張ではブリュッセルやデュッセルドルフでは夜に会食が入りそうだったから、
娯楽をハメ込むとすれば最後の滞在地、ミュンヘンに賭けるしかなかった。
2泊の間にどんな娯楽があるか必死に捜しましたよ。

11年前に「とんでもマクベス」で途中挫折したバイエルン国立歌劇場。久しぶりに
行きたかったけどいい演目がない。うーん・・じゃオーケストラはどうだ?

するとだ。
ガスタイク(Gasteig)ってところでバイエルン放送交響楽団の演奏会があるではないか。
しかも曲目はベートーヴェンの第九!しかも指揮は巨匠ベルナルト・ハイティンク!!
これはいい!(たぶん)最後の海外出張の、(これは絶対に)最後の滞在地で聴く第九!
フィナーレを飾るにふさわしい荘厳なイベントではないか。
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出張準備と同じくらいの時間と情熱を傾け、チケットをネット予約した。途中からは
ドイツ語のみの表示になって苦労したけど、何とか予約確認書はプリントアウトした。
これで入れるよな?もしダメと言われたらその場で舌を噛んで死のう。

デュッセルドルフからミュンヘンに移動した木曜の夜、ホテルで一休みしたあと再び
ミュンヘン中央駅からSバーンに乗ってガスタイクに出撃。ふふ・・ハイティンク・・
しかも第九・・しかもここは本場ドイツ・・うふ・・うふふふ(←少しイッてる)

ところでコンサート会場とされるガスタイクって何か?
ここは一種の文化複合施設で、コンサートホールとか図書館とか大学とかいろいろあるらしい。
地図で場所は確認してたんだけど、愚かなるイ課長は地下から地上に出たら東西南北の
見当がつかず(これはよくある)、通りを逆方向に歩いちまった(これはバカ)。
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不安になってそこらの兄ちゃんに聞いたら「ガイスタクはあっちだよ、あっち!」と
教えられ、慌てて反対向きに歩く。さっき降りた駅を通り越してさらに歩くと、ほーら
ちゃんとあるじゃんガスタイク。失敗は成功の母なのだ。
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すげー立派な建物。写真左下、みんなが向かっているのが入り口だろう。
さっそくイ課長も続いて入る。出張だからネクタイとジャケットは着てる・・つうか、
それしか服を持ってないわけだが、こういうフォーマル・シーンでは助かる。
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まずすべきは、最も不安だったチケット入手だ。
チケットブースに行ってオズオズと予約確認書を差し出すと、アルファベット順に
並べられたチケットの中からイ課長のをくれた。やったー。チケット引き換え手順が
ドイツ語のみだったから不安でしょうがなかったんだけど、これで大丈夫だ。
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あとは開演までゆっくり待とう。
ハイティンクの第九を聴こうというドイツのクラシック・ファンでロビーはいっぱい。
イ課長の気分も高揚するぜ。そのわりにコワい顔してるが(笑)。
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開演は8時で、7時半くらいから客席に入れた。チケット持ってるからには
怖いものナシだ。胸を張ってホールの中に・・・・おおおおおお
すげーモダンな、立派なホールだねぇ。
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今夜は素晴らしい夜になりそうだという予感がモリモリと高まる。
実際、あれは感動的な夜だったよ。あの夜のことだったらいくらでも書ける。
しかし、ここらで一度区切って、続きは次回だ。うひひ。

 


by tohoiwanya | 2019-09-13 00:09 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)