人気ブログランキング |

カテゴリ:国内出張・旅行( 111 )


2019年 05月 22日

尾道食い物紀行 その2

尾道旅行関連ネタの最後は食い物ネタだ。
本日は旅行二日目、つまりしまなみ海道サイクリングした日に食ったもの。
因島じゃピザなんか食ってたが(店がないんだもん)、尾道では多少は
“その土地らしい”ものも食ったのだ。まずは尾道の土産物屋で必ず売ってるコレ。

【はっさく大福】
はっさく大福なんて、尾道に来るまで全く知らなかった。
いちご大福と同じように、大福の中にはっさくが入っているらしい。うっそぉ。
イ課長、はっさくは大好きだけど、それが大福になったアリサマというのは
想像がつかなかった。

はっさく大福は因島でも売ってた(はずだ)けど、走ってる途中は土産物屋が
あまりなかったから、尾道に戻ってから買った。こんな感じ。
f0189467_14505417.jpg
 
食ってみた。モグ・・・おお、ホントにはっさくが入っとる。
はっさく+白あんを包んだ大福のようで、ちゃんとはっさく独特のスッパ苦い、
独特の味がある。ま、そりゃそうだよな。ひとフサ入ってるんだから。
f0189467_14505473.jpg
 
尾道ならではの変わったスウィーツ。鮮度が重要みたいで、はっさく収穫期以外は
供給が減少する(最悪、なくなる)らしい。この時期に来てよかった良かった。

【でべらの炙り】
はっさく大福も知らんかったが、「でべら」も知らない。ナニそれ?
イ課長が大学時代、お世話になった教授と同じ名前だが(スペイン人)、もちろん
その先生を炙って食うわけではない。ちなみに、その先生は2月に逝去された。

ホテルすぐ近くの飲み屋にあったのが「でべら」だったんだけど、
この店は美味しくて、けっこうアタリだったと思う。
f0189467_14510312.jpg
 
たとえば「カリカリごぼう」っておつまみ。ゴボウを揚げたものなんだけど、
塩加減が絶妙でこれがおいしい。ビールが進む。トホ妻、美味しがってバクバク食う。
f0189467_14510861.jpg
 
これはたしかタチウオの刺身だったと思う。
タチウオの刺身って、食ったことないかも。珍しいから注文してみたんだけど、
これも美味しかったなー。
f0189467_14510320.jpg
 
こういった一連のツマミの一つとして食ったのが、問題の「尾道でべらの炙り」。
でべらとは何なのだ?という最初の質問に戻ることになる。

でべらって尾道で名物のサカナの名前で、ヒラメの一種のようだ。
干して炙って食べたり、炙ったのを日本酒に浸して食ったり、いろいろ食い方があるようで
「尾道の冬の味覚」らしい。この時期じゃなきゃ食えなかったのか。・

これがでべら。そんなに大きな魚ではない。これがまた美味しい。
頭から尻尾までホネも残さず齧って食える。やはりビールが進む。
f0189467_14510826.jpg
 
上でも書いたけど、この店は良店だったと思うよ。地元の人たちで混んでたことも
その証明だろう。イ課長ブログは基本的に店の宣伝なんてしないけど、この店のことは
わりと自信をもって公開できる。尾道商工会議所ビル近くの「じわっと」というお店です。

てな具合に、尾道二日目もなかなか充実した食生活。
「その地ならでは」の味覚をあれこれ楽しめたのは何よりでした。
貧乏性のトホ妻&イ課長の旅行じゃ、こういうの、珍しいからね。

 


by tohoiwanya | 2019-05-22 00:06 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2019年 05月 20日

イ課長ミシュラン ホテル評価 50

記念すべき50回めのホテル評価。尾道のホテル、いってみましょう。
トホ妻還暦記念旅行で泊った高松のホテルは明らかに旧ラブホテルを改築
したものだったけど、ここはちゃんとしたホテルですから(笑)。

尾道ロイヤルホテル

観光客の多い尾道にはホテルもそれなりにある。
JR尾道駅周辺がホテル集積地帯なんだけど、尾道駅は繁華街や名所からは
ちょっと離れてる。で、繁華街の中にあるホテルのココにしたのだ。
駅からは10分くらい歩くけどね。

ちなみに、宿泊料は2人×2泊で22,600円。ひとり一泊あたりだと5,500円ちょい。
ただし1泊目(金曜夜)より2泊目(土曜夜)の方が料金はぐっとお高くなる。
5,500円ちょいというのは両方の平均。ちなみに、朝食つきです。

立地:★★★★☆
駅エリアと、繁華街エリアが離れた構造の尾道では、どっちとの近さをとるかが
問題だが、我々は繁華街に近い方を選んだ。ロープウェイ乗り場とか、
例の跨線橋とかにもわりと近い。

すでに書いた尾道お好み焼き屋、地元民で賑わう飲み屋もホテルのすぐ近くで
メシを食うところはいっぱいある。はっさく大福が買える土産物屋も近い。
もうちょっと歩くとコンビニがあるから缶ビール調達もオッケー。

しかも東京物語に出て来た住吉神社の真ん前っていうんだから(これは予約してから
わかったわけだが)素晴らしい。駅からちょっと歩くから星5つはあげられないけど
観光にはほぼ文句なしの立地といえる。
f0189467_13482851.jpg
 
部屋:★★☆☆
ずばり、狭い(笑)。部屋はツインじゃない。「セミダブルベッドのあるシングル」と
言っていいくらいの狭さ。ま、それは最初からわかっていたんだが。トホ妻とイ課長は
揃って貧乏性で、優雅なホテルライフを楽しもうなんてハナから考えてないから
別に問題ないけど、どう見たって一人用の部屋だよな、面積的には。
f0189467_13420217.jpg
 
狭いながらも、部屋からは尾道水道が眺められて景色はいい。
朝焼けの尾道水道をホテルの部屋から撮った写真をご覧にいれよう(トホ妻撮影)。
f0189467_13415113.jpg
 
朝食:★★★★★
上にも書いたように宿泊は朝飯つきプランだった。2階の食堂で食べる。
二日とも立派な和定食で、朝食はかなり良かったと思うよ。ウチじゃこんな
オカズの品数が多いメシ、夕食でも食ったことがない(笑)。
f0189467_13415182.jpg
 
喫煙ルーム:★★★☆☆
昨今の分煙トレンドから、このホテルでも1階ロビーに小さな喫煙所がある。
イ課長も時々ここでタバコ吸った。
 
この喫煙所の狭さは、部屋の狭さ同様、なかなか印象的だったので、
ほどなくトホ妻とイ課長はここを「懲罰房」と呼ぶようになった。
「先に部屋行ってて。オレちょっと懲罰房で一服してくワ」みたいに。
f0189467_13425712.jpg
 
尾道ロイヤルホテル、客室はたぶん全室禁煙じゃないのかなぁ?
タバコを吸いたい方は、1階入口ワキの、この懲罰房を使いましょう。


部屋は狭いけど、この値段で朝食付きならこんなもんじゃないかと思うよ。
ちなみに、その後ちょっと調べたら、GWに同じ条件(二人で、金曜夜から2泊メシ付き)で
泊ろうとしたら、8万円(!)くらいかかる。

イ課長の誕生日が冬のクソ寒い時期だったせいで、1月の還暦旅行になったわけだが
他の時期だったら、朝食付きでこの値段じゃとても泊れなかったんだろうと思われる。
けっこう高級ホテルだったのかも。懲罰房なんて言って、失礼しました(笑)。

 


by tohoiwanya | 2019-05-20 00:11 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2019年 05月 18日

古民家と城を見て帰る

さて、それではスコータイの話に戻る前に鞆の浦に話に戻ろう。
民家ですよミンカ。鞆の浦には古民家がたくさん残ってる。ミンカの女・トホ妻が
素通りするわけがない。「無料公開中」という看板のある家に入ってみた。

【鞆の津の商家】
普通は「鞆の浦」っていうけど、「鞆の津」っていう言い方もあるんだな。
ここは「鞆の津の商家」という名称で福山市の重要文化財。昔は漁網なんかを
商っていた商家だそうだ。

ここはいかにも歴史を感じさせる被写体がいっぱいある家だったねぇ。
まるで映画のセットみたいな古びたたたずまいがイイ感じだ。
f0189467_13280146.jpg
f0189467_13292934.jpg
 
「火鉢のワキに徳利置いて一杯やってる感」を再現している。
古びた、しかしすごく立派な箪笥・・ことさら古民家好きというわけじゃない
イ課長でも見とれちまうぜ。
f0189467_13280182.jpg
 
【入江豊三郎本店】
ここも由緒ある商家だが、イ課長としては建物より売ってる物に興味があった。
入江豊三郎本店は伝統ある「保命酒(ほうめいしゅ)」のメーカーなのである。
f0189467_13275434.jpg
 
保命酒って、もち米を原料にした原酒に高麗人参、桂皮、丁子等々の薬味を漬けて
風味を高めた甘いお酒らしい。イ課長はガイドブックでそれを読んだ時から
「それって要するに、オレの好きなアレじゃないの?」という予感があった。

入江豊三郎本店は今でも営業してて、行くと保命酒を試飲させてくれる。
確かにとても甘い。しかしそれを飲んで、イ課長の予感は確信に変わった。
これって要するにお屠蘇だ。漬け込む薬草(ハーブ)が屠蘇散と似てるもん。

イ課長実家では毎年正月にお屠蘇を飲む。みりん3:日本酒7くらいの“原酒”に
屠蘇散を浸す。何を隠そう、イ課長はこのお屠蘇が大好きなのである。ビールばっかで
日本酒なんてついぞ飲まないのに、お屠蘇だけは嬉々として飲む。

お店の人が「お湯割り、ソーダ割りもいいですよ」とお勧めしてたけど、
試飲したイ課長はたちまち「これを日本酒割りすれば、オレの好きなお屠蘇になる」と悟り、
瞬時に一升瓶を買ってしまった(笑)。国内観光地のお土産なんてお菓子くらいしか買わない
イ課長には極めて珍しいことだ。一升瓶はもちろん配達してもらった。
f0189467_13275363.jpg
 
入江豊三郎本店の、カンジンの古民家ぶりはどうだったかって?
保命酒に気を取られてあんまりよく見てこなかった。トホ妻に聞いてほしい(笑)。

さて、そろそろ福山に帰るか。
だが最後に福山駅のすぐ裏に1か所だけ見ておきたい場所がある。

映画ヲタクの旅⑤ 転校生【福山城】
映画ヲタクシリーズが最後にもう一つあるのだ。もうないと思ってたでしょ?
この福山城は小林聡美が前の学校の友達と待ち合わせする場面に出てくる。
f0189467_13391345.jpg
 
立地は駅のすぐ裏で便利。城は大きくて立派。
それなのに観光名所としての知名度がイマイチなのは戦災で焼けたあと
コンクリートで再現された城だからかなぁ?日曜なのに人も少なかった。

さて、これで見たいものは見た。東京に帰ろう。
昨年の「トホ妻還暦記念・高松旅行」は大変ハードな旅だったが、今回の
「イ課長還暦記念・尾道旅行」もまた輪をかけてハードであった。疲れた・・。
f0189467_13391337.jpg
 

まぁ還暦になってなお、この程度の「ハードさ」なら何とか耐えられると
確認できただけでも良かったと前向きに考えるべきなんでしょうな。
帰りの新幹線じゃ缶ビールがぶがぶ飲んで、寝ましたですよ。
 
 


by tohoiwanya | 2019-05-18 00:05 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2019年 05月 12日

円福寺と福善寺、そして対潮楼

いろは丸資料館を出たトホ妻&イ課長はぶらぶらと東方面に向かって歩く。
対潮楼というところを見ようと思っていたのだ。
f0189467_15050847.jpg
 
しかしさっそく道を間違えた(笑)。こんな小さな町で、どこまでバカなんだ。
対潮楼がある福善寺というお寺と思って着いた所が、実は円福寺という寺。

ところが、この間違えて行った円福寺にも坂本龍馬がからむのだ。
前回記事で書いたいろは丸事件の海難審判は、ここ鞆の浦で行われたわけだが、
円福寺は紀州藩側の宿舎になったところらしいのである。へぇ~~。

しかし紀州藩にまつわる何かが残っているというわけでもなさそうで、
寺を訪れる観光客も全然いない。イ課長とトホ妻だけですごく静かだった。

この円福寺の裏はすぐ海。写真左寄りに二重塔みたいなのが小さく見えるのに
ご注目いただきたい。このあともう一度見るからね。
f0189467_15050196.jpg
 
さて、それでは今度こそ福善寺の対潮楼に行こう。
円福寺から直線距離なら100mくらいしか離れてないが、道路ひとつ隔ててる。

この円福寺の中に対潮楼という広間があって、そこからの眺めは絶景として知られる。
かつては朝鮮通信使をもてなしたりもした場所なんだけど、あまりに景色がいいんで、
「日本随一の眺め=日東第一形勝」と朝鮮から来た人たちも絶賛したらしい。
さっき見た二重塔が正面に見えるでしょ?
f0189467_15050890.jpg
 
この場所もまた「坂本龍馬ゆかりの・・」なのだ。すごいね、竜馬さん。
対潮楼は例のいろは丸事件の海難審判会場になった。つまり紀州藩の人は
さっき見た円福寺に泊まり、この福善寺・対潮楼に交渉のために日参したわけだ。
出張先とはいえ、ホテルから仕事先までこれだけ近いのはうらやましい。
おお、ちょうど平成いろは丸が通っていくぞ。
f0189467_15050133.jpg
 
というわけで、ここまで鞆の浦で見た観光スポットはみーんな坂本龍馬がらみ。
しかし次回はガラリ変わってトホ妻好みの「ミンカ系」ネタになる予定です。

 


by tohoiwanya | 2019-05-12 22:44 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2019年 05月 11日

鞆の浦といろは丸と坂本竜馬

鞆の浦の観光ネタで最近有名なのが「いろは丸」、そして坂本龍馬だ。

ご存知ない方のために概略を。
坂本龍馬は有名な海援隊を組織し、海運商社業に乗り出したわけだが、その初期に
いろは丸という船(中古船だったと思うが)を入手した。その処女航海(中古だが)で
荷物を満載して長崎から大阪に向かうために瀬戸内海を航行していた。

ところが、夜間に紀州藩の船と衝突。いろは丸は沈没してしまった。何ということか。
この時、海援隊と紀州藩の賠償交渉が行われたのが鞆の浦であり、鞆の浦近くの海底に沈む
いろは丸は最近潜水調査され、その遺物もいくつか引き上げられている。要するに、
鞆の浦は坂本龍馬の「いろは丸事件」の舞台というわけ。

この「いろは丸事件」は日本で最初の海難審判事故とされる。日本最初の海難審判事故の
当事者になったり、日本最初のハネムーンを敢行したり(おりょうさんと薩摩へ)、
坂本龍馬って人はいろんな意味でトレンドリーダーだったんやねぇ。
f0189467_15370537.jpg
 
今や鞆の浦にとって「いろは丸」は重要な観光資源だ。いろは丸関係の史料を集めた
「いろは丸資料館」というのもある。それじゃまぁとりあえず、そこから見てみようか。
実はイ課長、出発前に「竜馬がゆく」のいろは丸事件のトコ読み返して復習した(笑)。

「いろは丸資料館」は例の燈籠の近くにある。
見学客は非常に少なくて、ほとんどトホ妻&イ課長の貸し切り状態。観光客のみなさまが
動き出すにはまだ時間が少し早いからねぇ。
f0189467_15405895.jpg
  
坂本龍馬の有名な写真だ。彼は江戸時代末期の日本人としてはかなり長身だったとされる。
現代におけるイ課長みたいな感じだったのかも(笑)。
f0189467_15352086.jpg
 
こっちには絵もある。写真でも絵でもイケメンという感じではないんだけど、女性には
モテたらしい。彼の奥さんになったおりょうさんの若い頃の写真はすごい美人だ。
f0189467_15352025.jpg
 
いろは丸事件の当時、すでに坂本龍馬は「討幕の志士」として有名だったから、当然幕府から
目をつけられてた。そこで、鞆の浦で行われた紀州藩との賠償交渉でもふだんは隠れ家に
身を隠していたらしい。その様子も再現されてる。そう大きな展示館じゃないけど
坂本龍馬ファン(これは日本にものすごく多い)にとっては興味深いところだと思う。
f0189467_15370585.jpg
 
いろは丸資料館を出たトホ妻とイ課長は、雨上がりの鞆の浦をぶらぶらと歩いて
大きなお寺の方に向かった。実はそこもまたいろは丸事件・坂本龍馬にゆかりの
場所なんだよね。それで、その場所の観光価値がぐっとアップするとしたら、
坂本龍馬って人は大した観光資源だよ、ホント。

 


by tohoiwanya | 2019-05-11 00:04 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2019年 05月 08日

鞆の浦に行ってみよう

スコータイの続き・・とも思ったが、やっぱこっちだ。
もう忘れてたと思うけど、まだあるんだよ(笑)。行ったのは1月の冬だったのに、
世間はクールビズになっちまった。

2泊3日の還暦記念旅行。初日は尾道の寺めぐり、二日目はしまなみ海道を
コギまくったわけだが、最後の日、すなわち東京に帰る日はどうしようか?

帰りは福山から「のぞみ」で帰るのがいい。
じゃ、福山でどこか・・となれば、やっぱ鞆の浦だろうなぁということになった。
古い日本家屋がたくさん残る、情緒あふれる小さな港町みたいで、ここもまた
いろんな映画のロケ地になってるらしい(ただしイ課長が見た映画はない)。

尾道からまず福山に電車で移動、バスで鞆の浦を見て、福山に戻ってきて、あとは
新幹線でスッと帰る。最後の日のプランはこうなったのである。

日曜の朝だけど、尾道駅にはそれなりに人がいた。ここってホームのベンチが
「電車型」の配置になってるんだね。
f0189467_00393670.jpg
 
尾道から福山は山陽本線で20分強。福山って大きな街なんだねぇ。
空は雨模様だけど、今日は別に自転車乗るわけでもないし、「小雨そぼ降る鞆の浦」も
それなりに情緒あるだろう。そういう点では気楽。
f0189467_00392617.jpg
 
福山から鞆の浦まではバス。さぞかし本数の少ない田舎バス路線かと思いきや、
大体20分ごとにあるからそれほど待つ必要はない。乗ってる時間は30分くらい。
f0189467_00392625.jpg
 
はーい着きました鞆の浦。もちろん初めて来る。こういう感じのトコなんだ。
f0189467_00414288.jpg
 
これが常夜燈。海っぺりにあるということは、一種の灯台機能を持ってるんだろうな。
この常夜燈が鞆の浦で一番有名な撮影スポットといえるはず。
f0189467_00423626.jpg
 
しかし鞆の浦の町は他にも写真を撮りたくなる家並みや路地がいっぱいある。
f0189467_00414297.jpg
  
うーん・・雨に濡れた石畳って、ええのう。
f0189467_00414240.jpg
  
鞆の浦では「あそこと、ここと・・」くらいで、ご大層な観光計画はなかった。
というか、小さな町だからそんなに勇壮な観光はできない(笑)。それでも鞆の浦の
「見どころ」はいくつか回ったから、ぼちぼちご紹介していきましょう。

 


by tohoiwanya | 2019-05-08 00:03 | 国内出張・旅行 | Comments(5)
2019年 04月 03日

しまなみ海道サイクリング④【生還する還暦夫婦】

「さて引き返すか」となった時点で、すでにイ課長の心は「フタタビあの橋を
渡らなければならない」という恐怖で黒く塗りこめられていた。因島大橋を再び渡る
コワさに比べれば、そこに至るクネクネ登り坂なんて試練でもナンでもない。

コワいもんだから、イ課長が一目散に橋を渡ってしまうのは往路でわかっていた。
そこで、復路はカメラをトホ妻に渡し、イ課長だけ逃げるように先に渡ることにした。
トホ妻は写真を撮りつつ、ゆっくり来るんだって。下の写真は、橋を渡る直前、
恐怖で顔がこわばったイ課長をトホ妻が撮ったものである。
f0189467_17480397.jpg
 
二度目なら慣れただろうって?とんでもない。
あんな高くてコワい橋、どうしてみんな平気で渡れるのか、そっちの方が不思議だ。
足は疲れ切ってたはずだが、恐怖によるアドレナリンの緊急追加分泌があったようで、
脇目もふらずにコギ抜けた。

後からのんびり来たトホ妻が橋の途中で撮った写真もご覧にいれよう。
もっとも、実際には柵や金網があって、景色は撮りづらいんだが。
f0189467_17464213.jpg
 
うう・・うう、橋脚ンとこの水面なんか撮ってやがる。
よくこんなところで立ち止まって下を見られるなー。イ課長には絶対ムリ。
トホ妻には神経がねぇのか?
f0189467_17464249.jpg
 
ちなみに、トホ妻の話によると、大型車なんかが通るたびに橋は相当ゆれるらしい。
イ課長は全速力でコイでたから揺れを感じるどころじゃなかったが、確かに橋って
けっこう揺れるんだよね。ただでさえ高くてコワいのに、それが揺れるなんて・・
そんな場所でのんびり写真撮ってるトホ妻には、やはり神経がないに違いない。

とにかく、これで帰路最大の試練は通り抜けた。
因島大橋とお別れだ。二度と自転車で渡ることはあるまい・・つうか渡りたくない(笑)。
午前中にここを通った時とは太陽の向きもだいぶ変わったのう。
f0189467_17445669.jpg
 
あとは気楽に海沿いの道をコグだけだったんだけど、この頃から足より尻が限界。
会社に着ていく冬用のウールのズボンで、もちろん尻パッドなんて皆無。尻が痛いイタイ。
最後の方はケツの痛みに耐えながらコグのに必死で、写真を撮る余裕もあまりなかった。

はぁ~~・・ようやく戻ってきました。向島の渡船乗り場。
ここから尾道駅前まで船に乗り、朝借りた場所に自転車を戻し、保証料として払った
1,000円×2人分を返してもらって、還暦夫婦のしまなみ海道サイクリングはどうにか
無事終わったのでありました。
f0189467_17445693.jpg
 
しまなみ海道サイクリングは総じて素晴らしい経験だった。
前にも書いたように車少ない、信号ない、眺めは最高という海沿いの道を自転車だけで
本州から四国まで行けるんだからね。もちろん、途中の島で一泊して、のんびり
行くことだって可能なのである。

ロードレースの専門家が寄り道せず、時速20km平均で走ったと仮定したら、尾道~今治間
約80km強を4時間くらいで走破しちゃうはずだ。イ課長たちは同じ時間で因島までしか
行けなかったけどね。まぁ途中で灯台とかに寄り道もしたからなぁ・・。

しかし我々には・・つうか、イ課長には二度とできない。それは保証する。
年齢とか体力の問題より、あんな高くてコワい橋、もう渡れないって。勘弁しちくり。

 


by tohoiwanya | 2019-04-03 00:12 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2019年 04月 01日

しまなみ海道サイクリング③【因島にて】

さて、ビビりまくりながら因島大橋を渡り、こんどは因島側のクネクネ自転車専用道を
延々と降りて(帰りはコレ登るわけだ)、ようやくフツーの道路に戻ってきた。
人生で初めて来た因島。それも自転車で。よく来られたなぁ・・。
(ちなみに、因島市は2006年に尾道市に編入。だから今はない)
f0189467_17490422.jpg
 
少し休もう。もうこの時点でトホ妻とイ課長は「この次の島まで」なんて野望はなく、
因島のどこかまで行って、何か食って、帰ろうという気に完全になっていた。
このあたりは砂浜になってて、水がきれいだったなー。
f0189467_17501406.jpg
 
この後、ちょっと寄り道した。橋のすぐそばの大浜崎灯台を見てみることにしたのだ。
途中の細い急坂は一面枯葉に覆われて、とてもコゲないから押しながら登る。
すでに十分疲れた足をムチ打ち、わざわざ寄り道して灯台を目指す還暦夫婦。
ここは現役の灯台があるだけじゃなく、かつての灯台職員たちの住居?が保存され、
博物館みたいになってる。ちょっとした「近代化遺産」というわけだ。
f0189467_17505735.jpg
 
せっかく来たんだから、もっと灯台に近づいてみよう。疲れた足にムチ打ち、
階段を下りる。だが、その途中でイ課長はとても魅力的な場所を発見したのだ。

うわぁーーー!なにココ。何て小さな砂浜、何てキレイな水、なんていい景色。
f0189467_17514105.jpg
 
「日本一小さな、秘密のプライベートビーチ」・・見た瞬間、そう思った。
小さくて、静かで、水がキレイで、橋が見えて眺めはサイコー。夏だったら申し分なしだ。
この、誰も知らない小さな砂浜を自分だけで占領し、橋を眺めながら日光浴したら
ホントに気分イイだろうなぁ・・。

この灯台に職員がいた頃、彼らはこのプライベートビーチで泳いだんだろうか。
このミニ砂浜にはいっぺんで惚れた。ほんとはこのブログにも書かず、イ課長だけの
秘密にしておきたかったが、もう一度この場所に行くことがあるかと言われると、
たぶんないだろうから書いてしまう(笑)。

さて、それでは青いペイントが描かれた本来のしなまい海道ルートに戻って、
因島のもうちょっと先まで行ってみよう。因島って造船業が盛んなんだよね。
f0189467_17514120.jpg
 
別に花が見たいわけではなかったが、とりあえずフラワーセンターという所まで来た。
店があるから昼飯にしよう。ピザを食った。イ課長はついでに「はっさくスムージー」も。
因島ははっさくも名物らしい。
f0189467_17543309.jpg
 
食い終わったのが13時頃だったかな?尾道を出てから4時間くらい経ってる。

行きは吉原家住宅とか、灯台とか、あちこち寄りながら来たから時間食ったな。
帰りはまっすぐ帰るとすれば、2.5時間くらいあれば帰れるかな?しかしそれでも
尾道に着くのは午後3時半か・・そろそろ限界かな。
f0189467_17554913.jpg
 
結局、このピザを食った店が因島の「到達最遠地点」となった。
さて、引き返すとするか。本格派サイクリストたちに混じって「ご近所買い物ルック」で
ここまで来るというのは、すでに十分暴挙だったが、それでも体力が残ってるうちに
戻ろうと考える程度には、正気だったのである。

 


by tohoiwanya | 2019-04-01 00:08 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2019年 03月 29日

しまなみ海道サイクリング②【恐怖の橋渡り】

まず下の画像を見てほしい(しまなみ海道観光マップサイトの掲載画像)。

高~いところにある長大橋を自転車で渡るには、まず橋の高さまで登らねばならない。
もちろんエレベーターなんてない。向島では下右の地図のように、橋の下を通過し、
さらに海沿いを延々走り、やっと着いた出入口からクネクネ坂道を登ることになる。
f0189467_14222689.jpg
 
このクネクネ坂を登らないと橋に辿り着けない。橋を渡らないと因島には行けない。
ここまで来たらヤルしかない。おお、あれが出入口か。低速ギアなら何とか登れるよな。
f0189467_14253324.jpg
 
うはー。平均3%の勾配が1.1km・・勾配はそれほどでもないが、距離は長い。
だがヤルしかない。覚悟を決めて走り出したわけだが、このあと待ってる恐怖に比べれば、
長い登り坂などイ課長にとって小さな問題だったのだ。
f0189467_14253240.jpg
 
登坂中の写真はほとんどないけど、これは坂をのぼるトホ妻の勇姿。近所のスーパーに
買い物に行く主婦のような恰好で登ってる。橋はまだだいぶ先だ。
f0189467_14263917.jpg
 
橋をくぐるトコまで来た。本格派サイクリストにとっちゃ「ちょっとした登り」だろうけど
還暦夫婦はもう必死ですよ。
f0189467_14263981.jpg
 
はぁー・・はぁー・・やっと橋の高さまで来た。
この接続橋みたいなのを渡れば、因島大橋の自転車・歩行者専用路に入れる。
だが、ここでイ課長はしまなみ海道最大の試練に直面することになる。
f0189467_14273380.jpg
 
ご存知の方もいるだろうけど、イ課長は高い所が基本的に苦手。
特に「橋」とか「手すりの低いテラス」とかが怖い。ブダペストのくさり橋ですら
コワかったお兄いさんなのだ。だが因島大橋の高さはくさり橋の比ではない。

ただ今回は徒歩じゃない。自転車だ。それなら問題ないだろうと思っていた。
(実際、どんなに高所の橋でも、車やバスで通る分には全然怖くない)
しかしいざ走り始めようとして橋の端っこに来て「あ、これはダメかも」と感じた。
f0189467_14273330.jpg
 
ガイドブック等には「巨大橋を自転車でわたるのは格別の爽快感である」みたいなことが
書かれてる。実際、多くのサイクリストは「格別の爽快感」を味わうんだろうけど、
イ課長には「格別の恐怖感」以外のナニモノでもない。だが渡るしかない・・。

渡っている間の写真は一枚もない。
とにかく左右も下も見ず、出口だけを見ながら、一秒でも早く橋を渡り終えたくて必死。
イ課長同様に高所恐怖(あるいは落下恐怖・崩落恐怖と言った方がいいか)傾向の強い方は、
しまなみ海道サイクリングには慎重になった方がいいかも。そういう人ってなぜか女性より
男性に多いみたいなんだよね。

2~3分程度で渡り終えたんだと思うけど、時間なんてよくわからない。
イ課長には永遠とも思えるようなオソロしい体験だったんだから。ようやく向こう側に
到着して振り返ったら、後からのんびり来るトホ妻が点のように見えた。
f0189467_14273302.jpg
 
「コワかったんでしょー」「せっかくなのに1枚も写真撮らないなんて・・」と
トホ妻からはバカにされたけど、そんなことはドウでも良かった。この時、イ課長の
頭の中をグルグル回っていたのは「帰りにまたこの橋を渡るのかよ・・」という
恐怖だけだったのである(笑)。

 


by tohoiwanya | 2019-03-29 00:15 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2019年 03月 27日

しまなみ海道サイクリング①【しょっぱなから不幸】

尾道駅前桟橋から乗った船は、10分くらいで向島に着く。
ここからはいよいよ本州じゃないのだ。シマなのだ。
f0189467_14162172.jpg
 
標準的なコースは海沿いの道を通って因島大橋まで行くんだと思われる。
しかし無謀な還暦夫婦であるトホ妻&イ課長はいきなりオーソドックスな
海沿いコースをはずれ、島の中央を突っ切る道を走り始めたのである。

それは「ミンカの女」トホ妻が民家を見たがったからだ(笑)。
向島のほぼ中央部に「旧吉原家住宅」っていうのがあって、国の重要文化財。
当然ヤツは見たがる。というわけで、まずそこを見学しつつ、島を突っ切って
向う側の海に出ようとしたわけだ。

幸いなことに、しばらく走ったら旧吉原家住宅はあまり迷わずに着いた。
案内に従って路地に入っていくと、駐車&駐輪スペースもある。よしよし。
迷うかと思ってたけど、順調に着いたじゃないか。ふぅう~~・・。
f0189467_14170067.jpg
f0189467_14162155.jpg
 
・・・はー・・・はー・・・(←ボーゼンとしすぎて自分の呼吸音しか聞こえない)

はぁ・・ここを見たいがために、起伏のある内陸の道を来てみたら、この不幸。
こうと知ってりゃ、もっと平坦な海沿いの道を行ったのに・・はぁ・・・。

仕方ない。重文だろうが国宝だろうが閉まってる施設は見学できん。
ムリヤリ気を奮い立たせ、再び自転車をコギ始める還暦夫婦。
この後、なおも起伏のある島の中央部を突っ切って向こう側の海に出るまでは
キツかったよ。コグのに一生懸命であまり写真も撮ってない。

はーー・・やっと島を突っ切って海に出ました。ここからはひたすら海沿いの
道を行って因島大橋を目指せばいいわけだ。ちょっと一休みしよう。
f0189467_14170093.jpg
 
一休み中の一枚。左がイ課長号、右がトホ妻号で、奥に続く道がさっきまで走ってきた
島の中央部を突っ切る道なのである。とりあえず海沿いの道に出ることができたから、
あとは橋まで迷うリスクはない。
f0189467_14181294.jpg
 
再びコギだす。しばらく走ると・・うわーー見えてきました因島大橋。すげーー。
あれを自転車で渡るのか。つまり、あの橋の左側の端まで行かなきゃいかんわけだが、
まだまだ遠いじゃん・・はぁ・・。
f0189467_14181232.jpg
 
ちなみに、しまなみ海道の主要ルートにはこういう青いラインがペイントされてる。
これはすごくわかりやすい。とりあえず青いラインがひかれてる道を走っている限り、
道に迷うリスクはほとんどない。
f0189467_14192748.jpg
 
前カゴのついた“準ママチャリ”に乗る我々を、ヘルメットかぶってバッチリ決めた
本物のサイクリストの方々が次々と抜いていく。すごい速度差だったねぇ。本物の方々が
時速20kmとしたら、我々はたぶんその半分くらいで走ってたんだろうなぁ。
f0189467_14195784.jpg
 
ようやく橋の真下まで来た。しかし、まだ先は長い。この橋を渡らないと因島までは
行けない。あの橋の高さまでどうやって登るのか?次回はいよいよ、しまなみ海道の
一大ハイライト、「橋渡り」なのである。

 


by tohoiwanya | 2019-03-27 16:46 | 国内出張・旅行 | Comments(2)