カテゴリ:2010.11 欧州出張( 40 )


2011年 01月 14日

ロンドンのトラウマ

ロンドンのトラウマとは、メシの話なのである(笑)。

英国のメシ。
英国に行って、メシの美味さに期待しようなんてキトクな御仁は太陽系中探したって少ない。
このコトはもはや世界中であまりにも書き尽くされ、言い尽くされた話題だ。

しかし、前提条件の提示として、ちょっと書かせてくれ。話は約20年前にさかのぼる。

1991年3月、イ課長はトホ妻とともに新婚旅行で初めてロンドンを訪れた。
トホ妻は結婚前にすでに欧州大陸には何度か行った経験があり(けっ)、この時が「初イギリス」。
一方、イ課長にとっては「初イギリス」どころか、この時はまだ「2度目の海外」であり、
「初欧州」でもあったのだ。

初欧州。けっこうカンゲキしたよ。
ガトウィック空港から列車に乗ってビクトリア駅で降り、夜のロンドンを初めて眺めて
「うわぁ、オレはついにヨーロッパに来たんだ」と思った時の感慨は今でもよく覚えてる。

この時、ロンドンには3泊した。
初イギリスの妻と、初欧州の夫の新婚旅行なわけだから、それなりに観光もした。
大英博物館に行ったり、テート・ギャラリーに行ったり、バービカン・センターに
トレバー・ピノックの古楽器演奏によるモーツァルトなんかも聴きに行ったよ。

だがしかし。
イ課長とトホ妻のロンドンの印象といえば、「メシの不味さ」に尽きるのだ。

決定的経験だったのは、観光の途中、ビクトリア駅のカフェで食ったフライドチキンだね。
あの不味さは生涯忘れられるものじゃない。できれば忘れたいが(笑)。

もう「口に合わない」とか「おいしくない」といったレベルは完全に超越したシロモノで
「これはただごとではない…」「何か厨房で事故でもあったのだろうか?」と思いたくなるほどの
つくづく、しみじみ、ホトホト不味いフライドチキンだった。

鶏肉自体も美味しくなかったけど、とにかくそれを揚げた油の風味のマズさが天下一品で、
何年も換えない、ド古い油で揚げたような感じというか、いや、それ以前にそもそも
ちゃんと食用油で揚げたんだろうか、という疑いすら持ちたくなったね。
今でも基本的にそうだが、20年前の若きイ課長なら出された食い物はまず必ず完食した。
しかし、あのフライドチキンにはさすがに打ちのめされ、けっこう残したのを覚えてる。

これまでの人生の「マズかったもの大賞」有力候補、「マズかったもの大賞・揚げ物部門」なら
ダントツ1位間違いなしの、衝撃的に不味いフライドチキンだった。

トホ妻はトホ妻で、ロンドン滞在中にピカデリー・サーカス近くのレストランで食った
トマトソースパスタのヒドさを生涯、ゼッタイ忘れることはないだろう(笑)。
とにかくうどんみたいにクッタクタに茹でたパスタに、ピチャッ!とペンキを落っことしたみたいに
真っ赤ッカなトマトソースが載ってて、見た目も味も、それはもう実にスゴかったらしい。
もしトホ妻が「マズかったもの大賞・パスタ部門」を挙げろといわれれば、彼女は
熱烈な推薦の言葉と共にピカデリー・サーカスで食ったパスタを推すに違いない。

うう…あの時のことを書こうとすると、つい筆が進んで長くなってしまったぜ。
そろってロンドンの食い物のマズさに衝撃を受けた我々。その後のロンドン滞在中は
バーガー・キングに行くことが多くなったのである。

ちなみに、下の写真は20年前のロンドン訪問時のイ課長の勇姿。
普通の写真を携帯デジカメで撮り直したから画像はボケボケだ。
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とにかくまぁ、こういう体験を20年前にしてるわけだよ、イ課長は。
ロンドンに対しては「食い物がマズいところ」というトラウマが残ったのは当然で、
昨年、ロンドン出張が決まった時から、「あのロンドンの食い物と再び対決なんだ」という
一種の覚悟というか、ヘンな意味での期待というか、そういう気持があったんだよ。

しかしまぁ20年というのはけっこう長い。
昔に比べると、ロンドンの食い物もずいぶん改善されたって話は時々耳にした。
ロンドンの食い物は20年前よりは良くなったのか?相変わらずなのか?
これは昨年のロンドン出張において、個人的に非常に重要な検証課題だったのだ(笑)。

2010年11月17日。パンクラス駅からタクシーでホテルに着き、明日初めて会う通訳さんに電話したり
荷物を整理したりして、メシを食いに出たのが…9時頃だったかなぁ?

ホテルからパディントン駅までは歩いて5〜6分。
駅周辺はいろんな店やレストランがあって、そこそこ賑やかで、とりあえず目についた
garfunkel'sというレストランに入ってみた。後で知ったけど、有名なチェーン店らしいね。
さて、ロンドン出張の初メシ。何を注文するかといったら…とりあえずアレだろー

…というわけだけど、だいぶ長くなったから続きは次回。

本日はボケボケ写真1枚だけで申し訳ないけど、20年前のイ課長は
今よりだいぶ髪の毛が多かったことだけは容易にわかっていただけると思う(笑)。




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by tohoiwanya | 2011-01-14 00:20 | 2010.11 欧州出張 | Comments(6)
2011年 01月 09日

ロンドン・タクシー

ロンドンでダメダメと思ったものを3つ挙げろといわれたら、イ課長はこう言うだろう。
「地下鉄の運行」「ホテル代の高さ」「メシ」

一方、ロンドンで「おおさすが」といえるもの3つだったら、コレかな。
「タクシー」「地下鉄のキップ自販機」……あと一つは…思いつかない(笑)。

出張先ではメッタにタクシーに乗らないことで有名なイ課長。
特に地下鉄の発達した大都市であればタクシーに乗る必要性が低いから、ホントに乗らない。
ワシントンDC&ニューヨーク出張じゃ1週間動き回って結局一度も乗らなかった。
ロンドンも地下鉄が縦横に通ってるから、やはり乗る機会は極めて少ないわけだけど…

それでもたった1回、到着した日にセント・パンクラス駅からホテルまでは乗った。
何せ重いスーツケースを持ってたから、この時だけは地下鉄は避けたかったのだ。
しかも到着した夜は雨。こりゃもう、タクシー使うしかねぇべ。
ロンドン・タクシー。新婚旅行でロンドン来たとき以来だから約20年ぶりに乗るわけだ。
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ロンドン・タクシーと言えば、車種は必ずコレ(夜だから写真暗くてゴメンよ)。
これはとにかく車内空間が広いことで有名で、20年ぶりに乗ってふたたび感動した。

「花嫁がウェディングドレスを着たまま乗れる車を目指した」という話があるくらいで
他の国のタクシーだったら絶対うしろのトランクに積むしかないゴロゴロスーツケースも
ヨユウで車内に持ち込み、さらにイ課長本人は足組んでいられる。何て快適なんだ。

さらに今回気づいて感心したのは、後部座席の床がフラットってことだ。
日本のタクシーに付き物の(というか、タクシー以外でも?)、後部の床の真ん中の
あのヘンなコブ…というのか山というのか…とにかくアレがない。
だからゴロゴロスーツケースもラクに運び込める。うーむ…実に配慮の行き届いた設計だ。

しかし、ここまでは主にタクシーの「車を賞賛している」に過ぎない。
ロンドン・タクシーが素晴らしいのはやっぱ運転手のクオリティだよね。

ロンドンでタクシーの運転手になるにはすごい難関の試験を通過する必要があって、
合格するためには、それこそ「ロンドン中の路地の名前まで知ってる」くらいに
なる必要があるらしいのだ。

イ課長はホテルの予約確認の紙をプリントアウトして持参してたから、
その紙を運転手氏に渡した。ホテル名と住所はこうだ。

The Darlington Hyde Park(←ホテル名)
111 - 117 Sussex Gardens, Paddington, Paddington, W2 2RU London(←住所)

地図も持ってたけど、とりあえず住所だけ渡した。
運転手さんの「ロンドン地理習熟度」がどのくらいか、ちょっと興味があったのだ。
運転手氏、その紙をチラリと見て「オウケーイ」と言って返してくれた。もう覚えたの?

雨の降るロンドン、大通りは渋滞してる。運転手氏が話しかけてきた。
「お前はどこから来たのだ?」
「あー…日本からである」
「…じゃなくて、お前はたぶんパンクラス駅で降りたんだろ?どこからパンクラス駅に来たのだ?」
「(ああ、そういう意味か)あー…ブリュッセルからユーロスターで来たのである」
「おう、ブリュッセルね、なるほど」
よくわかんないけど、英語的にはあまり上品な言葉遣いの人ではなかったかも(笑)。

タクシーは大通りから左折して、だんだん細い道に入って行く。
この辺で「ちょっともう一度その住所みせてくれる?」って言うかな?と思ってた。
ところが運転手氏は何も言わずにどんどん車を進める。大丈夫か?

急に車が停まった。「ここだよ」と言うではないか。え?も、もう着いたの??
見ると確かにDarlington Hyde Parkという文字が…ちゃんとホテルの真ん前に停車してるよ。
(下の写真はもちろん、昼間に撮ってる)
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こりゃ大したもんだと思ったよ。
言っとくけど、Darlington Hyde Parkなんて全然有名じゃない、小さ〜いホテルだよ?
パディントン駅近くのB&B街(B&B=BED & BREAKFAST:要するに比較的安価なホテル)に
ズラリと並んだある安価ホテル群(それでも他国より高いと思う)の中の1軒っていうだけのこと。
「この並びのはずだけど…」て感じで徐行しながら発見する、というのを予想してたんだが
彼のロンドン地理知識ならそんな必要はなかったのか。さすがはロンドン・タクシー。
 
東京じゃ地理不案内でカーナビ見ながら運転するタクシーもけっこう多い。
海外だとそれ以前のモラルの問題で、慣れない外国人客と見ればボッタクろうとしたり
チップもっとよこせと要求する運転手もいる。アジアだけじゃなく欧州にだっている。
海外でタクシー乗る時って多少の警戒感ってのがあるんだけど、ロンドンに関しては
“タクシー警戒レベル”をかなり下げても大丈夫じゃないかな。
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ロンドンのタクシーは上の写真のように、運転手の上に赤く料金が表示される。
よく覚えてないけど、この時の料金は確か13ポンド弱(約1500〜1600円)だったはず。
ロンドン・タクシーの運転手の実力に感心したイ課長。もちろん、チップを加えて
「15ポンドで領収書ちょうだい」と頼んだのでありました。



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by tohoiwanya | 2011-01-09 00:51 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2011年 01月 06日

ロンドン・夜の名曲選 -その1- 

昨年11月17日から20日まで、ロンドンに3泊4日したイ課長の印象として、ロンドンは
ズバリ「夜ばっかしの町」だった(笑)。

冬だから夜が長いのは当然だし、昼間は仕事してるから、ゆっくり街を“鑑賞”できるのは
夜しかないっていう理由もあるけど、英国と大陸との時差が1時間あることも大きいと思う。
パリとロンドンなんて経度的には大差ないのに時差が1時間あるからねぇ。

パリが夕方5時に暗くなるのと同じ頃、ロンドンはまだ4時で暗いわけだ。夜が早いんだよ。
夕方がなくて、気づくともう夜になってるような感じ。冬のロンドンは夜が長い。

そのせいか、ロンドンをテーマにした歌には夜をうたったものが多い。特にイ課長が
好きな歌が二つあって、一つがそのものズバリ「London By Night(夜のロンドン)」という歌。

18日木曜日、2件目の面談が早く終わり、通訳さんとキングス・クロス駅で翌日のキップを買い、
ホテルに戻ったのが…3時頃だったかな?まだ早い時間だった。

この日は夜にオペラに行く予定があったけど(いいじゃンかよ!)、オペラまでの間に
少しでも夜のロンドンを味わおうというわけで、4時頃にふたたびホテルを出たイ課長は
暮れゆくロンドンの中心街に出撃したのである。
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地下鉄のチャリング・クロス駅から地上に出ると、そこは有名なトラファルガー広場。
ライトアップされたナショナル・ギャラリーをバックに噴水が美しく輝く…と言いたいけど、
まぁこのくらいなら大したことはない。夜景レベルとしちゃ「並」だよね(笑)。

ただ、トラファルガー広場に立つと、遠く正面にライトアップされたビッグ・ベンが見える。
おお、これはまさにロンドンならではの夜の景観だ。よし、あそこまで歩こうではないか。
もちろん頭の中では「London By Night」をエンドレス再生しながらね(笑)。
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London by night is a wonderful sight
There is magic abroad in the air
I'm often told that the streets turn to gold
When the moon shines on Circus and Square

夜のロンドン、それはもう素晴らしい眺め
まるで魔法にかけられたよう
僕はときどき聞かされたものさ
広場を月が照らすと、街路は金色に変わっていくんだよって

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Deep in the dark that envelops the park
There's romance in each cigarette glow
Down by the Thames, lights that sparkle like gems
Seem to wink at each girl and her beau

深い闇が公園を包むと
煙草の光の数だけ、そこにはロマンスがある
テムズ川を下ると街灯が宝石のように輝く
まるですべての恋人たちにウィンクするようにね

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Up comes the moon when the city's asleep
He's not alone, for it seems
Somewhere up there stands an angel to keep her watch
While each Londoner dreams

街が眠りにつき、月は高くなる
でも一人ぼっちじゃない
天使がやってきて、彼女の腕時計を止めてしまう
ロンドンっ子たちが夢を見て寝ている、この時のまま

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My love and I saw the sun leave the sky
Then we kissed in the fast-fading light
Most people say they love London by day
But lovers love London by night

僕と彼女は太陽が沈んでいくのを見て
どんどん暗くなっていく中でキスするのさ
みんなは昼間のロンドンが好きだと言う
でも、恋人たちは夜のロンドンが好きなんだよ

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恋人たちのために輝くロンドンの夜景。いかがでしたでしょうか(笑)。
「Circus and Square」の訳が難しいところだね。これってピカデリー・サーカスみたいな
円形広場と、トラファルガー・スクエアみたいな角型広場を指してるらしいんだけど
日本語には訳しようがない。

オリンピックを控えてるせいか、実際には昼間のロンドンはそこらじゅう工事ばっかりで
全然ロマンチックじゃないんだけど、夜はそういう醜い部分が見えなくなって(笑)、
それなりにキレイに見えるあたり、世界を代表する大都市の底力ってヤツか。
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「London By Night」はフランク・シナトラも歌ってるスタンダード・ソングだけど
イ課長はなんといってもシンガーズ・アンリミテッドが歌うこの曲が大好きなのだ。
彼らの夢のように美しいコーラスで最初に聞いたから、イ課長はこの曲を好きになった。

「ロンドン・夜の名曲選」、その1っつうからには、その2もある。いずれ書く。
その時には貴女をさらなる魅惑の夜へといざなう、あの名曲をご紹介しましょう。

…城達也がお送りしました(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-01-06 00:35 | 2010.11 欧州出張 | Comments(4)
2011年 01月 04日

出張を詩にすると…

東京のトホ妻が  警察に追われる夢をみている時

フランクフルトのイ課長は  夜の暗いホームで電車を待っている

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東京のオフィスで  夕方の会議の準備が始まるころ

ロンドンのイ課長は  朝7時前のキングス・クロス駅でパンをかじっている

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この地球では  あっちこっちで  イ課長が働いている

イ課長は今日も出張するのだ  国内から  海外へと

そうしていわば自業自得の出張ジゴクを味わう

眠る前のひととき  耳をすますと 

どこか遠くで  イ課長のデジカメのシャッターが押された音がする

それはあなたが読んでるこのブログの写真を  イ課長が撮っている証拠なのだ


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写真上:2010年11月16日午後 6時 5分  フランクフルト近郊、Neu-Isenburg駅ホームにて
写真中:2010年11月19日午前 6時50分  King's Cross駅から隣の時計台をのぞむ
写真下:2010年11月17日午前10時30分  ICE車内から見たブリュッセル北駅




国内外の出張に明け暮れた2010年も終わり、
新しい年が始まりました。
みなさま明けましておめでとうございます。


2011年最初の更新はちょっと趣向を変えて、
詩人・谷川俊太郎の名作、ネスカフェのCMでも有名な「朝のリレー」をお借りして、
文学的な雰囲気…になんて、なってないわな全然(笑)。
 
相変わらずおバカな路線から抜けられないようですが、
本年もイ課長ブログ、よろしくお願いいたします。




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by tohoiwanya | 2011-01-04 00:08 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 12月 11日

ウォータールー橋のナゾ

休日出勤の誰もいないオフィスからブログを更新するイ課長ですこんにちは。

国内出張ネタ→台湾旅行ネタと続いたから、今日はヨーロッパのネタでいくか。
イッカン性のないブログで読む方は大変だろうけど、書く方だって大変なのだ(笑)。

本日は久しぶりに映画ヲタク系の話でまいりましょう。
フランス旅行記では映画ヲタクぶりを炸裂させたイ課長だったけど、さすがに
好きで行くわけでもない出張先では映画ヲタクの血が騒ぐような機会は少ない。
出張先で「あの映画のアソコが今目の前にッ!」的な興奮を味わったような経験は
2008年ワシントンDC出張で見たエクソシストの階段くらいじゃないかなぁ?

ただ、今回の欧州出張は最期の訪問地にロンドンがあった。
パリほどじゃないけど、ロンドンを舞台にした映画というのはけっこうある。

お若い映画ファンはトンとご存知ないであろうオールド名画に「哀愁」という映画がある。
1940年製作の白黒映画。イ課長ですらずっと後年にテレビで観たことしかない。

この映画、邦題こそ「哀愁」なんてメロメロドラマな題名になってるけど、
原題はズバリ、Waterloo Bridge。橋の名称がそのまま題名になってる。
ロンドンの「あの映画ゆかりの場所」、オールド映画ヲタクにはまずココが思い浮かぶのだ。
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ロバート・テーラーとビビアン・リーという、当代随一、極めつきの美男美女が
悲しき恋の運命に翻弄されるってな感じの映画で、まぁ映画史に不朽の名を残すほどの
ご立派な映画じゃないが(笑)、古き良きメロドラマの王道をいく名作なのである。

この映画ではウォータールー橋は二人の最初の出会いの場所、ヒロインが死ぬ場所、
そして中年となった主人公が回想にふける場所として何度も出てくる。
建築的価値はともかくとして、映画ファンにとってはロンドンで一番有名な橋だろうな。

ウォータールー橋には仕事が終わった後、土曜の半日観光の時に行く機会があった。
ハンプトン・コート見学から列車で昼過ぎにウォータールー駅に戻ってきたのだ。
ここまで来たら、足を伸ばしてウォータールー橋を見ることなく日本に帰れようか。
ウォータールー駅から橋は歩いて5~6分程度の近さなんだから。
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あれ?映画に出てきたのはこんなガランとした橋だったっけ?確か鉄橋じゃなかったかなぁ?
検索して確認してみたら、ほら、やっぱし。こりゃどう見ても鉄橋だろ。
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映画は第一次大戦の頃を舞台にしているから、製作者サイドは当然「第一次大戦当時の
ウォータールー橋」を模して撮影セットを作ったはずだ。
(橋の場面はロケではなく、明らかにセット撮影だと思われる)。
そうか、今はそうじゃないけど、第一次大戦当時のウォータールー橋は
実は鉄橋だったんだと考えればツジツマは…

…合わないんだよ、これが。
確かにこの橋は1942年に一度架け替えられてるらしい。最初は9径間石造りアーチ橋として
建設され、架け替え後は5径間コンクリート橋になったと…ふーむ。
モネがこの橋を描いてるんだけど、彼が描いた頃は「9径間石造りアーチ橋」だったのは明らかで、
イ課長が渡ったのが「5径間コンクリート橋」ってことになる。
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つまり、かつてこの橋が鉄橋であったことなんて、一度もないみたいなんだよな。
じゃ、何で映画の中では鉄橋ということになってるんだろうか?
映画製作者たちが手間を惜しんでロクに時代考証せずに、適当にセット作ったのか?

まぁいい。とりあえず橋を渡ろうではないか。
ウォータールー駅ガワからこの橋を渡ると、右側の遠~くにセントポール聖堂の
巨大ドームが見える。あの辺が金融街・シティってわけだな。
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左側を見ると国会議事堂やビッグ・ベンなんかが遠望できる。おおー。
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なかなか眺めのいい橋ではあるけど、「哀愁」に出てきたクラシックな鉄橋を
期待していた身としてはいささかガッカリだ。

だが、ここまで書いてイ課長の仮説がひらめいた。もしかして…ひょっとするとだよ?

橋の架け替え工事ってそう簡単なものじゃない。少なくとも数年は要するはずだ。
「哀愁」の製作年が1940年、ウォータールー橋が現在の姿に変わったのが1942年。
映画が作られた1940年頃って、橋の架け替え工事真っ最中だった可能性が高い。

つまり、ウォータール橋がどんな橋かを映画製作者たちが確認しようとした時、
昔の橋はもうすでに消滅しちゃって確認しようがなかった…とも考えられる。
もちろんロケなんてできっこない。そこで、しょうがなくテキトウにそれらしい
橋のセットを作って撮影しちゃったと…そういうことじゃないかなぁ?
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まぁいい。あまり追求するのはやめよう。
現在のウォータールー橋はロバート・テーラーが回想にふける場所としては
いささかロマンティシズムに欠けるけど、とりあえず眺めがいい橋であることは
イ課長がうけあうよ(笑)。
  


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by tohoiwanya | 2010-12-11 15:56 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 11月 29日

フランクフルト空港から中央駅へ

2007年10月に始まって、この2010年11月までの37ヶ月の間に5回。なにを5回か?
これ、イ課長がフランクフルト空港に降り立った回数で、ぜんぶ出張なのである。

よくまぁ行ったもんだと思うよ、我ながら。
考えてみたら、5回というのはイ課長の欧州出張の回数と等しいわけで、要するに
「欧州出張の始まりは必ずフランクフルト空港」というわけだ。
イ課長にとって、この地球上で羽田と成田の次に慣れ親しんだ空港なのは間違いない。

空港の構造や雰囲気、空港から市内へのアクセスなんかにもすっかり慣れた。
ガイコクの、初めて利用するクウコウっていう不安感がなく到着できるのは嬉しい。

東京からフランクフルトへの直行便はルフトハンザ、ANA、JALの3社がある(はずだ)けど、
イ課長は去年の出張から、往きはルフトを利用するようにしている。
現地到着時間が一番早いからだ(その分、出発時間も早いけどさ)。

今年からルフトは成田〜フランクフルト路線にエアバスA380を就航させたのである。
ご存知のようにA380ってカンタス航空のエンジン故障騒ぎで問題になった機体だけど、
今回は何のトラブルもなくイ課長をフランクフルトまで運んでくれた。
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ちなみに、到着翌日にフランクフルトで仕事で会ったドイツ人のS氏から
「フライトはいかがでしたか?」と聞かれて「A380を利用しましたが、快適でした」と応えたら
「おお、これでA380の安全性も保証されましたな、わはははは!」と笑ってたよ(笑)。

ルフトだとフランクフルトには現地時間の3時頃に着く。
夜が早い欧州の11月とはいえ、さすがにまだ明るい。映画「十戒」のラストシーンみたいに
雲間から「ハの字型」に広がる光のカーテンがイ課長を迎えてくれた。
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到着して、入国審査&バゲッジクレーム(荷物を受け取る、例の巨大回転寿司ね)に向かうこのドアも
毎回通ってるよなぁ…。最初はオロオロしてたが、今や「おお、またこのドアね」ってなもんだ。
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もっとも、入国審査やバゲッジクレームまでならドコの空港も似たり寄ったりで、大きく迷う可能性は低い。
慣れた空港か、初めての空港かの違いは、そこから市内への移動手段の習熟度にある。

フランクフルト空港は市内からすごく近い。タクシーを使ってもそうメチャクチャな金額には
ならないだろうけど、貧乏出張者であるイ課長は毎回鉄道を使う。

はいこの看板です。この看板を見たら迷わず右に行きましょう。
Train Stationの「S」と書いてある方向に行けばいいのだ。
フランクフルト空港から中央駅まではSバーン(近郊列車)に乗ってせいぜい15分。
Sバーンに乗りましょう。フランクフルト空港に着いたら、Sですよ、エス。
Sバーンのホームは地下にある。重い荷物をゴロゴロ転がして地下に行きましょう。
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おっと出ました。外国人にとって最初の難関、現地鉄道のキップ自動販売機です。
2007年、初めての欧州出張じゃイ課長もここでハタと迷った。
他の外国人から「この自動販売機でどうやってキップを買うのか?」って聞かれて
「おお、ソーリー、私もわかりません」と答えたもんだった(笑)。
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だが今や慣れたもんだ。
細かい字で書かれた駅名一覧表みたいなヤツでFrankfurtを探し、その番号のボタンを押すと
料金が表示されるから、それを投入すればいいのだ。確か3€20¢(約400円)じゃなかったかな?

キップを買ったら、さらにもう1フロア下の地下ホームに降りる(改札はない)。
Frankfurt Hbfと書いてあるから大丈夫だ。(Hbf=Hauptbahnhof:中央駅)
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フランクフルト空港に着いた人のほとんどは、とりあえずフランクフルト市内に
行こうっていう人が多いだろうけど、列車の本数は市内の地下鉄ほどは多くはない。
昼間だったら大体20分に1本くらいの発車頻度かなぁ?

これが初めて利用する空港だと、市街に行くのに「この列車のはず」っていうのに乗っても
「ホントにこの列車でいいんだよな?」っていう一抹の不安感がある。
しかしフランクフルト空港から市街までなら、もうそんな不安感もない。慣れてんだから。
黄色く染まった晩秋のドイツの森がダイダイ色の夕日を浴びて輝くのをヨユウで見ながら
中央駅まで、せいぜい十数分乗っていればいいのである。

SバーンはICEみたいな長距離列車用じゃないから、荷物専用スペースがない。
キャスター付き荷物が転がらないように押さえておく必要があるけど、そんなに混んでないし、
何せ十数分の近さだから仮に座れなくてもどうってことはないよ。
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そして、イ課長の乗るSバーンは紅い夕日に照らされたフランクフルト中央駅に無事到着。
同じ中央駅でも地下駅の方じゃなく、地上駅の方に到着すると(どっちにも着く可能性がある)、
いかにも「ガイコクのエキに着いた!」って感じがして嬉しいなぁ。

あーーー「イ課長が最も親しんだ外国の駅大賞」受賞駅(笑)、フランクフルト中央駅。
1年ぶりだ。元気だったか? 今年もイ課長はここに戻ってきてしまったよ。
これからまた長くて濃密な海外での1週間のシゴトが始まるんだよーーーーー。


 

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by tohoiwanya | 2010-11-29 01:05 | 2010.11 欧州出張 | Comments(22)
2010年 11月 24日

時差ボケについて

我ながら不思議なんだけど、実は今回欧州出張帰りの時差ボケはいつもより軽い。
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いつもなら欧州出張から戻った後の時差ボケって、キツくて長引く。
一般に「西→東の時差」の方が「東→西の時差」よりキツいという説があるけど
これは欧州出張からの帰国時と、ワシントンDC出張からの帰国時を比べてみて
自分自身でもそう思う。欧州出張の場合、時差ボケは大体以下のパターンになる。

①帰りのフライトは現地の夜出発。狭い座席でロクに眠れず
②着くのは日本時間の夕方。疲れてるけど体内時計は朝。目が冴えて眠れない。
③その後、夜は眠れず昼に眠くなるパターンが延々と続く。

ところがだ。今回に関しては、帰国した晩もけっこうチャンと眠ったし、
翌日からの体調もそれほど悪くない。自分でもちょっと驚いてる。

今回の欧州出張が、過去の欧州出張と違った点というと2つしかないんだよ。

A 今回の帰国フライトは非常口前で、足を伸ばしてラクな姿勢でウトウトできた
B 今回の出張は連日やたら早起きを強いられた

この2点以外は大体いつもの欧州出張と似たりよったりだ。
個人的にはどうもBが大きいんじゃないかって気がするんだよなぁ。
海外出張では早起きが必要なことは珍しくないが、今回は特にそれが顕著だった。

月曜日6時に目が覚め、シャワーを浴び、ヒゲを剃って7時に朝食。

火曜は7時15分に某所に集合というすごいスケジュール。従って通訳さんとの待ち合わせは
6時45分。朝食は6時。シャワーやヒゲ剃りの時間を考えれば起床は5時

水曜。この日は前回書いたように7:29発のICEに乗る必要があった。
ホテル出るのを7時とし、荷造り等の時間を考慮すれば朝飯はやっぱ6時で、
その前にシャワー&ヒゲ剃りしたきゃまた起床は5時だ。ぜいぜい。

木曜の朝はロンドンで迎えた。
9時に通訳さんとトッテナム・コート・ロードで待ち合わせだったから、余裕を見て
ホテルを8時に出るとして…朝食は7時…シャワー…ヒゲ剃り…はいはい6時起床ね。

金曜はキングス・クロス駅発7:35という電車に乗る必要があった。
リスクの高いロンドンの地下鉄事情を考えてホテルを出るのを6時45分とすると、
6時にはシャワー&ヒゲ剃り、起床は5時半かぁ…。
(このホテルの場合、朝食は7時からだから、この日は朝飯ヌキ。駅でパン食った)


…というわけで、5時起きとか5時半起きとか、連日そんなんばっかり。
現地移動のある海外出張だと早い列車や飛行機に乗ることもあるから、早起きは
珍しいことじゃないけど、今回は特にハゲしかった。

海外出張中って「寝過ごしたらどうしよう」というプレッシャーが常にあるから
実際には目覚ましよりもっと早く目が覚めちゃうことの方が多い。
だから、こういう早起きな日々も特に苦になることはなかったんだけど、この
連日の「早起きグセ」が帰国後の時差ボケ軽減につながっている…んじゃないか?
え?根拠?…特にないけどさ(笑)。

11月14日の日曜日、成田を飛び立ち、フランクフルト空港に着いたのが現地の午後の3時頃で
ホテルに着いたのが夕方の4時頃だったかな?しかしイ課長の体内時計はすでに夜中の12時過ぎ。
この時は帰国時とは逆の、欧州入国時の時差ボケだったわけで、かなり眠かった。

とりあえず缶ビールを買いに(それだけは買うのかい!)中央駅に行った。
ちょっと腹が減ったけど晩飯にはまだ早い。軽く何か食って、ホテル戻ってビール飲んで、
晩飯食いに出るまでちょっと寝るか…というわけで、駅構内で焼きソーセージを買って食った。
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やっぱドイツに来たらコレだよねー。カラシをたっぷりつけたコレとビールがあれば
ドイツは天国だぜ。出張後半は食い物のまずさで有名なイギリスに行くんだから(笑)、
出張前半のドイツでは美味しいソーセージをせいぜい食おう。

結局、この日はコレを食った後はホテルで缶ビールを飲んで爆睡し、上に書いたように
翌朝6時まで眠り続けた。だからこの焼きソーセージパンが日曜の晩飯だったことになる。

海外出張での時差ボケには毎回苦しむけど、今回それが比較的軽く済んでるので
イ課長はだいぶ助かっているのである。



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by tohoiwanya | 2010-11-24 22:04 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 11月 22日

一日三カ国の旅 -その2-

きのうの日曜の夕方、無事ロンドンから帰国したイ課長ですこんにちは。
今日は会社に出社はしたが、どうせ使い物にはならないからブログの更新をしよう(笑)。

07:29フランクフルト中央駅 → 10:35ブリュッセル南駅

17:59ブリュッセル南駅   → 19:03ロンドン・セントパンクラス駅

これが今回の出張における11/17の「一日三ヶ国の旅」の移動列車スケジュールだった。
前回書いたフランクフルト→ブリュッセル間のICEには過去に2度乗ったことがあったし、
キモチの上で余裕があったけど、問題はブリュッセル→ロンドン間のユーロスター。

もちろん、鉄道でドーバー海峡越えなんて生まれて初めての経験。しかもユーロスターって
「乗車する前にブリュッセル南駅で英国の入国審査を行う」という面倒な方式の上に
飛行機並みの手荷物検査とかもあるようで、乗車前の手続きに時間がかかるらしい。
もし英国に入国拒否されたらどうしよう…。
(出張中ってね、こういうトラブル発生恐怖のプレッシャーが常にあるもんなんだよ)
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改札口(と言っていいのかな)はこんな感じ。
自分の乗る列車の発車1時間前になると改札口が開くみたいで、それ以前に入ろうとして
予約チケットのバーコードをかざしても入れてもらえない(←体験者)。
この改札口の向こうにパスポート・コントロールやセキュリティ・チェックがある。

16:59に改札が開くと、同じ列車に乗る客が一斉にドッと中に入るわけだけど
まずEUからの出国審査があり、次に英国への入国審査があり、その後手荷物検査。
英国はEUに加盟してるくせにシェンゲン条約っていうのに入っていないため、
ドイツ→ベルギー移動の時にはなかった出入国審査が必要なのだ。面倒くせぇ。
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この後、しばらく待合室で待つ。飛行機で言えば搭乗ロビーってところか。
実際に列車の中に入れるのは出発の10分前くらいになってからなのである。
つまり、列車に乗り込んでから発車までの時間はあまりない。

しかし海外出張ブログを書く身として、やはり列車の外観写真は欲しい(笑)。
そこで、自分の乗るべき車両を通り越し、重い荷物をゴロゴロ引きずったまま、わざわざ
ユーロスターの先頭車両を撮った。他にそんなことをする乗客は見当たらなかった。当然か。
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ユーロスターの中はこんな感じ。
各車両入口のところに荷物置き場があるから、スーツケース類はそこに置いて、
身軽になって指定された座席に座ることができる。
おそらく全席指定のはずだけど、ネット予約の方法ついては機会を改めて書こう。
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列車によって途中の停車駅の有無には違いがあるらしくて、イ課長が乗った列車の場合、
ユーロトンネルに入る前に(おそらくフランス国内で)停車した。リールかな?
けっこう降りる人がいたけど、彼らも乗車前には強制的?に英国の入国審査をしたはずで、
フランス国内で降りる乗客はどういう扱いになるのか、ヒジョーに疑問だ。

車窓の景色はどうってことない…つうか、もう真っ暗で何も見えない(笑)。
田園風景の中を走ってて真っ暗なのか、ユーロトンネルの中だから真っ暗なのか、
区別のしようもないくらい、おおむね真っ暗な景色でちーとも面白くない。
しょうがない。景色は我慢するからイ課長を無事ロンドンまで運んでくれユーロスター。

というわけで、ブリュッセルを発って約2時間(英国とは時差が1時間あるから
2時間乗ってもロンドン時間では1時間後ということになるが)定刻より5分くらい遅れて
11/17水曜日の19時8分頃、イ課長はロンドンに無事到着したのである。
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あーーー。着いた着いた。
イ課長にとっては19年ぶりのロンドンで、ちょっと嬉しかった。

時差ボケで午後は眠くなることが予想されるし、「明日は休み」という気持もあって
今日はバリバリ仕事する気力もない。ま、午後は出張経費の精算でもチンタラやるか…

 


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by tohoiwanya | 2010-11-22 13:28 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 11月 19日

一日三カ国の旅

ロンドンのホテルからブログを更新するイ課長ですこんばんは。
あ、日本はいま朝でした。おはようございます。

ドイツにいる間、PCの調子が悪くてネットに接続できなくて困ってたんだけど、
英国に来て何とか復活させたのである。


いやしかしね…


疲れましたよ。こちらは今木曜の夜だから、
あと一日乗り切ればいいというところまでコギつけましたよ。


特に昨日は苦しかった。
一日でドイツ・ベルギー・イギリスという三カ国を駆け抜けたからね。


その前半だけご紹介しよう。フランクフルト~ブリュッセル間の世界の車窓から。


まだ真っ暗なフランクフルト中央駅から7:29発のICEに乗って旅立つ。
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途中、ドイツの田園風景の中を時速290kmで突っ走り…
(実際、車内の速度表示ではそうなっていたのだ)
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大聖堂で有名なケルンに停車し…
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これまた高い尖塔を持った大聖堂で有名なアーヘンに停車し…
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おっと、もうベルギーだ。
ここはリエージュの駅。何となく駅舎がモダン。
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そして、3時間後の10時35分に着きましたブリュッセル南駅。
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…え?ドイツとベルギーの二カ国だけじゃんって?
この日の夕方には、ベルギーからイギリスに向かう「世界の車窓から」があるんだけど、
ま、それは次の更新でご紹介するよ。
体力があれば明日、なければ帰国後に(笑)。
 


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by tohoiwanya | 2010-11-19 08:36 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2010年 11月 14日

海外出張前夜

明日は5時52分発の京王線に乗り、6時40分新宿発のリムジンバスに乗り、
10時過ぎには飛行機に乗ってるはずのイ課長ですこんにちは。

このブログをお読みの方はご承知のように、10月は北陸出張のアラシ。
ついこないだの火曜も富山に日帰り出張に行ってきたばかり。
21日に無事海外出張から戻れば、その週の終わりの26日には関西出張が待っている。
何かさぁ…もう行く前から疲れてるんですけど(笑)。


さてだ。
今日はイ課長の海外出張のノウハウを一つ、公開しよう。


それは、クリアホルダーに入れたA4の紙のブ厚い束だ。
しかし、これはイ課長の海外出張において、ものっすごく大事な、大事なものなのだ。
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外観的にはこんな感じ。
A4の紙の束。一番上に乗ってる小さい紙片は明日のリムジンバスのチケットなのである。
その下には2枚にわたって、今回の出張の全スケジュール&会う人&連絡先等を書いた
紙が入っている。

その下にどっさりある紙は何か?
それは、出張中の全行程に関連した資料なのである。
仕事の資料じゃなく、現地での移動や面談に関する全資料の束。

よくわからない?
上の方からいくつか言うとだよ?


明朝、5時52分の府中発京王線が新宿に何時に着くかの検索結果を出力した紙。
その後、何時のリムジンバスが何時に成田空港に着くかのダイヤを出力した紙。
この後に今回の出張の飛行機の旅程表が来て、その下には航空券のEチケット。

日本で使うのはこのくらいかな。
ここからが大変なのである。

①到着する現地空港の案内図を出力した紙。
②ホテルまでの移動手段についての案内を出力した紙。
③駅からホテルまでの地図をGoogle Mapで調べ、出力した紙。
④ホテルの予約確認画面を出力した紙。
⑤現地での訪問先全ての地図を出力し、行く順番に重ねた紙。
⑥そこに行くまでの現地の鉄道時刻表を出力し、乗る順番に重ねた紙。
⑦現地での訪問先の全ての連絡先が入ったメール等を出力して行く順番に重ねた紙。
⑧ネットで予約して出力した現地での移動用の鉄道のキップの紙。
⑨現地の鉄道や地下鉄の路線図を出力した紙。
⑩現地の鉄道や地下鉄の料金表やキップの種類の案内を出力した紙。
⑪現地で行きたい観光地があれば、その場所の地図を出力した紙。


てな調子で、出張の全行程の移動に関する資料を重ね、全部このクリアホルダーに入れる。
最初は薄かった紙の束が、スケジュールが固まるにつれてどんどん厚くなる。

何しろ航空券やネットで買った鉄道のキップまで入ってるんだから、
この束がなくなったらイ課長の出張は破滅する。ものすごく大事なものなのだ。
このクリアホルダーとパスポートはドコに行くにも常にカバンの中にある。

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今回の出張では何枚か?さっき勘定したら86枚あった。けっこう重い。

ただ、この紙の束は最後まで持ち歩く必要はない。
日程の終わった地図や時刻表やメールなんかはどんどん捨てていけばいいわけで、
少しずつ軽く、薄くなっていく。それがこの方式の最も優れた点だと思う(笑)。


明日もこの大事な紙の束を持って、まだ暗い早朝に家を出て、
ダサイ課長となって成田に出かけよう。

いよいよ4年連続・7回目の海外出張が明日から始まるわけだ。
長〜〜くて、濃〜〜密で、ハ〜〜ドな1週間をまた駆け抜けるのかぁ…。

パソコン持っていくから、余裕があったら現地から更新しまっす。

 


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by tohoiwanya | 2010-11-14 00:44 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)