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カテゴリ:2012.06 東欧・北欧旅行( 75 )


2013年 11月 25日

ウォヴィッチ聖体祭 その4

そのうちやりますと言っておきながらすでに半月以上。
すっかり「やるやる詐欺」になったウォヴィッチ美女図鑑。

お待たせいたしました。今日こそイッてくれようじゃねえか。
民族衣装の東欧美女見て、目ぇまわして腰抜かすんじゃねぇぞ?野郎ども(笑)。


【美女編】
ポーランドは美人が多い。その美人たちが東欧風の美しい民族衣装を着て出てくれば
これはもう「う、うひゃ、うひゃー」と喜びながら写真を撮るしかない。何しろこんな感じで、パレードには
続々と美人が歩いてくるんだから。あ、念のためにいうと、後ろの赤いスカーフのバアちゃんも昔はさぞかし
美人だったろうけど、イ課長としては手前の白いスカーフの“現在の美女”の方を撮ったのである(笑)。
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このコは素朴な民族衣装にあわせてロングヘアーを長〜い三つ編みにしてるけど、三つ編みをほどいて
モダンな服を身につけて髪をなびかせたらイマ風の美人になるだろうな。
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おお、こちらも三つ編みだが、その灰緑色っぽい瞳の色が誘惑的で危険だ。背の高いコで、
何の模様もない赤単色のスカーフの両側に花飾りをつけてるあたり、すごくオシャレだ。
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これなんてどうよ。華麗な耳飾りに健康的なふっくらほっぺの金髪美人。しかもバッチリカメラ目線。
すぐ近くを歩いてたから、撮ったばかりのこの写真をデジカメのモニターを見せて「ジンクェ(ありがとう)」って
言ったもんだった。いいコだ・・・日本にお持ち帰りしたいくらい(笑)。
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げ。向こうからまたやけにかわいいコがくる。こ、こ、このコはかわいいぞ。
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ターゲットロックオン状態で近くに来たところでもう一枚パチリ。いやーーこりゃホント美人だ。
何となくデビューした当時の広末涼子風とでもいうか、素朴だけど美人。「ジミ専」の異名をとるイ課長は
こういう化粧っ気の薄い美人がだんぜんイイのである。
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【子供編】
ウォヴィッチのパレードは美女と同じくらい、コドモたちの民族衣装姿が楽しい。
こんな風にちっちゃい子が揃って民族衣装着てりゃ、日本のギャルどもなら「いやーんもうかわいいーー」と
叫ばずにはいられないだろう。
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そういう子供たちを撮った写真の中でもイ課長が気に入ってるのがこの3枚。
金髪の三つ編み少女が向こうからトコトコ歩いて来た。
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その横にも同じように金髪三つ編みの少女が歩いてる。年齢的にも上のコと同じくらいの感じで、
「学校じゃとなりのクラス」っていう感じにみえる。
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ちょっとパレードが渋滞して立ち止まったとき、この二人の金髪少女が、さらに小さい子の手をひきながら
顔を寄せ合って内緒話。うひゃーーまさに人形のようではないか。こいつら将来は美人になるぞーー。
これ、イ課長お気に入りの1枚なのだ。
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とにかくこんな感じで、現在の美女、将来の美女、さらに昔美女だったと思われるバァさまも含めて(笑)
ウォヴィッチ聖体祭のパレードはまさに眼福といえる楽しさ&美しさ。
別に何かすごい趣向のあるパレードってわけじゃないけど、こういう素朴な東欧の宗教行事なんて
初めて見たからイ課長はすっかり嬉しくなっちまったよ。
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ほーら、アナタも見たくなったでしょう〜?
来年の聖体祭は6月19日の木曜日ですよ〜?うふふふふ。




by tohoiwanya | 2013-11-25 00:22 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)
2013年 11月 05日

ウォヴィッチ聖体祭 その3

さぁいよいよパレードは始まってしまった。
しかし教会出発直後のパレード撮影ポイント確保に失敗したイ課長。
どこか他の撮影ポイントを探さねばならないわけだが、どこに行けばいいかわからない。
なにせパレードの進むルートなんて知らないんだから。

ここでさっき見た祭壇(前々回の記事に写真を載せたヤツ)のことを思い出した。
そうか、パレードはあの祭壇のあたりを通るのかもしれない。だとしたら、反対側の道を通って
あの祭壇のあたりで張ってればパレードを先頭から見られるんじゃないか?
ほとんど小走りになって、さっき見た祭壇のあたりに行ってみた。

結果的にはこれが正解で、何とかイ課長はウォヴィッチ聖体祭パレードの全貌を見ることが出来た。
それでは、読者の皆様にもイ課長のヘボ写真と共にパレードの様子をご紹介しましょう。

まず先頭はこんな感じで十字架とキャンドル?を抱えた若手聖職者。
後ろにポーランド国旗と同じ赤白のタスキをかけたお年寄りたちが続く。これは・・ナンなんだろう?
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このあと、やはりタスキをかけた若者。
美人にはさまれて旗を持って歩くニイちゃん、ちょっと緊張しているような・・(笑)。
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そしていよいよお待ちかね、民族衣装軍団の登場です。
やっぱコレっすよコレ。いやーーー素晴らしい。観光客向けのショーじゃなく、本当に地域に根ざした
こういうお祭りを海外で見る機会なんて少ないから嬉しくなっちゃう。
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民族衣装軍団の行列にはこうやって宗教画らしきものが描かれた幕?みたいなものがたくさんある。
まぁこれはただのフェスティバルじゃない。聖体祭なのである。宗教行事なのである。
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こんな感じで、老いも若きも男も女も入り混じって歩く。特に歩き方に統制がある、というわけでもなく
何か踊りながら練り歩くわけでもない。のんびりテクテク歩いていく、このゆるさが好きだ。
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おっ、こちらはまた他とはちょっと違った民族衣装をまとった連中だ。
花柄の刺繍が華やかな他の民族衣装に比べると、こちらは白を基調としてシンプルなデザイン。
ちょっとロシア風に思える。
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と思ってたら、はははは!突然登場する拡声器マン。
これ、祈祷の文句を沿道の人に聞かせるためのものみたいなんだよね。イ課長がもしこのパレードに
参加するとしても、この役だけはやりたくない(笑)。
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お、この辺からパレードは僧服を身にまとった聖職者軍団にかわっていく。
やっぱり宗教的行事なのである。
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うーわ。これは日除け付きの乗り物に乗ってるくらいだから、一番エラい大僧正かナニかだろう。
さすが、一番エラいだけあって、もう自分で歩くのは難しそうなくらいの超年寄りだ。
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おお、その後ろにはさっき見た兵隊サンたち。
宗教的行事のパレードに軍隊の行進が混じってるあたり、軍人に対する尊敬の高さが感じられるよね。
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そして最後は吹奏楽団。どんな音楽を吹いてたかって?全然覚えてません(笑)。
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・・・と、パレードの全体構成はこんな感じだったのである。
とりあえず先頭から最後まで見て写真を撮ったところで、今度はパレードが通り終わった道を逆に走って
次の撮影ポイントに移動するという感じで、イ課長の観光活動もなかなかアグレッシブだった。
とにかく、帰りの電車まであんまり時間がなかったから、撮れるだけ写真を撮っておきたかった。

というわけで、とりあえずパレードの全体像はご紹介したけど、聖体祭の記事はまだ続く。
次回はとっておき写真の中から「美女図鑑・ウォヴィッチ編」企画でいく予定なのである。


 

by tohoiwanya | 2013-11-05 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 11月 01日

ウォヴィッチ聖体祭 その2

ウォヴィッチの聖体祭パレードはまだ始まっていないよ(笑)。
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この祭りをヨソから見にくる人の99%は美しい民族衣装のパレードが目当てのはずで(イ課長含む)、
必ずカメラを持ってる(イ課長含む)。それも一眼レフとか立派なカメラ所有者多い(イ課長除く)。

そういう人たちが教会の裏口にだんだん集まり始めた。それが10時頃だったかなぁ?
ということは、どうやら聖体祭のパレードは広場に面したガワからではなく、こちらの西側の門から
スタートすると思われる。とりあえずイ課長もそのあたりにタムロすることにしよう。
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教会の中を覗くと、おおお、すでに聖体祭のミサがたけなわのようだ。
神父さんの祈祷の言葉が外にも聞こえてくる。しかし何を言ってるのかは当然サッパリ・・。
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パレードに参加する人たちは民族衣装を着ているからすぐわかる。たぶん教会に入りきれない関係者は
外にいたまま、ミサに参加するんだろうな。あちこちで民族衣装の臨時撮影会がおっぱじまる。
一番上の写真でカメラ目線をくれたポーランド美人全身像。素朴な三つ編みの髪がキブンだよねー。
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カメラが集まるのはやはり小さな子供。子供がこの衣装を着ればかわいいに決まってる。
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教会に入りきれない地元パレード関係者、およびヨソから来た観光客で教会西側の門のあたりは
だんだん人が増えてきた。こんな尼僧軍団もいるのである。
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げっ。こっちには本格的軍隊がいる。実は後でわかったんだけど、ウォヴィッチの聖体祭パレードには
兵隊さんの軍服を着た一団も参加するんだよ。この辺、過去にロシアやドイツから何度も侵略されて、
多くの軍人の死を乗り越えて独立を勝ち取ったポーランドならでは、といえるのかもしれない。
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そんな感じで西門のあたりに集まる人たちの写真を撮ってたら、一人のポーランド人がジッとイ課長を見てた。
明らかにイ課長に対して激しい興味を抱いている。目が合うと、英語で話しかけてきた。

オマエはどこから来たのだ?
「あー・・・ジャパンからである」
イ課長が遠い遠いアジアの東端の日本から来たと知ると、彼は熱烈にイ課長をほめ始めた。

パーフェクト チョイス!!Perfect Choice!! このウォヴィッチの聖体祭っつうのはね、ポーランドでも
 非常に重要で、伝統ある、宗教的行事なのだヨ!それをオマエは遠い日本からわざわざ・・・・いやもう
 スヴァらしい!よくぞ見に来た!パーフェクト チョイスだよキミ!
(というようなことを言ってたんだと思う」

とにかく、この聖体祭を遠い外国から見にきたということをすごい勢いで賞賛してくれる。
周囲にはカメラを持った観光客がワンサといるから、ポーランド人以外に外国人観光客も当然いたんだろう。
でも近隣国の人は区別がつかないわけで、「見た目からして明白にガイジン」なのは東洋系のイ課長だけ。
他には東洋系もアフリカ系も一人もいない。そういう意味じゃイ課長はものすごく目立ってたに違いない。

ミサはまだ続いている。
突然、外の人たちが一斉に地面にひざまずいたぞ。たぶんミサがそういう“箇所”にきたんだろうな。
ナンもわからないイ課長も一応みんなにならってひざまずく。こういう「ひざまずきの箇所」は2度あったはず。
しっかし長いミサだなー。おいおい、もう11時をだいぶまわっちゃったぜ?
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あのー、ミサでお取り込み中恐縮ですが、イ課長、ワルシャワに戻る電車が12:51発なんス。
(ウォヴィッチからワルシャワに戻る午後の電車は呆れるほど少なくて、それにせざるを得なかったのだ)
駅までの距離や、少し早めに行くことを考えれば、12時半過ぎたらもう町を後にしないといけないんス。
もしパレードの開始が正午だったりしたら、イ課長は30分しかパレードを見られないことになるんス。
ミサはもう切り上げて、早めにパレードに移行していただけると幸甚なんスが・・

もう教会西側のゲートの周囲は人でギッシリ。今にもパレードが始まりそうな雰囲気にはなってきた。
だが待て。パレードはイ課長の立ってるコッチ側に歩いてくるのか?あるいは向こう側に行進するのか?
向こう側が行進ルートだったらここにいても見られないじゃん。パレードはゲートを出て右に行くのか左に行くのか?
行進ルートなんて知るわけないんだから、これはもう賭けだ。神よイ課長を守りたまえ。こっちに来い。

あ、パレード始まったみたい。
げげーーッ!!向こう側に行進してるぅーッ!賭けに負けた。残酷なる神の冷酷なる仕打ち。
しかしこの人ゴミじゃパレードの後を追って、さらに追い越して待ち構えるのは不可能だろう。
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う・・・う、どうしよう。ずーっと待ってればパレードはまた教会に戻ってくるかもしれないけど、時間がない。
せっかく来たんだし、少ない時間の中で何としてパレードをじっくり見たいし写真も撮りたい。
イ課長はそれまでいた場所を後にし、別の見学ポイントを探して大急ぎで歩き始めた・・のはいいけど、
どこに行けばいいのか?(当然、次回に続くのである)


 

by tohoiwanya | 2013-11-01 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 10月 28日

ウォヴィッチ聖体祭 その1

さて、話はいきなりウォヴィッチの駅に着いたところから始まるぞ。
ワルシャワからここに来るまでの話はこっちを読んでちょ。イ課長が検札でちょいと問題が発生し、
そこからコンパートメントの雰囲気がガラリ変わったっていう、あの時だ。

とにかく駅には着いた。聖体祭が開催される町までたどり着くことには成功したのだ。
これで何とか祭りを見ることができそうだという気がしてきた。
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駅を降りると・・・駅前はあまりにぎわってない・・・どころか、ナンもない(笑)。
しかしこっちも別に駅前を見に来たわけじゃない。問題は聖体祭のパレードがある場所に行くことだが
実はそれがよくわかっていなかった。
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まぁフツーに考えれば聖体祭のパレードっつうからには教会が関与するはずだし、フツーに考えれば教会って
町の中心にあるはずだし、フツーに考えればあの緑色の2本のトンガリ屋根が教会っぽい。
だからあっちに行ってみようではないか。イ課長は常にフツーに考える男なのである。
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ちんたら歩いていると、教会前広場とおぼしきところに出ることが出来た。
しかしあまりと言えばあまりに人気が少ない。ホントに今日が聖体祭なのかい?不安になってきたぞ。
いくら何でもお祭り当日の教会前ならもうちょっとにぎわってていいんじゃないか?
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ちょっと不安になりながら広場の周りをグルグル歩いてたら、おお!民族衣装のおネエさん発見。
これを着た人がいるってことは、間違いなさそうだ。彼女に近づいて「写真を撮らせてもらっていい?」って
聞いたらニッコリ笑ってポーズをとってくれる。
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このお嬢さん、とてもサービス精神が旺盛な人で、「ホラ、とっても綺麗でしょ?この衣装」って言いながら
クルクル回ってくれる。おおお美しい。たちまちこのお嬢さんのことが好きになった(笑)。
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彼女に「何時から始まるのですか?」と聞いたら、たしか「11時」と教えてくれたはず。このトンガリ屋根が
思った通り教会で、この教会の裏からからパレードがスタートするらしい。よしよし。よく知らずにウォヴィッチに
来ちまったけど、必要な情報がどんどん入手できている。すばらしいぞイ課長(笑)。

とはいえ、この時まだ9時ちょい過ぎ。時間があるから少しウォヴィッチの町を見て歩くことにした。
普段は本当に静かな小さな町なんだろうけど、今日は聖体祭のパレードがあるっていうんで、
いろんな店が出店準備にいそしんでて、何となく町全体に「これから楽しい一日が始まるヨ」的な
ワクワク感がただよってるよね。しかし全体的には露店もものすごく素朴な感じだ。
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道のところどころに祭壇みたいなものがこしらえてある。
ふーむ・・・ってことは、このあたりの道をパレードが通るんだろうか。
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何せ小さな町だからヒマつぶしに適したカフェなんかもないし、そもそも開いた店がほとんどない。
しょうがねぇなーと思いながらぷらぷら歩いてたら、おお!現れました民族衣装軍団!
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これは「パレードに出る人たちが集合している」というだけで、まだ本番前なんだけど、
これを見たくて来たガイジン旅行者としては嬉しくなって写真を撮っちまう。
どういう構成単位なのかわかんないけど、パレード参加者はバラバラじゃなく、ある程度のチームとして
まとまってるようだ。日本のお祭りみたいに「ナントカ町内」でひとチームって感じなのかなぁ?
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どれ、まだだいぶ時間があるけど、いざパレードが始まればかなり沿道は込み合うことが予想される。
イ課長もそろそろ教会の方に移動するとするかね。
(当然ながら、その2に続くのである)


 

by tohoiwanya | 2013-10-28 13:13 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 10月 25日

ウォヴィッチ聖体祭を見に行こう

唐突だが、ここで簡単な「ポーランド語・発音教室」を・・(笑)。

ポーランドの通貨の名称。一般的には「ズロチ」って名称が普及してるはずで、イ課長もこのブログでは
いつも「ズロチ」と書いてきた。映画「戦場のピアニスト」の字幕でもズロチ表記だったはず。

ところが「地球の歩き方」では「ズウォチ」と書かれてる。Wikipediaも「ズウォチ」。しかも説明の中には
「日本ではズロチ、またはズオチとも呼ぶ」となってる。どれを採用すればいいのだ。

要するに「złoty」の英語のエルにチョンがついたようなこの文字の発音が微妙なんだな。
このエルチョンとオーの字の組み合わせ Ło は日本語の「ロ」と「ウォ」の中間の音なんだと思われる。
英語だとチョンのついたエルなんてないからzlotyって書かれるようで、普通の日本人が読もうとすれば
「ズロティ」って発音するだろうから、通貨名に関しては「ズロチ」が普及してるんじゃないのかな。
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さてだ。
2012年6月7日の木曜日、イ課長が聖体祭のパレードを見に行ったウォヴィッチというところ。
ここもポーランド語で書くとŁowiczで、最初の文字はエルにチョン、そしてオーだ。
ってことはだよ?złotyを「ズロチ」と書いてきたイ課長ブログではŁowiczも「ロヴィッチ」と書くのが
イッカン性のある表記ってことになるわけだよな?

だが、この町を日本語で「ロヴィッチ」と書いた例には(ま、日本語でこの地名が書かれること自体
ほとんどないわけだが)ついぞお目にかかったことがない。みーんな「ウォヴィッチ」。
そこで、この町の名に関してだけは、このブログでも「ウォヴィッチ」表記を採用させていただきます。

このウォヴィッチの聖体祭、日本ではほとんど・・つうか、ほぼマッタク知られていない。たまたま旅行先を
検討してた時期に、ポーランド観光局か何かの日本語サイトで聖体祭の祝日にウォヴィッチという町で
鮮やかな民族衣装のお祭りがある・・みたいな紹介記事を見たんだよ。写真を見ると、たしかに東欧風の
民族衣装がすごくキレイで、ああこんなお祭り見られたらいいなー、と素朴に思った。
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しかし実際にこの祭りを見ようと思えば、確認事項はヤマのようにある。

そもそも聖体祭って、いつなんだい?
これが厄介で、イースターなんかと同じ移動祝祭日ってやつだ。年によって5月になったり6月になったりする。
たまたまイ課長がポーランドに行こうかなと思った2012年の聖体祭は6月7日の木曜だったのである。ふーむ。
(ちなみに、2014年は6月19日、2015年は6月4日)

ところでウォヴィッチでどこなんだい?
地図で確認すると、ワルシャワの西方だ。そうバカ遠くない。電車で1時間くらいの距離みたいだ。
ただし電車の本数は非常に少ない。しかもやたら小さな町っぽい。うーむ・・。

聖体祭って何時から始まるの?ウォヴィッチに前泊するとして、ホテルなんてあるの?
聖体祭は午前中から始まるようなことが上述の日本語サイトにはチラリと書いてあった。しかしウォヴィッチに
ホテルなんて全然ない。電車のダイヤを確認すると、早起きすりゃワルシャワから日帰りできそうだが・・
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イ課長はこれまでの海外旅行で、行った先でたまたま何かのイベントに遭遇したってことはあるけど、
特定イベント目指して「その日にその場所に行く」なんて、あんまりやったことがない。
初めて行くポーランド。イ課長は文盲&失語症。ワルシャワ市内のお祭りとかなら楽勝だろうけど
行き先は聞いたこともない、列車本数も少ない田舎町。ホントに見に行けるのかね?
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まぁ結果的には見られたからこうして写真を載せてるんだけどさ(笑)。
実際のところは現地に行くまで、そして着いてからも、わかんないことだらけだったんだよね。

というわけで、ポーランド旅行における最後の大ネタ、ウォヴィッチ聖体祭について次回から書くぞ。
読み手をして「あらステキ、アタシも行ってみたくなったわ」という気にさせることを目標に(笑)、
たっぷりの写真と共にご紹介しようと思うのである。


 

by tohoiwanya | 2013-10-25 09:25 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(2)
2013年 10月 22日

旅のコンセプト・チェンジ

さて、ワルシャワの話に戻ろう。
といっても、もうダークなネタは出てこないから安心しちくりたまい。

ところで皆様はワルシャワ=Warszawaという地名の由来をご存知だろうか?
童話みたいな話だから、ご存知の人もいるかもしれない。

むかーし、ビスワ川沿いに貧しい漁師と、その女房が二人で住んでおったとさ。
ある日、漁師が川に仕掛けた網をあげると、なんと、中に人魚がかかっておったのじゃよ。
漁師はたいそうびっくりして、その人魚を家に持ち帰ったんじゃ。しかし人魚は悲しそうに
「どうか私を川に帰してください」と頼むので、不憫に思った漁師と女房は相談して、
人魚をまたビスワ川に戻してやったのじゃ。

さぁそれからじゃよ。漁師が川に漁に出ると、いつもいつも網は魚でいっぱいの大漁。
やがてその漁師の家には遠くからも多くの人が魚を買いに集まるようになり、人が住みはじめ、
あたりはだんだん大きな町になって、その漁師もずいぶんとお金持ちになったそうな。
実はこの漁師の名前がな?亭主がワルス=Wars、女房がサワ=Zawaといってな・・・



はい、おわかりになりましたね?(笑)
なんと、ポーランドの首都・ワルシャワは漁師夫妻の名前をくっつけたものだったんですねー。
ホントだってば。これはワルシャワっ子なら一人残らず知ってる、由緒正しい伝説なのだ。

その証拠に、ほれ、伝統あるワルシャワ市の紋章にも人魚がモチーフとして使われている。
ワルシャワといやぁ人魚。これはもうベルリンの熊と同じで、切っても切れない関係なのである。
(市章の画像はWikipediaからいただきました)
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ワルシャワ旧市街の中央広場、そのまた中央にワルシャワの象徴・人魚像がある。

けっこう大きい銅像だ。世界三大がっかりの一つとして有名なコペンハーゲンの人魚像よりは
(そっちは見たことないけど)ずっと立派なんじゃないか?
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後ろを見ると・・・おおッ、なんとなくそのヒップラインはデンジャラスじゃないスか?人魚さん。
イ課長が持つイメージでは人魚って、大体ヘソ下あたりから魚になってたはずで、こんなに風に丸々と
お尻が見えてるとハッとする。この人魚はヘソよりだいぶ下・・ほとんどマタのあたりから「魚化」してるね。
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この人魚像があるワルシャワ旧市街広場。戦争で廃墟と化したのを、記憶と資料を頼りに執念で復元して
いまや世界遺産。周囲の飲食店がびっしりとテラス席を作ってる。夜はにぎわうんだろう。
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しかしこの時はまだ夕方。レストランが込み合うにはちと早い。
しょうがないからシェフ自ら広場に乗り出して呼び込みだ。しかし客は一人も引っ掛からない(笑)。
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「あーヒマだ・・・なぁ、今夜店じまいしたら、オレと一緒にディスコにでも行かねぇか?」
「やーよ、あたしこんなペッタンコの靴はいてきちゃったし。また今度ね」・・てな感じかな?
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なんだかね、こうやってワルシャワ旧市街広場をのんびりを眺めてたらね、やっと「いつもの調子」に
戻りつつあるって感じがしてきたんだよ、イ課長は。

クラクフからワルシャワに戻り、なおも旧ゲシュタポ本部やらワルシャワ蜂起記念碑やら、ダーク観光を
続けたんだけど、事前に見たいと思ってた第二次大戦ガラミの施設も大体見たかなぁという気になって、
のんびりとベンチに座ってたら、ようやく「いつもの旅行者気分」が少しずつ戻ってきた。

新世界通りの方に歩いていくと、ポカポカのお日様の下でワルシャワっ子たちもボーッとしてる。
よし、ひとつイ課長もボーッとするか。
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昼間の長い6月とはいえ、さすがに少し日が傾いて影が長くなりはじめた夕方のワルシャワ旧市街。
イ課長にとっちゃ、おそらくこの旅行で初めて「特に行くべきところ、するべきことがない」時間だったかも。

この日は水曜日で、翌日木曜は聖体祭でポーランドは祝日。だからみんなものんびりしてるのかな?
明日の聖体祭にはイ課長もウォヴィッチの聖体祭パレードを見学に行くというお楽しみが待っている。
それならもうここから先は楽しいことだけ追求してさ、ダーク観光は終わりってことにしねぇか?
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冷たい雨が降るクラクフでのダークな観光はけっこうツラかった(←よほどコタエたらしい)。
こっから先はダークなものは一切見ないでさ、のんびりとポーランドを楽しもうウンそうしよう。
スケジュール上、「前半暗く、後半明るい」というのは想定されたことだったけど、この際それを徹底させよう。
本日ただ今から暗い観光ナシ。もしたまたまそういう場所に遭遇したら目をつぶって通り過ぎる(笑)。

「ここまではひたすらダーク志向、ここから先はひたすら楽しく明るく」

旅の志向性がガチャリと音をたてて変わった、ワルシャワ旧市街、初夏の夕暮れなのでありました。

 


by tohoiwanya | 2013-10-22 00:44 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 10月 20日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 24

さて、ポーランドネタに戻るにあたって、久しぶりにホテル評価を一つやっておこう。
ポーランド・フィンランド旅行で泊まった3つのホテルの中から、今日はクラクフのホテルだ。
いつものようにこの採点方式で評価させていただきます。

★★★★★  サイコウ
★★★★☆  ケッコウイイ
★★★☆☆  マァマァ
★★☆☆☆  イマイチ
★☆☆☆☆  ダメダメ
☆☆☆☆☆  ウンコ


Hotel Europejski

例によってホテル名の読み方がわからない(笑)。ホテル エウロペスキでいいのかな?

ここはイ課長がクラクフで3泊した思い出深いホテルなのである。
いま確認したら宿泊費が付加価値税含めて3泊で1,047ズロチ。日本円で大体25,000円。
1泊あたり8,300円くらいってことか。
イ課長が行ったときはサッカー欧州選手権開幕直前で、おそらくポーランドのホテル相場も全体的に
少〜し高めだったと思うんだけど(開幕後はさらにガバッと高くなった)、その中では安いホテルだった。
レベルとしては中級ホテルと言っていいんだと思う。


利便性★★★★☆
ホテルの窓からクラクフ中央駅が見え、中央駅から望遠でこんなに近くホテルが見える。
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だからワルシャワへの長距離列車移動はもちろんのこと、ホテルの真ん前にトラムの駅もあるから、
移動の利便性はすごく高い。ただし観光の中心・旧市街からは徒歩10分くらいかな、ちょっと離れてる。

まぁイ課長の場合、クラクフではダークな場所ばっかり行って旧市街観光ってほとんどしなかったから
特に問題はないんだけどね。それに重い荷物をころがして中央駅〜ホテルの移動が近いっていうのは
やっぱり助かるよ。ここは迷わず★4つ。

部屋★★★☆☆
部屋は特に広くはなかったけど、やけに長っ細くて奥行きのある部屋だった。
入口側からみるとこんな感じ。部屋の幅はないけど、奥行きはあるのだ。
写真にはテレビが写ってないけど、カーテンの陰に薄型テレビもある(全然見なかったが)。
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駅が近いわりに静かだったし、無線ネットも通じたし、居心地はよかった。
何かすごくイイ部分があるわけじゃないけど、悪い部分もない。じゅうぶん及第点ですね。

バスルーム★★★☆☆
バスルームはこんな感じ。バスタブなしシャワーのみ。まぁこの値段ならこんなもんだと思うなぁ。
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トイレ脇の窓ガラスに安っぽい模様が入ってるんだけど、これが日のあたり具合によっては
非常にイイ感じで柔らかい光を投げかけてくれた。投げかける先は便器のフタだが・・(笑)。
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設備・備品★★★☆☆
この部屋で印象に残ったのは設備の古さだ。たとえば扇風機。日本じゃもう見かけないデザインだし、
そもそも扇風機があること自体珍しい。冷房がないってことなのかな?
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さらにこのラジオだよ。イ課長がガキの頃は日本の一般家庭にもこういうラジオはけっこうあったけど、
今となっちゃ懐かしいよねー。思わず写真に撮っちまった。
てな具合に、やたら古めかしい備品が目につくホテルで、おそらく建物自体も古いんだと思われる。
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朝食★★★★☆
朝食はかなりよかったと思う。こんな感じのシックなレストランで食うんだけど、イ課長は観光の都合で
早めに食うことが多かったから、あまりほかに客がいなくて、一人だけっていうことが多かった。
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ここの朝飯の特徴は好きな卵料理を注文して作ってくれることで、この日はスクランブルエッグ。
ハム入りで、なかなか美味しい。
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次の日はオムレツにした。やけに時間がかかった挙句、超巨大オムレツが出てきてたまげた(笑)。
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全体としてはなかなか良かったホテルといえる。不満要素は特にないし、「この値段ならこれで十分」と
いえるホテルだと思う。特にワルシャワ~クラクフ往復移動を鉄道にした人には(これはけっこう多いと思う)
中央駅が目の前で、それでいながら静かっていうのは有り難い。

従業員も特に愛想良くはないが悪くもない。何せホレ、ポーランド人はみんな素朴で照れ屋だから(笑)。
サービスはきちんとしてるし、値段も高くないんだから、クラクフで中級ホテルをお探しの方には
十分お勧めできるホテルでござんすよ。

by tohoiwanya | 2013-10-20 00:08 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 10月 14日

ワルシャワの地下鉄に乗ってみる

ワルシャワでは市電には乗らなかったけど地下鉄には乗った。
最初に乗ったのはクラクフから戻ってきて、例の旧ゲシュタポ本部に行こうとした時だ。
ワルシャワの地下鉄って2012年は1路線しかなかったから、いかに愚かなるイ課長といえども
乗り間違える心配だけはない・・・はずだった(笑)。
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ちなみに、切符はバスなんかと共通の切符で、地上のキオスクで買う。
最低でも行き帰り、その他に今日はバスなんかも乗るだろうからっていうんで、一日乗車券にした。
値段を覚えてなくて申し訳ないが、クラクフの一日乗車券と同じくらいじゃなかったかな?
(つまり12ズロチ:約300円くらい)

さて、いきなり脅かすようだが、ワルシャワの地下鉄にはちょっとした落とし穴がある。
これはワルシャワ地下鉄全体に共通するモノじゃなくて、駅によって事情が違うようなんだけど、
少なくともイ課長が最初に乗ったCentrum駅にはご立派な落とし穴があった。
地元の人なら落ちる人はいないだろうけど、ガイジン旅行者の半分はこの穴に落ちるはずだ。

不慣れな外国で(ま、日本でもそうだが)地下鉄に乗る場合、普通はメトロの看板を探し、
そこから地下に降りるために階段あるいは下りエスカレーター等に乗る、という順序になる。
当然、ワルシャワでもイ課長はまず地上から下りエスカレーターに乗った。

さてホームに来たが(上述のように切符は買ってある)、ヤミクモに乗るわけにはいかない。
自分の行きたい南方向にいく電車はどっち側を走っているのか、確認しなきゃならん。
ん?こっちは北方向行き電車のホームみたいだぞ?ってことは南行きは反対側ホーム・・・

・・・と、この段階でイ課長はすでに落とし穴にずっぽしハマッていたのだ。
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東京の地下鉄だったら、対面式ホームの反対側に行くためには、いちど改札階まで移動して
移るとか、専用通路を渡るとかするわけだけど、なぜかCentrumの駅ではそれが不可能。
向こう側に行くための通路も階段も見当たらない。あれれ~?

あそこに向こうのホームへの通路というか、歩道橋みたいなのがあるじゃん?あれ違うの?
ところがダメ。どうウロウロ探し回ってみても、あの歩道橋にたどり着くための階段がないんだよ。
あの歩道橋は上の階専用であって、地下鉄利用者はどう頑張ってもたどり着けないっぽい。
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地上入口で何気なく乗った下りエスカレーター。どうもあれが天国と地獄の分かれ道だったようだ。
ワルシャワの地下鉄って、エスカレーターもアッチ側ホーム専用、コッチ側ホーム専用って具合に
分かれてるらしい。入口に左右二つの下りエスカレーターがあって、イ課長みたいに何も考えず
近い方のエスカレーターに乗っちゃうと、50%の確率で地獄落ち、つまり間違えることになる。

たぶんエスカレーター乗り口にドッチ方面行きはコッチとか書いてあったんだろう。しかしだよ?
初来日したガイジンが丸の内線で銀座から霞ヶ関まで行きたいとしてだよ?エスカレーター乗り口に
「池袋方面行き」「荻窪・方南町方面行き」なんて現地語で表示されてても、読めない&地名を知らない
ガイジンとっちゃナニも書かれてないのと同じこと。わかるわけねぇだろッ!!

時間かけていくら探しても向こうのホームに行く方法が見つからない。とうとう諦めて、ホームを歩いていた
係員に英語で「ワタシはドコソコ駅に行きたい。あっちのホームに行く必要がある。どうやったら行ける?」と
聞いてみた。するとエレベーターを指差し、あれに乗って一度地上まで戻れと言うではないか。

しょうがないから指示されたとおり、エレベーターで地上まで昇り、反対側のエレベーターで再び
地下にもぐって、やっと本来のホームに行くことができた。欧州に多い「改札なしシステム」だから
同じ切符のままでいいのは助かるといえば助かるが・・。

かくのごとく、ホームへのたどりつきやすさでは大きな問題をはらむワルシャワ地下鉄。
でも駅自体はキレイだよ。平日の昼間だったせいか利用者も多くてけっこう混んでる。
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海外の地下鉄に乗ったら必ず挑戦する車内撮り。
ワルシャワ地下鉄の車内はこんな感じで、車内もキレイだよね。
といった具合に、ホームを間違えさえしなけりゃワルシャワ地下鉄は快適な交通手段といえる。
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ちなみに、ワルシャワでは1920年代に地下鉄建設計画があったみたいなんだけど、
世界恐慌やら戦争やらで中止。今ある唯一の南北路線が開通したのはやっと1995年なんだと。
世界最初の地下鉄が売りのブダペストにちょっと差をつけられてるねー(笑)。

目的地の駅に着いてみたら・・・ありゃっ?ここはホームが対面式じゃなく、島式だぞ?
これなら反対行き電車に乗るのにオタオタすることもないわけで、どの駅もこうすりゃいいのになー。
ワルシャワ地下鉄における島式と対面式のホーム形状比率をぜひ知りたいところだ。
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今後ワルシャワ地下鉄をご利用になるアナタ。アナタが乗った下りエスカレーターの先にあるのが
島式ホームか、対面式ホームかでアナタの運命は大きく変わる。不幸にしてそれが対面式だったら、
さっきも言ったように、50%の確率で「おまえはすでに間違えている」んだよ(笑)。


  

by tohoiwanya | 2013-10-14 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 10月 11日

ワルシャワ・文化科学宮殿

「ワルシャワといやぁ、やっぱコレ」というタテモノとなると、そりゃもうコレしかないでしょう。
ワルシャワ中央駅のすぐとなりにある、ワルシャワのランドマーク、文化科学宮殿。
スターリン時代にソ連が“子分”のポーランドに寄贈したもので、完成は1955年なんだと。

最初にショパン空港から中央駅に来たとき。そしてクラクフからワルシャワに戻ってきたとき。
ナニはさておき、この建物を見上げて「ああワルシャワに来たなぁ」という気分になったもんだ。
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まったく、惚れ惚れするほどガチガチのスターリン・ゴシック。インパクトある外観だよなー。
日本ではもちろんだが、西ヨーロッパでもこんな建物にお目にかかることはないから
イ課長としてはぜひ実物を見てみたかった。

・・と思いながら、さきほどWikipediaを調べて初めて知ったんだけどさ・・・

「スターリン様式」と「スターリン・ゴシック」って、意味が異なる言葉だったんだ!知らんかった!
「スターリン様式」の中でも特に重厚な高層建築を「スターリンゴシック」っていうみたいで、
スターリン・ゴシックとされる建築物って、モスクワ市内の7箇所と、ワルシャワのコレと、
世界に8棟だけみたいなんだよ(スターリン様式ということなら、もっとたくさんある)。
すげー貴重な機会だったわけだ。いやーこんなブログでも書いてると勉強になるなぁ(笑)。
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もっともソ連から寄贈されたっていう経緯もあって、この建物、ワルシャワ市民には不評。
「スターリンの墓石」なんて芳しくないアダ名をつけられ、さらにこんなジョークまであるらしい。

「どこに行くんだい?」
「文化科学宮殿さ。あそこに行けばあの宮殿を見なくて済むからね」


まぁソ連支配のイヤな記憶を持つワルシャワ市民としては、そう言いたくなる気持ちもわかる。
しかしここまで特徴的で立派な建物。イ課長はけっこう好き・・というか、眺めずにはいられないよね。

近くに行って見ると、「社会主義でござんすよ!」という感じの意匠が今となってはちょっとレア。
こういう労働者の巨大石像なんかもその一つだ。左手に持つのは削岩機か?
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隣にあるこの女性労働者の像が特にスゴい。よくアール・デコ建築なんかにくっついてるような
フニャラけた妖精ちゃんなんかとは大違いのたくましさ。右手に持ってるものは何だろう?
いずれにせよ社会主義国家を支える女性労働者たるもの、このくらいじゃなきゃダメなのである。
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この文化科学宮殿の前の広場、開催直前だったサッカー欧州選手権のイベント広場みたいに
なってて、コンサートやら何やらで夜まで賑やかだった。ちょっとうるさかったけどね(笑)。
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それでも夕方から夜にかけての文化科学宮殿は夕焼けをバックにシルエットになったり、
ライトアップされたりで、いろんな表情が見えて美しかったなぁ。
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モスクワにある7棟(ちなみに、その7つのビルはセブン・シスターズと称されるんだとか)と、
ワルシャワ文化科学宮殿と、(Wikipediaによれば)世界に8つしかないスターリン・ゴシック。
モスクワ以外で見られる唯一のスターリン・ゴシックっていうことになる。
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ワルシャワ市民には不評かもしれないけど、この建物はぜひ残しておいて欲しいなぁと
深く願うイ課長なのである。

 

by tohoiwanya | 2013-10-11 00:03 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(0)
2013年 10月 09日

ワルシャワという街

クラクフから乗った列車は真っ平らな田園地帯の中をひた走る。
そもそもポーランドっていう国の名前が「平原の国」っていうくらいで、山地が少ない国なんだよ。
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何もない平原ばかりだったのが、線路沿いに倉庫みたいな建物が目に入りだす。
少しずつ都市の外縁部に入ってきたな、っていう気がするね。
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だんだん集合住宅なんかも見え始める。もう都市近郊といえる風景になってきた。
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お、ワルシャワナントカって駅に停まった。
ってことはもうワルシャワ中央駅までもうあとひと駅か、せいぜいふた駅だろう。
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というわけで、2012年6月6日水曜日、イ課長はクラクフから懐かしいワルシャワに戻ってきた。
到着して最初の1泊しただけの街だけど、懐かしい。どうも外国ではちょっとでも滞在経験のある
街に戻ってきたり、再訪したりするとやけに懐かしがるのがイ課長の特徴みたいで、初の海外旅行で
行ったN.Y.からフィラデルフィア日帰り観光に行った時も、帰りの電車の窓から再びN.Y.を見て
異様に懐かしく感じたもんだった。その数日前に生まれて初めてN.Y.に来たくせに(笑)。

前にも書いたように、ワルシャワって街は第二次大戦でカンペキに破壊されつくしちゃったから、
クラクフみたいな「古都」という風情はない。社会主義時代の雰囲気を色濃く残すガッチリした建物と、
その後の経済発展による新しいピカピカの建物とが混じり合った大都市って感じかな。
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イ課長としては、どうしても「ピカピカ系」より昔の建物の方に興味をひかれる。
社会主義時代の建物だなっていうのは、すぐわかる。建物外観に柔らかさみたいな要素が皆無で、
ガチッとして重厚で、せいぜい6〜7階建てくらいの低層の建物が多い。
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これもそう。ソ連支配当時は何かの官庁があった重要な建物だったらしいけど、今はオフィスビルか?
四角形が強調された重厚なデザインで、面白みはないけど、イ課長としてはキライじゃない。
ヘンな言い方だけど、建物としての「キャラが立ってる」という感じで、これはこれで立派だと思うんだよ。
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イ課長がこれまで行ったことがある東欧の街っていうと、プラハとブダペストだ。
どちらも(特にプラハは)昔の建物がけっこう保存されてて、中世から続く東欧の街っていう歴史の香りが
濃厚に感じられるけど、戦争でペチャンコにされたワルシャワにはそういうのはない。

しかも、古い建物の壁面にこんな巨大落書きがあったりするからね。
ハンマーと鎌のマークがあるから、社会主義体制を風刺した絵なんだろうな。
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こんな落書きもあった。
JEWISH PRIDE(ユダヤ人の誇り)なんて文字を見ると、かつて市内の中心に巨大ゲットーがあった
ワルシャワに来たんだなぁと実感したもんだった。
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新しい建物はモダンではあるけど「東欧ならでは」とか「ワルシャワらしさ」なんてものが皆無だから
キレイでも面白くはない。これはワルシャワ中央駅そばにあるショッピングモール。ここはなんといっても
入口のグネグネした曲面が目立つ。
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中はこんな感じ。実はこの写真を撮った直後、写真右下に写ってる警備員がイ課長のところに来て
「写真はあかんで」と言ったので、「さよか」と言って素直にカメラをしまった。
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ワルシャワに戻ってきた水曜日は、それでもまだ旧ゲシュタポ本部とかのダークスポットを
見学したんだけど、幸いなことにそれらはもう書き終わってるので(笑)、次回は
「ワルシャワといやぁ、やっぱコレだろ」という建築物について書こうと思う。


  

by tohoiwanya | 2013-10-09 00:06 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)