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カテゴリ:2012.10 インド出張( 50 )


2012年 10月 20日

インド人の風貌について考える

 
インド人はみんな哲学者のような風貌をしている

誰かそんなことを言った人がいなかったっけ?

インドにいた時、突然その言葉を思い出した。なぜかというと理由は単純で、
イ課長自身が「インド人の風貌って、なんか独特だなぁ」と思ったからだ。

現地の面談で、インド人と間近に会って話をしてる時はそんな風に思わなかった。
ところが、移動の車窓から外のインド人たちの顔を眺めていたら、冒頭に挙げた言葉を
思い出したんだよ。
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そこにはバイクに乗り、サイクルリクシャーをこぎ、荷車をひき、バスを待ち、ボーッと店番をし、
渋滞の道路を強引に横断し、バイクを修理し、しゃがみ、立ち、歩き、しゃべる etc…
様々な生を生きる膨大な数のインド人がいる。そういう連中の顔を見てたらそう思ったのだ。

外国に行けば、どうしたって膨大な数の「その国の人」の顔を見るわけだけど、どうして
インドでだけ「哲学者のよう」なんてことを思い出したんだろうか?
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車窓から見るインド人たちは道に面したバラックみたいな商店にタムロってたり、重い荷物を
運んでたり、おんぼろリクシャーに乗ってたりする連中が多いわけで、おおむね中流以下、
多くは貧しい人たちと言っていいんだろう。お金持ちはそこらをノコノコ歩いてないのだ。
イ課長が面談で会った、企業のエラい人とか大学教授なんかとは、その暮らしぶりが
相当に違う人々だろうってことは、一目見ればわかる。

イ課長が乗った車が渋滞で停車したとする(そういうことはしょっちゅうある)。
周りには他の車だのバイクだの自転車だのに乗ったインド人たちがうごめいていて、
さらにそれらの間をすり抜けるようにたくさんのインド人たちが歩いている。
そういう彼らがフッとイ課長の車を見る。あるいは車の中のイ課長と目があう。
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彼らから見ればイ課長は「運転手付き&冷房付きの車に乗ってる外国人」なわけで、
「住む世界の違うヒト」に見えるだろう。ハッキリ言ってそこにはすごい貧富の差があるはずだ。
彼らの表情の中にある種の羨望とか、欲みたいなものが読み取れたとしても不思議はない。

ところがだよ。
イ課長の方を見てる貧しいインド人たちの顔にはそういったものが全然感じられないんだよ。
彼らは確かにこっちを見てる。しかし「金持ちの恵まれた外国人」という現実対象を越えて、
何かもっと遠くのものを見ている、もっと深いことを考えてるような、そんな印象をうける。
だから哲学者、なんてことを連想するんだろうな。
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貧しい人たちは世界にたくさんいる。むかし東南アジアでもたくさん見た。
でも「哲学者のよう」なんて感じることはなかったな。お金を持った外国人に向けられる目は
嫉妬や羨望、「オレもああなりてぇ」って欲望、「うらやんでもしょうがねぇ」っていう
あきらめの思い等々が入り混じった、まぁある意味“十分想定されるたぐい”の視線だった。
しかしインドはどうも様子が違う。はるか遠くを眺めているようなインド人の目がミョーに気になる。

あの顔つきはナンなんだろう?車の中でイ課長はなおも考察を続けた。

現実的なヒガミや羨望なんてトウに使い果たして、あきらめの境地…ってことは確かにあるだろう。
でもそれはインドだけの話じゃない。貧しい今の自分に対するあきらめの気持ちなんてどの国の
貧しい人々も多かれ少なかれ持ってるはず・・と、ここまで考えてイ課長はハッと気付いた。


 


         カースト?



ご存知のようにインドは未だにカースト制度が残ってて、生まれついた身分は生涯変わらない。
どんなに努力しても、才能があっても、運が強くても、自分のカーストは変えられないのだ。
結婚も原則として同じカースト内だし、職業選択もカーストと密接に結びついてる。
「トイレ掃除を生業とする家に生まれたから自分もトイレ掃除」って世界がまだ残ってるんだよ。
ヒンズー教徒のインド人が背負った「業」ともいえる。日本人には想像がつかないところだ。

インドの貧しい人々、たぶん下層カースト出身者が多いんだろう。
現実的な貧富の差とかより「もっと遠く」を見ているような彼らの風貌。その「遠く」とは、
どんなに運が良くても、自分が死ぬまで越えられないカーストという壁の向こう側・・なのか?
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それこそ日本人には想像もできない「遠さ」だ。
普通の意味でのあきらめっていうより、もっと暗い深淵がそこにあるのかもしれない。
彼らはその深淵を見ながら日々生きている・・・それが哲学者みたいな風貌につながるのか?


・・と、まぁ、そんなことをインドで考えてみたりしたわけですよ。
イ課長もちょっと哲学的になってるでしょ?(笑)

インドは深く、そして濃かった。
そんなインドを車から眺めてるだけでも、いろいろ考えるタネが多くて面白かったよ。
本日はそんな「車中インド考察」の中から、インド人の哲学的風貌という印象について
考えたことを書いてみました。

 


by tohoiwanya | 2012-10-20 23:47 | 2012.10 インド出張 | Comments(6)
2012年 10月 17日

インド・首振りの法則

海外出張で、外国人と会って話をする。

話の最後にイ課長が「つまり、貴殿としてはコレコレこうすべきだ、ということですね?」と
日本語で聞いたとする。これは話の趣旨を再確認するための質問だから、こちらとしては
「その通りです」という答えが返ってくるはず、と思いながら尋ねてるわけだ。

通訳さんがイ課長の言った日本語をその国の言葉で通訳する。
相手は通訳さんの話の途中で、すでに「そうそう、その通りです」というニュアンスを込めて
ウンウンとうなづいている。言葉がわからなくてもイ課長はそのしぐさを見るだけで
「要するに彼はコレコレこうすべき、と言いたいんだ」ということを確認できるわけだ。

こんなことは当たり前の話だと思うだろうけど、恐るべきことにインドにおいては
それが当たり前の話ではないのである。

一部では有名な話だけど、インドでは「その通り」「Yes」っていう時に首を横に振る。
にわかには信じ難いけどホントなのだ。

上述の例でいえば、通訳さんが「コレコレこうすべきだ、ということですね?」と話してる間、
インド人たちはかすかな微笑みを浮かべながらゆっくりと首を左右に振るんだよ、なんと。
彼らにすれば「キミのいう通りだよ」っていうジェスチャーなんだろうけど、確認同意を求めた
イ課長としては「ええッ?!違うの?そうじゃないの?」と動揺することになる。

この独特の「インド・首振りの法則」に気づくまでには数日間を必要とした。
出張も後半になって、ようやく愚かなるイ課長も「どうやらインド人は相手の話を聞きながら
“そうそう”と思うときは首をゆっくり横に振るらしい」ということがわかってきた。
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これは面白すぎる発見だったので、日本に戻ってからさらに検索していろいろ調べてみた。
「インドではYesで首を横にふる」っていう話はけっこういくつも出てくる。
しかし詳細に研究?していくと、もう少しコトは深いようだ。

Yesのとき首を横に振るって、もう少し正確に言うと…なんて言ったらいいのか…
フラフラとペコちゃん人形風に振るような感じなんだよね。それが基本のようだ。

「アナタは日本人ですか?」「Yes」「目的は出張ですか?」「Yes」みたいに短く
Yesと返答するときは全部ペコちゃん方式。振り方も早くて1~2回振るだけ。

ただ、イ課長の面談のときみたいに、相手の話を聞きながら「うんうん、そうそう」みたいな
同意を示すところでは、日本の「No」の時と同じように左右に、ゆっくり振るんだと思われる。
つまり日本だったら「話を聞きながらゆっくり何度もうなづく」となるべきところで、
彼らはゆっくり首を左右に何度も振るのだ。

「Yes」っていう返答のときはペコちゃん方式で短く。
話を聞きながら「そう~、まったくその通り」っていうときはゆっくり左右に。
これこそが「インド・首振りの法則」・・・と推測される。

この話をトホ妻にした時、ヤツは驚きながらこう聞いてきた。
「じゃ、インド人は“No”っていうとき、どういう首の振り方するのよ?」
これは確かに重要な質問だが、答えるのは難しい。

たとえばこういう動画がある。これによるとYesもNoも同じ振り方であるといってる。



こっちの動画では自分で説明しながらインド首振りの法則を説明してくれてるみたいなんだけど
肝心の説明内容がよくわからぬ(笑)。振り方にも年代差があるようなこと言ってない?
 

 
イ課長の乏しい経験だと、「ううん」っていう感じの軽い否定のときはペコちゃん方式
だったって気がするけど、強い否定のときどうだったかと言われると…うーん、あんまり
そういう局面がなかったからなぁ。正直言ってよくわからない。
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しかしまぁ、インドって国はいちいち面白いよなぁ。

インドでは常に「へぇ~」「ははぁ~」って思いながら過ごしてたような気がする。
首の振り方ひとつでブログ記事1回分書けちゃうんだから(笑)、面白い国だぜホント。
 
 


by tohoiwanya | 2012-10-17 23:04 | 2012.10 インド出張 | Comments(10)
2012年 10月 14日

インド帰還報告

インド出張から無事帰国したイ課長ですこんにちは。
とりあえず戻ったら帰国報告くらいはすぐ書こうと思ってたんだけど、風邪ひいたこともあって
ひたすらウチでゴロゴロしておりました。

今回のインド出張の全貌、ここで改めて整理しておこう。
こんな感じだったのである。

10/2火 0:20に羽田を発ち、バンコク経由でデリーに午前中到着。午後オールド・デリーを一人で探検。
10/3水 デリー周辺で2カ所訪問面談。夜は現地駐在日本人と会食。
10/4木 デリー周辺で3カ所訪問面談。夜ホテルに戻ったらもうクタクタ。
10/5金 この日も3カ所訪問面談。デリーでの仕事終了。今日もツカレタ。
10/6土 しかし早起きして現地ツアーでアグラ観光へ。タージ・マハル等見学
10/7日 デリーから飛行機でムンバイに移動。夕立もあってホテルから出ず。
10/8月 ムンバイ周辺で2カ所訪問面談。夜は現地駐在日本人と会食。
10/9火 ムンバイ周辺で2カ所訪問面談。夜は現地在住インド人と会食。この頃からやや風邪気味。
10/10水 この日もムンバイで2カ所訪問面談。そのまま23:35発の飛行機に乗る。風邪だよ〜。
10/11木 早朝バンコク経由で16時前に成田空港到着。風邪の症状進行。ゲホゲホ!

金曜は通常出社したわけだけど、セキと鼻水がひどくて、マスクをしてた。
「あ、イ課長さんお帰りなさい、インドどうでしたぁ?」と聞いてくる人は多かったけど、
マスク姿でセキをしながら「インド風邪で…」と言うとみんな遠ざかっていった(笑)。

しかしまぁ予想したこととはいえ、行き慣れた欧州とは全然違う海外出張だったねぇ。
グループ会社全体の規定で、インドは海外出張先としては「ちょいヤバ地域」で、
出張するには事前許可が必要。インド内での仕事にも現地社員のアテンドが付くのが原則だし、
移動は全て運転手つきチャーター車だった。「駅で通訳さんと別れたあとは気ままな一人歩き」
なんていう、欧州出張ならよくあるシーンも今回は一度もなし。

混沌に満ちた魅惑的なインドの雑踏も、その多くはチャーター車の窓ごしに見るだけさ。
アグラ日帰り観光だって、その大半は車に乗ってる時間だったわけだからね。
当然、今回のインド出張で撮った写真は「車窓ごし」っていうのがものすごく多い。
そういう意味では欲求不満がたまったのも事実で、「仕事ヌキでまた来たいな」という気にも
なろうってもんだ。
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宿泊ホテルがイ課長にしてはやけに高級だったなんていうのも欧州出張とはだいぶ違う。
今回デリーでは4つ星、ムンバイでは何と5つ星ホテルに泊まったんだけど、5つ星ホテルに
泊まるなんて、出張・旅行通じて、生まれて初めてじゃないか?

デリーもムンバイも、泊まったホテルは中心部からは車で30分くらい離れた再開発エリアにあって、
周囲にはきれいなオフィスビルはあるけど、イ課長好みの「インドの雑踏」とはほど遠い雰囲気。
気軽にビールを買うこともできないし、何よりも適当な床屋がなくて、インドでの理髪体験が
できなかったのは海外床屋フェチのイ課長としては返す返すも残念だ。

しかしまぁしょうがない。仕事だからね。
あれほど恐れたゲーリー・カタストロフを回避して、最後までスケジュールを全うできたことに
とりあえず感謝するしかない(風邪はひいたけどさ)。ヴィシュヌ神さま、ありがとう。
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イ課長は現在の勤務先に移ってから、今回で10回目の海外出張になるわけだけど、その行き先を見ると
欧州が7回と断然多く、あとはシンガポールと米国が各1回。要するに先進国ばっか。
10回目の海外出張である今回のインドが初めての新興国出張だったってことになる。

だからってわけじゃないけど、インドでは目にする光景全て、ほんとに面白かったよ。
たとえば「インドでは街中をウシが普通に歩いてる」っていうのは知識として知っていたし、
写真や映像で見たこともある。しかし実際にウシがそこらを歩いてる光景を自分の目で見ると、
やっぱ「おおお」と驚くんだよ。インドはそういう驚きに満ちていた。
「話には聞いていたけど、インドは本当にインドだったんだ」とでもいうか…少し大げさな
言い方をすれば、「イ課長の狭い世界観の拡張」を強いる国だった、とも言える。

いまこうして枝豆をツマミに缶ビールを飲みつつ、自宅の使い慣れたMacでブログを更新してると
つい先日まで自分がインドにいたことが信じられないというか、「オレは単にインドに行ったっていう
長い夢をみていたんじゃないだろうか?」と思えてくる。
そのくらい、別世界的・異次元的にいろんな意味で“濃い”出張でしたよ、ええ。
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昨年11月の欧州出張ネタはまだたくさん在庫が残ってる。
今年3月の欧州出張ネタも在庫たんまり。
今年6月のポーランド・フィンランド旅行ネタも在庫ギッシリ。
そのうえ、インド出張ネタという新たな在庫のヤマを抱えたイ課長ブログ。

この後ドコにも行かないとしても、とりあえずあと1年くらいは存続できそうな気がする。

来年の2月頃、極寒の欧州出張の予定があることは、今は考えたくないのである・・・。
 
 


by tohoiwanya | 2012-10-14 22:33 | 2012.10 インド出張 | Comments(12)
2012年 10月 10日

インドで生存中 その4

長くて、長くて、長かったイ課長のインド出張もいよいよ最終日を迎えました。

はぁ~…いや疲れました。
ゲーリーの方は大丈夫ですが、ちょいとノドが痛くて昨日は風邪薬飲んで寝ました。

現在ムンバイは水曜日の朝。
今日2件訪問して、そのまま夜空港に行って、深夜発のタイ航空に乗って
明日の夕方くらいにナリータに着くのです。

しかしまぁ、インド、なかなか得がたい経験をさせていただきましたよ。
「次に仕事ヌキでまた来てもいいかな」という程度の気分にはなりましたよ。
今回とったビザはあと1年は有効だしなぁ…
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まぁいい。
とりあえず今日を無事乗り切ることを考えましょう。
風邪がひどくなったときのために、ホテルのティッシュを5枚ほど失敬して
インド最後の仕事にこれから出撃するのです。

インドからの生存報告はこれが最後。
無事に帰国できれば、木曜の夜か金曜あたりに「インド生還報告」を書きまっす。
 
 


by tohoiwanya | 2012-10-10 12:27 | 2012.10 インド出張 | Comments(8)
2012年 10月 08日

インドで生存中 その3

ゲーリーや狂犬病におびえながら、イ課長は今日もインドで生きております。
すでにインド滞在6日目が終わろうとしており、残すところあと3日です。はぁはぁ。
あと3日、果たして無事に走りぬけられるでしょうか。

すでにイ課長はデリーを後にし、現在はムンバイのホテルでこれを書いております。
ムンバイですよ。
ボンベイですよ。
何でこんなところにいるんでしょうね?自分でも信じられません(笑)。

行き慣れた欧州出張とは大幅に勝手の違うインド出張。
ムンバイはデリー以上に「一人でフラフラ」という時間がありません。
到着後の日曜夕方が単独外出の唯一のチャンスだったんだけど、あろうことか
夕方にものすごい雨が降ってきて、近所の散歩すらできん。
メシ?もうホテルで食うしかありませんよ。

まぁ仕方ない。ここはインドだ。しかも仕事だ。
いろいろあきらめざるを得ないんですよ。今回は特にいろいろあきらめましたよ。
こんなもんですよ、海外出張なんて。

だがしかし、昨日は頑張った。
イ課長は出発前に日本から土曜日のオプショナルツアーを予約し、
疲れた体にムチ打って5時に起き、現地ガイドさんと共に4時間半かけてアグラという町に行き
ちゃんとタージ・マハル見てきましたですよ。

仕事以外に関していえば、昨日がインド出張のクライマックスだったね。
今日も日曜だし、ムンバイ到着後、夕方は何もなかったんだけど、
このホテルの周辺は見事にビジネス街で、何もない。
おまけに夕方は上述のようにすごい夕立で、散歩どころの騒ぎじゃない。

そんなムンバイでの日曜日。
帰国の飛行機に乗るのは水曜の深夜。
あと3日、果たしてイ課長はゲーリーの魔の手から逃れきることができるのかなぁ?
(下の写真は着陸前のムンバイの街)
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とりあえず寝よう・・・この街で、明日からまた仕事だし。
 
 


by tohoiwanya | 2012-10-08 03:20 | 2012.10 インド出張 | Comments(2)
2012年 10月 06日

インドで生存中 その2

インド4日め、金曜日の夜を迎えております。
デリーでの仕事が終わりました。インド出張の、いわば前半戦が無事終了したわけです。

疲れてるけど、体調はまぁまぁです。
依然としてゲーリーは回避し続けております。
これはなかなか頑張ったと思います(笑)。なぜなら、なってもおかしくない局面を
この4日間で何度かくぐってきたからです。

①歯磨きやウガイにミネラルウォーターなんて使ってません。ホテルの蛇口の水です。
②リスキーな行為とされている氷入りのコーラなんかも、もう何度も飲んじゃいました。
 飲み始めてから「あっ」と気づいて、もう遅いと思って飲んじゃいました。
③生野菜?あー食いましたよ。だってインド人通訳さんなんかとのランチで「サラダどうぞ」って
 盛られれば「ゲーリーが怖いからいりません」なんて言えないよ、そりゃ。
④禁忌とされる生フルーツも食っちゃいましたよ。これだって現地某大学のインド人教授との
 ランチミーティングで、その教授本人から「どうぞ」って盛られれば断れないじゃんよー。
⑤昨日は極めて忙しくて、昼飯は移動の車中。食ったのはちょっと心配なマッシュルームサンド。
 ヤバそうで心配したんだけど、セーフでしたよセーフ。

①と②は明らかに本人の不注意ないし「ヒルトンなら大丈夫だべ」っていう甘い見通し。
③④⑤はもうしょうがない、神様許して、って状況に近かったわけだけど、
ヒンドゥー教のえらい神様・ヴィシュヌ神の特別のご加護のおかげで無事だったようです。
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とにかく半分は終わった。
そして明日あさっては土日だから仕事はない。

日曜はデリーからムンバイへの移動でほぼつぶれちゃうけど、
明日は行くぞ、観光に。行くったら行くんだ、このやろう。

 


by tohoiwanya | 2012-10-06 02:54 | 2012.10 インド出張 | Comments(8)
2012年 10月 03日

インドで生存中

イ課長、インドに来ております。
現在、10月3日水曜日の朝。まだゲーリーの魔の手からは逃れております(笑)。

現地駐在からのお達しもあって、本来ならイ課長は
現地トラブル&病気回避のため、ホテルに準隔離状態であることが望ましい。

とはいえ、だ。

せっかくデリーに来て、ホテル周辺しか見なかったっていうんじゃつまらん。
スケジュール上、インドでの自由時間は土日を除けば「到着した日の午後」しかなかった。
時差ボケ調整のためにも昼間は眠らず、どこかを歩き回る必要があった。

そう、必要があったんだよ、必要が。
で、デリーでもいちばんゴミゴミした一角、チャンドニー・チョークというところに行った。

例によって、日本に戻るまでは写真を小さくリサイズできないので、
デカい写真を1枚だけ。
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いわゆる「インドの混沌」的ムードたっぷりのところでした。
短時間だけでもこういうデリーの下町の感じを垣間見ることができてよかったよ。

水木金は仕事だから、どうせ写真もほとんど撮るヒマないだろうし、
外に出歩くとしてもホテル周辺程度だ(ヒルトンは中心部からだいぶ離れてる)。
せっかくインドに来ながら、つまらない日々が続くだろうけど、まぁしょうがない。

とりあえず、イ課長の「デリーからの生存報告」でした。
 
 


by tohoiwanya | 2012-10-03 12:27 | 2012.10 インド出張 | Comments(2)
2012年 09月 10日

インドへの道 その2

インドへの道は険しい。

出発までもう1ヶ月を切り、イ課長のインド出張準備は佳境にさしかかっている。
インドについて様々な情報を収集し、それを元に出張計画の細部を詰める日々だ。

以前はインドネシアやタイといった発展途上国に出張経験を持つイ課長だが、
今の会社に入ってからは不思議と海外出張先っていうと欧州を中心に先進国ばっかり。
シンガポールだって今や日本以上に先進国と言っていいくらいだもんね。

しかし今度ばかりは違う。
相手は世界中から来る観光客や出張者を次々と打ちのめしているインドだ。
考えなきゃならないことが多くてタイヘンなんだよ。たとえば…


①ゲーリー問題

インドといやぁ、まず問題はコレだ。
「下痢」を表す英語はいくつかあるけど、中にはDelhi bellyなんていう言い方もあるらしい。
そのくらい、インドとゲーリーとは切っても切れない深刻な問題なのである。

海外出張で風邪をひいたことがある。
しかし、風邪なら熱っぽくてもセキが出ても、まぁ無理して仕事しようと思えばできる。
2009年のブリュッセルではそういう感じで、極めてツラかったけど、何とか決められた
スケジュール通りに訪問先に行き、面談してきた。
しかし、インドのスーパーゲーリーに襲われたらそれすら不可能だろう。

「歯をみがく時でもミネラルウォーターを使え」って言われた時は、怖がらせるために
冗談言ってんだと思ったけど、これがマジだっていうんだからイヤんなる。

まぁね、しょうがないからメシは基本的にホテルのレストランに限るしかない。
外での飲食は火を通したもの、チャイみたいに沸騰した水を使ったものに限る。

…といった対策をしてても、完全であるという保証はどこにもない。

現在、イ課長はゲーリー対策に関する情報収集を必死に続けている。
「正露丸はあまり効かない」
「意外にビオフェルミンがいい」
「赤玉という下痢止めを飲めば治る」
「インドの薬屋で、現地の下痢止めを服用すればイッパツで治る」等々…
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17年前のジャカルタ、バンコク、マニラではイ課長はゲーリーにはやられなかった。
果たして、現在のデリーとムンバイではどうなのであろうか?
いうなればインドの「東京と大阪」くらいの大都市に行くわけだから、なんとか
大丈夫じゃないかって気もするんだけどなぁ…?甘いかなぁ…?


②インド飲み

最近、ネットのニュースで最も衝撃的だったのはこの話だ。
インドではペットボトルと唇を接触させず、大きく口をあけたところに空中から
ダバダバッと液体を流し込むのが常識的な飲み方なんだと。

「水はみんなで回し飲む」ことが一般的なインドでは、自分の口をボトルにくっつけて
しまうことは宗教的にも常識的にも禁忌とされている…らしい。
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暑い国だし、口から水に雑菌が入ることを防ぐ(従って、水の劣化を防ぐ)という意味では
確かに理にかなっている。かなってはいるが…。

技術的にはものすごく難しいよ、コレ。
ヘタにやったらたちまちワイシャツをじゃばじゃば濡らしてしまうのは間違いない。

汗っかきのイ課長はインドでペットボトルは必携品になることは間違いない。
しかしインド行ったら、この「インド飲み」をやらないといけないのか?
出発までまだ1ヶ月ある。来週から会社でウーロン茶を飲むときは
インド飲みの練習をするべきなのであろうか??


③インドのタクシー

インドにだってタクシーはある。特に地下鉄のないムンバイじゃ、移動はタクシーを
使うことが多くなるだろうと思っていた。だがしかしだ。

インドのタクシーはけっこうヤバいらしい。
料金をふっかけてくるとか、英語が通じないとか、お釣りを持たないとか、それ以前の問題で
相当に汚いらしい。中には臭いのもあるらしい。

ムンバイあたりじゃタクシー運転手ってかなり下層階級の人が多くて、自分の車の中に
寝泊まりして生活してる人も多いんだと。要するに彼らの“住居”なんだよ。

しかも、たとえばホテルでタクシーを呼んでもらったとしても、“インド時間”だから
いつ来るかわからないとか。まいったね…。
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勧められたのは「ハイヤーの一日チャーター」だ。1日5000円くらいかかるらしい。
デリー・ムンバイ各3日ずつ使うと、全部で3万円くらいになってしまうではないか。
うーーむ。しかしここは「安全と確実性を金で買う」と考えるべきか。
まぁおそらく、使うことになるだろうな。
(本日の写真もネットで拾ってきたものです)

インドへの道は険しい。

本日は懸念事項を3つばかりご紹介したけど、心配すべきことはまだまだある。
ビザもまだとれない。ビザがとれないのに飛行機だけ予約するわけにもいかん。

10月2日(火)出発、水・木・金とデリーで仕事。土日をはさんで
月・火・水とムンバイで仕事。水曜深夜便に乗り、木曜午後に帰国。金曜から出社…

…と、こんなスケジュールだけはキッチリ決まって準備も進んでいるんだけど、
ホントに行けるのかね?インド。
インド大使館、早いとこビザのハンコ押して、イ課長にパスポート返しちくり。




by tohoiwanya | 2012-09-10 00:20 | 2012.10 インド出張 | Comments(16)
2012年 09月 05日

インドへの道

すみません。今日こそルーアン観光の続きだろうと思って読みに来られた方がいたら
お詫びします。本日もそうじゃありません。
ルーアンの話はあと1~2回で終わるんだから、早く書いちゃえばいいのになぁ。
(誰に言ってんだヲマエ)

今日はインドの話なのである。
今後、このブログではこの国に関する話題が増えることはまちがいない。
しかし、そのインド業務、実はたいへんヤバいことになっている。

世界に向けて開かれたこのブログではあまり詳しくは書けないけど、まぁ要するに、
以前の記事で便宜上の名称を「営業部長」としたインド業務責任者、とある理由で
担当をハズされ、その責任の一部はイ課長の肩にもズシリと…うううう。

そんな状況だから、イ課長は現在「フランスの古都・のどかな休日」の続きを書くような、
そんなのどかな気分からは程遠いわけヨ、ま、何とか近いうちに書きたいと思います。
アレを書かんと、2011年欧州出張の他の話題に進みづらいし。

とりあえずインド出張に向けて苦闘するイ課長の状況をご報告しよう。
「インドへの道」は険しいのである。
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1.ビジネスビザ申請までの道

インドへの道は険しい。

ビジネスビザ取得が面倒であることは予想していたとはいえ、ホントに大変。
申請に必要なものをザッと並べ立てるとこういうことになる。

 ①インドの会社から「イ課長来てちょ」と書かれた招聘状。これはFAXじゃダメ。
  インドから郵送してもらったオリジナルが必要。しかも、会社名が英文で書かれた
  レターヘッド付き便せんに書かれたもんじゃないとダメ。きびしー。
 ②「イ課長は良い人ヨ」と書かれた自分の所属会社の推薦状。こちらももちろん英文。
  しかも社名等々も英文で書かれたレターヘッドつき便箋じゃないとダメって条件も同じ。
 ③ビザ申請用の写真。5cm×5cm、背景白。目の高さから写真底面までの長さとか、
  いろいろ細かい指定がある。
 ④残存期間半年以上とか、こちらもいろいろ条件のある本人のパスポート。
 ⑤インドビザ電子申請入力フォーマットを埋めたものを申請し、受理された後、自分のサイン付きの
  (おそらく)受理証みたいなもの。

これを全部そろえてインド大使館に持参しないといかん(らしい)。ああめんどくせぇ。
これを全部自分だけでやるのは不可能に近い。

幸いインドにはグループ会社の事務所があったから、そこに頼んで招聘状を送ってもらい、
ウチの会社にも英文レターヘッドつき便せんがあったから、それで推薦状も作れた。
しかし、インドに関係会社もなく、英文社名レターヘッドつき便せんなんてモノもない
会社だったら(そういう会社だっていっぱいあるはずだ)どうするんだろ?

いつもの出張なら自分のクレジットカードでサクサクと航空券を予約し、座席を決めるイ課長も
今回だけは「出入りの旅行代理店」に頼まざるを得なかった。

代理店に自社レターヘッド付き便せんを渡したら、推薦状を作ってくれた。
あとは総務部長さんか社長さんあたりのサインと、社印を押してもらえばOK。ラクチン。

異次元的に難しいビザ申請用のネット入力も代理店の方でやってくれる。これは助かった。
性別欄に male(男)、female(女)、transgender(性転換)という3つの選択肢が
あったり(いやほんとマジで)、「身体的特徴」なんて記入欄があったり、最初に見たときは
「ナニを書きゃいいんだ?」って思うような記入欄が多くて呆然としたもんだ。
あれを自分で書かずに済むには幸いだった。

ちなみに、多くの旅行代理店がインドビザ申請代行をやってくれるはずだけど、
「ウチの店で航空券を予約してもらうこと」を条件にしてる代理店が多いはず。

従って、今回は航空券も「出入りの代理店」に頼むことになる。
ビザ申請手数料、いくらかかるのかなぁ?数万円くらいはかかるんじゃないかなぁ?

まぁ今回は行きたくて行くわけじゃない。
シゴトだ。しかも自分の担当業務じゃなく、問題の多い営業部長の仕事だ(笑)。
カネ払って自分の手間を省けるなら払っていただきましょうかね。

先々週初めに招聘状の郵送を頼み、先週初めに到着。写真も撮りにいったりして、
関係書類を全部代理店の担当者に渡したのである。

この後、代理店はネットのビザ申請フォーマットをイ課長に代わって全部埋め、
電子申請を済ませ、そこで発行された受理番号のある紙にイ課長がサインをして
インド大使館に関連書類を持っていく…という手はずだったらしい。

「大使館から先は早いんです。そこまでが面倒で。出張が10月初めなら問題ないです」
代理店担当者はそう言ってたのだが…
f0189467_0385292.jpg

2.ビジネスビザ申請後の道

インドへの道は険しい。

昨日、代理店の担当者から連絡があって「困ったことになった」という。
どうもインド大使館のシステム障害で電子申請がいまくいってないみたいなんだな。

必要箇所を埋めて、申請した。
そこで本来発行されるはずの番号とやらが発行されない。
「イ課長さんのトコにインド大使館からメール来てます?」っていわれたけど、
もちろんそんなモノも来てない。

何らかのシステム的問題。詳細は不明。とにかくダメだったらしい(笑)。

だったらもう一度申請し直しゃいいじゃん、とハナシは単純にいかないみたいなんだよ。
システム障害のために途中までしか受理されてないイ課長のビザ申請。
「途中までは受理されてるっぽい」っていうところが大きなネックになる。

ヤミクモに新たな申請をしようとしても、すでに「途中まで」申請済みのものが
あるから、同じ人間が重ねて申請しようとしてもシステム的に却下されるんだと。

「で?どうなるんですか?」
イ課長は自分の出張スケジュールが破滅する幻影に怯えながら聞いた。

前の「途中まで受理されたらしい」申請が失効するのが5日。
それを待ってから、6日にもう一度最初から電子申請し直す、と、どうもそういうことらしい。

イ「それがうまくいくと?」
旅「その後数日で申請が完全に受理されたという連絡があると、イ課長さんのサインもらって
  インド大使館に書類を持っていきます」
イ「ははぁ、じゃ、まぁ二日後の8日に連絡があったとすると…」
旅「8日は土曜日ですね。10日の月曜日ってところでしょうか」
イ「その後は?」
旅「大体1週間から10日でビザがおります」
イ「とすると、最長で9月20日くらいと…しかし、もし6日の申請もうまくいかなかったら?」
旅「・・・・今度はうまくいく・・・はずです・・・」
イ「・・・・・・・」


インドへの道は険しい。
暑いとか下痢がコワいとかいう以前の問題で、果たしてイ課長は
無事に予定通りインドにたどり着けるのであろうか??
(本日は適当な写真がないので、ネットで気分だけで拾ってきたものを使ってます)




by tohoiwanya | 2012-09-05 00:44 | 2012.10 インド出張 | Comments(4)
2012年 08月 17日

判決くだる

いきなりズバリ言うがコンペは落ちたよ。ああ落ちましたよ。
従ってイ課長はほぼ避け難く激暑国への出張に行くハメになる。
コトここに至っては、もはや覚悟を決めるしかない。

行くんだよ。
汗っかきで暑がりのイ課長が行くのだ。







インドという名の暑い国に。


あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


・・あ、いや、取り乱してしまった。許してほしい。
まだイ課長はこの厳しい現実を十分受け止めきれていないらしい(笑)。


インド…。
印度ねぇ…。


イ課長は2年前、このブログでこんな記事を書いている。
あの時もインド出張があり得たのだが、コンペに落ちてインド行きはなくなった。
インドという国に対する興味はあったから、インド行かずに済んでホッとしつつ
海外出張ブログ作者としてはちょっぴり残念でもあったのだが。
まさかその2年後にこんなことに…。


インドかぁ~…。


まぁ今回の問題はインドにあるというよりも、インドの仕事の責任者が
すでに仕事のスタート段階で責任能力を失っているということで(笑)、
彼は全力をあげてイ課長におぶさってくる。
それをいちいちひっぺがさなきゃならんと想像するだけでウンザリだ。


しかし、インドかよ~~

もちろん、これまでに行ったことなんて一度もない国だ。

なにしろ暑い。
用心深い人なら予防注射とかするんだろうけど、たぶんイ課長はしないだろう。
インドのイヌに噛まれたら狂犬病になるらしいけど、暑い国のイヌの常として
みんなグッタリしてて、人を噛もうなんて覇気のあるイヌは皆無らしいし(笑)。


ああーーああーあーーあ…インドかよぉ~。


ビジネスビザをとるのが面倒なんだよねぇ。
エアインディアの直行便はニューデリーしかないから、もしムンバイも回るとすると
かえって面倒になって、結局タイ航空でバンコク経由で往復することになるんだろうなぁ。
あるいはシンガポール航空とか…。


どっちもスターアライアンスか…。


来年の2月頃には欧州出張も待ってるわけだし…。


それはたぶんANAかルフトあたりで行くことになるんだろう…。


今年度もまたスタアラのマイルが貯まるんやな…。


貯まったマイルで来年、どっか行こうかな…。


どこがいいかなぁ…オランダとか…ポルトガルとか…




え?コンペ?インド?何の話だっけ?
(すでに現実逃避モードに入ったイ課長なのである)




by tohoiwanya | 2012-08-17 12:10 | 2012.10 インド出張 | Comments(8)