カテゴリ:出張・旅行あれこれ( 77 )


2018年 05月 09日

ビザを取得した

本日の記事、最初は「ビザが来た」という標題にした。すると・・

ビ~ザが来~た ビ~ザが来~た ど~こ~に~来た~~♪

・・という替え歌が自然と頭に湧いてきた。
だが待て。日本語ではビザは「来る」じゃなく「おりる」って言うよな、普通。
ってことは、標題は「ビザがおりた」が正しいと考え直した。すると・・・

ビザがおりた ビザがおりた ビザがおりたぞー♫
ビザがおりた おりたぞー ビザがおりたぞー♫

・・という替え歌が頭に浮かんできた。イ課長の脳はもうダメかもしれん。

ま、何はともあれ、8月に行こうと思ってる国のビザがおりたわけですよ。
ビザ申請用写真撮影のメガネ問題から始まって、ラクではない道のりでした。

特にネット上で英文で作成し、プリントアウトするっていう申請用紙が大変だった。
とにかくまぁ恐ろしいほどワケわかんなくて、先人たちの数少ない情報だけを頼りに、
何とか作った。あの申請書の記入ミスがゼロだったとは思えない。

申請書を作ったら、次はこれをパスポートだの予約確認書だの写真だのと一緒に
大使館に提出せねばならぬ。会社関係者には前日のうちに「明日は私用で少し遅く、
フレックス出社するっス」と告げ、翌日朝イチに「その国大使館」に行った。
とーころがその日、東京は朝から強い雨ときやがった。

もうズボンから靴から靴下までビショビショ。ほとほと情けない。
大使館入口ではびしょびしょに濡れた体を金属探知機で検査され、何とか
中に入れてもらえたのである。ぜいぜい。
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記入事項をコト細かくチェックする様子もないまま、持参した顔写真を申請書の
顔写真の上にノリで貼れと言われた。え?印刷された顔写真の上にまた同じ顔写真貼るの?!
よくわからぬまま、言われたとおりにした。

そして、よくわからぬまま書類は受理され、よくわからぬまま引換証をくれた。
大使館を出て、再びビショビショになって地下鉄に乗って出社したのである。
これでめでたく観光ビザ申請終了だが、あれでいいの?どうもよくわからぬ。

さて、次は引き取りだ。引き取り時間は午後のある1時間だけと定められている。
連休前の5月2日、資料集めのフリをして午後さりげなく(バレバレ)会社を脱走し、
再び例の大使館へ。あっさりとビザの押されたパスポートをくれた。ちなみに、ビザには
やっぱり顔写真ナシ。何のための顔写真だったのだ?(下は顔写真つきインドのビザ)
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うーむ・・ビザの段階からすでに不可解なことだらけ。だがとりあえずこれで8月旅行の
最も重要なハードルはクリアした(はずだ)。ビザ申請前に飛行機やホテルはすでに
予約しちまってるわけだから、だいぶ気は楽になった。

しかし、それにしても・・だよ。
ビショ濡れになってビザ申請に行ったとき、同じように申請しに来てた日本人は
イ課長以外にたった一人。ビザ取りに行った時はイ課長以外、だーれもいなかった。
イ課長のパスポートを取り出す時、引き出しの中身をチラッと見たけど、“預かり中”の
パスポートなんて、数冊くらいしかなかったように見えた。

うーむ・・・外人観光客の少ない国だろうと予想はしていたが、ホントに少なそう。
去年、ミャンマーがオフシーズンだったもんで、イ課長は現地でかなり目立ったけど、
こんど行く国ではもっと珍しがられるのかもしれん。

てやんでい。もうビザはおりたんだ。その国で大地震とか大戦争でも起きない限り
行くからな。覚悟しろよ、その国の野郎ども。イ課長を見てウェルズ型火星人のように
珍しがりたきゃ、珍しがれってんだ。こっちもオメーらの国を散々珍しがってやる。
(↑ビザがおりたのでけっこう強気)。

 

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by tohoiwanya | 2018-05-09 00:03 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2018年 04月 17日

ビザ申請写真を撮る時に

たぶんみんなはトックに知ってたんだろうけど、イ課長は初耳だったので
ちょっとびっくりした。この際二日連続更新でその話を書こう。

8月の旅行に向けた準備として、最重要なのはビザの取得。
そのためにやらねばならぬことの一つがビザ申請用の写真の撮影だ。

去年撮ったミャンマーの申請用写真を使い回し・・いや、あの時はベージュの服着て
白背景で撮ったから(背景白は指定)、肩の線が明確ではなかった。ミャンマーは
通ったけど、こんどの国はけっこううるさそうだからなー。仕方ない。撮り直そう。
 
焼いた写真と電子ファイルと、両方必要だから面倒だ。事前にいろいろ調べた。
「●●国のビザの証明写真を撮る時は・・」なんて情報をけっこうカメラ屋さんが
作ってたりするんだよね。当然、同じ国の証明写真の要件について書かれてることは
内容も同じなんだけど、あるサイトにだけ、こんなような記述があった。

この国のビザ申請ではメガネをかけた写真はダメざます

うぞ。メガネだめなの?パスポートの写真と違っちゃうじゃん。
大体、「メガネだめ」なんて他のサイトには書いてなかったぜ?

しょうがないからメガネについてもう少し調べた。で、驚いた。
今やビザ申請写真においては「メガネしちゃあきまへん」が増えてるんだね。
2016年11月にアメリカがそうなって、以後「メガネだめ」国が増えてるようだ。
2017年のミャンマーはそうじゃなかったから、いま世界のビザ事情がそんな風に
変わりつつあるなんて全然知らんかったよ。
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しかし、アメリカみたいにハッキリしてるならまだいい。
8月に行く国の場合、大使館のサイトを見てもメガネ云々なんて一言も書いてない。
結局メガネしてていいの?ダメなの?どっちだかわかんないってのが一番困る。
 
とりあえず、肩の線がでるように黒い服を着て写真屋に行った。
そこのお姉さんに聞くと、メガネのレンズに光が反射して目がよく見えなかったり、
メガネを換えたために顔の印象がガラリと変わるなんてトラブルの元になるから、
「メガネなし」で撮ることが増えてるらしい。最近じゃパスポートの写真でさえ
敢えてメガネなしで撮るお客さんもけっこういるんだってさ。

まぁ確かに、裸眼で写真撮っても、向こうの入国審査の時にひょいとメガネを
はずせば済む話。それによって何か問題が出るとすれば、パスポート写真とビザ写真の
不一致=メガネの有無 くらいだろうか。
(うっかりカラーコンタクトなんかしたまま写真撮ると大変らしいよ)
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イ課長はフレームのないメガネだから、したままでも問題ないと思うんだけどなー。
どっちにすっかなー?うーん・・。

で、結局、今回初めて「メガネなしビザ申請写真」を撮ってみたのでした。
イミグレの時にメガネはずせば顔写真と本人の顔とは一致する。しかしさっき言ったように
パスポート写真とビザ写真に差異が生じる。万一「写真の不一致」なんて理由で空港で
入国拒否くらったら、イ課長は生涯グレる。

 

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by tohoiwanya | 2018-04-17 00:20 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2018年 04月 05日

旅の構想段階の終わり

始まったな・・
ああ。すべてはこれからだ。


・・・っていうセリフだけで、「冬月とゲンドウのセリフだ」とわかってしまう方は
かなりの重症と思われます(笑)。

ヲタクなオープニングで申し訳ありません。
今年も始まったのです。あっという間に終わる旅行のための、長い長い準備が。
去年のミャンマーもそうだけど、今年もビザが必要な国に行く。ビザのいる国への旅行って
常にも増して巨大な決断、ないしリスクテイクを必要とする。少なくともイ課長にとっては。
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ビザをとるには現地滞在先の連絡先、現地到着便名なんかの情報が必要。去年もそうだった。
つまりビザをとる前にホテルや飛行機を予約せんといかん。ビザが必ずとれるという保証が
ないのにだ。これがイヤ。「ホントに大丈夫なんだろうなヲマエ!」と自分が自分に
詰め寄ってる声が聞こえるようだ(笑)

もっとも、ホテルの住所とか、到着便名なんて予約しなくても調べて書くことはできる。
去年のミャンマーのビザネット申請ではそれが可能だった(やらなかったけどさ)。

しかし今回行こうとしている国のビザ申請はダメみたいなんだよ、それじゃ。
航空券やホテルの予約確認書まで必要らしい。こうなると完全に予約せざるを得ぬ。
しょうがないから、先日イ課長は飛行機と現地ホテルを予約しましたですよ。
もう後戻りはできまへん。

当該国への航空チケットと、現地滞在ホテルの確認書類はとりあえず揃ったわけだが
さらに写真を用意したり、複雑な英語フォームに記入したりの準備も必要だ。
ご立派な面倒臭さ。しかしやらねば。くそ。
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今回はミャンマーみたいにネット申請が承認されれば、あとは空港でOKというわけにいかぬ。
ネットでいろいろ手続きしたあと、様々な確認書だの写真だのパスポートだの持って
実際に大使館に足を運んで申請することになる。

お金払えば、代わりにやってくれるビザ取得代行会社もあるにはある。しかし
貧乏性のイ課長として、それはシャクだ。それに大使館に行ってビザ申請って、
実はやったことないんだよ。これも経験。せっかく東京に住んでるんだから
がんばってやってみよう。

しかしそれも簡単ではない。
この国の大使館、なかなかウルサくて、ビザの申請は午前中だけ、受け渡し時間も
午後のたった1時間と決まってる。会社休んだり早退したりして、何とかするしかない。
うーん・・・面倒臭すぎる。しかしやらねば。

とにかくそういうわけで、これまで「構想」ないし「プラン」だったものが
いよいよ「実施計画」になってきたと、そういうことでした。もちろん、
行き先は例によって、その時までシミツです。
(上の写真は本文と関係ない、昔とったインドとカンボジアのビザざます)

 

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by tohoiwanya | 2018-04-05 00:03 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2018年 01月 28日

日本に行きタイ!【2017年データ編】

そろそろあのデータが発表されたんじゃないかな?と思ってみたら、速報値が出てた。
日本に来た外国人旅行者の2017年版。去年は何と2,869万人が日本に来たんだと。

いやもう、毎回驚いてるけど、ほんと~~にスゴい。
2013年に初めて1,000万人超えたことが話題になった時、4年後に3倍近く増えると
いったい誰が想像したであろうか。

主要国だけだが、国別の来日者数もデータが出てる。2013年からの推移、さらに2017年までの
増加率を含めて、アジア主要国を表にするとこんな感じになる。
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4年で5.6倍という中国の爆増ぶりにも呆れるけど、中国には「初来日」のポテンシャルが
まだ膨大にある。それに対して韓国や台湾からこれだけ来てるっていうのも別の意味でスゴい。
この両国はおそらくリピーター率がすごく高いんだろうと想像される。

2013⇒2017年の増加率を見るといろいろ考えちゃうね。
タイからの旅行者はものすごく増えたっていう印象あるけど、増加率ではそれほどじゃないんだな。
しかしこの勢いなら来年は100万人超えだよ。1年に100万人のタイ人観光客が来日するなんて、
5〜6年前だったらいったい誰が想像したであろうか。

この表の中でもう一つなじみのある国・ベトナムもすごい。4年間で3.6倍に増えてる。
今やドイツ人やフランス人旅行者よりベトナム人旅行者の方が多いのだ。ベトナムはタイより
人口多いし、中間所得層もバリバリと増加している。もっともっと増えるでー。

ここでちょっと世界と比較してみよう。
観光庁のサイトに2016年データによる外国人訪問者数の国別ランキングがあった。
上位の部分をそのまま拝借しよう。(カッコ付き数字は2015年のもの)
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1年前のこのランキングに2017年の日本をあてはめると、何とびっくり、オーストリアを
抜いてしまうではないか。そんなバカな。東京よりはウィーンの方がよくないか?(笑)

2017年ランキングで日本が何位になるかわからんが、たぶん16位よりはあがるだろう。
仮に11位くらいになったとすると、日本のすぐ上あたりにタイが来る可能性がある。
うーむ、今やアジア観光マーケットで日本が追いつくべき相手は香港なんかじゃなく
アジア屈指の人気観光国・タイってことになる。

万一、タイを抜いたら、あとアジアでの主要な敵は中国だけ。
(上のグラフではトルコもアジアにカウントしてるようだが)
紫禁城やら万里の長城やら、世界的観光資源をゴッソリ有する中国に追いつくのは
さすがに無理じゃないかと思うが。

まぁいずれにしても、毎年驚かされるデータだよ、これは。
2013年頃は「2020年に2,000万人呼び込もう」って言ってたのが、アッという間に
達成しちゃったから、欲を出して「2020年に3,000万人」に目標アップしたはずだけど、
それだっておそらく今年軽く達成しちゃうよね、このペースじゃ。

東南アジアを旅行して「日本に行ったことあるよ」っていう地元の人に会ったことは
それほど多くない(現地で話した韓国や香港あたりの旅行者にはたくさんいたが)。
でもそのうちバンコクあたりでは「ぼくトウキョウいったことあるよ」なんて人が
珍しくなくなるだろうなぁ。

まぁとにかく、来日旅行者のみなさまには日本を楽しんでいただきたい。
秋葉原〜神田近辺で道に迷ったら、ヒゲはやした巨大ロボットに聞けば、親切に
教えてくれるはずです、ヘボ英語で(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2018-01-28 22:46 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2017年 12月 31日

2017年終了時点での集計

一年の最後の更新は毎年恒例のコレ。
今年は8月にお盆休みもからめてミャンマーとタイに10泊(例によって除・機中泊)。

10泊っつうたら、サラリーマンにとっちゃけっこう長旅。実際、7泊したミャンマー一人旅は
ホントに楽しくて充実してたと思う(ちなみに、夜行バスは現地泊としてカウントするルール)。
逆にバンコクじゃ風邪ひいて丸一日、ほぼムダにしたけどね。ああもったいない。

去年からプラス10泊。海外宿泊トータル日数はこうなった。
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うーむ・・トータル246泊。「人生の一年、365泊を海外で」という目標にはまだ遠い。
今の若い人なら子供の頃に親と一緒に何度も海外旅行、大学でも海外研修や卒業旅行、
さらに自分探しの長期海外放浪旅行・・てな感じで、20代でけっこうな海外経験者も
多いだろうけど、27歳で初海外のイ課長はスタートが遅かったからねぇ。

などと、過ぎたことを言っても仕方ない。
会社を退職したあと、そしてヨボヨボになって行けなくなるまでのわずかな期間、
頑張って行きまくってやるのだくぬやろう(・・生きてればね)。

国別宿泊日数も更新。今年はこんな感じになった。
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全部で26カ国。
今年7泊したミャンマーがいきなり中位に登場。2回行った台湾より多いんだ。
東南アジア旅行のベースキャンプ・バンコクに今回も3泊したからタイもだいぶ増えた。
トップのドイツとの差はまだ11泊あるが、これは定年退職後に十分逆転可能な差だ。
一度はタイにノービザ滞在期限(30日)丸々、ゆっくり滞在してやるぜくぬやろう。

いずれにしても出張(水色)に対して旅行(赤)の比率が増えたのは喜ばしい。
この集計を始めた頃は通算で水色の方が多かったんじゃなかったっけ?おそらく今後はもう
海外出張はないだろうから、いずれ「真っ赤なグラフのところどころにわずかな水色」という
状態になるはずだ。

というわけで、イ課長ブログ、今年もお読みいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。皆さまどうぞ風邪などひかず、良いお年を。
年明け最初の更新は、これまた恒例の、アレの予定です(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2017-12-31 10:43 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2017年 11月 04日

LDCクイズ【正解発表編】

それでは前回記事のクイズの正解発表です。
2025年時点でアジアでたった一か国、LDC指定から卒業できないと予想される国。
イ課長が行ったことあるラオスかミャンマーかカンボジアの中のドレか。正解はですね・・・
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              カンボジアなのです。

いやーーこれまた意外。
カンボジアには外国企業、特に中国企業とかがけっこう進出してるそうで、海外投資ありそうだし
なんつったってアンコール・ワットという東南アジア屈指の観光物件もある。それなのにぃ?

もし前知識なくイ課長が同じ質問をされたら、かなりの自信をもって「ラオス」と答えただろう。
その理由は?と聞かれたらこう言う。

①人口少なすぎ:ラオスの人口はカンボジアの半分、ミャンマーと較べたらなんと1/7以下だ。
 一人当たり所得が他国より高いのもひとえに少ない人口のおかげ。700万人は少なすぎでは?
 
②港湾がない:これ重要だと思う。他の二国に比べて交易活動は未来永劫ずっと不利なまま。
 これだけでもかなり十分な理由のはずで、前回記事のコメントでも同じ指摘があった。
 実際、国連も「内陸発展途上国」なんて別の分類作ってるくらいなんだぜ?

③観光資源が少ない
:ルアンパバーンは立派な世界遺産で、イ課長も個人的には大好きな町だ。
 しかし世界の観光地・アンコールワットや、世界三大仏教遺跡の一つとされるバガンの、
 あの大迫力と較べられちゃうとなぁ・・

④貪欲さの欠如:旅した実感として思うけど、3ヶ国の中でラオス人が最も欲がない。
 外人観光客を見て「買ってくれ」ってほとんど言わないし、ボッタクろうともしない。
 静かでのどかでイイんだけど、国の発展にはそういう貪欲さだって多少は必要じゃないの?
 いま急成長しているベトナムなんかそういう貪欲さがメチャ強いぞ。

・・と、こう並べると「ラオス」というイ課長の回答理由には一応説得力あるでしょ?
だが不正解なのだ。国連の予想によればアジアで最後までLDCから脱却できない国は
カンボジアなのだ。かなり意外だったよ、何度も言うけど。
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しかし東南アジアLDC3ヶ国を歩いたお兄ぃさんとしてはやはり「なぜカンボジアなのか?」という
理由を考察したい。たとえ後付けであろうともだ。カンボジアの不利な要素っつうとだよ?

①ポル・ポト暗黒時代の影響
 まずこれじゃない?1980年代にエンジニアとか教師とか医者とか、知識層が片っ端から殺されまくり、
 挙げ句に戸籍やら教育制度やらの国家運営システムが一度カンペキにブッ壊されてるからね。
 93年に国連管理下で総選挙、その後は「独り立ち」したわけだけど、当時は学校を再開しようにも
 教師はいない、病院作ろうにも医者がいないって状態だったはず。国を“操業”させるノウハウ継承や
 人的リソース育成が途絶した影響って今でも尾を引いてるじゃないかなぁ?

②トンレサップ湖周辺の広大な「使えない」土地

 これも前に書いたよね。雨季になるとトンレサップ湖はガバッと拡大して周辺の土地は水没。
 首都プノンペンのすぐ近くからそういう土地なわけ。毎年数か月、必ず水没する土地になんて、
 工場もビルも道路も作れないよ。国の真ん中の、平坦かつ広~大な土地が低利用のまま。
 ああもったいない。でも使えない。

③政治家・役人が腐ってる?

 アンコール・ワット観光収入がベトナムに吸い取られてるという例の問題に象徴されるように、
 この国の政治家や役人には「国を良くする」以外のことを考えてるヤツの比率が高いんじゃないか?
 確たる裏づけは全くない。ただカンボジアのガイド氏の話とか聞くとな~んとなくそんな印象が
 感じられる。ミャンマー軍政に対する批判も確かに強かったけど、あれは腐敗というのとはまた
 ちょっと違う気がするんだよねぇ。
 
・・・と、思いつく理由はこのくらいか。全部過去に書いた記事にからんだことだが。
確かにこう考えていくとカンボジアには、ミャンマーやラオスにはないディスアドバンテージが
あるかもなぁ。まぁ卒業はアジアで最後になるかもしれんが、カンボジア、がんばれ。
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【質問編】の回答を観ると、やはりイ課長同様「ラオス」と思った方が多いようで
正解者は一人もなしという結果に(笑)。確率1/3でも、けっこう当たらないんだなぁ・・。

 

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by tohoiwanya | 2017-11-04 00:33 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2017年 11月 02日

LDCクイズ【出題編】

本日は少〜〜しお固い話題だけど、最後にお楽しみクイズがありますからね(笑)。

LDCという言葉をご存知の方はいるだろうか。
Least Developed Countries の略で、直訳すれば「最低(最少?)開発途上国」か。
通常、日本語では「後発開発途上国」と書かれる。もう少しカンカク的に言うときは
「最貧国」なんていうこともあるようだ。

このLDC、現在世界に48カ国。国連加盟国が現在193あるっつうから、“LDC率”は24.9%。
つまり4つにひとつはLDCなわけで、内訳ではアフリカが一番多くて34カ国。アジアが9カ国、
北米に1カ国(ハイチ)、オセアニアに4カ国だ(ツバルとか島国が多い)。
まぁアフリカが一番多いというのは十分予想されたことだが、アジアに9つもあるの?
アジアのLDC9ヶ国、以下の通りなのである。


 イエメン アフガニスタン バングラデシュ ネパール ブータン
 カンボジア ラオス ミャンマー 東ティモール


ふーむ・・・なるほど。
この9カ国の中で、日本人に比較的身近といえるのはやっぱ地理的に近い東南アジアの
カンボジア・ラオス・ミャンマーだよな。どれかに行ったことある人も多いはずだ。
イ課長なんて今やこの東南アジアLDC3カ国をぜんぶ制覇したお兄いさんだからね。
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LDCは誰かがテキトウに決めるんじゃなく、特定の指標に基づいて国連が指定するもので、
その指標とは一人当たり所得とか識字率とか乳幼児死亡率とかいろいろある。そのうち
いくつの指標がコレコレの値を下回ってるとアンタLDCです、と指定される仕組みらしい。
指定には当該国の「へい、あっしをLDCに指定してくれてよござんす」っていう同意があることが
原則らしくて、当人がイヤだというのをムリヤリ指定することは出来ないんだと思われる。

フツーに考えればLDCに指定されるのは不名誉で、ちーとも嬉しくない。
しかしLDCに指定されるメリットっていうのも一応あって、輸出に際して関税面で優遇措置を
受けられる。というかほぼ関税ゼロになるらしい。安く輸出できる。そうなりゃ他国製より
価格競争力が高まる。貿易面では有利だ。もっとも、これぞという輸出品があるLDCなんて
あんまりないと思うんだが・・。
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LDCには「卒業制度」というのもチャンとある。国が発展し、社会・経済がそれなりに
整ってきたと国連が認定すればLDC指定が解除される。中には上述の貿易メリット欲しさに
「ずっとLDCのままでいたいですぅ」ってヤカラもいるらしいけど、これまたフツーに考えれば、
どのLDCも早く卒業したいと思うはずだし、国連も早く卒業させてあげたいと思ってるはずで、
過去にはサモアやモルディブが実際にLDCから“卒業”している。

実は「卒業予想」っていうのもあるんだよ(笑)。国連が発表してる。
イ課長が読んだものによると、現在48あるLDCのうち2025年までに16ヶ国はめでたく卒業し、
32ヶ国にまで減るとされている。その時点でもやっぱりアフリカ諸国が占める割合は高いんだが
アジアは現在9つあるLDCが2025年には一つだけになるとみられている。

 
      え? ・・・ひとつだけ??

現在9人いる「LDC学校アジア組」のうち、2025年までに8人は卒業するのに一人だけ落第?
それってちょっと悲しいものがある。一体それは誰?いやどこの国?
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上に書いたアジア9カ国のリストをもう一度ご覧いただきたい。
あの中のドレかなのだ。どこだと思う?わかんないよねー。
それではここで重要なヒントを差し上げよう。国連が「アジア最後のLDC」になると予想してる
その国というのはだね・・・・

なんと、イ課長が行った3カ国のうちのどれかなんですねーー。
つまりカンボジアかラオスかミャンマーのどれかってことだ。これは非常に意外だった。
オラまたてっきりアフガニスタンかネパールあたりにちげぇねぇと思ったさ。
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本日のお楽しみクイズというのはこれ。
アジアに現在9つあるLDC。2025年までには8ヶ国が卒業すると見込まれ、最後に1ヶ国残る。
“アジア最後のLDC”はラオスか?ミャンマーか?カンボジアか?
正解確率は3分の1。あてずっぽで答えても三つに一つは当たる、か~んたんなクイズ。

調べちゃダメ。あなたの知識と経験と直感でお答え下さい。
回答はコメント欄にどうぞ。正解者には全員豪華賞品・・・は例によってありません(笑)。
 
 

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by tohoiwanya | 2017-11-02 00:08 | 出張・旅行あれこれ | Comments(9)
2017年 05月 03日

たびレジというものに登録してみた

もう一つ、英国とは関係ないネタを続けよう。

一昨日、某官庁の外郭団体みたいなところから「たびレジ登録のおすすめ」ってメールが届いた。
外務省が始めたシステムみたいで、旅行者が自分のメアドや旅程を登録しとくと現地でお知らせが届く。
私的旅行の際にご登録を、なんて書いてあったけど、それだけじゃさっぱりわからん。
だもんで、シカトして放っといた。

すると昨日、こんどは会社から社員全員に同じメールが来た。
正確に言うと、最初に来た外郭団体からのメールが社員全員に転送されたものだ。
私的旅行の際にご登録を・・だからわかったよそれは。しかしそもそも「たびレジ」ってナンなの?
外務省がなにしたいわけ?コトここに至って、イ課長もようやく「たびレジ」について調べた。

たびレジって、一種の「海外安全情報提供サービス」なんだね。
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たとえばイ課長が韓国旅行中、北朝鮮との戦争がオッ始まるとか(冗談にならないから困る)
バンコク滞在中、現地で爆弾テロ発生とか(これも冗談になってない)、欧州出張中に
アイスランド火山噴火で欧州中の主要空港閉鎖とか(これは昔シミュレーションした)・・・

たびレジに登録しておくと、そういう非常時に現地日本大使館等から安全情報が配信されると。
ははーなるほど、そういうことですか。
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外務省が国ごとに危険情報みたいなのを出してるのは知ってる。
地図が黄色や赤で塗り分けされてるアレだ。しかしこのたびレジは有事の際の緊急臨時情報を
現地にいる時に配信してもらえるところがミソらしい。ふーむ、ためしに登録してみるか。
旅程が会社にバレるわけじゃないし(バレるのがイヤなんかい!)。

まず自分の名前と携帯電話を登録。スマホは問題ないみたいだけど、ガラケーによっては
登録できないって書いてある。非常時緊急情報を携帯で受信できなきゃしょうがないじゃん。
幸いイ課長のガラホは登録できたようで、「続きの登録はここで」みたいなメールがすぐ来た。

次は旅程の登録だ。これは同じ国の中であっても、たとえばいつからいつまでニューデリー、
何日から何日まではムンバイ、みたいに都市ごとに登録するようで、10件まで登録可能。
ヘンピな行き先の場合、都市名は手入力になる。
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いざコトが起きた時の緊急情報の送り先、これも何件か追加できるようだ。
たとえば家族のメールアドレスとか勤務先とかね。イ課長は携帯メールアドレスに加えて
パソコン用メアドも登録しておくことにした。ガラホの小っちゃい画面じゃ何かと不便だし。

登録完了を押すと、さっそく胸のガラホが震える。登録完了通知メールが来ました。
見ると、8月の旅行で行く国の大使館住所、電話番号、URLなんかが記載されている。
ほほう、パスポートをなくした時なんかは真っ先に必要な連絡先だ。こういう情報を
携帯に入れてすぐ確認できるようになってるとイザって時有用かも。
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イ課長は海外で戦争や革命、暴動、テロ、大洪水、大地震、火山噴火等々に遭遇したことは
幸いにしてない。しかし自分の行った場所で後日そういう事態が起きたってケースは多い。
これまでは運がよかったってだけの話。
 
8月の旅行先だって今は普通の国だけど昔はけっこうヤバかった。もっとも、いま地球上で
リスクゼロの地域なんてないけどね。とりあえず登録してみた現地危険情報提供サービスだが、
8月の旅行ではこのサービスが無用に終わることを期待しよう。

というわけで、たびレジというものに登録してみたというお話でした。
このたびレジ、イ課長はつい一昨日知ったばかりで、まだそんなに普及してないと思う。
この先、リスクの高そうな国に旅行or出張される方の参考になれば、というのでご紹介しました。
 
  

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by tohoiwanya | 2017-05-03 00:03 | 出張・旅行あれこれ | Comments(3)
2016年 12月 30日

2016年終了時点での集計

今年最後の更新は毎年恒例のコレ。
と言っても、今年は英国に行っただけだから大して増えていないのだが。

まぁ集計してみよう。昨年から英国7泊が加わった結果、海外宿泊数はこうなった。
昨年から7泊加わってトータル236泊。
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海外出張が101泊から増えてないから、当然のことながら毎年出張比率は下がってる。
それでもまだ4割超あるのか。ガンガン旅行してさらに出張比率を下げよう。

死ぬまでに海外で1年=365泊という意味のない目標達成にはまだあと約130泊。
うーーむ・・簡単ではない。10泊の旅行をあと13回。定年になったら頑張って
あちこち行きまくってやるからな、くぬやろう(笑)。

前に書いたみたいに引退して「ビザなし滞在期限いっぱい滞在」が可能になれば
海外滞在日数は一気に増えるという期待が持てる。タイなら30日、ベトナムでも15日
滞在できるからね。両方いっぺんにやればイッキに45日。ひと月半、全てのシガラミから
解放されて東南アジアでまったり。あーすてき。待ち遠しい。もういくつ寝るとお定年♫

定年願望はおいといて(笑)、国別比較に移ろう。
今年は英国に行っただけだから、ヨコ軸の国の数は増えないで英国だけプラス7。
結果はこうなった。
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宿泊日数で昨年は8位だった英国がイッキに5位にランクアップ。
やっぱ一つの国に7泊するとぐっと順位が上がるな。オーストリアやフランスも
抜いたわけだから、けっこう滞在したんだなぁイギリスに。

相変わらず不動のトップはドイツだけど、もし旅行日数だけに限ってグラフ作れば
ドイツの順位はガクンと下がるはずだ。・・と思ったので、旅行だけでもう一つ
グラフを作ってみたらこうなった。
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ほほーーーースペインがトップでドイツは6位転落。
スペインって90年代に初めて行って、あまりにイイんで数年後にまた行った。2度目は
二週間休暇とったもんなぁ。考えてみりゃ二週間ずーっと同じ国に滞在したなんて、
スペインだけだ。そりゃ宿泊日数も長くなるわけだ。

とりあえずもう海外出張日数は増えないと思うから、あとはイ課長の自由意志による
海外渡航ということになるわけだ。スペインもまた行きたいなぁ。仕事以外でゆっくり
ドイツにも行きたいぜ。

てな具合で毎年やってる集計だが、年々「早く来い定年」の論調が強まってるな(笑)。
ま、とにかく健康に気をつけて残りもうちょっと、頑張りますですよ。

一年間、アホブログにおつきあい頂きありがとうございました。
皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-30 00:18 | 出張・旅行あれこれ | Comments(4)
2016年 10月 16日

国王がいなくなったタイ

ルアンパバーンのホトケ様の話を続ける予定だったけど、別の話。

プミポン国王がとうとう亡くなってしまったからねぇ・・・。
そのせいで2年前に書いたこんな記事にアクセス激増だよ。あの時「そう遠くない
将来起きる」と書いたことがついに2年後にそうなったわけだ。
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13日の夜(つまり国王が亡くなった晩)にバンコク到着、さぁ週末はバンコクで
遊びまくろうと思ってたツーリストだっていっぱいいるのは間違いない。
自分の旅行の時によりによってこんな事態に・・とみんな思ってるに違いない。
あの記事でも書いたように、街はお通夜状態で学校も会社も店もぜーんぶ休み・・・

・・・でもないみたいなんだよね。意外にも。
ニュースの写真を見るとバンコクの人たちは国王が亡くなった翌日もいつものように
通勤・通学してる様子がうかがえる(みんな黒い服を着てたらしいが)。役所や学校は
普段通りやってるのかもしれない。これは意外。

これはサービス業でも同様で、銀行なんかも普段通り営業してるみたいだし、デパートも
店内音楽のボリュームを下げつつ、営業してるってニュースを見た。これまた意外。
何日も店を閉めることになるんだろうと思っていたが。

バンコクの繁華街の場合、大きなデパートが営業してても、両側の歩道をびっしりと埋める
Tシャツ屋だのニセ腕時計屋だのの露店がないと、かなり閑散とした印象になるだろうけど
考えてみりゃ彼らだってそんなに裕福な暮らしじゃないだろうし、何週間も喪に服して
商売休めないはずだ。そう考えれば露店もけっこう営業してると推測される。
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名君・プミポン国王に対するタイ国民の崇敬の念は、もうホントに絶大なものがあったから、
「もし国王が死んだらタイ国民の悲嘆は想像を絶することに・・」と、思った人は多いはずで、
イ課長もその一人だったと言っていい。

しかしニュースで読む限り、タイ全土がマックラお通夜状態というわけでもなく、
行政やビジネスはもちろん、サービス業もそこそこは機能しているみたいだから、
観光客も何とかなってるんじゃないか?レストランやマッサージ屋さんもこの分なら
(全部ではないにせよ)開いてる店はありそうだ。

まぁさすがにカラオケやゴーゴーバーは閉まってるだろうけど、それだっていつまでも
休んじゃいられないという点じゃ同じだ。「そうはいっても現実の生活もしなきゃ」って
ところはあるだろうし、なんといっても在位70年。「国王逝去」を経験したタイ人なんて
ほとんどいないわけで、「こういう時どうするもんなの?」っていう戸惑いもあるんだろうなぁ。
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とにかく(今のところは、だが)大きな混乱もなく事態が推移してる様子だ。
平穏なまま、新しい王様が即位し、生活が日常に戻り、現在の軍政から民政に移管が進めば
いいんだけど、そうなってくれるかなぁ?タイにはFacebookの友人もけっこういるし、
また行きたいと思う国だけに、いろいろ気になるのである。

大学生の時だったと思うけど、現職総理大臣である大平正芳が急死した。
イ課長にとって、現職総理大臣が死ぬなんて初めての経験で「うわーどんなことになるんだろ」と
思ったもんだったけど、翌日も何てことなく普通に大学に行き、普通にバイトに行った。
あの時は「混乱って意外とないんだなぁ」と思ったけど、そんな昔の記憶がよみがえったよ。

というわけで、国王逝去の報に接したイ課長の雑感という、つまらない記事でした。
最後になりますが、タイ国民の皆様にお悔やみ申し上げます。


 

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by tohoiwanya | 2016-10-16 00:09 | 出張・旅行あれこれ | Comments(4)