カテゴリ:2013.02 欧州出張( 28 )


2014年 07月 13日

ゲントに行ってみよう(涼感企画)

台風一過、とたんに暑くなりましたな・・・。

暑いこの時期、去年は涼感企画なんていうのをやったけど、今年もやることにした。
昨年2月欧州出張における唯一の大ネタ、ゲント日帰り旅行の話を書くのである。
これは大ネタだから続きものになる。写真もいっぱいある。雪の降る寒々しいベルギーの古都の写真を
たっぷりご覧いただき、たっぷりと涼んでいただけると思う(笑)。
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まず出張日程作成の話をしなければならない。
例外もあるけど、イ課長の欧州出張では「月曜から金曜まで仕事」ってパターンが圧倒的に多い。
だから日本出発は日曜午前、同じ日曜の夕~夜ころに欧州現地に到着するというパターンになる。

しかし、昨年2月の欧州出張では日曜ではなく土曜日に出発するという方法をとった。
なぜか?それは飛行機代のせいなのだ。日曜出発より土曜出発の方が大英帝国航空が安かったんだよ。
そのぶん余計にホテルに1泊することを考慮しても、土曜に出発するほうがまだちょっと安い。

移動を土曜のうちに済ませちゃって、日曜まるまるフリーに遊べるなら好都合・・・なーんてことは
ヒトコトも口に出さず、「土曜出発の方が出張費が安い、一日早けりゃ時差ボケ調整上も助かる」と、
あくまでマジメな理由に基づいて会社に説明し、土曜出発で了承をとった。で、大英帝国航空で
ロンドン経由、土曜の夜遅くにブリュッセルに着いたわけだ。

しかし何だカンだ言ってイ課長も5回目のベルギーだ。ブリュッセルからの日帰り観光っつうても
アントワープもブリュージュも行ってる。じゃ今回はどこに行こうかと出発前にずいぶん考えた。

そこで浮上したのがベルギーの古都・ゲントなのである。
ちなみに、ゲントって街も読み方がいろいろで、Wikipediaでは「ヘント」になってる。おそらく
英語・ドイツ語だとゲント、オランダ語だとヘント、これがフランス語だとガンっていうらしい。バラバラ。
とりあえず、このブログではイ課長が言いなれた「ゲント」表記で統一させていただく。

ゲントって誰もが知ってる地名じゃないけど、ブリュッセル・アントワープに次ぐベルギー第三の街。
かつて繊維交易で栄え、中世の面影を残す建物も豊富、世界遺産の立派な教会もあるらしい。

うーむ、なかなか魅力的な街のようではないか。
ブリュッセルから日帰りでちょいと足を伸ばす場所として距離的にもちょうどいい(鉄道で片道35分くらい)。
よし行こう。行くぞイ課長は。ゲントに。

しかし日曜の朝は例の雪。もうとにかくクソ寒かったんだよ。
この時はパソコンがネットに接続できなかったり(この問題はロンドンに移動しても続いた)、携帯電話が
死んだり(これは何とか復活させたが)トラブル続きで、あんまりウキウキ観光気分って状態じゃなかった。
この寒さで風邪ひくわけにもいかないし、ゲント行きの切符もまだ買ってるわけじゃないし・・・っていうんで
「ゲント、やめよっかなぁ~?」という後ろ向きな気持ちが湧いてきた。
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まぁゲント行きの列車はけっこう頻発してるようだったから、とりあえず行く行かないは別として駅まで様子を
見に行くかっていうんでブリュッセル中央駅まで行ってみた。ゆ~き~のふ~るま~ちを~♪
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駅で列車の表示を見てたら、9:59にゲントのセント・ピータース駅を経由してオーステンデに行く列車が
あることを発見した。うーむ、この列車にエイヤで乗っちまおうかなぁ?
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おや?気がついたら乗ってるじゃないか、イ課長(笑)。
我ながら計画性があるんだかないんだかよくわからんが、こういう行動をとれるのもフリーな日曜だからこそ。
明日から仕事が始まればもうほとんど何もできないし、帰国便は昼出発だから最後の土曜も観光できない。
チャンスは今日しかないのだ。ちったぁ観光したっていいじゃないか(会社にはナイショにしてください)。
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てなことを言ってるうちに、もうゲントに着いちまった。
特急(急行だったかも)で35分つうんだから、東京から鎌倉あたりに行くよりずっと近い。
ものすごく凝った天井装飾のあるゲントのセント・ピータース駅がイ課長を迎えてくれたのである。
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というわけで、昨年2月欧州出張における唯一の大ネタ、ゲント半日観光。
これから書き続けていくわけだけで、まぁ3~4回くらいにはなるかな。それらの記事の文中で
最も頻出する単語は「美しい」でも「素晴らしい」でもなく、「寒い」だと思われるのである(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2014-07-13 00:52 | 2013.02 欧州出張 | Comments(6)
2014年 06月 23日

大英帝国のメシ

いよいよ今月末締切仕事が佳境にさしかかってきたわけだが、そのわりに
「たぶん最後は何とかするんじゃない?オレ」って感じで危機感の希薄なイ課長です。

神田須田町歴史グルメ散歩のあとは貧困なる英国メシの話題。
去年の欧州出張で行ったロンドンは2010年の出張以来、3年ぶりということになる。

2010年に行ったときは何せ新婚旅行以来、20年ぶりのロンドンだったからねぇ。
英国激マズメシとの久しぶりの対決に相当緊張してロンドン入りしたもんだったけど、
今回は気楽だ。20年前は類人猿の食い物レベルだった英国のメシも、最近はだいぶ
改善されているようだっていうのを2010年に体験してたからね。

もっとも「カルメン」を観た木曜の夜は外食せずにホテルの自室でコンビニサンイッチドとビール。
金曜の晩飯は関係者と会食だったから、海外出張につきものの「孤独で気楽な一人外食」って機会が
すごく少なかったんだよね、ロンドンでは。
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ロンドンに着いた当日の晩飯は前回と同じ、パディントン駅ワキのGarfunkle'sに行った。
前回はここでフィッシュ&チップスを食ったが、さて今回は何にしようかなぁ~?
まぁどうせそんなに複雑な料理は知らないし、複雑な料理ほどマズくなりそうな気もしたから(笑)
一番シンプルで安いステーキを注文。あともちろんビールね。2月という厳冬期の欧州においても
イ課長は常にビールを飲むのである。
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ステーキ来た。フライドポテトをザッとばら撒き、その上にステーキをゴロンと載せただけ。
まったくもってシンプル。お味もシンプルだろうと思って食った。
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基本的にその推測は間違ってはいなかった。2010年出張の最後の晩に食ったステーキと同じで
コレといった味もついてない。でも横のレタス?に盛られたマスタードソースをつけるとなかなかイケる。
値段は忘れたけど、ステーキの中じゃ一番安かったはずで、量もバカ多くないから残さず食った。

結局、英国滞在中の一人外食って水曜の夜にこのステーキ食った時だけだったんだよね。

あと写真があるのはハルという街に行ったときのランチだ。
この時は通訳さんが一緒で、英国最後の仕事も終ってホッとしたところで「パブランチ」に初めて
トライしてみた。もっともロンドン在住の通訳さんにとっちゃ珍しくもナンともないことだが。

食ったのはまたまたおなじみフィッシュ&チップス。それともちろんビール。
出張の面談スケジュールを全部こなして、あとは鉄道でロンドンに戻るだけという気楽さ。
だんぜん真昼間からビール飲んじゃうのである。
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味もまぁなんというか・・・そこそこというか、ほどほどというか、まぁまぁだったと思うよ。
緑のドロリ煮豆?は遠慮したけど、フライとイモは大体食いつくした。別に激マズではなかった。
「うわぁ美味しい!」というほどでもなかったわけだが。

イ課長が行ったことある国で、「あそこに行ったらまたアレ食いたいな」と思う国って多い。
スペインなんかはその最たる例だし(イワシの酢漬け・・ガンバス・アル・アヒーリョ・・あああ)、
台湾に行くことがあればまた雉肉飯食いたいし、グルメ国ってイメージがあまりないドイツだって
行けば焼きソーセージでビール飲みたいとイ課長は思う。

イ課長は英国にも新婚旅行を皮切りにその後出張で実は3回行ってる。自分でも意外だが。
しかしトータル4回行っても「イギリス行ったらぜひアレ食いたい」ってものはないよなーー。
フィッシュ&チップスは2度ほど食ったけど、また食いたいってほどのシロモノでもない。でもまぁ
安いからね(笑)。
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ロンドンじゃ上の写真みたいな店も見かけた。案外こういう店で食うと美味しいのかもしれないけど、
わざわざトライしたいかと言われると・・。それよりは以前の出張ン時みたいにインドカレー食ったり、
マンチェスター行った時みたいに中華料理食う方が「美味確率」は絶対高そうだもんねぇ。



 
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by tohoiwanya | 2014-06-23 10:47 | 2013.02 欧州出張 | Comments(8)
2014年 06月 02日

ブリュッセル南駅周辺

活発な東南アジアネタ消化の合間をぬって、気分転換に欧州ネタ。

ブリュッセルって欧州主要都市の一つだし、観光客も多いし、イ課長も個人的に好きな街だ。
しかし全面的に治安がいい街とはいいがたいようで、以前に書いた北駅の東側なんかは
その最たるものだけど、南駅周辺というのもあまり治安がよくない場所とされている。
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イ課長は以前に南駅近くのホテルに泊まったことがある。初めてのブリュッセル出張の時だ。
確かにグラン・プラスあたりに比べると街の雰囲気はぐっと落ちる。でも「危なくて歩けない」って
ほどでもなかったし、実際危ない事態に遭遇することもなかった。

でも、その後も南駅に関してはあまりいい噂を聞かなかった。
出張で行って現地の日本人と話すると「こないだ南駅で血ィ流して倒れてる人がいましたよ」なんて
かんばしくない話を聞いたりもした。最初に行った頃よりまたさらに悪くなったのかなぁ?

この時の出張では月曜の昼に通訳さんがロンドンからブリュッセル南駅に到着予定だった。
しかも水曜日には南駅からユーロスターでロンドンに移動予定。ホテルを南駅近くにとれば
到着早々荷物を預けることも簡単だし最後にロンドンに移動する時の荷物ピックアップも楽。
街の感じはよくないけど南駅近くのホテルにとるつもりだった。

ところが、仕事の関係者から「南駅近く?あそこは治安わりィからよしとけ」と言われた。
ええ〜?最後にユーロスター乗るのに荷物もってタクシーで南駅移動は面倒なんだけど・・。
しかし、仕事の都合上この関係者の忠告を無視するのははばかられたので、素直に南駅周辺に
泊まるのはやめて、ホテルはグラン・プラス近くにした。

それでも通訳さんとの待ち合わせは南駅。これは動かせない。
月曜の昼前、南駅に行ってみた。ユーロスターに乗るので南駅に来たことはあるけど、こうして
駅の周辺を歩くのは5年ぶりくらいかなぁ?

この時は少し早めに行って、南駅近くで床屋を見つけて髪を刈ろうと思っていた。
だから床屋探しも兼ねて歩き回らざるを得なかったんだけど、確かに南駅周辺って
「なんだかなぁ・・」って雰囲気がただよう。

とにかく、まず「歩きづらい」っていう肉体的な印象が強い。
道路の石畳がピチッと整備されてなくて凹凸が激しいから、うっかりしてると転ぶ。
工事がズサンなのか、最初の石のサイズ調整がズサンなのか、いずれにしてもズサンだ。
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石そのものもデコボコだけど、地面もなんだかグニャグニャ。
ひょっとすると最初は真っ平らに作ったんだけど、その後の地盤沈下とか地殻変動によって
こんな風にウネウネした地面になっちまったってことか?歩きづらいことおびただしい。
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一番上にも載せたように、ブリュッセルを歩いてると時々タンタンを見かける。
南駅近くにもこんな看板があった。しかし、商品名も店舗名もナニもなくてタンタンだけって、
これは一体何の看板なの?よくわからんな。
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このあたり、建物の感じもちょっとアレなんだよねー。
歴史のありそうな石造りの建物があんまりなくて、普通のビルが多い。しかもボロくて荒れてる。
これだけ見ると東欧のビルかと思っちまう(東欧に失礼だが)。
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南駅自体はたぶんユーロスター乗り入れに伴って改装した様子があるけど、
駅の外を歩いてると「なんだかなぁ」という感じが漂う。人通りも少なかったね。
危ないという感じはないけど、とりあえず散歩してても面白くもナンともないのは確かだ。

まぁいい。もう駅構内に入ろう。
通訳さんと合流したら、どこかで打ち合わせしないといけないから、
打ち合わせできそうなカフェでもあるかな?と思って探してみた。


   うぐわ。
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巨大シマウマがカフェで何か食ってるぜ
いや待てこれはシマウマじゃない。「シマウマの服を着たウマ」だ。製作意図不明。

ブリュッセル南駅およびその周辺って、要するにこんな感じのところなんだよ。
別にメチャクチャひどいところではないけど、面白いとか情緒豊かといったところでも全然ない。
観光ではお勧めできない。まぁ南駅近くにはあまり観光物件もないはずだし、正気の観光客なら
わざわざ「南駅周辺散策」しようなんて思わないだろうが。

もっとも、イ課長はこんなつまらない南駅近くのサビレた床屋で髪を刈ったんだけどさ。
モノ好きにもほどがある。
  
 

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by tohoiwanya | 2014-06-02 00:15 | 2013.02 欧州出張 | Comments(10)
2014年 05月 21日

ブリュッセル・・・大丈夫か?

思い出したように欧州ネタをはさむ。

昨年2月の出張で行ったことで、ブリュッセルには5回目の訪問ってことになる。
前にも書いたように、イ課長はブリュッセルという街をけっこう気に入ってるんだよ。
ただねぇ、この時の出張ではブリュッセルのことがちょっと心配になった。
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昨年2月っていうとユーロ危機の最悪期は過ぎてたけど、まだまだ欧州経済は好景気とはほど遠い状況。
その影響なのか、ブリュッセルがやけに元気ないなぁと思ったんだよね。

まず最初にガッカリしたのはグラン・プラスのライトアップがなかったことだ。
ライトアップされた時のグラン・プラスはもう陶然とする美しさで、今回も夜ここを歩いたけど、
今回はなんとびっくりライトアップなし、街灯のみ。ちょっと・・・いや、だいぶガッカリだよこれには。
電気代をケチッたってことなのかい?ライトアップされたときの美しさを知ってるだけに、こういう
薄暗いグラン・プラス見てると「衰退するベルギー」「欧州の没落」といった言葉が思い浮かんじゃうぜ。
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ライトアップがなくなっただけじゃなく、グラン・プラス周辺もなんか人が少なくて寂しい。
このギャルリー・サンチュベールにしたって、昔は夜でも観光客がゾロゾロいたもんだったけど、
今回行ってみたらこの閑散ぶり。しかも薄暗いときた。おいブリュッセルぅ、どうしちゃったんだ?
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景気が悪いせいなのか、それとも何か別の理由があるのかわからないんだけど、とにかく
「やけにシケた街になっちまったなぁ」と思わずにいられないんだよ。

イ課長としてはやっぱり「経済落ち込み&景気悪化 → 要するにみんなおカネがない」という
単純な結論が正しいのかな?という気がする。実は今回ブリュッセルでこんなこともあったんだよ。

イ課長と通訳さんが切符を買って地下鉄に乗ろうとした。
ブリュッセル・メトロの改札はカードを差込口に入れると正面の扉がガタンと左右に開く。
まぁその辺はこっちもすでに慣れてる。軽やかにカードをいれ、入場が印字されたカードをつまみ抜き、
正面の扉を通って中に・・・・

すると突然(おそらく)現地人から話しかけられた。
何を言ってるのかは当然わからん。表情や口調から察すると、何かに困ってて、教えてほしいといった
様子に見えた。たとえば切符の買い方がわからないから教えてください、みたいな。

しかし改札通過直前に聞かないでほしいなー。しかもコトバもさっぱりわからん。他の人に聞いてよ。
「あー・・・きゃのっとあんだすたん、そーりー」と言って改札を抜けようと・・・抜け・・・あれ?



あーッ!呼び止められてる間に改札機の扉がしまっちゃったじゃん!!
こうなるともうダメ。いくらコジあけようとしても開かない。もう一度カードを改札機に入れても開かない。
ヲイ!冗談じゃねぇよ!あいつのせいでせっかく買った切符がムダになっちゃうじゃねぇか!
なんで改札通ろうとするときに急に呼び止めるんだよーーーッ!!イ課長ジタバタ。

すると、別のオジサンが来て通訳さんにナニやらささやいた。それを聞いた通訳さんが言う。
「アタシが入場するときにイ課長さんがひっついて一緒に通ればよい、と言ってます」

おお、なるほど。その手があったか。
なんだか不正乗車じみたやり方だけど、こっちはちゃんと正規の切符を買ってるんだからヤマシくない!
通訳さんのうしろにぴったりつき、彼女が改札を抜けるときにヤッと一緒に抜けた。やれやれ。
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しかしさっき呼び止めたニイちゃんは一体なんだったんだ?ナニを聞きたかったのだ?
そこで「さっきのニイちゃんが言ってたこと、聞こえた?」と通訳さんに聞いてみた。
通訳さんは冷静にこう答えた。

「おそらく、イ課長さんにくっついて改札通らせてくれないかって言ってたんだと思います」

ひーーー。なんてこった。
ってこたぁナニかい?地下鉄の切符代にもコト欠いてるから、不正無賃乗車に協力してくれってか?
ブリュッセルじゃもう何度もメトロに乗ったけど、こんな経験初めてだなぁ・・。

「しかしまぁ、あのオジさんも『一緒にくっついて改札通れ』なんて、よく親切に教えてくれたよねぇ」
イ課長がそう言うと、通訳さんはまた冷静にこう答えた。

「チップがほしかったからじゃないですかね?」



・・・な ん だ か なぁ ~。

だとすると、昨今のブリュッセルのメトロときたら「誰かにひっついて無賃乗車しようとするヤカラ」だの
「そういうヤカラのせいで困ってる人を助けてチップほしがるヤカラ」だのがフラフラしてるわけか?ガラ悪いなー。
(もちろん、そのオジサンにはチップなんてあげなかったが)

ブリュッセルって確かにドコもカシコも治安がいい街とはいえない。ヤバいエリアもある。
しかし、少なくとも地下鉄に乗って無賃乗車だチップだなんて、これまでは全然考えたこともなかったぞ。
この街にはすっかり慣れた気分でいたところにこれ。ちょっと驚いた。
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ライトアップのない、薄暗いグラン・プラス・・
深夜でもないのに人気の少ないギャルリー・サンチュベール・・
そして無賃乗車協力要請(これは間違いない)やチップ欲しさの親切(これは確証はない)が横行するメトロ・・・

ヲイ、ほんと、大丈夫なのかよ?ブリュッセル。
これまで何度もこの街に来たけど、ブリュッセルのことをこんなに「シケた街」と感じたのは初めてだぞ。
街もヒトも「お金に困ってる」的ムードが感じられる。

もっとも、イ課長がそう感じたのは昨年2月。あれからもう1年数ヶ月が経過した。
その後の欧州経済、けっこう回復してるんだよね。スペインとかポルトガルとかの「ダメダメ債務国」を見ても
2013年後半あたりから回復が顕著で、今年の第一四半期のポルトガルのGDPなんてアータ、日本より
高い3%っていうんだから驚くじゃないの(たまたま仕事上の必要があって先日調べたところなのだ(笑))。
もっとも、ベルギー経済がどうかと言われるとよく知らないのだが・・。

まぁとにかくさぁ、一応EU本部の置かれた街、いわばEUの顔だろ?ブリュッセル。
あんまりショボくれた姿、カネに窮した様子をさらすなよブリュッセル。みっともねぇじゃねぇか。
グラン・プラスのライトアップも、まぁあれは季節の悪い2月だからやってなかったっていうことであって、
観光シーズンの春~夏にはちゃんと再開させてるんだよな?そうだよな?ブリュッセル。

頼むぜまったく。
イ課長はオマエのことけっこう気に入ってるんだから、あんまりショボい姿見せてがっかりさせるな。
 

 

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by tohoiwanya | 2014-05-21 10:46 | 2013.02 欧州出張 | Comments(8)
2014年 05月 04日

ロイヤルアルバートホールでカルメン

オペラネタも久しぶりだなぁ。

昨年2月の欧州出張ではブリュッセルとロンドンに行った。どっちも立派なオペラハウスがある。
冬のヨーロッパ出張といやぁ、オペラは重要な夜のお楽しみだ。さっそく滞在中の演目を調べた。

ところがダメなんだワこれが。
いい演目があっても、現地で会食予定のある夜と重なっちゃってたりして日程が合わない。
ブリュッセルのモネ劇場もダメ。ロンドンのコベントガーデンも、ナショナルオペラもダメ。
しまいにはロンドン・フィルの演奏会とかも調べてみたけど、これもダメ。

冬の欧州に1週間いてオペラの楽しみなし?ちぇーーーっ つまんねーーの。

ロンドンの娯楽をあちこち調べてるうちに、ロイヤル・アルバートホールっていうのがあった。
由緒ある、有名なホールだ。でもここは円形劇場で、オペラはやってないんだよな?
まぁ一応演目をチェックしてみっか。


  む?

     カルメン?


         カルメンッ?!



あまたあるオペラの中で最高の人気演目のひとつカルメンをロイヤルアルバートホールで観るなんて
なかなかオツな夜になりそうではないか。
・・と思ったときにはすでにイ課長の指は自動的に動いて予約のところをクリックしていた(笑)。

ロイヤルアルバートホールはいくつかの地下鉄駅から歩いていける。
ということは逆にいうとどの駅からもやや遠いということで、イ課長はHigh Street Kensington駅から
歩くというルートを採用した。それでも10分くらい歩く。

名前だけは知ってたケンジントン通り。ロンドンは3回目だけど初めて来た。賑やかなところだ。
なぜ駅名が「ハイストリート(高い道)ケンジントン」なのか、もちろんイ課長はその理由は知らないけど、
コジャレたショッピング街として知られてるところ・・・らしい(← 要するによく知らない)。
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にぎやかな店が連なる通りを早足で歩き、やがてその賑やかさがだんだん薄れて、道路の反対側に
真っ暗な(夜だからね)ハイドパークが見えてくると、ホールがどーーーんとその姿を見せる。
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うーむ、これがロイヤルアルバートホールか。ライトアップされた姿はなかなか美しい。
待ってろよ、これからイ課長がオマエを征服してやるからな。
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内部もなかなか立派だ。19世紀に作られたホールには見えんなぁ。
もっとも、作られた当時のままってことはないだろうが。
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ちなみに、よくわからずに取ったイ課長のチケットは個室のテラス席。ふふん。
イ課長だって今やプラハを皮切りにウィーンブリュッセルでも赤絨緞のボックス席なんざ経験済み。
もういちいち「ボックス席だキャーー!!」なんて騒がないんだよ。ははは(ボックス席だキャーー!!)
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個室に入って、初めて客席全体を眺める。うおおおーーーこりゃーー豪華な円形劇場だ。
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望遠レンズで向こう側の客席を眺めるのも楽しい。
高い席はこんな具合に客席のすぐ後ろがバーになってるみたいだ。すっげーー。
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中央の舞台はこんな風にしつらえてある。赤い舞台。
ここでカルメンやドン・ホセやエスカミーリョによる愛憎激が繰り広げられるというわけだ。
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ホールの話ばっかりになっちゃったけど、オペラ自体の出来もなかなか良かったよ。
歌手も合唱もレベルが高くて楽しめる。英語上演のカルメンって初めてじゃないかな。

カルメンとかドン・ホセとか、主要な役どころの歌手たちはおそらくマイクを使ってた。
円形劇場だから、どこを向いても必ず「背中側の観客」がいるわけで、マイクなしだと
背中側になる観客によく聞こえないからっていう措置なんだと思う。

ただね、合唱の人たちはおそらくマイク使ってないはずなんだよ。
「マイクを使ったソロ歌手」と「マイクを使わない合唱」とが混じって歌う場面になると
なーんかこう・・・溶け合ってないというか、微妙にズレてるというか、ちょっと違和感がある。
ま、これはしょうがないんだろうが。でも全体としてはなかなかいい舞台だったよ。

カーテンコール(カーテンないけど)まで見て、サッと帰った。
オペラの余韻を味わいつつ、夜のロンドン散策でもしたかったところだが、そうもいかん。
翌朝はチョー早起きしてキングス・クロス駅から列車に乗り、ハルという街に行かなならん。
夜更かししてるわけにはいかないのだ。
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「明日も早起きして仕事かぁ・・・やだなぁ・・」と思いながらロイヤルアルバートホールを後にした
イ課長なのである。苦役の間のわずかな楽しみ。しかしその後にはまた苦役が待っている。
ま、しょせんこんなもんですよ、海外出張なんて。
 

 
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by tohoiwanya | 2014-05-04 00:04 | 2013.02 欧州出張 | Comments(6)
2014年 04月 30日

ブリュッセルと小便について

ひどい標題でブリュッセルに対しては申し訳ないと思う。
しかし他に思いつかなかったのだ。スマヌ。

インドネタもだいたい書いたし、昨年2月の欧州出張ネタ消化に(今頃ソレかよ)注力しないと
いけないんだけど、何せ忙しくて腰を落ち着けてブログを書けない。せっかくの休日なのに
イ課長は今日も休日出勤してきたのだバカヤロウ。

こういう時は小ネタでいくか。小ネタだから小便というわけでもないのだが。

新宿に「しょんべん横丁」っていう場所があった。
いや、今でもあるのかもしれないけど、今じゃさすがにこういう呼び方はしてないはずで、
その場所がどこなのか、正確にはイ課長も知らない(西口の狭い通りのことかな?)

ブリュッセルにも小便横丁とでもいうしかない場所がある。
もちろん、ブリュッセルだけあって、小便小僧の近くにある。
なにが小便横丁かっていうと、とにかく「巨大小便小僧のチョコだらけ」だからだ。

ちょうど小便小僧の像からグラン・プラスの方に向かう細い道で、ここは道の両側に
観光客向けの土産物屋やチョコ屋がびっしりと並んでいる。そこを歩くと・・だよ?

はいこちらにチョコ製の巨大小便小僧。
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はいこっちにもありますチョコ製巨大小便小僧。
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こっちのチョコ製小便小僧は放尿しながらワッフル食ってやがる。なんて行儀の悪い。
オシッコしながらモノ食うな!
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ぐわー、こっちじゃドはでな色に塗られた小便小僧大集団。
もうとにかくこの通りを歩いてるとこんな調子で小便小僧ばっかり目につく。
イ課長が「小便横丁」と名付けたくなる気持ちもわかるでしょ?
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小便小僧が世界的に有名だから、というわけじゃないだろうけど、ブリュッセルにいると
小便についていろいろ考えさせられる。

前にブリュッセルで撮った「立ち小便専用トイレ」の写真を載せたことがある。
アレを使えば、確かに「トイレでオシッコしている」ことになるんだろうけど、背中がガラあきで
心理的には立ち小便してるのと全く変わらない。こういうの、他の国じゃ見たことないんだよなぁ。

今回の出張でもブリュッセルではあの「立ち小便専用トイレ」(言葉として矛盾してるが)を見かけた。
これは2009年に見たものと形状的に同じに見える。これが普及型なのかもしれない。
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しかし、こういうのだけじゃない。下の写真みたいなのもある。
この時は利用者がいたのだが、失礼して撮らせていただいた。こういう感じだ。
これは上のタイプに比べればまわりに多少の囲いがあって、まだしも「人目にさらされてる」という
プレッシャーは軽減されるけど、何せ人通りの多い広場の一角。イ課長としては使いたくないなぁ。
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ブリュッセルという街はいろいろ小便について考えさせられる街のようだ。
何せ小便小僧にあやかって、小便少女の像まである街だし(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2014-04-30 01:04 | 2013.02 欧州出張 | Comments(8)
2014年 03月 25日

一応ロンドン地下鉄の名誉のために

せっかくだからロンドンの話をもう一つ続けるか。

イ課長は2010年の出張ですごく久しぶり(新婚旅行以来)にロンドンに行った。
その時のことはこのブログでいろいろ書いたけど、 中でロンドン地下鉄の切符自販機の言語対応性能を
激しく賞賛し、一方で地下鉄の運行やメンテナンスのクソヘボさ加減は激しく罵った

イ課長にとってロンドンの地下鉄というのは「すごくヨイところ」と「超ヘボなところ」が同居した地下鉄、
たとえて言うなら顔は美女だけど首から下は超バーサマのご婦人・・たとえがヘンか。
ま、いずれにしても「気を許しちゃならねぇ相手」として強く記憶されたわけよ、2010年の出張でね。

で、そのロンドンに2013年にまた出張した。出張すればまたロンドン地下鉄に何度も乗る。
「気を許しちゃならねぇ相手」と、また数日間つきあわなきゃいけないわけだ。

まず賞賛の方からいこう。地下鉄の切符自販機。
前回記事では日本語対応能力まであることを褒めてるけど、カンジンの写真がなかった。
今回はバッチリ写真を撮ってきたから、世界に冠たる切符自販機をお目にかけよう。

最初見たときはこんな風に英語表示画面になってるはずだ。しかし画面下の青いオビの部分に
「日本語」と書かれてるでしょ?タッチパネルだから、その辺を指でチョンとつついてみる。
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するとこういう画面になる。これこそ2010年にイ課長が見て、心底感心した言語選択画面だ。
これだけ多彩な言語に対応した地下鉄の切符自販機なんてよその国じゃまったく見たことがない。
言語選択っつうてもせいぜい3~4ヶ国語から選べりゃいい方だけど、ここは17言語から選べる。
(前回記事じゃ20カ国語くらいあったって書いたけど、それよりはちょっと少なかった(笑))
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いやーしかしこれは何度見ても感心するよ。インド系住民が多いことに配慮してだろうけど、ベンガル語とか
タミル語だとか、特にインド系言語の充実ぶりが素晴らしいね。

しかし我々としては「日本語」のところをポチッとするわけだ。するとこんな感じの画面になる。
f0189467_18003313.jpg
おお、わかりやすい。イ課長がほしいのは普通の切符じゃなくトラベルカード(一日乗車券)なんだけど
ちゃんと表示されとる。さっそくトラベルカードのところをまたポチッ。すると今度はこんな画面に。
f0189467_18003392.jpg
仕事で使うなら中心街のゾーン1~2で十分だよ。ポチッとやればアッという間に一日乗車券が買える。
いやもう実に素晴らしい。前にも書いたけど、「日本人が最も容易に切符を買える外国の自販機」という点で
ロンドンの右に出る街がこの地球上にあるとは思えないのである。

さて、ではヘボな方、つまり地下鉄の運行状況はどうか。
これに関しちゃ2010年に撮った「いかにヒドいかの証拠写真」まであるから、イ課長も最初から警戒していた。

どころがどうよ。ロンドン仕事の初日、地下鉄に乗ろうとしてフとディスプレイの表示を見たイ課長は
ものすごく驚いた。驚きのあまり、その場でゴソゴソとカメラを出して撮った。
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なんとまぁ、全線で平常運転とは。ロンドン地下鉄にもこんな日があるのかよ(笑)。
2010年に見たときは半分近くが閉鎖だナンだで青くなってたのを知ってる身にすれば、こんな風に
Good Serviceがズラリと並んだ表示を見りゃ驚きたくもなるぜ。

翌日、ロンドン仕事の二日目に地下鉄に乗ったときもイ課長はこういう表示を目にした。
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うひょーー今日も全線平常運転ときやがった。二日連続パーフェクトかよ。
(1路線だけ、ちょっとした遅れがあるようだが、そんなもん、東京の地下鉄にもしょっちゅうある)
こりゃひょっとすると本物か?数年前には全路線の半分が閉鎖だナンだとドヘボぶりを露呈していた
あのロンドン地下鉄がついに本気で改心したのか??

2010年に行ったときは「オリンピックまでにシャキッとするんだろうか?」って書いたけど、あの当時の
大ガタガタ工事のおかげでオリンピック後のロンドン地下鉄は性根が入れ替わったのかもしれない。
確証は持てないが、その可能性はある。
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ま、前回はヒドいこと書いたからね。
2013年出張では一応チャンとした地下鉄だったっていう事実も書いて公平を期すと共に、
ロンドン地下鉄の名誉を少しは回復させてやろうと思ったわけだよ。

しかしなぁ、オマエに関しちゃどうしても「ホントに気を許して大丈夫か?」っていう疑いが残るんだよなぁ。
信じていいのか?ロンドン地下鉄。いまはお行儀よくしてるけど、しばらくすると“本性”が出て、
元の怠惰なアバズレ女に戻るんじゃねぇか?ヲイ(しかしなぜ地下鉄を女にたとえたがるのだ?)


  
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by tohoiwanya | 2014-03-25 00:33 | 2013.02 欧州出張 | Comments(6)
2014年 03月 23日

ベーカー街221Bを歩く

インドの話が続いたから、例によってちょっと別の話を。

唐突だが、あなたはシャーロック・ホームズの生年月日をご存知だろうか?
実在しない架空の人物の生年月日を質問するというのもヘンな話なのだが。

彼の誕生日は1854年1月6日という説が一般に(というよりシャーロッキアンの間で?)認められてるそうで、
今年は彼の生誕160年ということになる・・・らしいんだよ。
CATV(主にミステリーチャンネルとか)で、シャーロック・ホームズ特集の予告編をやけに見たから
今年はコナン・ドイル生誕ホニャ年or没後ホニャ年とかなのか?と思ってたんだが、そういうことだったんだな。

イ課長は少年の頃にホームズものを夢中になって読んだなんて経験なくて、大人になってから短編を
多少読んだ程度。だからシャーロック・マニア(俗にいうシャーロッキアン)では全然ない。それでも
「世界で最も有名な住所」といわれるベーカー街221Bのことは知っていた。
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  ベーカー街 221B    221B Baker Street


世界中のホームズ・ファンにとって、この住所はまさに侵すべからざる神聖なものなんだろう、たぶん。
ロンドンの、ベーカー街に面した、ハドソン夫人の居宅の2階にある名探偵の住所。
特にファンってわけじゃないイ課長でも知ってるくらいなんだから、本当に有名なんだよ。

Baker Streetはロンドンに実在する通りで、同名の地下鉄駅もある。
イ課長はこれまで2度、出張でロンドンに行ってて、2度ともパディントン駅近くにホテルをとった。
パディントンとベーカー街ってわりと近いから、地下鉄に乗るとBaker Street駅を通ったり
そこで乗り換えたりすることが何度もあった。でもこの駅で降りたことはなかったのだ。

2013年出張の時、ちょっと時間があったから初めて降りてみた。
せっかくロンドンに来たんだし、ベーカー街っていうのがどういうトコか見てみようと思ったわけだ。

通り自体は特にスゴいものではない。
古くからある、ロンドンの典型的な街並み、都心に近いけど中心街ほど賑やかではなくて、ちょっと
下町風テイストもある。東京でいえば・・そうだなぁ・・・大塚・巣鴨・駒込あたりの感じになるかなぁ?

各建物ごとに住所表記があるから、順々にたどっていってみる。
お?ここにベーカー街220と222が並んでる。こっち側は偶数ばっかり並んでるってことやな。
ってことは221Bは道の反対側にあるはず・・・
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・・・といっても、十分予想された通り、現在221Bという建物は存在していない。
このビルがそのあたりになるはずなんだけど、221番ではないのだ。
昔は本当に221番があったのかもしれないけど、再開発か何かで複数番号にわたるスペースを
このビルが占めちゃったんじゃないかな?
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このビル自体はベーカー街219ということになるらしい。でもこのビルの隣が221かっていうと、
そうもなってなくて、223だか225だかに飛んでた。何度も言うがベーカー街221は現在残っていない。
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たぶん小説では「ベーカー街221」が家主ハドソン夫人の住所で、その2階の「221B」に
ホームズたちが住むという設定なんだよな?建物の感じとしてはこの新しいビルより、むしろさっき見た
「偶数列」のたたずまいの方が「ホームズがいた頃のベーカー街」の雰囲気を残してる感じがする。
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ちなみに、このすぐ先にはシャーロック・ホームズ博物館というのがあるそうで、確かに鳥打帽をかぶった
呼び込み?のオッサンらしき人が立ってたけど、イ課長はそっちには行かなかった。
住所が極めて近いことをウリに博物館にしたんだろうけど、実在しなかった人物に関して一体ナニを展示するのさ?
「シャーロック・ホームズが使ったパイプ」とか陳列してるんじゃねぇだろうな?(笑)

地下鉄に乗ってホテルに戻ることにした。ベイカーストリートからパディントンまでは複数の路線があって、
イ課長がよく使ったのはベイカールー線(Bakerloo Line)なのである。

うお!駅にこんなものがある。
来たときは気がつかなかったが、壁一面ホームズ柄のタイルときやがった。うーむ、ロンドン交通局としても、
やはりベイカーストリート駅のセールスポイントはホームズであるということをよくわかってるようだ。
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シャーロッキアンを自称できるくらいのマニアがベーカー街を歩こうモンなら、たちまち
いくらでも書きたいことが湧いてくるんだろうけど、なにせこの方面に関しては
「少し読んだ」程度のイ課長だ。ベーカー街訪問記事もサラリと1回で終るのでした(笑)。
 

 

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by tohoiwanya | 2014-03-23 01:44 | 2013.02 欧州出張 | Comments(15)
2013年 09月 16日

愚かなるイ課長のドジ【散歩編】

日本はのどかな3連休、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
イ課長はなんとなく雨のクラクフの話に戻ろうって気になれないので(笑)、今日も別の話。
呆れるほどくだらない話をしよう。今年の2月の欧州出張、ブリュッセルでの話だ。

考えてみたら、このドジシリーズの「チップ編」はブリュッセルだった。
切符編」もブリュッセルに帰る時の電車での話。そして今回もまたブリュッセル・・・。
ブリュッセルって街はイ課長のドジを誘発する街なのか?

話は実にくだらないんだよ。
イ課長がブリュッセルの街を一人でブラブラ散歩してた、と、そう思いねぇ(急に落語口調)。

もちろん地図なんて持たない。
イ課長だってこう見えてブリュッセルに来たのはもう5回めだぜ?
グラン・プラスを中心とした一帯だったら、少しは土地勘があるんだよ。
というわけで、ブルズ、すなわち証券取引所前の駅のあたりからブラブラ歩き始めた。
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こっちの方は歩いたことないけど、下の図を見るとわかるように(わざわざ描いたんだからバカだねー)
適当な曲がり角で左折、左折と歩いていけば、不可避的にいずれ大通りに戻ってくるわけだから
迷子になる心配など全くせずに気楽に歩き始めた。
f0189467_051696.jpg

散歩中は予定通り、途中で何度か左折した。ブリュッセルの街は碁盤の目みたいになってなくて
道もグニョグニョしてるから、スンナリとは元の大通りには戻れないだろうけど、その辺はこちらも
織り込み済み。でもいずれは出発地点より南のどこかで大通りにぶちあたるはずだ。

いいかげん、大通りが見えてきていい頃じゃないかな、と思う頃に、向こうに大きなビルが見えた。


            え?


それがあまりに予想外の事態だったので、イ課長は驚愕のあまり、しばし呆然とした。
なまじ土地勘があるだけに、その大きなビルが「そこにあるはずのないビル」だとすぐわかったんだよ。


     えええ?どどどういうコトだ???


ブルズ前を出発してから、イ課長は3回か4回、テキトウなところで左折した。
しかし一度も右折なんてしてないのはハッキリしてる。それなのに、なぜ自分は
出発地点のブルズよりで大通りにぶつかっているのだ?そんなバカな!
その驚きを地図にあてはめるとこうなる。
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何度もいうけど、一度も右折なんかしてないんだよ?
ブリュッセルには空間の歪みがあって、うっかりそこに足を踏み入れてしまったために、思っても
みなかったところに“転送”されてしまった・・とでも考えない限り、この事態は説明がつかん。

地図をご覧になって察しがついちゃった読者の方もおられよう。
しかし地図を持たずに現場にいるイ課長には全くわからない。さすがに「空間の歪み」ではないだろうと
思う程度の正気は残っていたが、ではどうしてこうなったのか、ぜんぜんゼンゼン全然わからない。

ホテルに戻って、Google Mapを開いて、自分が歩いたと思われるルートを検証してみた。
散歩の途中で撮った写真をGoogleのストリートビューと比較して、必死になって確認し、
現実的に可能性のある結論を導き出した(散歩の途中の写真つうたら、たとえばこんなの)。
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要するに、途中で一度ルートが交差したのを気づかずに歩き続けたとしか思えないのだ。
イ課長が歩いた経路は途中で一度、さっき歩いた道と交差したことになる。
これが「ブリュッセルには空間の歪みがある」以外で考えられる唯一の結論。
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一度通った道をまた渡る時に気がつきそうなもんだろ?
世界中の正常な知能を持った人々がそう言っているのが聞こえる。
だが愚かなるイ課長はマッタク気づかなかった。けっこう大きな教会を2度、異なる方向から見てる
わけなんだけど、ブリュッセルに教会なんていっぱいある。まさか同じ教会とは思わないじゃん。
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「要するにイ課長は世界のどこに行ってもバカだった」というだけの話だ。それは認める(笑)。
しかしだね、実際にコレを体験した時のイ課長の驚きと当惑は、本当にもう大変なものだったんだよ。
さっきも書いたように、なまじホンのちょっと土地勘があるがゆえに味わった驚きといえる。

これが全然知らない初めての街だったら、こんなオドロキを感じることはなかった。
大通りに戻ったときに自分は出発点より南にいると何の疑問もなく信じたのは間違いないから
ホテルに戻るために北に歩いたはずで、ますます迷子のドロ沼にハマッていただろうが・・・。


  
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by tohoiwanya | 2013-09-16 00:10 | 2013.02 欧州出張 | Comments(2)
2013年 08月 12日

残暑お見舞い&涼感企画

アウシュビッツの暗い記事が続いたから、ちょっと中入り休憩ということにしよう。
暗い記事ばっかりじゃ、読む方も滅入るだろうけど、書く方だって滅入るのだ。
久しぶりに気楽な話題を書かせちくり。

いやしかし、それにしてもお暑うございます。
ここ数日、日本在住者ならどこに住んでいようと、大体この思いを共有できるはずだ。
東京の最高気温37度っていうのもウンザリだが、40度超えた地方もあるっていうんだから
こうなると日本中が生命の危険を感じる暑さだ。涼しい国に住んでる人がねたましい。


      言うまいと 思えど今日の 暑さかな


なんて川柳があるけど、この暑さじゃ言いたくもなるぜ、そりゃ。
陽射しの中を歩いてると溶鉱炉の中のように暑い。汗っかきイ課長は目もあてられん状態だよ。
オーブンの中に入れられた肉というのはこういう気分なのだろうか。

そこで、本日は敢えて正反対の季節感を訴求するネタを書くことにした。
残暑お見舞いを兼ねた“涼感企画”と銘打って、寒〜い風景で涼んでもらおうという趣向なのだ。
暑さに対して悪態を並べたてるよりは建設的?だと思うのである(笑)。

今年2月の欧州出張。最初の夜はブリュッセルに泊まった。
海外に到着した翌日の朝って、緊張と時差ボケの影響で早く目が覚めることが多い。
この時も6時くらいに目が覚めたんじゃなかったかな?まだ外は夜明け前で暗い。
カーテンをめくって、窓の外を見てみた。


うわぁーーーー、雪だ。雪が積もってる。
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まだ夜明け前のブリュッセル、暗くて、静かな雪景色。これは美しかった。
イ課長はこれまで寒い時期の欧州出張ってのを何度もやったけど、積雪に遭遇したのは
初めてだと思う。せいぜい1cmくらいの、微々たる積雪量だっただろうけど、それでもちょっと嬉しい。
白い雪に閉ざされたブリュッセル。いいねーー。個人的にはもう少し積もってほしい(笑)。
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この屋根の向こう、高い塔があるところはもうグラン・プラスだ(広場にすごく近いホテルだったのだ)。
空が暗いと、逆に森閑とした雪の早朝の静けさが強調される。
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ホテルのとなりの建物の屋上は積雪で真っ白、歩道も真っ白で、粉砂糖をふりかけたケーキみたいだ。
この日はちょうど日曜日で、しかも早朝。人通りも少なくて、歩道にも足跡がぜんぜんないよ。
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朝飯を食い、空が明るくなってから外に出てみた。9時頃だったかなぁ?
グラン・プラスもこれまで何度も見たけど、白く雪化粧した姿は初めてだ。
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ヨーロッパの街は雪景色になると、一段と風情が増すよねぇ。
もっとも、この時は雪がドウコウより、とにかく寒いことの方が大変だったんだよ。
何せ出張が始まる前の日曜日。いきなり出だしから風邪をひくわけにはいかないのだ。
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こちらはブリュッセル中央駅。地面は真っ白。
イ課長は当然のことながら、普通のビジネスシューズを履く身だ。雪の路面は滑りやすい。
しかし、それにもめげずイ課長はこのあと中央駅から電車に乗ってゲントという街まで
半日観光に行ってきたのである。
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なにぃ?半日観光だぁ?この雪の中をわざわざ?
「風邪をひくわけにはいかん」とか言った舌の根も乾かねぇうちに、どういう了見だ?
そもそも出張で来たんだろ?観光旅行じゃねぇんだぞバカタレ!(←自己批判)


  ・・・・・・・・・・


う、うるせぇな!いいじゃねぇか!!(誰に向かって言ってるんだ?)


というわけで、暑さで最後はやや取り乱し気味でしたが(笑)、
涼感企画、いかがでしたでしょうか?多少は涼しくなったでしょうか?

この暑さはもうしばらく続くらしい。
どちら様も熱中症に気をつけて、がんばって乗り切りましょう。


 
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by tohoiwanya | 2013-08-12 00:05 | 2013.02 欧州出張 | Comments(6)