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カテゴリ:2019.02 欧州出張( 25 )


2019年 12月 13日

イ課長ミシュラン ホテル評価 54

欧州出張ネタはまだ残ってるけど、先にホテル評価をやっちゃおう。
ドイツのホテルを二つ一緒に。何しろこの後には東南アジア旅行で泊ったホテルが
9つも控えてるからね。1ホテル1記事でやってたら面倒だからイッキに二つ。

ibis Hotel Düsseldorf Hauptbahnhof

ハウプトバーンホフとはドイツ語で中央駅。つまりデュッセルドルフ中央駅のイビス。
イビスって世界的ホテルチェーンのはずだけど、イ課長は初めてだ。1泊120ユーロ。
約1.5万円。東南アジアと比べると欧州のホテル代の高さにゃ目がくらむ。

立地・利便性★★★★★
名称から想像されるように、このホテルはデュッセルドルフ中央駅にくっついてる。
いわば駅舎併設ホテル。ゴロゴロを転がしている身にとっちゃ夢のような近さだ。
(下の写真の右端、赤いロゴのibまで写ってる(笑)。これが駅舎の一部なのだ)
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次の日は荷物をホテルに預けて面談、ホテルに戻って荷物を回収、すぐミュンヘン行きに
乗るわけだから、駅併設ホテルの利便性には文句のつけようがありません。当然★5つ。

部屋★★★☆☆
部屋は広くない。まぁ利便性優先だし、一晩だけだし、いいよこんなモンで。
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浴室はバスタブなし、シャワーのみ。1.5万円出してもこんなもん。まぁイ課長はいちいち
お湯ためるのが面倒で、冬の欧州でもバスタブ使うことは少ないけどね。
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朝食★★★★★
ドイツのホテルは総じて朝食がいいけど、ここもホントに良かった。
カリカリベーコンも、卵も、ハムも全部おいしい。この時はクロワッサン食ったんだな。
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あまりに朝食がおいしくて充実してるもんだから、前にも書いたようにこの朝食を使って
ランチ用サンドイッチも作ったわけだ。朝食もまた文句つけようがありませんです。
デュッセルドルフで、鉄道を使う旅行者には十分お勧めできる。ちょっと高いけどね。


次はミュンヘンで2泊したホテル。それはここ。

City Hotel Munchen

2008年のミュンヘン出張の時と同じ駅北側のホテルにしようかと思ったんだけど、
当時122.5€(これは当時でも高め)だったのが今はもっと高くなってたもんで、
駅南側にある安いココにしたのだ。

立地・利便性★★★★★
ミュンヘン中央駅から歩いて数分で利便性はいい。
駅前繁華街の中だから、便利であることに変わりはない。今回は部屋メシが多くて、
外食ほとんどしなかったけど、周囲にはレストランも何軒かあったし、何てったって
中央駅が近いんだから、外メシだったとしても全然問題なかっただろう。

部屋★★★★★
ツインだったんだね。部屋はデュッセルドルフのホテルより広くて良かった。
2泊で162€、1泊あたり81€(約1万円)だ。駅周辺ホテルの中じゃこれはかなり
安いといえる。11年前に泊ったホテルが122.5€/泊だったんだから。
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窓からの景色はこんな感じ。いかにも裏窓って感じだけど、フラウエン教会の
ネギボウズの頭んトコだけが二つちょこんと見えてる。かわいい。
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朝食★★★★★
ドイツのホテルだけあってここの朝食もまたすごく良かった。
ここでは2回食ったわけだけど、とにかく内容が充実してるもんだから、2回とも
ランチ用のサンドイッチを作らせていただきました。ありがとうございます。
1泊めはこんな感じ。イ課長、チョコパンなんて食ってやがるな。
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2泊目はこれ。また菓子パン食ってるよ。よっぽど好きなんだな。
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充実した肉類のオカズ、さらにゆで卵つき。夜は部屋メシが多かった出張だったけど、
朝食でこれだけ栄養補給してりゃ問題ないわな。あーもうドイツのホテルの朝食サイコー。

部屋もいいし、朝食はバツグンにいい。しかも上に書いたように宿泊料は中央駅周辺の
ホテルの中では安い部類。デュッセル同様、ここも特に鉄道利用の人には自信をもって
お勧めできますです、はい。

 


by tohoiwanya | 2019-12-13 00:43 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)
2019年 12月 11日

ドイツのオーガニック専門店Alnatura

前回記事で書いた日本風居酒屋で、ドイツ駐在歴の長い人と会食してて、たまたま
ドイツ土産の話になった。彼は日独間の往復が多いから、日本用にドイツ土産、
ドイツ用に日本土産を買う機会が多くて、いろいろ詳しい。

イ課長も出張でけっこう何度もドイツ来たけど、しょせん買い物に情熱のないヤロウ。
トホ妻&会社用に買う土産は判で押したようにワンパターン。だからこう言った。

「ドイツ土産はいつも空港でニーダーエッガー2~3箱買っておしまいですねぇ」

すると、彼が「いやもっとイイのがあるんですよ」と画期的?なドイツ土産を
教えてくれた。Alnatura(アルナチューラ)というオーガニック系雑貨のブランドで、
これがスゴくいいと力説するのだ。

「BODY SHOPよりイイんですか?」と聞くと、言下に「いいッ!」と断言。
彼が日本帰国時にこの店の製品を土産に買っていくと、日本のご婦人層に絶大な人気で、
「次にドイツから帰国する時、またこないだの●●買ってきて」とねだられるんだと。
ここのハチミツなんてめちゃくちゃ美味しいって大好評らしいんだよ。へぇ~・・。

Alnaturaはドイツ国内にたくさん店舗があって、調べるとミュンヘンにも数軒あった。
うち一つはホテルから徒歩圏だ。んじゃまぁ行ってみっかってんで行ってみた。
食品、化粧品、浴用剤や石けんその他モロモロ・・すごく品数豊富みたいだけど、
表示が全部ドイツ語だからなぁ・・。
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彼が「ご婦人絶賛アイテム」の一つとして推奨してたハンドクリームを土産に買うか。
汗っかきの自分用に制汗デオドラントスプレーというのも買ってみた。
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Alnatura以外のブランドも置いてあるけど、オーガニック系という商品コンセプトは
統一されてるようだ。品数はまことに豊富。しかし表示がドイツ語しかない以上、
イ課長にはシャンプーと浴用剤の区別もつかん。やっぱ食い物でいくか。バラマキ用に
チョコレートを大量購入。ピーナッツバターなんかも買ったんだなぁ。重いのに。
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こちらはお茶。これは軽い。トホ妻用とオフクロ用かな。
このワッフルみたいなのはいかにもトホ妻が好きそうな風情。買っとこう。軽いし。
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あ、美味しそうなグミがある。これはイ課長が好き(笑)。
バラマキ用も兼ねて、またいっぱい買ってしまった。
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絶品だというAlnatura製ハチミツは買わなかった。っていうかドイツ語表示がわからず
発見できず(笑)。それにハチミツ重いからねぇ。この記事書いてて気がついたけど、
二つ上の写真のワッフルの袋に書いてあるHonigっていうのがたぶん「蜂蜜」だよな。
(↑第二外国語でドイツ語習ったのは約40年前)

とはいえ、何だカンだでけっこういろいろ買った。どうやって持って帰ろう。
あ、別売りのバッグ売ってる。このデザインいいなぁ。よし、この袋も買って、
全部入れて持って帰るとしよう。
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というわけで、安いもの中心だけどけっこういっぱい買ったよ。
買い物ホルモンの分泌に障害があるイ課長にしてはわりと珍しいことだ。

で、味はどうかというと、イマイチよくわからない(笑)。
グミはかなり自分でも食って美味しかった。しかし他のグミより美味しいかと
言われると返答に窮する。まぁグミで比較するのもどうかと思うが。

商品特性をよくわかってないイ課長なんかが行ってもダメなんだよな、たぶん。
オーガニック志向、ナチュラル志向の強い女性にとっちゃ極楽のような店だろう。
自然派商品をお好みのアナタは今すぐドイツ行き航空券を予約だ!
 
 


by tohoiwanya | 2019-12-11 00:06 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 12月 09日

デュッセルドルフの日本風居酒屋で

本日はむかーし書いたこの話の続編みたいな感じかな。
外国、ないし外国人に対して持つ典型的イメージの呪縛というやつ。

インド人はみんなヒゲもじゃで頭にターバン巻いてる とか、
タイ人はみんな金の仏塔をバックにワイ(合掌ポーズ)をしてる とか、
スイス人は全員アルプスの緑の牧草地で角笛吹いてる とか、そういうの。

要するに観光ポスターなんかで使われる、その国の典型的なイメージだわな。
やっぱこういうイメージの刷り込みって恐ろしいもんで、外国人が日本っつうと
全員和服着て五重塔の前に立ってるイメージ持つ(んじゃないか?)のと同じ。
現実ではないとわかってても、そういう典型的イメージは頭にこびりついてる。

さて、ここまでが前置き。
話は今年2月出張で行ったデュッセルドルフに飛ぶのである。
デュッセルは昔から日本企業のドイツ法人が多く、日本人学校なんかもある。
駅から歩いて近いインマーマン通り周辺は欧州でも屈指の日本人街と言われる。
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日本人向けのスーパーから歯医者、本屋、ラーメン屋から焼き鳥屋まである。
サッポロ一番塩ラーメンも売ってる(笑)。何だってあるのだ。
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そんなデュッセルで夜の会食に行った。相手も日本人で、欧州に駐在してるヒト。
デュッセルには日本風居酒屋が何軒もあるから、そこ行きましょうってことになった。
日本風居酒屋ってバンコクでも散々見るけど、入ったことは一度もない。

店内に一歩入って驚いた。そういう店だから現地駐在の日本人のたまり場だろうと
思ってたら全然違う。客はドイツ人だらけじゃん。

イ課長のすぐワキのカウンターではドイツ人カップルが焼き魚とかつつきながら
ビール飲んでる。あっちでもドイツ人カップルが、あそこにも・・・とにかく
そこらじゅうドイツ人だらけで、カップルが多かったね。残念ながら店内写真は
撮ってないけど、何だものかすごく異様な光景に思えたよ。

ここはドイツ。日本風居酒屋にドイツ人がいっぱいいても不思議はない・・・と
リクツでは理解できても、どうしてもあり得べからざる光景を見てる気分になる。
なぜそんなに異様に思えたかといえば、要するイ課長がドイツ人に抱いている
典型的イメージとの乖離が激しすぎるからだ。

だってさ、ここはドイツだろ?ドイツ人がドイツでビール飲むんだったら、やっぱ
オクトーバーフェスト的というか、豪快にジョッキ傾けてるイメージあるじゃん。
食うものは当然ソーセージとか、ザウアークラウトとか、ジャーマンポテトとか、
そういうイメージあるでしょ?ないとは言わせないぞ(下の写真は参考画像)。
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そのドイツ人が赤提灯の下で枝豆とか豆腐サラダ食ってるってさぁ・・・だ、だめだ。
どうしてもだめ。自分の中に刷り込まれた「典型的ドイツイメージ」と、今見ている
異様な光景との折り合いがつかない。「ニュー浅草」とか「天狗」みたいな居酒屋で
客はドイツ人だらけという状況を想像してみてほしい。想像しづらいだろうけど。

デュッセルにそういう居酒屋があるのは全然意外ではない。日本人街なんだから。
しかし客層がこんなにドイツ人だらけだったとは激しく意外。もちろんイ課長含めて
日本人客もいるにはいたけど、グッと少数派だ。いやー・・海外の日本風居酒屋って
このトシで初めて入ったけど、こういうもんだったんだ・・。

ひょっとするとデュッセルの日本系メシ屋は全部こんな感じなのかもしれん。
ラーメン屋ではドイツ人たちがズルズルと箸でラーメンをすすり、焼き鳥屋では
ドイツ人サラリーマンたちが砂肝とか食いながら会社のグチ言ってんのかも。

うーん・・・想像しづらいんだが。

 


by tohoiwanya | 2019-12-09 00:22 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)
2019年 12月 06日

欧州のおカタい人たち・素材別整理

本日はちょっとヘンな企画。欧州出張の写真を見てて、こんなまとめ方で
書いてみっかという気になったのだ。

欧州の街を歩いてると、おカタい人たちをよく見かけるでしょ?
屋外で同じ姿勢でジッと立ってたり、ポーズをとってたり、時には頭で建物を
支えてたりもする、たいへん忍耐強い人たち。まぁ要するに銅像とか石像とか、
そういう人物像のことなんだけどさ。

こういうおカタい人たちを見かけると、大して考えもせず、つい写真を撮ってしまう。
今回の出張でもけっこう撮ったんだけど、本日はそれを素材別にご紹介しようという
ヘンな企画なのだ(笑)。素材別にとなりゃ、やっぱり最初は・・

【メタル編】
金属。銅像っつうくらいだから、銅が多いんだろう。これは銅製のビスマルク様。
デュッセルドルフでジッと立っておられた。ビスマルクって軍服着て、こういう
ヘルメット?かぶったイメージしかないね。だからすぐわかる。
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世界三大がっかりの一つであるコイツだって一応金属製の「おカタいガキ」だ。
でも上のビスマルクみたいにロクショウで緑色になってないってことは鉄製なのか?
衣装持ちで、世界中から送られたいろんな服を取っ替えひっ替え着てるらしいけど、
イ課長が見る時はいつも大体ハダカ。
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こちらはブリュッセルの路上で歌う金属製歌手。ロクショウないからやっぱ鉄かな。
ところでこの人、誰?たぶん有名な人なんだろうが・・・。
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金属製の方々はおおむね作る対象が誰というのが明確だからわかりやすい。
上の歌手だって見る人が見りゃすぐわかるはずで、著名人が多い素材といえそうだ。

【ストーン編】
それに比べると石で出来た方々は建物装飾の一部ってことが多くて、特定の誰という
明確なモデルはないケースが目立つ。その分、顔でもポーズでも作り手の裁量が大きいから、
何だこりゃ?と思うものもある。これは古い建物のヒサシの上でソッポ向き合ってる男女。
このタグイのおカタい方々は欧州の古い建物にたーくさんいらっしゃる。
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これはデュッセルドルフでの光景。天使さんがすごく心配そうに車を覗き込んでて、
何となくおかしくて写真撮っちまった。停車してるのが救急車なら最高なんだが(笑)。
実はこの天使さん、お顔が一部破損してて鼻がない。かわいそうに。ひょっとすると
第二次大戦で破損したのをそのまま残してるのかもしれない。
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おっと!むかし記事ネタにしたことがあるカリアティード(女人柱)があるぞ。
ギリシャ建築以来の伝統を誇る、異様な、しかしヨーロッパではよく見る建築装飾。
建物重量を頭で支える悲惨な業務の割にスマした顔してるのは前回書いた通りだ。
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げ。こっちの二人は顔がススで黒ずんで、炭鉱で働かされてる女奴隷みたい。
彼女たちの顔の汚れくらい洗ってやれ。かわいそうに。
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上二つはブリュッセルで見たヤツだけど、ミュンヘンにも建物を頭で支えている
悲惨な方々がいる。こっちは男と女が一つおきという、ちょっと珍しいパターン。
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しかしこの連中・・女性はいいとして、オッサンの卑屈なツラは何なのだ。
げへへ・・なぁ、重いからちょっと代わってくれよ、100円やるからさ、げへへ
とでも言ってるような、卑屈オヤジの下卑た笑い。イ課長がこのビルの施主だったら、
もう少しチャンとした顔の石像にしろと言うだろう。
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う・・なにコレ・・酔っ払ってんの?ミュンヘン中心部の、ビルとビルの間の
ちょっとした通路のワキにうずくまるナゾの酩酊オヤジ。何だって、こんなモノを
こんなところに・・・設置意図不明。
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【プラスチック?編】 
これ、実は何でできているのかわからない。石や金属ならこんなきちんとした着色は
できないはずだから、樹脂で形作って後で色塗ったんじゃないのかなぁ?
デュッセルドルフ駅の近くにいた、カメラに夢中のおじさん。一瞬ホンモノかと思う。
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円筒の広告塔の上に立ってるから、このカメラおじさんも広告なのかなと思ったけど、
商品名も企業名も書いてない・・ってことは、これもパブリックアートなのか?
石の酩酊オヤジとともに、この(たぶん)樹脂製のカメラおじさんも、その設置意図は
まったく不明なのである。

というわけで本日は欧州出張で撮りためた「おカタい人たち」特集でした。
まことにもってヘンな企画だったのう(笑)。
 
 


by tohoiwanya | 2019-12-06 00:06 | 2019.02 欧州出張 | Comments(8)
2019年 12月 04日

アル門からブリュッセルに別れを告げる

ブリュッセルでの散髪から30分くらいさかのぼる。本日はアル門の話。

ところでアル門って、知ってる?
ブリュッセル観光名所の中ではグラン・プラスとか王立美術館なんかよりだーいぶ
ランクが落ちると思う。知らない人の方が多いんじゃないかなぁ?

アル門はちょうどワッペンのような形をしたブリュッセル中心部(いわば旧市街)の
一番下のカドッコのところにある。地下鉄で南駅の次の駅、Porte de Hal で降りると
すぐ近くにあるんだけど、イ課長はこの日、シューマンから南駅まで歩くという、
すげー長距離散歩の途中に歩いて寄ったのである。
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ここって、ブリュッセルがワッペン型の城壁とお堀に囲まれた中世都市だった頃の
城門なんだよね。東京でいうと桜田門とか、大手門なんかが残ってるようなもんか。
しかしそこは中世ヨーロッパ。まるで城郭のような巨大石造り建築物なのである。
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ちなみに、夜見るとこんな感じ。これは前夜に撮った写真。
ライトアップされてキレイだけど、ちょっと幽霊屋敷っぽくもある(笑)。
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入場料は5€くらいじゃなかったかな?(忘れた。すまぬ)
中に入ると、いかにも中世ヨーロッパって感じの展示品がいっぱい並んでる。
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しかし、申し訳ないがイ課長としてはこういう展示品にはあまり興味がない。
むしろ、昔のアル門の模型とかの方が面白いな。今道路になってるところが昔は
お堀や城壁だったことがわかる。ウィーンのリンク大通りみたいに、欧州の古い街は
かつての城壁やお堀を道路にしたところが少なくない。
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展示をザッと見つつ、どんどん上の階にあがる。
ここのらせん階段は非常に重厚で、見ごたえがある。内部には一応エレベーターも
設置されてるけど、断然らせん階段を昇るぜ。
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やがて塔の上の展望台(昔はたぶん見張り台)に出る。
実はイ課長が一番来たかったのはここなのだ。
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ちょっと風があって寒いけど(2月の下旬)、天気がよくて眺めはすごくいい。
おお、マッチと団子が組み合わさったような、有名なアトミウムも見える。
ブリュッセルの有名なランドマークだけど、これまで見たことなかった。
ずいぶん遠いのにずいぶんデカく見えるんだなー。
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あっちにも何だか立派な大聖堂がある。ブリュッセルには今回で6回目になるけど、
ぜんぶ出張だったから、街のごく限られたところを何度も歩いてる感じで、
中心部をちょっと離れると全然知らない。あんなところに大聖堂があるのも
今日高いところから見て初めて知ったぜ。
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今回がたぶん最後の海外出張。仕事でブリュッセルに来るのも当然今回が最後だろう。
仕事以外で来ること・・あるかなぁ?なまじ何度も来てるだけに、わざわざ旅行で改めて
来ることはないような気もする。これが人生最後のブリュッセルになるかもしれん。
あと数時間したらデュッセルドルフに移動しちゃうわけだしね。

出張でしか来たことないけど、お気に入りの街だったブリュッセル。
最後に高いところからブリュッセルの街に別れを告げたくて、こうしてアル門に
来たというわけなのですよ。イ課長もなかなか義理堅いでしょ?(笑)

 


by tohoiwanya | 2019-12-04 00:54 | 2019.02 欧州出張 | Comments(4)
2019年 12月 02日

ブリュッセルで髪を刈る

東南アジアと欧州を行ったり来たりのイ課長ブログ。
今日はまた海外床屋シリーズ。久しぶりに欧州の床屋ってことになるな。
2月の欧州出張ではブリュッセルでの二日目、例の「午前中にアポ2件」の日に
散髪した。何しろ夕方のデュッセル移動までポカッと午後が空いたからね。

例によってどこに床屋があるのかなんてわからないから、南駅周辺を探す。
ついBarber って看板を探しちゃうんだけど、これは愚かだ。フランス語では
床屋ってCoiffeurと書かれる。コアフュールって読むのか?

おっ、あった。パッと見、床屋には見えないけどコアフュールって看板が
ある以上床屋なんだろう。デュッセル行く前にここで刈ってしまおう。
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店には客は誰もおらず、メガネをかけたオヤジがいた。
さっそく刈ってもらいましょうかね。ベリーショート、マシン、うぃーん、オーケー、と
いつもの調子で頼んではみたものの・・だ。

ここは夏の東南アジアではない、冬の欧州だ。髪が短くなるとやっぱその分寒い。
イ課長みたいに元々短い人でもやっぱり刈ると寒いのだ。そのせいか「短く」という
イ課長の頼みっぷりも、ヴィエンチャンの時ほどの迫力はなかったと思う(笑)。
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当然の結果というべきか、出来上がりの「短さ加減」もヴィエンチャンに比べりゃ
満足度はやや低い。しかし寒いからしょうがないよなぁ。イ課長は日本にいる時も
行きつけの床屋で夏と冬ではバリカンの短さを若干変えるからねぇ。

刈ってくれたコアフュールのオヤジはこの人。
ナニ人だかよくわからない。南駅周辺は移民系の人もけっこう見かけるから、
ひょっとするとフランス語圏アフリカのアルジェリアとか、ソッチ系かもしれない。
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出来上がりはこんな感じ・・とお見せしたいところだけど、短さイマイチのせいか
刈られっぷりを検証した写真もない。床屋に行った翌日、デュッセルドルフで撮った
この写真が散髪後もっとも直近に撮った写真のはずだ。

え?よくわからない?イ課長もよくわからない(笑)。
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髪は刈った。あとデュッセルドルフ移動前にブリュッセルでやっておくことといえば
メシを食うことだ(笑)。昼飯食わないまますでに夕方。ハラ減った。

やっぱり移民系かな?と思われる、黒髪の店員がいっぱいいる安食堂に入って
ベルギー名物牛肉のビール煮を食う。なんとかカルボナーデってやつで、むかし
やはりブリュッセルで食ったことがある。この店ではライスがたっぷりついた。
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ちなみに、床屋代もメシ代もメモしてないんで全然覚えてない。
東南アジア一人旅だとかなりマメにものの値段をメモして、あとでブログ書く時に
確認するけど、シゴトの出張だとこういうトコでもいいかげんなイ課長なのである。

 

by tohoiwanya | 2019-12-02 00:10 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 11月 05日

イ課長ミシュラン ホテル評価 53

ブリュッセルのホテル評価いってみるか。
今回、ブリュッセルからデュッセルドルフへ移動する列車は南駅始発。
昼間荷物を預けて、パッと取りに行ってパッと乗るには駅に近いホテルが
断然便利。で、ここにしたわけだが、南駅近くってところがねぇ・・・。

「ガラが悪い」と評判の南駅近くには2008年出張でも泊まったことがある。
今回も同じホテルにした。つまりこのブログのホテル評価2度目の登場ってことに
なるわけで、そういうホテルは初めてじゃないか?

Hotel Euro Capital Brussels

直訳すると「ホテル・欧州首都ブリュッセル」ってことか。一応三ツ星ホテル。
ホテルは名前ほど立派じゃないけど、前に泊った時と同様、今回もイイと思ったよ。
2泊で214€=約2.6万円だから1泊約1.3万円。ブリュッセルも昔に比べるとずいぶん
ホテル相場が高くなって、今や三ツ星ホテルで、駅近で、この値段で泊れるトコは少ない。
周辺ホテルに比べりゃ安いんだよ、これでも。

立地・利便性★★
南駅からの近さを重視して選んだわけだから、駅からは当然近い。徒歩数分ってとこか。
ゴロゴロスーツケースを引っ張った状態でもこれなら全然問題ない。駅真正面にある
イビスホテルよりは1~2分多く歩くけど、部屋代はイビスよりぐっと安い。

買い物や食事も駅で済ませられる。利便性も非常にいい・・が、そのたびに駅まで徒歩往復。
問題は周辺治安だ。だから敢えて★二つにしたわけ。便利ではあるけど治安よろしからずという
評判のある南駅、昼は全然どうってことないけど、夜はちょっとね・・。
(下の写真は夜、ホテル前から撮った反対側の歩道)
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イ課長自身は南駅近くで危ない目に遭ったことは一度もない。
しかしそういう評判があるのは事実で、イ課長も現地駐在の人から「ホテルは?南駅近く?
あの辺はワイルドな連中が多いから気をつけて下さい」って言われたからね。

イ課長は夜遅く駅に戻った時とか、駅からホテルまで歩く間、わざと歩きタバコして
周囲と同化?することにした。駅の真ん前はトラムの停留所もあって人が多いんだけど、
ちょっと左右に歩くとたちまち人影少なくなるから、あの辺あまり歩きたくないという
気持ちはわかる。特に女性だとねぇ・・。

部屋★★★★
2008年に泊った時「値段の割にはいいじゃん?」と思ったのを覚えてたから、
部屋については心配してなかった。ベッドはダブルでけっこうゆったり。
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これはトイレ。バスタブもある。もっとも、わざわざ風呂には入らなかったが。
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デスク回りはこんな感じ。ネットも普通につながったし、不満特になし。
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朝食★★★★★
このホテル、2008年に泊った時に朝食が良かったのが強く記憶に残ってた。
今回も良かったねー。ベーコンとかハムとか卵とかの典型的ビュッフェ朝食だけど
何といってもスモークサーモン取り放題が嬉しい。前回もそうだったんだよね。
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そのあとフルーツもたっぷり。もう10年以上たつけど、最初に泊った時と同様、
とてもグッドな朝食のホテルだと思う。
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ブリュッセル二日目は午前にアポが2件、その1件めは「朝食をとりながら」という
ミョーな朝イチ面談だったもんで、ホテル朝食は腹一杯食わずにセーブする必要があった。
それでもチョコパンとサーモンだけは食ったけどさ。
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とにかく、部屋代が他より安い割に部屋はイイし朝食もイイ。南駅始発の長距離列車に
乗る予定のある人にとっては便利この上ない。発車時間が早朝とかなら尚更だ。

お薦めするのに躊躇する点は、やっぱ町の雰囲気、特に夜間だよなぁ。
個人的には「言われるほど危なくはない」とは思うんだけど、何せ不慣れな海外。
用心しようと思うのはもっともな話。

列車の関係で南駅近くに泊りたいけど、治安が心配・・という方は上にも書いた、
駅前横断歩道渡ってすぐ、ほとんど歩かなくて済むイビスがいいかもしれません。
ここよりはちょっと高いけどね。

 


by tohoiwanya | 2019-11-05 00:14 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 11月 03日

ドイツ国鉄とのタタカイ

時々はさまる欧州ネタ。本日はイ課長とDB、つまりドイツ国鉄との戦い。

DBって欧州の鉄道会社ン中じゃ非常に優秀で、正確で、信頼性が高いと思ってたけど、
もしかすると最近はそうでもないのかもしれない。出張最後の金曜日、イ課長は
Sバーンの1に乗ってミュンヘン近郊の、かなり遠いトコまで行く必要があった。
着いた駅からさらに相当歩くから、時間的にはすごく余裕を持たせて出発したのだ。

中央駅の地下ホームにはSバーンの7だの6だの3だのが次々と入ってきては出て行く、
しかしなぜかSバーン1だけは延々と来ない。おかしいなぁ〜??表示を見ると
S1の下に何やら理解不能なドイツ語が・・悪い予感がしてきたぞ。
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ホームにいた係員に聞くとS1はナンタラカンタラで動いてないから、オマエは
途中まで地下鉄に乗り、そこでS1に乗り換えろと言う。その切符で大丈夫だ、とも
言うんだけど、でも、それ変じゃないか?

仕方ないので地上にあがってインフォメーションカウンターの列に並ぶ。ようやく
イ課長の番になって、窓口のお姉ちゃんに英語で質問すると同じことを言う。
地下鉄でここまで行き、S1に乗り換えろ、と。もう一度言うがそれ変だろ。とても
スンナリ指示に従う気にはなれん。

仮にアナタが新宿から吉祥寺まで行きたいとしよう。しかし中央線が動いてない。
駅員に聞いてみたら「丸の内線で荻窪まで行って、そこで中央線に乗り換えろ」と
言われたとする。アナタの頭には当然以下のような疑問が浮かぶはずだ。

中央線、動いてないんでしょ?でも荻窪から先は動いてるの?ホントにぃ??

イ課長も同じ疑問を持った。で、質問した。すると「もうすぐ動く」とか何とか
回答内容がぼやけてくる。とても信じるに足りん。

しかしDB職員が「もうすぐ」っつうんだから、一応それを信じてもう一度
地下駅に行ってS1を待ってみた。・・・が、相変わらず同じ表示が出てるだけで
ほかの路線は次々来るけど、S1は全然来ない。 蕎麦屋の出前と鉄道会社の
「もうすぐ」がアテにならないのは世界共通なのか。

・・鉄道はヤメだ。中央駅からタクシーで行こう。

そう決めた。タクシーだとかなり遠くてカネもかかるが、鉄道がいつ動くのか
わからないんじゃそうするしかない。早めに出てきたから時間はまだ余裕がある。

そう決めた以上はトットと切符を払い戻してもらい、タクシーに乗らにゃ。
しかし払い戻しってドコでやるの?料金的には1,500円くらいの額だったはずだけど、
こうなったら意地でも払い戻させるからな、DB。
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もう一度インフォメーションカウンターに並ぶ。さっき「もうすぐ動く」と言った
お姉さんがイ課長を見て「ちょっとこっち来て」と指をクイクイ。脇の方で再交渉だ。

イ課長が「S1はまだ動かない。私はタクシーで行く、切符をリファンドしたい」と
主張すると、お姉さんは「ここではキャッシュは扱わない。後ろにあるDBの
チケットカウンターに行け」ときた。散々並ばせたあげくアッチでやれっつうのかい。
あのな、イ課長はな、だんだんな、怒ってきたぜ・・・。

次の戦いはDBの「みどりの窓口」みたいなカウンター。こんどは男性職員。
「S1が止まってるので切符を払い戻したい」というと「ああ、それなら途中まで
地下鉄で行って、乗り換えて・・」もう聞き飽きたよそのセリフは。乗り換えた先の
S1が動いてると保証できるのかキサマ。

「一時的なものだから、もうすぐ・・・」あーあーそのセリフも聞き飽きたぜ。
タクシーで行くにしたって時間がかかるんだから、手間とらせんじゃねぇ。
トットと払い戻さねぇか、でぇべぇ!!オレはいま機嫌が悪いんでいッ!!

その迫力に負けたのか、男性職員はやっと払い戻してくれた。まったくもう・・。
ルフトハンザといいDBといい、ドイツの交通機関ヘボ化してないか?というのは
今回の出張で感じた印象だったのである。
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EUが発足したのが1993年。ドイツは最初から加盟している。
ドイツが誇るドイツ国鉄・DBも26年間の間に「クオリティーがEU他国と同質化した」
ということなのか?まったくもう・・。

 


by tohoiwanya | 2019-11-03 20:39 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 09月 18日

ミュンヘンでハイティンクの第九を聴く その3

第九が始まった。
 
ベルナルト・ハイティンクに抱いていた「スタンドプレイ的要素がない、キチッとした
音楽をやる人」というイメージはまさにその通りだったね。彼が振る第九はあんまり
テンポ揺らさず、滔々たる流れに貫かれている(下の写真はもちろん開演前の練習風景)。
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第九ではテンポ揺らす指揮者ってけっこう多い。「曲が盛り上がる所で少し早める」のが
よくあるパターンで、そうすると確かに高揚感は増す。

一番よくあるのが第4楽章、合唱がフルコーラスで歓喜のテーマを歌うところだろうな。
その直前にオケがスローな弱音からぐぅわっ!と盛り上がるから、それに乗って最高潮に
盛り上げたいと指揮者は思うわけで、ここでテンポを少し早める人がけっこう多い。

しかしハイティンクはそういうことしない。テンポはほとんど変えずキチッと進める。
だから第2楽章あたりは「キモチゆっくりめかな」と思えたのに対し、普通の指揮者が
「ここはガラリ変わってゆ〜ったり聴かせよう」と考えたがる(んじゃないかな?)
第3楽章はむしろキモチ速めに流れていく印象。

しかし第1・第2楽章でイ課長はすでに感動してたよ。
凡百な指揮者が凡百なオケをゆっくり振れば、音楽は間延びして、空疎で、退屈になる。
しかしそこはハイティンク、そして名だたるバイエルン放響。ゆっくりめの演奏が
実に豊かに、隅々まで充実しながら流れていく。「抑制がきいた演奏」ということも
できるだろうけど、抑制されていても熱い。素晴らしい。

イ課長は若かりし頃に第九の合唱に加わったことが何回かある。
この夜は指揮者の顔がよく見えたから、第4楽章はつい合唱団員の気持ちで
ハイティンクを見てしまう。

第4楽章では指揮者が“一緒に歌う”ことが珍しくない。もちろん声は出さないけど
歌詞に合わせて口をあける。手ではオケを、顔と口では合唱団を指揮するような
感じになる。合唱団員にすれば指揮者が一緒に歌ってくれると盛り上がるんだよね。

しかしハイティンクはそういうこともしない。「盛り上げるぜ」的な“操作”は
ホントにしない人なんだね。

そんな姿を見る全ての聴衆の心に「彼の指揮姿を見られるのは今夜が最後かも・・」
という思いがよぎったはずだ。何せ89歳のご高齢。イ課長も同じことを思ったさ。
間違いなく楽団員や合唱団員も同じことを思いながら弾き、歌ってたと思うんだよ。
会場中がその思いを共有していたと思う。

もうねぇ、あの時の会場の雰囲気は表現しようがないよ。誰もが「これが最後か・・」と
切ないような気持ちでいる一方で、オケや合唱団からは「ミュンヘンで聞ける最後の
ハイティンクの夜、ゼッタイ名演にするぞ」って熱意が伝わってくる。素晴らしい。

いつまでも聞いていたかったけど、第九の演奏は終わった。
大歓声、大拍手はいつまでも、いつまでも続く。長い曲を振り終わった89歳のご老体を
何度もアンコールで呼び出すのは悪いな・・とは思うけど、今夜の感動を指揮者に
伝える方法はこれしかない。やがて聴衆は全員立ち上がって拍手し始めた。
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「アンコール、1枚だけ撮らせてくだしゃい!ごめんなしゃい!」と心で謝りながら
サッと撮ったのが上の1枚で、中央、右を向いてる白い頭のご老体がハイティンク。
ハイティンクが引っ込んだあと、楽団員同志が抱擁し合ってたのも印象的だったなぁ。
「今夜の演奏よかったよ!」っていう達成感がオケにもあったんだろう。

いやー・・期待以上の、素晴らしい夜でございました。
再びSバーンに乗ってミュンヘン中央駅に戻る間も、イ課長の心は満たされていた。
ドイツ語に苦しみながらチケットとった甲斐があったよ。
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この7か月後には引退することになるハイティンクの第九を、なぜかミュンヘンで
聴けたことは本当に千載一遇の機会だった。イ課長生涯の自慢になるよ。

9月で引退すると伝えられる90歳の巨匠・ハイティンク。
あの夜の感謝を込めてこの記事をハイティンクに捧げるとともに、引退後も
お元気でいて頂きたいと心から願うイ課長なのである。

ちなみに、この演奏会の動画が下記URLで見られます。たぶんイ課長が行った日の
翌日あたりに録画したんだと思われる。1曲目の「静かな海と楽しい航海」と
第九の4つの楽章全部が収録されてるから長いけどね。
https://www.br-so.com/bernard-haitink-2-p13337/

 


by tohoiwanya | 2019-09-18 00:05 | 2019.02 欧州出張 | Comments(4)
2019年 09月 16日

ミュンヘンでハイティンクの第九を聴く その2

ハイティンクのことを少し書いておきたい。
ベルナルト・ハイティンクといやぁベテランの巨匠。カラヤンとかショルティみたいな
“スター指揮者”って感じではないけど、「巨匠」という言葉は彼にこそふさわしい。
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長くオランダのコンセルトヘボウと一緒にやってた人で、スタンドプレイ的というか、
「ノリで聞かせる」的要素のない、キチッとした音楽を聴かせる指揮者っていう
イメージがある。来日もしてるはずだけど、イ課長が彼の実演を聴くのは初めて。

このハイティンク、この演奏会があった時点で89歳。今この記事を書いてる9月時点では
90歳というご高齢で、前回書いたように9月のルツェルン音楽祭を最後に引退することを
この春発表したらしいんだよ。今となってはあのミュンヘンの夜は超貴重な機会だったわけ。
こんな偶然をイ課長に与えてくれた神に感謝しよう。

買ったのは61ユーロ(約7,500円ってとこか)の席だった。
席グレードとしては最下級の一つ上くらいの、まぁしょせん下級席。でもこの席だと
オケの後ろの席を取れるんだよ。オケの後ろなら指揮者がよく見えるじゃん。この際
ミーハーに徹して、指揮するハイティンクを見たいっていうんでココにした。 
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ちょっとオーケストラの様子を見てみよう。
あっちじゃコントラバスだけもぞもぞ低い音で練習してる。左側が合唱団の席だな。
イスがあるってことは、日本でよくある「第三楽章の前にゾロゾロ入る」じゃなく、
合唱団は最初から座ってるということか。
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前のヘリのところから下を覗き込むと、ティンパニ奏者が。
第九の前半ふたつの楽章、特に第二楽章ではティンパニ奏者が最高にカッコいい。
今夜も期待してるぜ。バチも折れよとばかりに叩いてくれ。
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ついでに楽譜をズームで撮ろうっと。完全にミーハーと化したイ課長(笑)。
この夜の1曲目はおなじベートーヴェン作曲の「静かな海と楽しい航海」っていう
変わった題名の曲で、イ課長は初めて聴く。
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この夜の「ハイティンクの第九」はドイツのTVで放映されるようだった。ZDFかな。
観客の目に入りやすい舞台ワキカメラの女性担当者はちゃんと黒いワンピースなんだね。
もう当然放映されただろう。ドイツのみなさん、指揮者から見て左手上方の画面スミに
写ってた(かもしれない)おでこの広い巨大ロボットがイ課長だったんですよ。
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そうこう言ってるうちに観客もほとんど席につき、開演。
1曲目はさっき楽譜を見た「静かな海と楽しい航海」で、聴いてみて初めて知ったけど
この曲も男女混声合唱が付くカンタータなんだね。
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ただし指揮がハイティンクじゃない。黒髪の背の低い指揮者で、イタリア人かな?
イ課長が高校生の頃、大指揮者カール・ベームが来日した時に副指揮者?でやはり若い
イタリア人がついてきたけど、今思えばあれが無名時代のリッカルド・ムーティだった。

だがイ課長は1曲目からハイティンクが振ると思い込んでたんで激しく動揺する。
まさかご高齢のハイティンクの体調が悪くなって代役?ひょっとして2曲目の第九も
彼が振るの?苦労してチケットとった巨匠ハイティンクの第九をだよ?ミュンヘンの
会場まで来て聴き損なったりしたらだよ?イ課長は悲嘆のあまり死ぬぞ。

だがご安心あれ。
2曲目、会場割れんばかりの大拍手と共に舞台に登場したのは巨匠ハイティンク。
やったーー。彼の実演を初めて、なぜかミュンヘンで、しかも第九で聴けるんだ。

その第九の演奏の様子は次回だ。
(たぶん)最後の海外出張、最後の娯楽を飾るにふさわしい感動的な演奏だった。
え?早く読みたい?イ課長も早く続きを書きたくてしょうがない(笑)。
 
 


by tohoiwanya | 2019-09-16 01:19 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)