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カテゴリ:2019.02 欧州出張( 9 )


2019年 06月 24日

マンホールのフタからドイツ史を知る

スコータイ関連ネタが終わったところで、ひとつ欧州ネタをはさもう。

2月の出張でデュッセルドルフには1泊した。しかし街をゆっくり見る時間なんて
全然なかったのである。最初に行った2007年は午前中だけの滞在だったけど、
1泊した今回も自由時間の少なさに関しちゃ似たようなモンだったのだ。

なにしろ到着が夜で、その夜はそのまま関係者と会食だからどこも見ずじまい。
翌朝は10時から面談で、12:21発のICEでミュンヘンに移動っていうんだから、
街を見た時間なんて朝の面談の前と後、それぞれ20分くらいのもんだったのヨ。

そんなデュッセルドルフで、フと気が付き、ヘンな図柄だなぁ?と思って
撮った写真がある。これ。
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子供二人が・・・逆立ちしてるのか?何のために?そんな図柄がマンホールのフタとは?
逆立ちする子供とデュッセルドルフって何か関係あんの?帰国してから調べてみた。

これ、逆立ちじゃなくて側転してるんだって。側転する子供。
ラートシュレーガーっていう、やたらドイツ語的語感を持った名称まで与えられてて、
これはデュッセルドルフのシンボルらしいんだよね。だからマンホールのフタ以外に
噴水とかモニュメントとか、街のあちこちにラートシュレーガーがあるんだって。

ヨーロッパの街の紋章とか象徴っていうと鷲とか獅子とか、動物モノが多い。
同じドイツのベルリンは熊が街のシンボル。ことほどさように動物の図柄が多いはずだ。
それがまた何だってデュッセルドルフでは側転する子供なのだ?さらに調べた。
話は何と13世紀にまでさかのぼる。

当時、デュッセルドルフを首都とするベルク公国ってのがあった(らしい)。
その領主アドルフが、この辺一帯を権力下においてたケルン大司教と対立。市民軍を組織し、
ケルン大司教軍と戦い、1288年ヴォーリンゲンの戦いでみごと大司教軍を打ち破った。
その結果デュッセルドルフは都市の自治権を獲得したっていうんだから、大変な勝利だ。

当然、市民は凱旋兵士を大歓迎したわけだが、その時、町の子供たちが大喜びして
側転して兵士を出迎えた故事があるらしい。「側転する子供」って、はるか中世の昔、
デュッセルドルフの輝かしい勝利の歴史を象徴するオメデタい図象だったのである。

なーるほど。マンホールのフタからドイツ中世史にまでつらなっていく知の連鎖。
読者の知的欲求に応えるイ課長ブログ。しかし、この話を読んでイ課長は
もう一つのことを考えた。それは何かというと・・・


デュッセルドルフとケルンって、13世紀から仲悪いのかい!ってことだ。

この両都市、ライバル意識が強いというか、ほとんど犬猿の仲として知られる。
現在は同じ州で場所も近いのに。まぁ近いからこその仲悪さ、とも考えられるが。
その仲の悪さを表すエピソードで有名なのはこの話だ。

ケルンの酒場でアルトビアを(デュッセルの名物ビール)くれとか、逆にデュッセルの酒場で
ケルシュビアを(ケルンの名物ビール)くれなんて決して言ってはナラヌ。ヘタすると店から
つまみだされる(それ以前に、そもそもお互いに相手のビールは扱ってないらしいが)。


お互いに「けッ、あいつらごときに・・」って思いあってる仲みたいなんだよね。
2007年の出張ではデュッセルに午前中だけ滞在したあと、ケルンに移動して一泊した。
距離的には電車でせいぜい20分くらいしか離れてない。そのくらい近いのにねぇ・・。
ケルンでは有名な大聖堂も見学した。でもイ課長としてはケルンとデュッセルドルフ
どっちかが特に好きとかキライってことはない。当然だが。(写真は2008年のもの)
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ライバル意識の強い二つの都市っていう例は世界にけっこう多い。
豪州のメルボルンとシドニー、ベトナムのハノイとサイゴンとかね。しかし
ケルンとデュッセルドルフの場合、13世紀から続く歴史的遺恨があったという
ことを今回知って、今さらながらに感じ入ったわけですよ、イ課長は。

ケルンとデュッセルのサッカーの試合なんて、一種の代理戦争でもう大変らしい。
調べてみると、デュッセルドルフは現在ブンデスリーガ18チーム中、10位。
一方ケルンはというと、ブンデスリーガ2部の1位。に、2部ぅ??

まぁいま2部のトップってことは、来年1部にカムバックする可能性は十分ある。
イ課長としてはどっちかの街に肩入れしてるわけじゃないし、来季はブンデス1部で
ヴォーリンゲンの戦い・サッカー版」が復活しねぇかな・・なんて無責任に思っちゃう。

デュッセルドルフが試合に勝つと、やっぱ町の子供は側転するのかな?(笑)

 


by tohoiwanya | 2019-06-24 00:10 | 2019.02 欧州出張 | Comments(0)
2019年 06月 05日

ベルギー・ドイツ喫煙事情

ついで?だから、もう一つタバコネタいっちゃおうか。
海外に行って、タバコや喫煙に関して「ほほぉ〜」と思うことはけっこう多いわけで、
過去にもいろんな国の喫煙事情を書いてきたけど、今回は2019年2月の欧州出張編。
行った順に、まずベルギーからいこう。

【喫煙事情・ベルギー編】
ベルギーは喫煙に関しちゃ日本よりやや緩いと思う。
道を歩いてると、ビルの壁面とかに時々こんな感じで灰皿がある。オフィス街の歩道で
タバコを吸っても問題ないわけだ。
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・・と、街角の灰皿出現頻度は高いにもかかわらず、吸い殻ポイ捨ての多さは
すさまじいものがある。これもブリュッセル中心部のオフィス街の植え込み。
何つうヒドさ。灰皿があるんだから灰皿に捨てろ!ベルギー人!
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せっかくだから、ブリュッセルではタバコも一箱買ってみた。
「軽いタバコが欲しい」という希望をジェスチャーで伝え(伝わったかどうかは不明)、
店のオヤジが推薦したタバコを買ってみた。パッケージを見ると・・・

おおおっ。ベルギーたばこのパッケージもグロ派かよ。これは口腔ガンの写真かな?
いよいよこういうグロ写真が欧州のタバコでも見られるようになったのか。もっとも、
タイなんかに比べればグロ度ははるかにマイルドだが。
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さて、どんなタバコか・・と思ってフタを開けて一瞬びっくりした。
うわ、どういうコトこれ?半分しかねぇじゃん。
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勘定してみると20本ある。フツーの本数だ。つまり細いタバコってことか。
しかし何でわざわざこんな風に箱を半分空けてるの?イ課長が日本で吸ってるタバコも
細いヤツだけど、箱も平べったいぜ?こんなデカい箱、紙のムダだ。このタバコを
トラックで輸送するとしても、半分は空気を運んでるのと同じじゃねぇか。
輸送効率、エネルギー効率、資源効率、すべて悪い。何とかしろ、ベルギー人!

【喫煙事情・ドイツ編】
過去の経験では、ドイツは喫煙に対するシメツケがかなり緩い国という印象がある。
今回久しぶりに行ってもその辺は変わってなかった。ブリュッセルから鉄道で約2時間半、
デュッセルドルフに到着して、ホッとしたところで、一服すっかな。ドイツなら確実に
駅の外に灰皿があるはず。

ほーらあった・・・が、汚ねぇなー。クズカゴなのか灰皿なのか、どっちなんだ。
ブリュッセルで買ったタバコを1本吸い、靴の裏で火を消して吸い殻を突っ込んだ。
よく消さないと紙クズが燃える恐れがあるよ、これじゃ。
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翌朝同じ場所に行ってみると掃除されてた。やっぱクズカゴじゃなく灰皿だったんだ。
だったらここに紙クズ捨てるな。ドイツ人!
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しかし、これはもしかするとドイツ人のクセなのかもしれない。
下の写真はデュッセルドルフのだけど、ドイツのクズカゴってこんな感じで、灰皿との
ハイブリッド型が多いんだよ。吸い殻も紙クズも同じところに捨てる、っていうのに
慣れきって、ゴッチャに捨てるのが普通になっちゃうのかも。
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せっかくだ。ドイツでもタバコを一箱買おう。
ドイツで買うタバコといえば、バカの一つ覚えのR1青ラベル。フタを開けるとちゃんと
タバコがみっちり20本詰まってる。が、感動的だったのはそのパッケージ写真だ。

墓の前で悲しむ少年。タバコの吸いすぎでパパが死んでしまったことを暗示してる。
ドイツ語が読めないけど、「喫煙は、あなたの愛する人を悲しませる」みたいな
文句が書かれてるっぽい。
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うーむ・・東南アジアでグロ路線のタバコに見慣れ、ベルギーでも似たようなのを
見てきた目には極めて新鮮だ。ドイツの煙草パッケージにはグロ要素は全くない。
そこには哀切のポエムだけがある。同じEU加盟国、しかも隣国のベルギーとドイツで
これだけ違うとは。タバコという商品に対する考え方の差が如実に現れておる。

というわけで、毎回タバコ嫌いの読者からヒンシュク買うのを覚悟で書くタバコネタ。
久しぶりの欧州編でございました。

 


by tohoiwanya | 2019-06-05 00:08 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 03月 22日

スイス国際航空に乗る

2月の欧州出張は行きがスイス国際航空、チューリヒ経由でブリュッセル。
帰りはミュンヘンからルフトハンザ直行便という、変則的な組み合わせだった。
スイス国際航空というのは初めて乗る。
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スイスインターナショナルエアラインズ。
むかーしあったスイス航空がつぶれ、そのグループ会社が「スイス」の名を引き継いで
今の会社になったらしい。現在はスイスのフラッグ・キャリアってことだろうな。

乗ってみてどうだったか?総じてサービスはよかったと思う。
チューリヒまでの約12時間のフライト中、最初のドリンクサービス+メシが2回。
これは最初のメシ。缶ビールはアサヒ。
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チューリヒ近くなったら朝食。ビールもスイス製?になった。途中でアイスも
出たんだから充実のサービスだ。ルフトハンザはアイスなんて出してくれないぜ(笑)。
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チューリヒからブリュッセルまで2時間程度のフライトでも軽食のサンドイッチが出た。
もちろん再びビール付き。またもやスイスビア。
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そして、これはおそらくこの会社の全てのフライトで付くサービスなんだと思うけど、
小さなチョコレートが出る。2フライト乗ったから二つもらった。サービスいいでしょ?
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その代わり、アミューズメント系サービスはちょいとばかり古め(笑)。
映画とかゲームとか、いろいろメニューはあるにはあるんだが・・フライトマップの
日本語の字体がなんか古いよねー。昔はこういうのよく見たが。
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今や飛行機の中ではほとんど眠れない老人になってしまったイ課長。
チューリヒまで「ミッション・インポッシブル」だの「蚤とり侍」だの、ひたすら
映画を見てるしかなかったが、チューリヒ〜ブリュッセル間は窓の外ばかり見てた。

まだ2月下旬、雪を頂いたスイスアルプスが見えるかなーと期待したからだ。
方向的に、進行方向左側に座れば残照に照らされた山々がけっこう見えたと思う。

イ課長は右側の窓際だったので山はあまり見えなかったけど、満月?が見えた。
地上に水面があると(川とか湖とか)、そこに月が反射してキラキラ光るのが
飛行機からもよく見えて、それはもうキレイだった。
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楽しくもない海外出張。そのスタートの街・ブリュッセルに向かっているわけだから、
気分的にはウキウキどころか、ドンヨリ気分だったけど、この時ばかりは仕事の憂さを
しばし忘れ、月に照らされたスイスの雪景色を空から楽しんだのでありました。
 
 


by tohoiwanya | 2019-03-22 00:05 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 03月 20日

ホテルで作るお弁当

ドイツのホテルの朝食は充実してて美味しい。
他の国と比べてそう思う。だからドイツに泊る時は朝食付きかどうかが
ホテル選びの重要な判断要素になる。
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そんなドイツで、だいぶ前の出張でホテル朝食をとった時の話。

向こうのテーブルの若い女性客が丸パンをナイフでザシザシ・・と半分に切って
ハムやらチーズやらはさんでるのを見た。ははぁ、サンドイッチにして食うわけだ。
やがて彼女はこしらえたサンドイッチを手にとってガブリ・・

・・とはしなかった。紙ナプキンで包んでカバンの中に入れたのだ。
おおっ、ホテル朝食を使ってランチ用サンドイッチを作ってたわけだ!なるほど。
こりゃいい方法だと思って感心したけど、その後自分で実行する機会がなかった。

2019年2月、久しぶりに出張で訪れるドイツ。今度は「ホテルの朝食を使って、
昼の弁当を作る」という、あの合理的な手法を自分でも実行してみようと思った。

デュッセルドルフのホテルの朝食でさっそく実行。パンはドイツの朝食でよく見る
みっちりした丸パンを使うのがいい。ナイフで半分に切って、ハム2種、チーズ、トマト、
キュウリの輪切り、スクランブルエッグをはさみこんでたちまち今日のランチが完成。
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ミュンヘン行きICEを待つデュッセルドルフ中央駅で、今朝作った弁当を食った。
ドイツ人ってけっこう駅とかで立ち食いしてるから、ホームで食ったっていいじゃん。
熱いコーヒーがないのが残念だが、小腹を満たすには十分。
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「ホテル朝食で昼の弁当を作る方式」がすっかり気に入ったイ課長。
ミュンヘンのホテルでも実行した。この日は午後のアポに向かう前、ホテルの部屋で
弁当を食った。今回も熱いコーヒーがないのが残念。水だけ。
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ドイツ最後の日の朝、つまり帰国便に乗る日もこの方式を採用した。
この日は入念に丸パン内側にバターを塗り、はさむ具材も野菜のマヨネーズ和え
みたいなやつを加えて一層の内容充実化を図る。

午前中の徒歩観光を終わったあと、ミュンヘン中央駅で待望の熱いコーヒーとともに
手製弁当を食す。結局、ドイツ滞在中の3日間は一度も普通の店で昼飯を食うことは
なかった。ぜーんぶホテル朝食を流用したサンドイッチ弁当。
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海外出張では時としてショボい食生活になることもあるけど、この「ホテル朝食弁当」に
関しては全然そう思わない。一人で入るのに適した店を探す必要がなくて、好きな時に
食べられて、それなりに腹も満たせる。しかもタダ(笑)。素晴らしい。

ドイツ出張は今回が最後だろうが、今度また旅行でドイツに来ることがあれば
(そういう意味では同じドイツ語圏のウィーンのホテル朝食も実によかったなぁ)
無料ランチ弁当の作成にいそしもうと思うのである。

 


by tohoiwanya | 2019-03-20 00:09 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 03月 01日

走れイ課長、ミュンヘン空港を

欧州出張における最後のデキゴトをまず書こう。早めに注意喚起しておきたいので。

前回記事にも書いたように、ミュンヘン空港から帰国便に乗ったのは2月23日の土曜。
この日、ミュンヘン空港のルフトハンザ・エコノミー用チェックインカウンターは
おっそろしく混んでた。だってカウンターがたった二つしか開いてないんだもん。

ほかにbulky laggage(かさばり荷物)専用カウンターがスキー客で超長蛇の列。
お子様づれ用カウンターがガキ連れドイツファミリーで超長蛇の列。どこもかしこも
長蛇の列。ルフトハンザのカウンター業務能力が貧弱なのか。それともルフトの職員も
休暇とってどっかにスキーにでも行ってるのか・・。
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結局、チェックインだけで1時間以上並んだ。こんなひどい待たされ方は大昔の中国出張で
北京空港のドラゴン航空カウンターに並んだ時以来だぜ。多くの乗客はこの段階で乗り遅れの
リスクが高まったはずだ、いつからこんなダメ航空会社になったのだ、るふとはんざッ!!

ようやくイ課長の番。まず「もし可能なら私に通路側の席を与られたし」と頼む。
日本まで11時間、3列座席の真ん中だったりしたらたまんねぇ。
係員は手続きを済ませ、荷物を預かると「搭乗ゲートはL15だ。新しいターミナルだ。
オマエは急がねばならぬ」などとヌカす。あのねぇ、オレぁ1時間以上前に空港来てんの!
遅れさせたのはオメーらだろうが!!

文句言ってるヒマはない。この時点で搭乗開始時刻まではあと15分、出発までは55分だ。
手荷物検査場へ急ぐと、ここでまた渋滞。チェックインカウンターほどの行列ではないけど
時間はどんどん過ぎていく。

手荷物検査を抜けるといきなり免税店なんかが目に入る。あれ?うそ、もう免税ゾーン?
出国審査なかったけど、おかしいな・・しかしもう免税ゾーンにいる以上、トホ妻用の
ニーダーエッガーを脱兎のごとく購入。はぁはぁ・・さてL15ゲートはどこ?

近くにいた係員に「L15は何処なりや?」と聞くとあっちを指をさす。
確かに「Lはこっち」って矢印がある。そっちに行くと長大な下りエスカレーターだ。
悪い予感がしてきたぞ・・・があん!やっぱり電車移動。もう時間ねぇのにーー。
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空港によくある新交通システムみたいな電車でうんと離れた別のターミナルへ移動。
カウンターの係員が言ってた「新しいターミナル」ってこういうことだったのか。
駅に着いた頃にはもう搭乗開始時刻だ。メロスのように走るイ課長。

するとパスポートチェック。ぐああ・・ここでかよ!開いてるカウンターは一つだけで
また大渋滞。最後尾に並んで、もうダメかも・・と思いつつ目を転じると、
Automatic Passportという看板が・・あ、日の丸の絵もある。

列から飛び出して自動パスポートの列に走る。係員ナシで機械がイ課長の顔を画像認識
してくれるからさすがに早い。パスポートへのスタンプはなし。それどころじゃねぇ。

こうしてようやくL15ゲートに着いたのが搭乗開始10分過ぎくらいか。着いてみたら
こちらも遅れてたようで、搭乗はまだ始まってなかったが(笑)、イ課長汗ダクだぜ。
幸い乗り遅れはしなかったけど、移動に余裕を持たせることを旨とするイ課長としちゃ
今回みたいな事態は失態に等しい。よもやチェックインに1時間かかるとは・・。

もう買い物なんてしてられないが喉がカラカラだ。近くの店で水だけ買った。
この水が今回の海外出張における、欧州での最後の買い物なのであった。はぁはぁ。
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そしてようやく搭乗。機内に入ってホッとしようと思ったら・・・があん!
3列座席の真ん中・・・もうゲンナリしすぎて声もでません・・。
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いやー・・ドイツの空港もルフトハンザも、過去何度か利用したけど、こんなにストレスが
多かったのは初めて。何となく空港も航空会社も「米国の空港、米国のエアライン」っぽく
なってきたのかなぁ、なんて思ったよ。とりあえず、行楽客でにぎわう土曜のミュンヘン空港を
利用する方は、相当余裕をもって早めに空港に行かれた方がよろしいかと思います。

早めにいけば、3列座席の真ん中なんて仕打ちにもあわなくて済むだろうしね。
実は事前座席指定もできたんだけど、15€くらいとられるから今回は敢えてしなかったのだ。
貧乏性の報いということか・・シクシク。

 


by tohoiwanya | 2019-03-01 00:01 | 2019.02 欧州出張 | Comments(8)
2019年 02月 27日

最後の海外出張を振り返る

出発前はドナドナの仔牛のような心境だった海外出張も無事終了。
やっぱ「無事」であることが重要で、どっかでチョンボしたり病気になったり
パスポート盗まれたりしてたら、出張成果以前の問題。とてもこうして
ゆったり出張を振り返ることはできんかった。あー無事でよかった。
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全貌としてはこんな感じの出張だったのである。

2月18日(月)早起きして成田へ。チューリッヒ経由でブリュッセル入り。初めて
       スイス国際航空というエアラインに乗った。

2月19日(火)初日、ブリュッセルでのアポは午後に2件。だから午前中は久しぶりの
       ブリュッセルを徒歩観光。文句あっか。

2月20日(水)この日はアポが午前に2件(ひぃ)。今度は午後が空いちまったから、
       ブリュッセルで散髪。鉄道で夜デュッセルドルフ入り。

2月21日(木)午前中にデュッセルドルフで面談1件。すぐ鉄道でミュンヘンへ移動。
       デュッセル→ミュンヘン間となると4時間半くらいかかる。

2月22日(金)アポは午後。昼にSバーン(近郊鉄道)に乗って行こうとしたら、何と
       止まってやがる。てめぇ~・・このあと意地の切符払い戻しに奔走。

2月23日(土)午前中ミュンヘン徒歩観光。午後のルフトハンザ直行便に乗って
       翌24日に帰国。ミュンヘン空港が激混みで乗り遅れるかと思った。
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ブリュッセルには出張で何度も行ってて、今回で6回目。遊びではゼロ。
今やブリュッセルはイ課長にとって「フランクフルトに次いで訪問回数が多い
ヨーロッパの都市」だよなぁ。あのテロ事件のあと訪れるのは初めてだったけど、
依然として変わらないこの街の「1.5流の大都市」ぶりが好きだ。

デュッセルドルフも2007年の欧州出張で行ってるけど、泊ったのは今回が初めて。
でも夜着いて、翌朝に訪問面談、昼にはもう出発だから、近場の散歩がせいぜい。
きれいな町なんだけどね、デュッセルドルフ・・。

ミュンヘンも2008年欧州出張で行った街だ。要するに今回は全部「行ったこと
ある街」ばかりを巡ったことになる。ま、出張なんてこんなモンよ。ミュンヘンは
11年ぶりの出張訪問ってことになるわけだが、変わってなかったなぁ。

イ課長は海外出張すると時々「いかにもその街らしい置きもの」を買い、それを
会社のデスクに置く。最初は2008年11月のワシントン出張で、ちょうどオバマが
大統領選挙に勝った直後だったから、ワシントンはそこらじゅうオバマグッズだらけ。
そこで、記念に首振りオバマ人形を買ったのだ。

その後も海外出張で時々「その町(国)らしい置物」を買った。
パリでエッフェル塔とか、ロンドンで赤い二階建てバスとかね。ところが、
ドイツはあれだけ何度も出張で行ったのに、まだ何も買ってなかった。

どうせ(たぶん)最後の海外出張だ。ドイツの記念品を何か買っとこう。
しかし、ぱっと見ただけで「いかにもドイツ」とわかる置物って何だろ?
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結局、23日の午前観光の時、上の土産物ショップでミニビールジョッキを購入。
4.5€。これでイ課長デスクはまた少しばかり賑やかになった(笑)。
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久しぶりの欧州出張。時差ボケは依然としてある。夕方には会社で死ぬ程眠くなり、
ウチ帰ってメシ食って倒れるように寝るんだけど、なぜか夜中にスッと目が覚め、
そのまま眠れないんだよねー。しばらくはこんな感じが続くと思われる。

ま、とにかく(たぶん)最後の海外出張は終わったのだ。もう誰が行くもんか。
デスクの記念品はこれ以上増えなくていい。

金曜日には北陸出張が待っている。さすがに国内出張だと今回が最後になるとは
思えないけど、国内なら気楽なモンよ。週末だし、仕事が終わったらどこかで
一泊してチンタラしてこようと思ってるのである。

 


by tohoiwanya | 2019-02-27 00:08 | 2019.02 欧州出張 | Comments(4)
2019年 02月 23日

シゴトオワッタニホンニカエル

「イカチョウキトクムカエヨコセ」という文面にならなかったのは幸甚の至りですな。

大量の缶ビールと共にホテル部屋メシを済ませてバッタリ寝たのがたぶん22時頃かなぁ。
明け方に目が覚めちゃって、いまコレを書いております。日本はもう午後ですな。

はぁ~~~・・(たぶん)最後の海外出張、何とか無事終わったス。
最後の訪問先からミュンヘン中央駅に戻ってきたのが昨日の夕方5時過ぎ。
とりあえず駅構内の立ち食いソーセージ屋でひとり祝杯をあげましたですよ。
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そりゃね、祝杯のひとつもあげたくなるって。
出張は終わったのだ。こなさなければならない予定なんてもうないのだ。
仮にこのあとミュンヘン空港がテロで閉鎖しようが、飛行機が運休しようが、もういいのだ。
そうなれば、滞在を延ばして観光するだけの話だ(笑)。

今日は午前中だけミュンヘンをちょろっと散歩観光して、昼過ぎに空港に向かい、
ルフトハンザの直行便に乗るだけ。飛行機が問題なく飛べば、日曜の昼前に
羽田に到着する予定っす。

そして月曜からはシゴト。
もっとも、来週前半は時差ボケで使い物にはならんだろうけど。
ま、いいよ、どうでも(ひでぇ)。月曜は会社で出張精算でもしてリハビリしますよ。

 


by tohoiwanya | 2019-02-23 13:54 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 02月 22日

最後の海外出張・最後の街

みなさまお元気でしょうか、イ課長です。

たぶん最後の海外出張、スタートのブリュッセルを無事済ませ、
今朝デュッセルドルフでひと仕事、そのままICEに乗って、さきほど
ミュンヘンのホテルに着いたところでござんす。
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いやー疲れた。
しかしあと一日だ。明日が終われば全てが終わる。ミュンヘンからはもう
都市間移動は必要なくて、土曜日に空港行くだけ。

飛行機乗る前には午前中だけミュンヘン観光できるし(実は明日もできる)。
今夜は今回の出張中最大の娯楽が待ってます。

最後の街について、ようやくホッとしたイ課長、ミュンヘンからの生存報告でした。

 


by tohoiwanya | 2019-02-22 01:59 | 2019.02 欧州出張 | Comments(4)
2019年 02月 16日

(たぶん)イ課長最後の海外出張にあたって

尾道ネタは、初日の分は大体書いたかな。翌日ネタ、翌々日ネタはまだ残ってる。
昨年夏のタイ旅行だって、書くべきネタ在庫はたっぷり。しかし平和な旅行ネタ執筆は
しばし中断せねばならぬ。

なぜなら、月曜から例のくゎいぐゎいすっちょーだからですよ。シクシク・・。
還暦過ぎのジサマになって、雇用延長して、給料ゴボッと安くなったトタンこの仕打ち。
神よ、これは一体何の罰ですか。

今回の行き先?また欧州ですよ。クイズにするほど珍しい場所じゃないっすよ。
「ヨーロッパに出張すんの?うわぁ~いいなー♡」という反応は相変わらず多いが、
そういう人は、昔書いたこの記事を読んでほしい(笑)。

まぁね。もう雇用再延長はせず、来年3月末でバイバイするという前提に立てば、高い確率で
今回がジンセイ最後の海外出張になる。最後となると、愚か者のイ課長でもこれを機会に
過去の海外出張経歴を一度“〆て”みたくなった。

そこで、一覧表を作ったのである。
読者にとっては面白くもナンともないものだろうが、自分の記録のために作った。
いいじゃんかよ、オレのブログなんだから(笑)
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ふーむ・・なるほど・・今度が通算14回めであると。
欧州9回、アジア4回、北米はたった1回だ。アメリカとは縁の薄い出張人生だったんだな。
こんど行く分を含めるとトータルで105泊・・・・ありゃ?

年末恒例の集計では出張宿泊総数は101泊だったぜ?今回5泊加われば106泊のはず・・。
どこかで数え間違いしてるようだが、ま、細かいことはいいではないか(笑)。
この表だけでもいろいろ思うところはあるのだ。

今の会社に入ってからの出張が圧倒的に多いけど、やっぱ1996年、昔の会社に勤務時代の
アジア4か国訪問は忘れがたいよなぁ。2週間かけて2カ国行く出張を2回。人生初の海外出張。
あの連続海外渡航経験が「ガイコクに行く」ということに対するイ課長のスタンスを少し
変えたって気がするんだよ。「海外耐性」みたいなモノが少し形成されたとでもいうか。
 
あと大きかったのは、何てったって2008年9~11月の「3か月連続海外出張」だよなー。
あの経験があったからこそイ課長ブログも生まれたわけで、「出張じゃない、自由な旅行させろ!」
という「自由希求リビドー」はすごいものがあった。その無慈悲なリビドーの命じるまま、
翌年には一人でパリに行ったわけだが(下の写真はパリじゃないよ)。
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もう一つ、影響の大きかった出張を挙げるなら(前に書いたと思うが)2012年のインド出張だろ。
車の中に軟禁?されるばかりで、面白そうなアジアの混沌を目にしても、歩くことすら出来んという
あの欲求不満もすごいものだった。「あの混沌の中を自由に歩かせろ!」という強烈な欲求が、
翌年以降の東南アジア訪問しまくりにつながったのは疑いない。
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総合商社とかにお勤めの人に比べりゃ通算14回の海外出張なんて取るに足らない回数だろう。
しかし、少ないながらもこうして並べてみると、その後のイ課長の海外渡航の“あり方”は、
やっぱ、これら一連の海外出張の影響が少なくなかったんだなぁと改めて感じる。

今回の出張は月曜出発だから、現地泊は上の表にも書いたように5泊。
たった5泊だよ。もっとも、この5泊が長いんだけどさ・・ううう。
ま、とにかくイ課長のサラリーマン人生で14回めの、そしておそらく最後の海外出張。
「最後だからしゃあねぇ」と思って行って来ますですよ・・シクシク。

 


by tohoiwanya | 2019-02-16 00:03 | 2019.02 欧州出張 | Comments(4)