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2009年 05月 07日

画期的フランス語学習法

ご存知のようにイ課長は映画ヲタクであり、昔のフランス映画もいろいろ観てる。
イ課長にとって、映画こそがフランス文化に接する窓だったのだ。
その中でも、イ課長に深刻すぎる影響を与えた映画がある。
まぁほとんどの人は知らないだろうけど…「シェルブールの雨傘」という映画だ。
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この映画に関しては、イ課長はもうダメなの(笑)。
イ課長はこの映画を愛してる。初めて観た中学生の時から今に至るまで、そして今後も
死ぬまでこの映画を愛し続けるのは間違いない。

この映画は日常のセリフが全編歌になってる、ちょっと変わったミュージカルなんだよね。
あまりに何度も観ているから、イ課長は全てのシーンの旋律を唄えるし、日本語訳も
覚えてるし、フランス語の歌詞が「こんな風に聞こえる」っていうのもけっこう覚えてる。
もちろんイ課長のiPodにも全編入っているから、歌は聞きたい時にいつでも聞ける。

…ん?待てよ…

イ課長のフランス語能力は想像を絶して低いが、この映画のフランス語の歌詞に関しては
けっこう耳が覚えてるわけだ。しかもその日本語訳はほぼ完全に覚えてる。
「シェルブールの雨傘」をパリ旅行前の泥縄フランス語習得に使えるのではないか?

amazonで探してみたら、おお!!「シェルブールの雨傘」の対訳シナリオ本が
1890円で発売されているではないか!光の速度でクリックして買った。
「こういうシーンで、なんとなくこう聞こえた」フランス語の歌詞を、この対訳本で
照合しながら聞けば、すごく効果的なフランス語の練習になるんじゃないの?

本が届いた。で、実際にiPodで歌詞を聞きながら対訳本を読んでみた。

うーむ…これはイイかもしれない。
文法なんかドウでもいいから、とにかくカタコトがしゃべれりゃいいんだっていう
イ課長にとってはまことにグッドな、画期的学習法だと思うよコレは。
たとえば映画の中で、主人公がカフェの支払いをする時にお札を出しながら

ぺいえぶー

と言う。少なくとも映画を観てるガワにはそう聞こえる歌詞で唄う。
実際にはこれは

Payez-vous

って言ってて、「(渡したお金から)代金をとって下さい」って意味になるらしい。
映画の場面と重ねると実にスンナリと理解できる。

どうせイ課長はフランス語の数詞なんて全然わからない。
大きいお札で支払いをする局面はパリ旅行の間に何度もあるはずだ。そういう時に
サラリとPayez-vous…おお、たちまちフランス語オッケー男に変身だぜ。

「お代わり」「ほら見て」「どうしたの?」「また明日」等々…
イ課長のフランス語の語彙はアッという間に急増した。
「もし良かったら私とおいでよ」なんて、ナンパに使えそうなセリフも言える。
「エリーゼが昨夜死んだの」なんて、旅行中に絶対使いっこないセリフまで言える(笑)。
「シェルブールの雨傘」で耳で覚えたフランス語という、アヤフヤな基礎を利用した
画期的フランス語習得法。映画の神はイ課長を救い給うた。


…ただ、この画期的な学習法には一つだけ問題がある。それは…






映画と同じフシで唄わないとしゃべれないということだ。


ゔぃあ〜ん あゔぇくもあ〜 すぃとゔ〜(もし良かったら私とおいでよ)

イ課長は確かにこのセリフをフランス語で言える…いや正確には“唄える”。
当然のことながら、その抑揚を支配しているのはミシェル・ルグラン作曲の旋律だ。
本来のアクセント・本来のイントネーションがどうなのかはわからないまま。

カタコトのフランス語を言おうとすると唄ってしまう外国人…ちょっと…いやかなり怪しい。

パリ旅行中は沈黙を保っていた方が無難かもしれない(笑)。

  

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by tohoiwanya | 2009-05-07 00:06 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
2009年 05月 01日

問題はフランス語…

G.W.だから電車もすいてるし、会社もヒマだねぇ~。
こういうときはセッセとブログを更新しよう。

さてだ。
イ課長は主要な外国語の中ではフランス語を最も苦手にしている。
いやウソではない。フランス語に比べりゃ他の言葉の方がまだマシなんだよ。

英語なら、まぁ「トラベル英会話」程度だったら何とかなるかもしれない。
ドイツ語は大学ン時の第二外国語だったし、完全に文盲ってわけじゃない。
しゃべる方だって、ドイツ語で1から10まで言えるし、23や35だって言える。
スペイン語?ハッハ、まかせて。イ課長はなぜか「自分でスペイン語で電話して
次のホテルを予約しながら旅行した」なんてスバラシイ実績の持ち主なのだ。
イタリア語だって「ミネラル水、1リットル」「スイスに国際電話をかけたい」なんて
チョー難しいコトが通じたんだから、少なくとも完全失語症ではない(笑)。

しかしフランス語はダメ。まーーーーーったくダメ。
過去に一度でも行ってりゃ多少は単語覚えてるだろうけど、何せ今回が初めて。
1から10?とんでもない。アン・ドゥ・トロワまでしか言えない。それだけでも
イ課長のドイツ語能力がいかに高いかわかるでしょ?(笑)

スペイン語なら字面をローマ字読みすれば意外に「ほぼ近い発音」になるけど
フランス語は読み方も発音も特殊だから字を見ても全然ダメってのがまた困る。

Champs-Élysées

これをイ課長なりに、必死に「フランス語風」に読もうとする。
… しゃ… しゃ~んぷす・えりぜ~  …かな?
あ、フランス大統領府のことを「エリゼ宮」っていうから、ソコのことか?



ブブー

これを「シャンゼリゼ」と読むっていうんだから呆れる。
(下の写真はヨソ様からもらってきた)
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これがシャンゼリゼぇ?ドウやったらそんな風に読めるのさ?
何のためにpなんて文字が入ってんの?読めっこねぇじゃん!(←やや感情的)

ちょっとでもフランス語を勉強したことがあるヒトがいまコレを読んでたら
「イ課長、ちょっとバカすぎない?」と思っているはずだ。
「これこれの子音は発音しない」とかなんとかいう初歩的キマリを知ってれば
何の問題もないんだろうけど、何せこっちはそんなキマリすら知らんときた。

だがこれは笑いごとでは済まぬ。けっこう重要なモンダイだ。
ドイツ語が一言も話せず、聞き取れなくても看板にMünchen 1kmって書いてあれば
「ミュンヘンまであと1kmか」とイ課長はちゃんと認識することはできる。
しかしだ。もしパリで「シャンゼリゼ通りはどっちだろう?」と道に迷ったとして、
Champs-Élysées 500mって看板見てもチャンと認識できないわけだよ、イ課長は。

「行きたいのはシャンゼリゼであってエリゼ宮ではない」などと超おバカ勘違いを
したあげく、アラヌ方向に進んでさらにドツボ迷子になりかねん。

これはヤバい。
現地語がしゃべれないのはドコの国行っても同じようなモンだけど、
一人旅なんだし、とりあえず看板の地名くらいはチャンと読めないと困るよなぁ…。


しかし、シャンゼリゼですでにコレじゃなぁ…

 

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by tohoiwanya | 2009-05-01 13:04 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)
2009年 04月 22日

○○フレンドリー

さて、昨日の続き。
例のホテル予約サイトで、5月のリベンジ旅行のホテルを予約した時のこと。

あ、そういえばまだ言ってなかったけど、
5月のリベンジ旅行の行き先は


  

      巴里



なのである。パリだパリ。生まれて初めて行く花の都・パリッ!

パリのホテルはどこもすっごく高かった。
結局、2ツ星ホテル朝食込みっていうのにしたんだけど、それでも1泊1万円超。
だが、今日問題にしたいのは値段のことじゃないのだ。

パリのオペラ座近くで、利便性は良さそうとはいえ、しょせん二ツ星ホテル。
大した設備もサービスもないんだけど、「総合」の最後に書かれたフレーズに
イ課長の目は吸い寄せられた。
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…ゲイフレンドリー?


えっ?えっ? …これはその…ど、ど、どういうホテルってことなんだろ?

ゲイ・カップルがダブルやツインの部屋に泊まるのもOKっていうこと…
…なのかなぁ?たぶんそうだろう。そうだと思う。思うが…

耳慣れない言葉だけに、妄想も広がる(笑)。
実はこのホテルが地元で有名なゲイ御用達の恋のハッテン場だったりして…
ホテルのロビーは男性カップルでいっぱい…ならまだイイんだけど、イ課長が
男一人で泊まると次々とパリジャンからナンパされ…襲われ…貞操を奪われ…

なんて可能性…あるわけないじゃん!あーっははははは!

…あはははは…

…はは…は…


と、とにかく、もうちょっと調べてみようではないか。
パリ9区、イ課長が泊まるオペラ座周辺の他のホテルを見てみると…
ははー、いっぱいあるワ、ゲイフレンドリーホテル。感じとしては2軒に1軒は
ソウであるっていう感じだ。ドイツやワシントンじゃ見なかったけどなぁ。

ゲイフレンドリーホテルって大した意味じゃないんだよ。たくさんあるもん。
パリだけ「男同士の恋のハッテン場」がそんなにワンサカあるとも思えないから
要するにパリじゃごくありふれたホテルと考えるべきなんだろうな。

さらに調べてみる。Googleで「ゲイフレンドリー ホテル」で検索してみよう。
するとこんなのも出てきた。

  

   ゲイフレンドリー・ホテル フィレンツェ 同性愛者のためのホテル


あ…ああ…  イ課長思わずめまいが…(笑)。いや、しかしこの例はどうやら
自動日本語翻訳でヘンテコな宣伝文句になったんだと思う。絶対そう。

まぁ要するにだ。
ゲイフレンドリーはゲイの宿泊も偏見なく受け入れるホテルってこと(らしい)。
大体、上司と部下の出張、男友達同士の旅行とかで、ゲイでなくても男二人が
同部屋宿泊することなんて珍しくもないじゃん。イ課長だってやったことあるよ。
男性二名の宿泊という、普通のことを普通に受け入れるホテルってだけのことだ。
なーんだ全然(たぶん)問題ないよ。大丈夫だいじょうぶ。


万一ヤバそうだったら、ちゃんと宿を換えるから大丈夫だいじょうぶ(笑)。



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by tohoiwanya | 2009-04-22 00:25 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(4)