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2011年 08月 31日

ウィーンのドゥルヒガング

さぁ、今年の海外出張の暗いハナシは一時忘れて、ウィーンの話に戻そう。

さてだ…(←調子がでるまで少し時間がかかってる(笑))。

これまでイ課長ブログにパサージュの話を二度、記事に書いた。
パリのパサージュはすごく雰囲気あってよかったっていうハナシと、
ブリュッセルにも立派なパサージュがあったっていうハナシだ。

いわば通り抜けアーケード型商店街とでもいうべきパサージュ。
フランスやベルギーでは見たけどドイツなんかにはないんじゃないかな?
地下街は別として、地上の古い建物の中に通り抜け通路が組み込まれてて
なおかつそこが商店街になってるのって、見た記憶ないんだよなぁ…。

ところがだ。
ウィーンにはある。それに近いものが。
もちろんパサージュなんて言わん。ドイツ語だとドゥルヒガングっていうらしい。
パサァ~~ジュ  に  ドゥルヒガング  二つの言語の特徴がよく現れてるのう(笑)。

ウィーンのドゥルヒガングは言葉だけじゃなく、構造的にもパサージュとちょっと違う。
パリのパサージュが最初から「その建物にパサージュを通す」つもりで設計されているのに対し、
ウィーンのソレは「図らずもそういう形になっちゃった」的なところが見受けられる。

まぁ口で説明するより見てもらった方が早い。
ウィーンのドゥルヒガングで代表的なの(かなぁ?)はこれだ。
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確かにこの通路の奥に店がありますよってタタズマイにはなっているが、感じはだいぶ違う。
ブリュッセルはもちろん、パリのパサージュと比べても道幅は狭くて、ホントに通路っぽい。
入口上に置かれた看板も一見すると「このパサージュの看板」かと思うけど実は違うのだ。

とにかくパサージュ好き?のイ課長としては、当然中に入ってみるのである。
中は…おおお、けっこう暗いぞ。それもそのはず、ガラス屋根じゃなく、トンネルだもん。
トンナルの両側はショーウィンドウだ。パリみたいにズラリと店が並んでるわけじゃない。
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通路をなおも進んでいくと、突然“露天”になる。ほほ~。
ガラス屋根になってない分、ここがいわば「採光」を兼ねた場所になってるわけだ。
露天部分に立って、今歩いてきたトンネルを見るとこんな感じ。
トンネル通路を通り、露天部分があり、その奥がまたトンネルという形なのだ。
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出口はこんな感じ。
通りの向こうがまたドゥルヒガングになってるのがわかる。どれ、せっかくだから
向こうのドゥルヒガングにも入ってみようではないか。
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これが、その「向こう側にあるドゥルヒガング」の中。
トンネルの両側はショーウィンドウ、途中にごく小さな露天の広場があり、その向こうが
またトンネルという構造だ。さっきのと同じだ。なーるほど。
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おそらく、ウィーンのドゥルヒガングっていうのはロの字型になった建物に付随して
あるんだろうな。アッチとコッチがトンネルになってて、真ん中は露天。
パリやブリュッセルのパサージュは必ず両側に店舗が整備されて商業空間としての性格が
強いのに対し、ウィーンのドゥルヒガングは「通り抜け通路」としての役割が大きいって感じだ。

最初に見た看板つきドゥルヒガング。
実はあの看板、フィグルミュラーっていう有名なレストランの看板なんだよね。
建物の中庭部分みたいなところにレストランがあるから、そこに行く通路としての
ドゥルヒガングがある。でもただのトンネルじゃつまんないから、両側にショーウィンドウを
つけて少し商業的機能も加えた…と、そんな感じじゃないのかなぁ?

ちなみに、このフィグルミュラーっていうレストランはウィーンのガイドブックには
必ず載ってる有名店で、呼び物は「皿からはみ出すほどの巨大ウィーナー・シュニッツェル」。
看板もこうなっているのだ。でっけぇ。
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ここは人気店で混んでるらしいし、今や年老いたイ課長・トホ妻、こんな巨大シュニッツェルを
完食する自信はまったくない。だからこの店には行かなかったのである。

胃袋に自信のある方はぜひ、行ってみてください。
その時は、アナタもウィーンのドゥルヒガングを通ることになるんだヨ。




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by tohoiwanya | 2011-08-31 12:26 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(2)
2011年 08月 28日

海外出張者・イ課長の憂鬱

ちょいとブログ更新の間があいたイ課長です。
いや実はねぇ…今年度の仕事が少しヤバい方向に転がっててねぇ。

ブログ横のカテゴリを見てもわかるように、イ課長は2007年から2010年までの4年間に
7回の海外出張を強いられてきた。こんなに頻繁に海外出張してる社員はウチの会社にいない。


今年は仕事の状況から見て、少なくとも海外出張はないと思ってた。


「思ってた」と過去形で書かなければならないところに今のイ課長の苦悩がある(笑)。



8月の後半にいろいろ状況の変化があってねぇ。
今年も海外出張が発生する可能性がノウコウになってきたんだよ。
ここんとこ、そのノウコウになった可能性に振り回される日々が続いてる。

ここから先はグチだと思って読んでほしい(笑)。

これが自分が担当した仕事で、自分が出張するっていうならハナシはシンプルなんだよ。
とにかくガリガリと仕事し、ガリガリと出張準備する。やるべきことはハッキリしてるから
あとはそれを間に合うようにヒイヒイ言いながらやるっていうだけのことだ。

しかし今回は一種のプロジェクトチームの一員としてやらなきゃいかん。
このチーム構成メンバーに多大な問題がある。決断力のあるヤツが一人もおらん。
そういうチームの特徴というのは、とにかく何かっつうと打合せしたがることだ(笑)。

イ課長さん時間あります?ちょっと打合せしたいんですが。軽く、30分くらいで、サクッと…

打合せは大体こういうセリフで招集がかかる。予告される時間はいつも必ず30分。
もちろん、そうやって招集された打合せが30分で終わったタメシは一度もなく、
1時間半くらい不毛にダラッと続くわけだ。
これがほとんど毎日っつうんだから、イ課長、早くもウンザリ気味。

これまでの海外出張ガラミの仕事は自分のことを自分で次々と決めていけば良かったけど
久しぶりに、決断力のない典型的「日本のオヤジサラリーマン」と一緒に仕事してみると
その無駄な時間の多さにホトホト呆れる。
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もう一つ、今年の海外出張でイ課長の心を激しく暗くしているコトがある。
何かっていうと、今年、そのチームの仕事で海外出張しなきゃならんとすると、
誰かがついてくるらしいんだよね。
チームの誰かが、ではない。どこかのエラい人が一緒についてくるらしいのだ。

この事実で、ただでさえ低かったイ課長の海外出張意欲は極限まで下がる。
誰かがついてくるのぉ~?冗談じゃねぇよ~勘弁してくれよ~。

海外出張なんて、普通の海外旅行に比べてプレッシャーは10倍、楽しさは1/10。
昼間は常に仕事相手の現地の人や通訳さんなんかが一緒で気を張ってる。
その緊張から解放されて、ガイコクの街の夜を一人で気楽に味わえるのが
唯一の救いみたいなもんだ。

エラい人が誰かついてくるっていったら、晩飯なんかも一緒に食うわけかい?
仕事が終わっても気ィ使わさせられるのは許してほしいんだよなーーー。
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そんなわけで、海外出張の可能性が急速に膨らんできてはいるイ課長なのだが
過去の海外出張と比べると圧倒的に「行きたくない指数」が高い出張になりそうなのだ。

まぁいい。ここで長々とグチを言っても始まらん。…散々言ったけど(笑)。

今年の海外出張の行き先がドコになるかは一応まだ伏せておこう。
ミクシの方で恒例の「ここはドコでしょうクイズ」をやるかもしれないからね。
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海外出張があれば、ブログに書くネタはそれなりに増えるから、
イ課長ブログ存続という観点から考えれば結構なことではあるんだけど、今回だけは…
特に現地でずっとおエラい人が一緒ってのがなー、気軽に写真も撮れねぇじゃん。

というわけで、今年の秋にも海外出張の可能性が高まってはきたものの、
イ課長自身はだいぶ憂鬱。久しぶりに「日本でオシゴト」カテゴリの記事を書く…
というより書かずにはいられない気分になったというわけなのヨ。
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本日は記事内容に合う写真がないから、海外出張先の夜の写真を並べてみました。
上から2007年フランクフルト、2008年ワシントンDC、2009年シンガポール、2010年ロンドン。
今年の出張はこうやって、夜ひとりで自由に街を散歩することも難しいのかなぁ…?


やれやれだねぇ…(深いタメイキ)…。


ま、少し気分が上向いたらまた普段モードに戻りますから(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2011-08-28 22:27 | 日本でのオシゴト | Comments(2)
2011年 08月 22日

公園の著名人たち

市電とか自転車専用レーンとか、そういう日常風景みたいんじゃなくてさー、
もっと華やかな観光ネタはないのかよー?オマエは観光しに行ったんだろ?

という声にお応えして(そんな声ないけど)今日は一応観光ネタ。ま、小ネタだが(笑)。

いや観光ネタは大小あわせてどっさりあるんだよ。
たとえば「メルク修道院→ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ」とか、
「日帰りブダペスト観光」とか、勇壮?な観光活動だってチャンとしているのだ。
ただ、そういう大ネタは1回や2回じゃとても書ききれない。続きものになるのが確実だから
なかなか着手できなくて…。

というわけで、今日も書きやすい小ネタで勝負(笑)。公園にいる有名人の話。

ウィーンは緑多い街で、大きな公園や庭園のタグイがたくさんある。そして、
そういうタグイの場所には大抵エラい人の銅像・彫像のタグイが建ってることが多い。
本日はそんな「公園に建つ有名人たち」を集中的にご紹介しましょう。

まずはシブいところから。ゲーテだ。
これは公園ってほどじゃないけど、リンク大通りワキのちょっとした植え込みの奥に
デンと威張って座ってらっしゃる。
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しかしゲーテってドイツ人で、フランクフルト生まれだ。何でウィーンに銅像が?
(フランクフルトにはゲーテの生家ってのがあったから間違いない)
ウィーンで執筆した時代があったっていうことなんだろうな、おそらく。

ゲーテみたいなオッサンじゃなく色気のある美人がいい?
じゃこれはどうだ。エリザベート妃の彫像。王宮近くのフォルクス・ガルテンにある。
エリザベート妃も今やミュージカルの題名になっちゃうくらいで、大変な有名人だ。
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トにもカクにも大変な美貌のお妃様で、若き日のフランツ・ヨーゼフ皇帝が、本来は
エリザベートのお姉さんとお見合いするはずだったのに、そこに付き添いで来ていた
妹があまりに美人なんでたちまち一目ぼれし、お妃にしちゃったってのは有名な話。

中年になってもウェスト50cm台のキョーイのスタイルを誇ったらしいけど、最後は
テロリストに刺し殺されて悲惨な死を遂げるのだ。そんな悲劇の王妃エリザベート、
最近はハプスブルグの歴史を飾る女性としてマリア・テレジアより有名になっちゃったかも。

移動してカールス・プラッツ駅の上の公園をブラついてみましょう。
おっと、ここにはブラームスがいるぞ。例によって難しそうな顔で考え込んでる。
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せっかくフォルクス・ガルテンで美貌のエリザベート妃とお会いしたのに、
またジイさんの世界に戻ってしまったな…。
せめて、下の方で悩ましく横たわってるお姉さんのアップでも載せておくか。
音楽的にはともかく、美的関心という点ではイ課長もブラームスよりは
このお姉さんの方に関心を寄せたい(笑)。
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それではさらに移動してシュタット・パーク(市立公園)に行ってみましょう。
誰がいるか知らずに行ったんだけど、お?ここにはレハールさんがいるじゃん。
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フランツ・レハール … ご存知ないかもしれない。
彼はオペレッタの作曲家なんだよね。オペラ(歌劇)じゃなく気楽なオペレッタ(喜歌劇)。
彼の作品の中でも傑作中の傑作「メリー・ウィドウ」は、おそらく世界で最も有名な
オペレッタだろう。実はイ課長たちもウィーン滞在中、フォルクス・オパーに観に行く予定で
「メリー・ウィドウ」のチケットを予約してあったのだ。

レハールご本人の顔は知らなかったけど、普通のハゲたおじいさんだ(笑)。
何せあの「メリー・ウィドウ」の作曲者。彼が「メリー・ウィドウ」以外の作品を
全く残さなかったとしても、レハールにはウィーンの公園に銅像を作ってもらう資格は
十分あるだろうな。そのくらいの名作オペレッタなのだ。

そのレハールの近くにヨハン・シュトラウス二世がいた。
オーストリアの第二の国歌ともいわれる「美しき青きドナウ」をはじめとして、
おびただしいワルツやポルカ、さらに喜歌劇「こうもり」やなんかを作曲した人で、
彼ほどウィーン市民から愛された作曲家はいないだろう。この人なら、単なる銅像じゃなく、
「金粉ショー」のハデなヤツを作ってもらうだけの資格が、これまた十分あるだろう。
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バイオリンを弾く金粉ショーのヨハン・シュトラウス二世の銅像は有名だから、
発見したときはイ課長も「ああ、コレはここにあったんだ」と思った。思ったが…

第二位の表彰台ってどういう意味…?シュトラウス像ってこんなトコに置いてあったっけ?
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表彰台の上でバイオリン弾いてるって、なんかヘンだ。
これって、もしかするとニセのシュトラウス像なんだろうか?と思ってあたりを見渡したら
ナゾが解けた。金粉シュトラウス像の置かれてる本来の台座が修復中なんだ。
そうそう。写真で見たシュトラウスは確かにこんな感じのトコに建ってた。
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しかしここでまた疑問が湧く。本来の台座が修復中だから、臨時の台に置くのはいい。
でもそれが何だってよりによって表彰台?しかも「2位」って??

お軽いワルツやポルカばっかり作ったヨハン・シュトラウスは、音楽史の上では
ベートーヴェンやモーツァルトほど「偉大」というわけじゃないけど、でもそういう
偉大な作曲家の次に愛される人は必ずヨハン・シュトラウスなのだ…ってことを
表しているのかなぁ?かなりコジツケの解釈だが(笑)。

この「ヨハン・シュトラウス第2位」のナゾは未だによくわからない。
わからないけど、まぁあまり深刻に詮索したってしょうがない。
シュトラウスの名作ワルツ「ウィーン気質(かたぎ)」でも口ずさみながら、
公園の散歩を楽しもうよ。ここはウィーンなんだからさ。

というわけで、今日は有名人のモニュメントを見ながら、ウィーンの公園めぐりでした。




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by tohoiwanya | 2011-08-22 18:55 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(4)
2011年 08月 20日

自転車に気をつけましょう

ウィーンの話が続きます。
つい先日、イ課長はネットのニュースでこんな記事を読んだ。
(この記事がいつまで閲覧できるかわからんが、一応URLを載せておく)
http://mainichi.jp/select/world/news/20110816dde041030059000c.html

この記事を読んだとたんにウィーンの自転車について書く気になった。
これについては、これから行く人のためにも書いておく必要がある。

記事にもあるように、ウィーンでは自転車専用レーンみたいなのが
市内のあちこち、特にリンク大通り周辺の道には整備されている。
元々の道路や歩道の構造がどうであったかによって専用レーンのスタイルも
場所によって違うみたいなんだけど、基本的には

①車道の端の部分(つまり歩道寄り)を自転車専用レーンにする
②歩道の一部を自転車専用レーンにする

…のどちらかであることが多い(んだと思う)。

①のパターンの専用レーンはこうなる。これはホテルから美術史美術館に行く途中の道で、
この専用レーンがある以上、この場所では車は路肩に寄せて駐車することは
出来ないんだと思うんだよね。車にとっては不便な話だろうけど、歩行者にとっては
別に問題はない。自分たちが歩くところと自転車レーンが混じることはないからね。
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歩行者、特にガイジン観光客にとって問題なのは②のパターンなんだよ。
②のパターンの自転車専用レーンはこういう風になる。
車が走ってるところが車道で、手前が歩道。で、その歩道の真ん中がでーんと
自転車専用レーンになってるわけだ。
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なぜガイジン観光客にとって②のパターンが問題になるのか?
理由は単純で、ガイジンは歩道に自転車専用レーンがあるってことに慣れてないから
知らないで歩いちゃうんだよ、自転車専用レーンを。
歩道が上の写真みたいになってれば、つい自転車レーンの方を歩いちゃうじゃん?

道路と歩道の違いは段差もあって明確だし、うっかり車道を歩いちゃう観光客はいない。
しかし、歩道に自転車マークのある帯状部分が実は自転車専用レーンで、自転車優先で
あることにガイジンが気付くまでには時間がかかる。イ課長も最初は全然気付かなかった。

だからフツーに歩道を歩いてるつもりで歩いてると、実はそこが自転車専用レーンってことが
何度もあった。我々だけじゃなく、ガイジン観光客には事情を知らずにこの自転車専用レーンを
歩いたり、立ち止まって写真撮ったりしてる人が多い。ところがこの自転車専用レーン、
自転車の通行量は意外に多いんだ。しかも専用レーンだからけっこうスピードも出てる。

Achtung!(直訳すると「注意!」だけど、まぁ「危ないよ!」って感じか)なんて
後ろからドイツ語で言われて、ハッと気付いてよけるなんてことが何度かあったなぁ。

まぁそれでも数日するうちに「ウィーンの歩道には自転車専用レーンがあちこちに
あるから、そこは歩かないようにせねば」と注意するようにはなった。なったけど、
横断歩道なんかだとまた忘れちゃうんだコレが。
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ウィーンでは横断歩道もこうやって歩行者レーンと自転車レーンが分かれてる。
当然、人は歩行者レーンの方で信号を待たなければならない(んだと思う)。
しかしこういう時、人のいない自転車レーンの方に立っちゃったりするんだよ、つい。

ウィーンの自転車ライダーのガワからすれば「ルールを知らねぇガイジン観光客どもが
しょっちゅう自転車専用レーンを歩いたり、立ったりするから危ないよ」と思ってるのは
絶対に間違いない。あーごめんなさい、そんなガイジン観光客の一人でした。
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イ課長たちはウィーンに行くまでは、自転車専用レーンがこんなにアチコチにあることを
全然知らなかった。行って初めて気付き、ここを歩いちゃマズいみたいだという考えに
到達するまでに1~2日かかった。

しかし、アナタはこのブログをお読みになった以上、もう大丈夫ですね?
ウィーンに行ったら自転車専用レーンを歩かないよう気をつける。ちゃんとできますね?
うっかり忘れて自転車レーンを歩いてると、アナタもAchtung!って言われますよ?(笑)
 
 

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by tohoiwanya | 2011-08-20 00:21 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(0)
2011年 08月 18日

ウィーンの市電 -その2-

さて、それではさっそく市電に乗ってみましょう。
しかし、乗る前にはまず切符を買わなければならないわけだが…。

市電の切符をドコで買うのか?これはズバリ、わかりません(笑)。
というのはイ課長たちは今回の旅行中、ウィーン市内の市電や地下鉄・バス等々の
共通3日間乗車券っていうのを2回買って1週間を過ごしたから、市電の1回乗車券って
結局一度も買わなかったんだよ。

20年前の記憶では、停留所そばのキオスクみたいなところで買ったように思う。しかし
観光客なら、上で触れた共通券か、美術館なんかの割引特典のあるウィーン・カードを買う人が
ほとんどだろうから、市電の一回乗車券なんて、まず買うことはないんじゃないかなぁ?
(ちなみに、車内では切符は買えなさそう)
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まぁいい。とにかく切符を買った(もしくは持ってる)ものとして、市電に乗ってみましょう。

旧型車両の車内はこんな感じ。
イスが木製で、いかにも歴史ある市電って感じするよねー。
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この旧型車両。市電の写真を撮るためにウロウロしながらツラツラ観察してるうちに
その車両構造が少しずつわかってきた。
(こういうバカな研究?はトホ妻と別れて別行動してる時じゃなきゃ出来ないのである)

車両は必ず2両編成。そして、前部の1両目は2両目に比べると長くて、途中に“関節”がある。
下の写真がわかりやすい。1両目の真ん中にある切れ目が車両の“関節”なのだ。
1両目と2両目の間は行き来できないけど、1両目の関節部分は通り抜け自由。
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“関節”の部分を車内から見るとこうなる。
床にある円形板が関節になって、長い1両目の車両も急なカーブを曲がれるというわけだ。
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しかし、1両目と2両目は完全に分かれた車両として連結されてる。
この辺もプラハの市電とちょっと似てるね。
2両目の先頭(もしくは1両目のケツ)に乗ると、こんな感じの風景になる。
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ちなみに、1両目と2両目の連結部分はこんな風につながってる。
こんな写真わざわざ撮ってると、いかにも真性鉄道ヲタクみたいだけど、そんなことはないよ?
前にも言ったように、海外に行った時だけ「ごくマイルドな鉄道ヲタク」になるだけだからね?
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ウィーン観光中は市電には数えきれないくらい乗った。
当然、新型車両の方に乗る機会もあった。
せっかくだからっていうんで、新型の方の車内も写真に撮った。こんな感じ。
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旧型に比べるといかにもモダンで、イスの数はちょっと少ないんじゃないかな。
その分、スペース的にはゆったりしてて車椅子の人も乗りやすいのは確かだ。
しかしウィーンの市電が全部コレになっちゃうのは淋しい。しつこいけど(笑)。

冒頭に切符の話を書いたけど、地下鉄も市電も基本的に改札口なんてないから、
イ課長たちは3日間共通乗車券をポケットに入れて市電に乗ってた。
もし検札が来たらそれを見せれば問題なかったわけだ。だがしかし…

一週間の間に数え切れないほど地下鉄や市電に乗ったが、結局検札なんて一度もなかった。
その気になれば相当の回数(つうか、滞在中の全乗車機会)を無賃乗車できたことになる。

ただ、それはやめた方がいい。
ウィーンに限らず、欧州の市電や地下鉄って「改札しない方式」が多くて、しかも
検札に会う可能性は非常に低い(特に地下鉄や市電では。近郊電車はけっこう来る)。
だから無賃乗車しても大丈夫、という気になっちまいやすい。

しかし、その一方で「まさかと思った検札にブチあたって高額罰金とられた」っていう
ヒサンな話も枚挙にいとまがない。無賃乗車はやめましょう。
検札にビクビクしながら乗るより、共通乗車券を買って気楽に乗ってる方がいいって。
共通乗車券についても、いずれ詳し~く説明しまっす。



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by tohoiwanya | 2011-08-18 00:00 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(2)
2011年 08月 16日

ウィーンの市電 -その1-

有名な建物ではなく、道路を走ってるノリモノがその街の一種の“名物”であり、
その乗り物を見ればソコがその街であることがダイレクトにイメージされるような例って
そう多くはない。代表的な例はロンドンの「真っ赤な二階建てバス」だ。

写真に赤い二階建てバスが写ってれば、後ろの街並がドウであれ、見る者をして、
そこはロンドンであり、ロンドン以外のナニモノでもないと思わせる決定的要素になる。
(実際には二階建てバスが走ってるのはロンドンだけじゃないんだろうけど)
当然、イ課長はロンドン出張に際しては赤いバスの入るアングルで写真を撮りたがった。
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ニューヨークのイエロー・キャブもかなりその要素を持ってるような気がする。
だからN.Y.に出張した時はイエロー・キャブの入るアングルで街の写真を撮りたがった。
イ課長の考えることは大体どこでも同じなのである(笑)。
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最初に書いたように、「乗り物がその街を象徴する」っていう例って、あんまりない。
いま言ったロンドンとN.Y.以外にどこかあるかと言われてもちょっと思い浮かばない。
行ったことある人なら「リスボンのケーブルカー」あたりを挙げるかもしれないけど
イ課長は行ったことないから挙げようがないのだ。

しかし…だ。
ウィーンにはそれがあると思うんだよね。ロンドンのバスほどメジャーじゃないけど。
それは何かと聞かれれば、ズバリ、赤と白で塗られたあの路面電車だと言いたい。

ウィーン国立歌劇場の写真を撮れば、確かにそこはウィーンだってことはわかる。
しかしそこに赤白の路面電車が写っていれば「ウィーン度」はさらに何割かアップする。
イ課長はそう思うのである。
(もっとも、今になってみればウィーンの路面電車はプラハのそれとやや似てるが(笑))。
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この路面電車は新婚旅行で来た20年前もさんざん乗って、すっかり好きになった。
考えてみれば「ヨーロッパの路面電車」に乗った最初の経験だったんだよなぁ、あれは。
そんな愛着あるウィーンの市電。もちろん今回の旅行でも散々乗った。

駅にはこんな感じで表示板がある。
ストラーセンバーン(市電)の、ケルントナーリンク・オペラ座前停留所というわけ。
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市電だから駅も大したことはない。歩道と同じくらいの高さの停留所っていう
だけのことで、表示板を見ないと市電の停留所であることに気付かないかも。
(ガイジンには表示板より“人が待ってる”ことが目印になる)
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中には下の写真のショッテントーア駅みたいに、何路線もの市電が乗り入れてて、
駅自体も上下2階建てなんていう「市電の巨大ターミナル駅」みたいなところもある。
ここって終着駅・始発駅だから市電が向きを替えられるように駅全体が大~きな
円形構造になってるんだよね。
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案内板はこんな感じで、ドコ行きがあと何分で来るヨってことが示される。
この辺は日本の路線バスに近い。しかしここでイ課長の中にある疑問が湧いてきた。
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この、数字の「2」の隣についてるヘンな印は何なんだい?
1号線とD号線にはついてなくて、エンゲルス・プラッツ行きだけに表示がついてる。
ウィーンで市電に乗るたびに、駅でこの表示をよく目にしたんだけど、しかしこれが
何を表してるのか、最初の数日間はわからなかった。

しかしウィーンで数日過ごすうちにイ課長の鈍い頭にもようやく電球がピカリと光った。
わかった。これは車椅子のマークだよ!「次の電車は低床式車両ですよ」ってサインだ。
あーもう絶対間違いない。わかったもんねールンルンッ♪(←大バカ)

そう。ウィーンの市電には古式ゆかしい旧型タイプの他に、低床式のモダンな新型車両もあって、
旧型・新型の比率はザッと見た感じだと半々くらいかなぁ?20年前には旧型しかなかったのだが。
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この新型はおそらく車椅子の人でも乗れるくらいに床の低い設計になってるはずで、
だからああいうサインが使われるに違いない。車両の種類を表してるわけだ。
こういう「人にやさしい」低床式車両が増えていくのは日本の路線バスも同じで、
その辺の事情はウィーンも同じということか。

しかし、ガイジン観光客として勝手なことを言わせていただければ、やっぱあの旧型車両を
残して欲しいなぁ…。白と赤の、あのツートンカラーの市電こそ、その風景がウィーンであることを
印象づける決定的要素だと思うんだよ。全部新型に置き換わっちゃうのはちょっと淋しい。
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そんなイ課長の思い入れがたっぷりコモッたウィーンの市電。
次回は車内の様子をお届けします(「世界の車窓から」風のエンディング)。



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by tohoiwanya | 2011-08-16 00:02 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(2)
2011年 08月 12日

ケルントナー通りの午後

イ課長の好きなジョークにこういうのがある。


ウィーンの目抜き通り、ケルントナー通りを歩いてた観光客が
向こうから来たお巡りさんを呼び止めて聞いた。

「あの、ウィーン・フィルに行きたいんですが、どうやって行けばいいんですか?」

お巡りさんはバイオリンを弾くジェスチャーをしながら、しかめつらしい顔で答えた。

「練習です。練習しかありません」



いかにも音楽の都・ウィーンならではのジョークであると同時に、
観光客でにぎわうケルントナー通りが舞台であるってところが実に「らしい」。

ケルントナー通りは国立オペラ劇場のところからザンクト・シュテファンまで続く通りで、
高級ブランドショップが軒を並べる、ウィーンの銀座通りみたいなところ。
ウィーンに観光に来て、この通りを歩かない人はまずいないだろう。
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何より素晴らしいのはこのウィーンで一番にぎやかな通りが車道のない、万年歩行者天国で
あるということだ。銀座やシャンゼリゼとはそこが決定的に違う。
のんびりと公園を散歩するような気分で歩き、道行く人を眺め、立ち止まって写真を撮り…
といった具合に観光客気分を満喫できる。

一番にぎやかな通りだけに、ケルントナー通りにはいろんなパフォーマたちも集まる。
こういうのを見ながら歩くのも楽しい。こっちじゃ格調高くヴァイオリン・ソロだ。
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こちらではにぎやかに…これは何と言えばいいのか。
弦楽六重奏のように見えるけど、実は真ん中の短パン姿でヴァイオリン弾いてる兄ちゃんの
後ろに何やら不思議な鍵盤楽器らしきモノの奏者がいるんだよ。
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後ろから見るとこんな感じ。この赤い服の女性がそう。
しかし弾いてる楽器は…これ…ナンだろうなぁ?鍵盤をはずして胴体だけになった
ピアノみたいな感じだけど、よくわからない。
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にぎやかなケルントナー通り。
活躍するのはこういう音楽系パフォーマーばかりではない。
変装系というのかコスプレ系というのか、まぁとにかくそういうのもいるわけだ。
彼は自らの肉体で死神を表現したいわけだろうが…しかしまた一体何のために…?
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…と思ったら、こっちは天使もいるよ。
おそらくこの死神氏と天使氏はコンビで活動してるんだろうな。
しかし両氏の活動目的は全く不明だ(笑)。
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ひぃ、今度は何だい?コイツ。
ひたすらジッと逆立ちしてる…これも一種のパフォーマンス…なんだろうたぶん。
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立て札に書かれたドイツ語を読めないからわかんないけど、おそらく
「オレ様は●時間もひたすらこういうポーズを続けてるんだぞすごいだろう」
といった趣旨が書いてあるんじゃないかなぁ?

のどかで楽しい繁華街・ケルントナー通り。
こうやって路上のパフォーマーを見ながらブラつくのも楽しいし、通りに面した
バロック風ファサードを見ながらブラつくのも楽しいし(これもやった)、歩きつかれたら
ベンチに座って、通りを行きかう人たちを定点観測するのも楽しい(これもやった)。

ケルントナー通り散策のお供にはアイスをどうぞ。
実際、ウィーンの人たちはとにかくアイスクリーム大好きで、アイス屋も多い。
トホ妻もケルントナー通りを歩いてたらアイスを食いたいと主張しはじめた。

トホ妻がアイスを買ってるサマを写真に撮ろうと思ってカバンからカメラを出してたら
そのわずかな間にワッと客が集まって(尼さんもいるね)、小柄なトホ妻はアッという間に
見えなくなってしまった。
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…トホ妻はアイス屋に客をよぶ才能があるらしい(笑)。

ウィーンのケルントナー通り、のどかな午後のひとコマでした。



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by tohoiwanya | 2011-08-12 01:07 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(4)
2011年 08月 10日

ロンドン暴動騒ぎから思い出す

英ロンドンで黒人男性が警察に射殺されたことに端を発する暴動は、6日の発生から3日目に
入った8日も収まらず、市内各地で若者の集団が略奪や放火を続けている。英首相府は、キャ
メロン首相が対応を協議するためイタリアでの休暇の日程を切り上げて8日夜にロンドンに戻る
と発表した。

騒ぎはロンドンから約200キロ離れたバーミンガムにも飛び火した。警察によると、市中心部の
商店などが襲撃され、窓ガラスが割られたり、商品が略奪されたりするなどの被害が出ている。
警察はパトロールに当たる警官を増員して警戒を強めている。

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ロンドンの消防当局は、市内各所で相次ぐ放火などの対応に追われている。東部のハックニー
地域では警察車両や商店が襲撃され、警官隊と暴徒が小競り合いを展開。南部のルイシャム地
域では車両が放火され、ペッカムではシャツやバンダナで顔を隠した数百人の集団が警官隊に
石や瓶などを投げつけた。主要駅のクラパム・ジャンクションでは警察が一帯を封鎖し、列車が駅
に出入りできなくなっている。

(以上、CNNのネットニュースを引用、写真は時事ドットコムからもらいました)

…というこのニュースを読んで「お?」と思った。最後のところだ。
主要駅のクラパム・ジャンクション…ジャンクション?

ロンドンの周囲には「ほにゃららジャンクション」って名称の駅がいくつかあるってことを
以前に本で読んだことがあった。鉄道ヲタクの大学教授・原武史っていう人が書いた
「鉄道ひとつばなし」っていうエッセイ集だった。

ジャンクションっつうだけあって、そういう駅はまさに「乗り換えるための駅」らしいんだな。
「そこから乗る・そこで降りて何かする」っていうより、ひたすら乗り換えるための駅。
だから、そういう駅の構内は一日中乗り換えの乗客が早足で縦横無尽に行き交っていると…

まぁ、おおまかにはそんなことが書いてあったと思う(チャンと読み直して確認しろ)。
東京の巨大乗り換え駅なら新宿とか池袋とかが思い浮かぶから、乗り換え客も多いけど
乗り降りする人も多い大都会だ。でも、ロンドンのそういうナントカ・ジャンクションってのは
ただもうひたすら乗り換える人だらけの駅ってことらしい。どんな感じなんだろ?
その本を読んだ時、そう思ったわけだ。

ロンドン出張最後の半日観光。イ課長がハンプトン・コートに行ったあの時ネ。
ウォータールー駅から乗った電車が途中、なんとかジャンクションって駅に停車した。
ははぁ、ここが例の「乗り換えるための駅」の一つなわけだ。

イチイチ降りて見学はできないけど、1枚だけ駅の様子を写真に撮った。
長~い跨線橋があるあたり、いかにも乗り換えのための駅って感じだけど、何せ
ココを通ったのは土曜日だったから、乗り換え客も少なくて閑散とした感じだったね。
周囲にコレといった建物もなく、都会って感じは全然ない。やっぱ新宿や渋谷とは違って
乗り換えという路線的価値?以外はどうってことない場所なんだろう、きっと。
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さて、気がついた?
イ課長が何気なく撮ったこの駅、冒頭CNNの記事にあったクラパム・ジャンクションだったんだよ。
ちょっと読みづらいけど、駅名表示にそう書いてある。

イ課長もCNNの記事を読んで、「そういやナントカ・ジャンクションって駅、見たなぁ」と思って
この写真を確認するまではまったく気付かなかった。
あそこだったんだ~。あの駅を閉鎖して電車が出入りできなくなっちまったりしたら、
ドえらいことじゃないか?何しろ乗り換え拠点としては重要な駅だからね。

イ課長が乗ったサウス・ウエスト鉄道って、ウォータールー駅をターミナルにしてるはずだ。
言うなれば東急電鉄にとっての渋谷駅。そのたとえで言えば、このクラパム・ジャンクションは
さしずめ中目黒あたりか(このタトエもちょっとムリがあるが)。

要するに、ウォータールー駅を出たサウス・ウエスト鉄道の列車はクラパム・ジャンクションを
通らないことには、ほとんどの路線が本来の目的地まで行けなくなっちまうと思うんだよ。
巨大始発駅のちょっと先にある巨大乗換え駅という位置関係から考えるとそうなる。
もしホントにこの駅が閉鎖されて列車が止まってるとしたら、毎日ここで乗り換えてる乗客も
困ってるだろうが、サウス・ウエスト鉄道はもっと困ってるんじゃないか?

ちなみに、クラパム・ジャンクション駅の俯瞰図はこんな感じ。線路ばっかり(笑)。
駅周辺も全然都会っぽくなくて、大きな乗り換え駅があることだけが特徴の、
平凡なロンドン郊外の町っていう感じに見える。
(Google Mapの写真を取り込ませてもらっております)
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それにしても今回のロンドンの(というより、もはや英国全体の)暴動騒ぎ。
アフリカ系やアジア系なんかが多く住むエリアを中心に発生してるっていう話だから
まぁおそらくは貧しくて、治安だって元々そう良くなかった地域なんだろうけど、
クラパム・ジャンクションのあたりもそうだったのかなぁ?

あの駅を出た電車がハンプトン・コートに行く途中には、たしかウィンブルドンっていう
駅もあった。あの有名なテニス大会会場の最寄り駅なんだろう。
歴史あるテニスコートがあるくらいだから、「この辺はハイソなエリアなのか…」なんて
イ課長は電車の中で漠然と考えてたけど、実際はそうでもなかったのかも。
ま、車窓から見ただけのガイジンにはどっちみちわかりっこないことだが。

ニュースに出てきた駅が、たまたま昨年の出張で通った(ついでに撮った)駅だったもんだから
今日はイ課長ブログには珍しく、時事ネタ系から入ってみました。
ま、実態は時事ネタというより、例によって「マイルド鉄ちゃんネタ」かもしれんが…。

しかしロンドンもなーー、困ったもんだよなーーー。
映像だけ見てると、エジプトかシリアの反政府運動騒ぎか?と思いたくなるぜ。
来年オリンピックだっていうのに、治安がこんなじゃ、イメージめちゃ悪いよなーー。
それでなくたって食い物があんな…まぁ今日のトコはその話はやめといてやるが…。
 


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by tohoiwanya | 2011-08-10 00:09 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2011年 08月 08日

フランクフルト駅ナカ生活

昨年の欧州出張の話を続ける。
欧州出張はいつも日曜の夕方に到着し、月曜から仕事が始まる。

その月曜。
ドイツでの業務初日が終わってフランクフルト中央駅に戻ってきたのは夕方。
そのまま中央駅のカフェで通訳さんと打ち合わせしたらもう外は真っ暗だった。
まぁ11月だし、暗くなるのが早いのは仕方ないのだが。

この日のフランクフルトは冷たい雨がそぼ降る日。
夜だし、疲れたし、傘もないし、わざわざ傘を買ってまで行きたい場所もない。
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こういう時はサッと食ってしまえるメシをサッと食ってしまい、
ホテルの部屋でビールでも飲んで早寝したい。明日は5時に起きなきゃいけないし。

それなら中央駅ン中でメシ食おう。店はいっぱいある。
さてどこで食おうか?結局、駅南寄りのトルコメシ屋でトリモモを食うことにした。
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考えてみたら、出張でフランクフルト中央駅に来るたびにここでトリモモ食ってないか?
フランクフルト出張回数が増えると、食うものも習慣化しつつあるな。
(2009年に食ったメシの写真はコレ

さて、ほんじゃ、あとは缶ビール買ってホテルに帰るか。
ドイツじゃ缶ビールは「金属の味がして美味くない」とされてるそうで、
駅構内のスーパーにもこうやってビールの小瓶がズラーッと並んでる。
日本じゃあまり見ない光景だ(ちなみにイ課長はドイツでも缶を買う。瓶は重い…)
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さて、翌日の火曜。
火曜の夜の仕事が終わったのは月曜よりさらに遅かった。
今朝は5時起きだったんだから、もうクタクタだよ~。
フランクフルト郊外の駅で中央駅行きの電車を待ってたのが6時過ぎだった。
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これも、一昨年似たような時間、似たようなアングルで写真撮ってた
こんなところまでも習慣化してるのか?(笑)

翌日もまた早起きスケジュールが決まってたし、くたびれたことでもあるし、
もうどこかのレストランを探してメシを食うのは面倒だ。ホテルの部屋に
サンドイッチでも持ち帰って、ビール飲みながら食って、パッと寝たい。

こういう時も頼りになるのは中央駅だ。
菓子パンやサンドイッチを売ってる店は構内にいーーーっぱいある。
その中でもイ課長のご贔屓はシーフード系サンドイッチ専門店のこの店。
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去年ここで食ったサカナ(いわしかな?)酢漬けサンドは美味しかった。
今年もまたアレを食おう。ここでもまた習慣化の傾向が強く認められる。
何か新しいものを食ってみようって気にならんのか?

いいじゃないかよ。イ課長はくたびれてんだよ。今朝は5時起きだぞ?
その上、明日も早起きだ(7:29発の列車に乗る必要があった)。メシはサッと済ませたいのだ。
というわけで、この店でサカナの酢漬けサンドと、スモークサーモンサンドを買い、さらに
別の店で大量の缶ビールも買って、ホテルの部屋でワシワシ食い、飲み、バッタリ寝たさ。
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…と、まぁ、昨年の欧州出張前半のわびしい日々を振り返ってみた(笑)。
こうしてみると、昨年のドイツ滞在中はことのほかフランクフルト中央駅の
お世話になった。考えてみたら到着した日曜の晩飯も駅で食ったわけだから、
ドイツ滞在中この駅以外では一度も晩飯を食わなかったことになる。
絵に描いたような欧州駅ナカ生活だ。まぁそういうのもどうかと思うが…。
しかもメシの内容がやけに習慣化してるし…(笑)。

まぁそのくらい、この駅はイ課長にとって「おなじみ感」があるんだよ。
「またここに来たんだから、またアレ食うか」って気に、ついなってしまう。
別に名物料理でもナンでもないし、特徴は「安い」ということくらいなのだが(笑)。
去年出張で何度も行った福井駅の立ち食いソバのようなものか。

海外出張で、ここまで「駅の立ち食い」に依存するヤツも珍しいかもしれないけど
B級グルメ道をひた走るイ課長なんだからしょうがない。それに、イ課長みたいな
非高級志向のヤツにとって、フランクフルト中央駅はとても利用価値の高い
“B級グルメステーション”兼“缶ビール調達場所”なのだ。

海外出張はない方がホッとするけど、もし今後死ぬまでフランクフルト中央駅に
行けないとしたら、ちょっと悲しいなぁ…。




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by tohoiwanya | 2011-08-08 00:01 | 2010.11 欧州出張 | Comments(4)
2011年 08月 05日

フランクフルト中央駅というところ -その3-

なぜ急にフランクフルトなのか?
昨年の欧州出張についての記事をいろいろ書いたけど、考えてみたらその大半は
ロンドン滞在中のハナシばっかりで、ドイツやベルギーに関する記事がほとんどない。

ドイツに3泊した出張前半は早起き→早朝出発→夕方まで仕事、の繰り返しが多くて
フランクフルトの街を明るいうちにブラつくヒマなんて全然なかった。
ベルギーのブリュッセルに至っては滞在自体がタッタ半日、しかもその半日の間
ずっと面談相手企業の人たちと一緒だから写真も撮れない。記事を書きようがないのだ。
イ課長は海外出張で遊んでばかりいる、なーんて言ってるのは誰だ?

しかし、これじゃまるで昨年の出張が「ロンドン出張」だったみたいではないか。
フランクフルトとロンドン、等しく3泊ずつしてるんだよ?実際は。

というわけで、今日はフランクフルトについて書く。何がなんでも書く。
わずかな自由時間しかなかったのに何か書くとすればフランクフルト中央駅しかない。
もうすでにこの駅についてはを書いてるのに…(笑)。

ドイツ出張が多かったせいで、フランクフルトといえば、今やイ課長にとって
「日本以外の、海外で最も慣れ親しんだ街」であり、その中でもさらに
「最も慣れ親しんだスポット」といえば、どうしたってやっぱりフランクフルト中央駅になる。
去年また行って、いよいよ、ますます、しみじみと慣れ親しんだ。

イ課長がもし国内出張で大阪駅や名古屋駅にいけば、当然キョロキョロするだろう。
大阪駅なんて新しい駅ビルが出来たらしいから、今行きゃ、尚更だよね。
しかし出張でフランクフルト中央駅に行くと、イ課長はもうあまりキョロキョロしない。
駅の雰囲気も、構造も、出入口も、ドコにどんな店があるかも、大体わかってんだもん。
ガイコクでこんな場所、フランクフルト中央駅をおいて他にあろうか。

去年の出張でも例によって駅の真ん中に立ち、行き止まり式ホームに並ぶ列車を眺めながら
「ああ、今年もまたここに戻ってきたなぁ…」という感慨に浸ったよ。
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そのまま後ろを振り返ると駅前ロータリーに続く中央ドームが見える。
これまたおなじみの光景だけど、内から見ても外から見ても、いつ見ても立派な駅だ。
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フランクフルト中央駅は地下にも駅がある。
ドイツ版新幹線その他の長距離列車は必ず地上駅、山手線や京浜東北線みたいな近郊列車は
主に地下の駅を使うっていうすみ分けになってて、それとは別に地下鉄の駅もある。
そう書くと複雑そうだけど、実際のところはけっこうわかりやすい。
JRの地下ホームが離れたところに二路線あって、なおかつ東京メトロの地下鉄駅もある
複雑な東京駅なんかよりずっとわかりやすいと思うよ。

地上の駅が立派だから、フランクフルト中央駅といえば地上駅が紹介されるけど、
せっかくだから本日はふだん日の当たらない地下駅の方もご紹介しよう。
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こんな感じ。確かにまぁ…地下駅はつまらないのは事実だが(笑)。

上にも書いたように、ICEみたいな長距離列車はぜんぶ地上駅発着だけど、赤い車体の
近郊列車(Sバーン)はこの地下駅発着っていうことが多い。
フランクフルト空港からもSバーンで中央駅に来るわけだけど、到着するのが地上駅だと
「欧州の立派な駅に到着」って気がしてちょっと嬉しいし、地下駅だとちょっとガッカリする(笑)。
地上駅はホント風格あるんだよ。フランクフルト中央駅。
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去年の出張は4年連続5回目のドイツ出張であり、フランクフルト中央駅訪問だった。
去年行った時点で、すでに「来年は(つまり今年は)ドイツ出張はないだろう」ということが
予想されていた。

海外出張がなきゃホッとする。はっきり言ってイ課長はここ数年海外出張多すぎ。
でも、来年はもうフランクフルト中央駅に来ることはないんだなぁなんて考えてたら
ちょいと残念だったのも確かだ。

ただねー…
海外出張、今年はないと思ってたんだけど、どうも…ここにきて少し雲行きが…
まだどうなるかわかんないんだけど…ちょっとキナ臭い雰囲気が漂ってきて…
いやたぶん大丈夫だとは思うんだが、いろいろ事情が…

…急に歯切れが悪くなるイ課長なのであった…。



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by tohoiwanya | 2011-08-05 00:10 | 2010.11 欧州出張 | Comments(2)