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2012年 04月 08日

エニグマ・タトゥーの男

今日はウィーンネタの中から、ちょっと変な話を。

刺青について詳しいかと聞かれれば、全く無知であるとイ課長は答える。
しかし書くのである(笑)。

イ課長のバクゼンとした印象として、海外では刺青をした人を見かけることが
日本より多いんじゃないかって気がするんだよ。

「イレズミ率」なら日本も海外も差はないのかもしれない。
ただ、日本じゃ刺青を彫る場所として背中~肩あたりが中心のはずで、服を着てるときは
刺青してるかどうかはわからない。当然、目に入らない。遠山の金さんみたいに片肌脱いで
「この桜吹雪が目に入ぇらねぇか!」…となってくれないとわからないわけだ。

一方、海外のタトゥーってのはパンク系ファッションなんかに身を包み、鼻ピアスとか
つけてるニイちゃんネェちゃんたちの、過激なオシャレって側面が強い(んじゃないかと思う)。
そのせいか二の腕なんかに彫ってる場合が多い。服で隠れることが少ない部位だよね。
オシャレだから日常的に人の目に入る場所に彫る、必然的に目に入りやすい。

で、結局、海外での方が刺青目撃率が高くなるのではないか…と、まぁ例によって
これはアテにならないイ課長の仮説だけどさ(笑)。

こんなことを考えた理由はウィーンが悪いのだ。
ウィーンでは刺青をした人を見かけることが多かったと思うんだよなぁ。

一番スゴかったのはフロイト博物館に行った時に市電の駅で見かけたネエちゃんで、
クビから上、顔や頭皮にけっこうハデに刺青してたんでギョッとしたよ。
ただ、このネエちゃんは明らかに「過激ファッション系の人」で、刺青だけじゃなくて
服もメイクも髪型も全部スゴかったから、そういう意味では「ありがち」ともいえる。

ただね、ウィーンの場合、そうじゃない人、要するにごく普通の人が刺青してるのを
何度か見かけたんだよね。ちゃんとその証拠写真もあるのだ(笑)。

一つはコレだ。空が暗くなってドシャ降りになったあの日
イ課長がザンクト・シュテファンからマリアヒルファー通りに移動するために
地下鉄に乗ったら、前にいたネエちゃんが刺青をしてた。
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ちょっとわかりづらいけど、右足の甲に彫ってる。
「ははぁ~…足に刺青ねぇ…」と思った。日本じゃあまり見かけない部位だ。
でもこうやって刺青がよく見えるような靴を履いてるくらいだから、刺青を意識した
オシャレをしてるのは間違いない。

もう一人は男性。これは市電の中で見かけて「おお」と思った。
海外での「漢字タトゥー」が日本人から見て意味不明、もしくはギャグになってる例は
よく聞くけど、これは「謎」一文字。英語なら(おそらくドイツ語でも?)enigma(エニグマ)だ。
「エニグマ・タトゥーの男」というわけだよ(笑)。
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ただ、足の甲に刺青してたおネェさんや、このエニグマ・タトゥーのおニイちゃんは
上にも書いたようにごく普通の人に見える。顔中にピアスはめまくって、見るからにアブなそうな
「ドラゴン・タトゥーの女」のリスベットちゃんとは違うのである(笑)。

ウィーンで(あるいはオーストリアで?)ごく普通の人たちの間で刺青が特に流行ってるとは
考えづらいけどなぁ…それとも、実は流行ってるのかな?? 
まぁ明確な答えはないよね。あのおニイちゃんの刺青が言ってるように、この疑問は
「謎」のままなんだろう、きっと。


 


by tohoiwanya | 2012-04-08 23:23 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(14)
2012年 04月 05日

イ課長が驚いたニュース

本日もちょっと「緊急企画」なのだ。
いや、ビール・オンザロックの話ではなくて…もうちょっとマジメな話(笑)。

イ課長はこれまで海外出張に行った話をこのブログで散々書き散らしてきたけど、
現地で何という会社に行き、どんな話をしたのか、なんて話はまず書かない。
仕事の話なんてつまらないに決まってるわけだから、書いてもしょうがないわけだ。

だが過去に一度だけ、訪問先企業のことを書いたことがある。
2008年のドイツ出張のとき、ドイツのQ-Cells(キューセルズ)って太陽電池メーカーに
行ったって話だ。

Q-Cellsって会社、設立して10年くらいでアッという間に信じられないくらい急成長し、
イ課長訪問の前年には日本のシャープを抜いて太陽電池生産シェア世界No.1に躍進した。
だからイ課長が行った時はまさに世界中の注目を集めていた企業だったんだよね。
それくらい(業界では)有名な企業に行ったって話を、珍しくこのブログに書いたわけだ。

2008年9月にイ課長が訪問した時は、Q-Cellsはまさに世界一の太陽電池メーカーとして
自信満々だったし、「ドイツに行ってQ-Cellsの担当者に会った」っていうだけで、
モットモらしい出張をしてきたんだぞって顔をしていられたもんだったよ(笑)。
 
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その後、ご存知のように太陽電池マーケットは世界的に拡大し、新興メーカーも続々登場、
Q-Cellsも世界シェアトップの座を中国メーカーに譲って3位くらいになったって話は
知っていた。


知っていたのだが…





そのQ-Cellsが、先日経営破綻した



このニュースにはさすがにショックをうけた。えええ?!まさかあのQ-Cellsが…と思ったさ。

Q-Cellsが立地する場所は旧東ドイツの化学工業地帯だったところ。深刻な公害問題で
ほとんど「一度死んだ街」だったんだけど、そこに連邦政府や州政府のキモ入りで
Q-Cellsが工場を建て、雇用創出と地域再生を果たすと共に、世界の太陽電池ビジネスを
リードする…という予定だったはずなのだが…。

今にして思えば、イ課長がQ-Cellsを訪問した2008年9月は、まさにあの会社にとって
絶頂期だったといえる。あの出張中にリーマン・ショックが発生したわけで、
その後は世界景気の低迷、さらに中国等の新興国メーカーとの価格競争…

栄枯盛衰は世の常とはいえ、イ課長が訪問したQ-Cellsの絶頂期から経営破綻まで、
たった3年半しかかからなかったってことだよなぁ…いやぁ…まさかこんなことに…。
この短期間でこの落差は激しすぎるってもんだ。

何せ行ったことがある会社だけに、いろいろ考えちゃう。
忙しい中、イ課長の面談依頼に親切に対応してくれて、屋上で写真まで撮らせてくれた
ディートリッヒさんはどうしてるんだろうか?そしてあのWolfenの街は…?
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とにかくスゴい街だったよ、あのWolfenって街は。
荒涼たる土地のあちこちにドス黒い廃墟みたいなビルだの倉庫だのが残ってた。
ある意味、非常に思い出深い訪問だったことは確かで、イ課長はあの街のことを、そして
あの駅のことをこのブログの初期に一度書き、その後もう一度書いた
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「この街もずっとサビレてたけどねぇ、Q-Cellsのおかげで客が増えたよ」って
タクシーの運転手さんは話してくれたもんだったが…。

サビレ果てた「公害の街」から再生の光が見えたはずだったのに、それもかなわぬまま
Wolfenの街はさらに荒廃し、文字通り「廃市」になっちゃうんだろうか…。
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Q-Cells経営破綻のニュースにさすがに驚いたので、
本日はこんな思い出話を書いてみました。




by tohoiwanya | 2012-04-05 22:42 | 2008.09 ドイツ出張 | Comments(4)
2012年 04月 01日

飛行機座席選びお役立ちサイト -その2-

以前にこういう記事を書いた。

どのフライトのどの機種なら、どの席がイイとか、この席はダメダメとか
教えてくれるサイトで、とりあえずこのサイトの命じるまま?に席を予約して
今度の出張でルフトハンザのA380に乗るよ、という話。

本日はその結果をご報告しよう。いうなれば「検証結果編」といったところか。
ズバリ結論から言うとだね…あのサイトの情報は、だね…








非常に有用なものであることがわかった。


予約したのは出発のせいぜい1ヶ月前くらいで、特に早かったわけでもないのに、
行きも帰りも前座席のない、足を伸ばせる座席。
イ課長のように身長の不自由な人にはこれはホント~~に嬉しかった。

前にも書いたように今回はポケットにカメラを入れてたから機内での写真もある。
じっくりご報告しようではないか。

イ課長は国際線に乗るとすぐ、昔100円ショップで買ったスリッパに履き替える。
従って、写真もスリッパを履いたいささかブザマな姿だがご容赦いただきたい(笑)。
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往路の座席、選んだのは53Gという席だった。
例のサイトではこんな感じで、足元が広く、同列の人も通路に出やすいけど
荷物を置くスペースが小さいってことで「要注意座席」で黄色くマークされている。
実際はどうだったかというと…

ここはちょうど2階席に行く階段のすぐ裏の席だったんだよね。
見てよこれ。非常口前と同じくらい、どっかーーーんと足を伸ばせる。
写真を見るとわかるように、左の53Fより、53Gの方がさらに足を伸ばせるのだ。
これはホントに助かったよ。
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前に座席がないから、テレビは座席下から持ち上げて回転させる方式。
メシの時はこんな感じでテーブルを出しつつ、テレビを見ることになる。
ちなみに、テレビに写ってるのは音楽ビデオから選んだオペラ「ルサルカ」で、
偶然にも同じ演目をイ課長はブリュッセルのモネ劇場で予約してあり、この数日後に
違う演出で鑑賞することになってたんだよ。奇遇やのう。
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もっとも、「飛行機の中では眠れないイ課長」だから、これだけ足元が広くても
ほとんど眠らずに、映画見て過ごしたんだけどね。
まぁ欧州便は「朝出発して、現地午後(体内時間じゃ夜中)到着」だから、最初から
寝るのはあきらめているのだが。

着陸直前にはこんな朝食?が配られた。機内照明が暗いから写真も暗いが。
機内食は特段美味しいというわけじゃなかったけど(笑)、足を伸ばせる席のおかげで
往路が非常に快適なフライトだったのは確かだ。
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さて復路。あのサイトの情報を見てイ課長が選んだのは88C。
この席の前にはギャレーがあるから足を伸ばせるっぽいって以前の記事に書いた。
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実際にはこんな感じ。さすがに往路ほど前がガラ空きというわけにはいかなかったけど
前が壁(赤ん坊用のベッドを引っ掛けるようになってる、あそこ)で、足元ゆったり。
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下はミラノ→フランクフルト間のルフトハンザの席だけど、普通ならこんな風に
前の座席がイ課長のヒザにぶつからんばかりに接してるわけだから、上の写真のように
前が壁の席に座ってフランクフルト→成田間11時間半を過ごせるのは本当に助かった。
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以前にも書いたように、卒業旅行ラッシュでA380は行きも帰りも満席だった。
それだけ混んだ飛行機で、往復ともにこうやって足を伸ばせる席にありつけたのは
イチにもニにも、このサイトのおかげだったと言わざるを得ない。どうもありがとう。
これからも使わせていただきます。

ちなみに、ちょっと余談になるけど、フランクフルト→成田フライトに乗ってる時、
最初のドリンクサービスがあった。

大体の航空会社はまず軽いスナックみたいな小袋を全員に先に配り、その後に個々の注文を聞いて
飲物を出す。ルフトの復路便でスナックの小袋が配られたとき、イ課長はその色を見てハッ!とした。

見覚えのある青い色。さよう。それはソレッティだったのだ。
まさか「さようならミシクス」が配られるのか?と思ってハラハラしたんだよ(笑)。
日本行きの便だし、「さようならミシクス」がオツマミに採用されてても不思議はないじゃん?
配られるソレッティの商品名にドキドキしてた乗客は、満員のA380の中でも
イ課長一人だったに違いない(笑)。
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幸い?「さようならミシクス」ではなかった。「ジョー」はちゃんといるけどね(笑)。
ホッとしたような、ちょっとガッカリしたような気分を味わいながら、空の上で
ビールを飲み、ソレッティをかじったイ課長なのでありました。




by tohoiwanya | 2012-04-01 23:46 | 2012.03 欧州出張 | Comments(2)