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2018年 03月 30日

ミャンマーの「はたらくくるま」図鑑

話をミャンマーに戻す。今日はちょっと変な企画。

ミャンマーではいろんなくるまが働いていた。
バスもいればトラックもいた。消防署には真っ赤な消防車だってあった(日本製かな?)。
見かけなかったけど、たぶん救急車やパトカーだってあるんだろう。
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しかしバスやトラックや消防車くらいは日本でも見かけるし、ミャンマーの消防車と
日本の消防車で大きな違いはない(んだと思う、写真を見る限り)。しかしミャンマーじゃ
「げっ」と驚くような車も働いてる。そういうの見ると楽しくなる。

変わった車が集まってたのはマンダレーの船着き場だ。
ここは一応機能上「港」ってことになるから、町中じゃあまり見ない運搬用車両が
あちこちにいる。どんなのかっていうと・・・

【荷役用トゥクトゥク】
ミングォンの船着き場でこういうのがいっぱいいた。客待ちのトゥクトゥクだろう。
義兄弟・ルイが乗るカンボジアのトゥクトゥクと違って、バイクの後輪をとっぱずしてる。
ラオスで見たトゥクトゥクがこんな感じだったなぁ。後ろは屋根付きの客席。
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まぁ多少形状は違えど、旅客用のトゥクトゥクなら東南アジアのほかの国にもある。
しかしマンダレーの船着き場じゃ同じこのトゥクトゥクが“荷役用”としてがんばってる。
これはなかなか勇壮だったね。
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荷役用だから、後ろにはイスもないし屋根もない。トラックと同じような荷台だ。
バイクのエンジンもデカい。400ccくらいかなぁ?前輪のサスペンション2本だから頑丈そうだ。
荷役用のトゥクトゥクって、他の東南アジアの国じゃあんまり見たことなかったよ。
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これにまたがって船着き場をブイブイ走るのは気持ちいいだろうなー。中型自動二輪の免許は
一応持ってるイ課長としても、これはちょっと乗ってみたかった(笑)。無骨な見た目の中に
パワーを秘めた感じっていうところがかっこいいぜ。

【むき出しトラック】
うっわーーーなんだい?これ。
前部のエンジン部分むき出し。ボンネットカバーなし。は・・廃車?
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ところが廃車じゃないんだこれが。
このエンジンむき出しトラック、船着き場じゃけっこうそこらじゅうで働いてんの。
なぜ動力部分がむき出しなのか理由は不明だが、見た目のインパクトはなかなかスゴい。
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ちょっと近くで見てみよう。うーむ・・・かなり年季が入っておる。
この状態だとエンジンは雨に濡れちゃうわけだし、ベルトなんかも劣化が早いんじゃないか?
なのに、なぜむき出しなのか?単にこの形に合う出来合いのカバーがないってこと?
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このむき出しトラック、驚くべきことに水陸両用機能まで有しているようで(笑)、
水ン中にもジャブジャブ入って行く。うおおっ、すげー。
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【牛タクシー】
ミャンマーのはたらくくるま図鑑、最後を飾るのはミングォン名物・牛タクシー。
ミングォンに行った観光客は巨大鐘や巨大パゴダ土台なんかと並んで、必ずこの牛タクシーに
深くカンドウすることになる。これぞミャンマーならでは。これを撮らずにおれようか。
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外国人観光客専用船が到着すると、この牛タクシーが客待ちしてる。
おそらく速度は人間の徒歩より遅いはずで(笑)、実用的な交通機関っつうよりは
「記念に乗る」もんだろうな。もちろんイ課長は乗ってないからタクシー代は不明。
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この牛タクシーはある意味、最も純粋な意味で「働く車」という言葉を体現してる。
帰りの船上から草食ってるウシさんが見えたけど、このウシさん、たぶんあの牛タクシーの
“動力牛”じゃないかと思うのだ。働いたあとの燃料補給。ウシさんお疲れ様。
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というわけで、本日はミャンマーで目についた「おお何だこれは」という“業務用車”の
写真ばかり並べた異色の企画。最後はのどかな光景でシメでございました。

 

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by tohoiwanya | 2018-03-30 00:07 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(4)
2018年 03月 28日

秋葉原の渡り鳥?たち

トツゼン、話題はミャンマーから、イ課長勤務先の近所に移る。移りすぎ?(笑)

かつては電器の町、今やオタクと免税店とガイジン観光客の町と化した秋葉原。
この秋葉原に渡り鳥がくると言えばアナタは驚くかもしれない。しかし来るのだ。

場所は秋葉原の近くを流れる神田川。イ課長は昼メシ食いに出た時、神田川の万世橋から
和泉橋にかけてのエリアをうろつくことが多いんだけど、ちょうど神田川のその辺りに
やたらとカモメが多い。
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種類としてはユリカモメらしい。東京都の都鳥。湾岸の交通システムの名前にも
なってるくらいだから、たぶん湾岸部に多く生息してるんだろう。しかし名前からして
「海鳥」であるはずのユリカモメが秋葉原の神田川に来る理由がわからん。

何年か見てるうちに、カモメの出現は季節性がありそうだとわかってきた。
夏は見かけない。冬になると増える。つまり「渡り鳥」だ。東京湾から秋葉原なんて
めちゃくちゃ短距離の渡り鳥だが(笑)。冬だけ神田川に来る理由がさらにわからん。

東京湾と秋葉原で気温が違うとは思えない。冬になると湾岸はエサが少なくなるから
エサの豊富な秋葉原に・・・いやまさか。考えられるとしたら、海っぺりよりは
秋葉原の方が風が強くない、くらいの理由だが、イマイチ説得力がない。いずれにせよ
とりわけ冬~春にかけて、秋葉原の神田川周辺はカモメだらけ。

1月下旬頃の、一番寒い時期になると、カモメも寒いから丸く縮こまってる。
ほとんど「カモメ玉」状態で、このカモメ玉が集団でジッと寒さに耐えてる姿って
かわいいんだよね。下の写真は昨日撮ったから、“解凍”されてカモメらしくなってる。
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たまたま先日、やはり昼飯を食ったあと、神田川べりでタバコを吸ってた。
(ここには千代田区指定の喫煙スペースがあるから、昼休みなんかは喫煙者が集まる)
すると、怪しいオッサンがやってきて、いきなり川にスナック菓子を撒き始めた。

それまで船着き場に集団でジッとしてたカモメども、エサとなると大騒ぎだ。
たちまち周囲はヒッチコックの鳥状態に(笑)。思わず携帯で撮った写真で、
画質が悪くて申し訳ないが。
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昨日も同じように、カモメどもはやっぱりこうして船着き場にジッとしてた。
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ところが、たまたまそこに船が停まったもんだからまたまたヒッチコック状態。
昼休みのひととき、こういうカモメを見てるとなかなか楽しい。
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もうすっかり春だし、秋葉原のカモメもどこかに移動する時期なのかなぁ?
湾岸(か、どこか)で夏を過ごして、また寒くなってきたら元気に秋葉原の、
和泉橋あたりに戻ってきてね、カモメさん(頼まなくても戻ってくるだろうが)。

 

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by tohoiwanya | 2018-03-28 00:09 | 日本での私生活 | Comments(2)
2018年 03月 26日

大河は流れ、人は日焼けする

さて、マンダレーに戻る時がきた。
外国人専用船に乗り遅れたら一巻の終わりだから、少し時間の余裕をもたせ、早めに
船に戻ってきたイ課長。

う・・ま、また例のビヨンビヨン板階段だ。手すりになるはずの棒も投げ出されてて役に立たぬ。
バランスをとって足だけで登らなければならぬ。ここで落水したら生涯の恥辱。途中ヨロけてビビッたが、
何とか乗船に成功した。はぁはぁ・・あーおっかねぇ。
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おお、エヤワディ川で地元のご婦人たちが髪を洗っている。あまりキレイな水とは
思えないけど、彼女たちにとってこの川こそはまさに母なる大河。洗髪はもちろん、
洗濯なんかもエヤワディ川でやってるんだろう。
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その向こうじゃオッサンが川でワンコを洗ってる(笑)。おそらくトイレなんかも
エヤワディ川にそのまま流れる構造なんだろうなぁ。下水があるとは思えんし。
悠久の時を超えて流れる大河を前にすれば、人間も、イヌも、排泄物も、すべて
卑小な存在なのである。
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船は13時に出発。約1時間でマンダレーに着く予定。
船でミングォン半日観光し、ホテルに戻ったらシャワー浴びて一休みし、夕方になったら
ロンジー着て町に繰り出してみっかな。今日もなかなか充実した観光活動じゃないか。
いやぁ〜もうミャンマー最高だぜ♪♪
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・・なーんて言ってると、ニンゲンひどい目に遭うのだ。
この日、往復の船上をずっとデッキの上で過ごし、なおかつミングォンを徒歩観光したことで
イ課長は「ぎゃあ」ってくらい日焼けしてしまったのだ。

写真を見るとわかるように、船に乗ってる間の空はけっこう雲が多かった。お日様カンカンって感じでは
全然ない。だから大丈夫だと思ってたんだけど、いやこれがどうして。ホテルに戻ってシャツ脱いで
シャワーを浴びようとして、真っ赤ッカになったオノレの首を見て、オノレが呆れた。
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一応帽子はかぶってた。ツバを前にしたり後ろにしたりして調節したから、顔やウナジが
ガビガビになることはなかったけど、この肩から首にかけての色の差はなんだ。バクか。
ちなみに、足の甲も見事にサンダルの形にマダラ日焼け。こちらも醜いことおびただしい。

もちろん首だけじゃなく腕も日焼けしたけど、腕はふだんから「焼け慣れ」してるせいか
このあとバンコク滞在中に早くも皮がムケだした。ムケはじめるとついムイてしまう。
帰りのスワンナプーム空港でもチマチマ皮むいてた(笑)。
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南国ミャンマーじゃ曇り空でも紫外線はスゴいんやのう。皆様もご注意ください。
腕の方はほどなく元に戻ったけど、首の日焼けと足の甲のマダラは旅行から半年以上経過した
現在でもまだウッスラ残ってる。みっともねぇったらありゃしねぇ。

 
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by tohoiwanya | 2018-03-26 00:04 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 03月 23日

ミングォン大観光 その2

主要な三つの見どころは前回ザッとご紹介したけど、ミングォンには他にもまだ
おお、と言いたくなるもの、何だこら?と言いたくなるものがいろいろある。
前回記事を「表ミングォン観光」とすれば、今日の記事は明らかに「裏」だ(笑)。

【巨大おばあさん】
たとえばだよ?道を歩いてるとこんな巨大人物像がある。おばあさんだ。
何これ?有名なおばあさんの聖人とか?
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実はこれ、老人ホームの入り口にあるモニュメントなの。
老人ホームだから入り口に巨大おばあさん。ミャンマー語がわからなくても、これ見れば
その施設がナンであるか理解できるという点では非常にわかりやすいサインだが、ここまで
直裁的な表現は見たことがない(笑)。

【メガネやめろ】
道を歩いてたら、こんなお寺を発見。ふーむ、何て寺だろうか。
まぁ時間はあるんだし、ちょっと覗いてみっか。
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この寺に足をとめる観光客は全くなく、イ課長ひとり。
中に入ってみるとこんな感じで、内装なんかはわりと新しそうに見えるよね。
大して歴史がある寺院じゃないから、観光客に無視されてるのかも。
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・・と思って、フと真ん中の金の人物像を見てイ課長は驚いた。何だこれわ。
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あのさ・・・・
この坊さんはたぶん実在の人で、ご本人はたぶんメガネをかけてたんだろう。それはわかる。
わかるが、それを銅像として再現する時、こういう方法をとるのはやめろ。これじゃギャグだ。
どんなに立派な坊さんだか聖人だか知らないけど、マッタクそうは見えねぇぞ。

【巨大獅子の残骸】
ミングォンには巨大な獅子の石像がある・・というか、あった。しかし例の巨大仏塔土台と同様、
獅子像もブッ壊れてる。これが残骸なんだけど、おそらくライオンのケツ部分だと想像される。
こういうのは神社の狛犬と一緒で必ず左右対称に2つあるはず。左に視線を移すと・・
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こっちも、(たぶん)ケツだけ。事前知識ナシにこれ見たら、獅子像っつうより巨大なタクアン石にしか
見えぬ。ま、それでもピカピカに新しいのを作り直すよりは、こうやって壊れたままのモノを
置いておく方が、廃墟好きのイ課長としては好みだが。
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【床屋】

てな感じで歩いてると・・うあーーーーなんてスヴァらしい床屋であろうか。
掘っ立て小屋のようでありながら、内壁は何かを編んだ素材で、しっかりしてそうな作り。
イイたたずまいじゃん!ああああああこういうところで刈りたかった!!
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てな感じで、ミングォンは巨大仏塔土台や巨大純白須弥山、巨大鐘なんかの見どころを除けば
ほんとーーーに田舎そのもの。しかしのんびり歩いてるといろいろミョーなものが見つかるところだ。
帰りの船が出るまで現地滞在時間は約3時間だけど、それだけあれば徒歩で十分見て周れる。
ちょうどお昼時にかかったからイ課長はこの田舎の村でモヒンガーを1杯食って、のんびりと
船に戻ったのでありました。

  

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by tohoiwanya | 2018-03-23 00:05 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 03月 21日

ミングォン大観光 その1

さてミングォンに着いた。
事前調査によると、ここには三大観光物件とでもいうべきものがあるらしい。
それは以下の三つ。

①須弥山を模したと言われる白亜の・・仏塔というべきか・・「シンピューメエ」。
②あまりにもデカすぎる「ミングォンの鐘」
③あまりにもデカすぎる「ミングォン・パゴダ」。ただし途中で建設中止。

船を降りた場所から一番遠い(大したことないが)シンピューメエから見ることにしよう。
①~③は近接してるから徒歩で十分。ただしすごく暑いから水と帽子はお忘れなく。

さぁ着きました①シンピューメエ。うぉ~~~、なんだかすげぇ。
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これもまぁ一応パゴダ(お寺ないし仏塔)なんだろうな。
何段もの重層構造で中心が高くなってるわけで、このナミナミが各段の手すりになる。
白いナミナミが重なった視覚効果のせいか、テッペンの仏塔が「はるか遠く」に
あるように見えちまう。
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登ってみよう。とにかく高い所があると登りたがる幼児症。
すでに身体は汗ダクダクだが、ただ下から見上げるだけではつまらぬ。登頂するぞ。
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テッペンに行くと小さな仏像があった。大した仏像じゃない(笑)
それよりここは頂上からの周囲の景色がキレイだ。エヤワディ川もよく見える。
大した高さじゃないけど、周りが低いから遠くまで遠望できる。
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さて次だ。②ミングォンの鐘。シンピューメエからトコトコ歩いてるとすぐに見つかる。
うーわ。これですか。でけぇ・・鳴らすための鐘というより、オブジェって感じだ。
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ここは地面を這いつくばれば鐘の中に入れる。となれば、すぐに入りたがる幼児症。
イ課長も入ってみた。
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外で記念写真を撮る観光客の足だけがよく見える。異様な空間だ。
しかし別に居心地のいい空間というわけでもない(笑)。早々に出てきた。
鐘の内部の落書きの多さには呆れたぜ。

途中は省略して③いくぞ。ミングォン・パゴダだ。これが一番見たかった。とにかくデカい。
船でミングォンに近づくとすでにデカデカと見えたんだけど、いよいよ近くから見るのだ。
だぁーーーー・・・でっけぇーー。この写真だけだとデカさが伝わらないが。
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これ、実は仏塔の土台らしいんだよね。つまり当初の計画ではこの巨大台の上に
さらに巨大な仏塔がそびえ立つ予定で、もしそれが完成してたら、バベルの塔も真っ青の
タワーリング・インフェルノみたいな仏塔が完成していたはずだ。

ところが、ご覧のように土台がすでにヒビ割れてブッ壊れ(昔の地震が原因とされる)、
この上に何かを作るどころの話じゃなくなり、そのまま現在に至るということらしい。
見れば見るほど、ベラボウな仏塔(の台)としか言いようがない。

ワキの階段で途中まで登れる。階段があるとすぐ登りたがる幼児症。
昔はテッペンまで行けたって話もあるけど、このパゴダ、今も少しずつ崩壊してるようで
危険だからっていうんで今は途中までしか登れなくなったらしい。ちぇっ。
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それにしてもこの崩壊しかかった巨大パゴダ(の土台)、大丈夫なんだろうか。
バガンの例を見てもわかるように、ミャンマーもたまーに大きな地震がある国だ。この次に
地震があったら、この土台、さらに崩れそうだぜ?早めに見ておいた方がいいかも。
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というわけで、とりあえずミングォン必見観光スポット三つを駆け足でご紹介。
しかし他にもいろいろ写真があるので、ミングォン観光ネタ、次回もう1回続けますです。

  

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by tohoiwanya | 2018-03-21 07:44 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 03月 19日

ミングォンへの道 その2

ミングォンへの道はラクではない。
チケットは確保したからもう大丈夫かと思いきや、まだちょっとした難関がある。

前回書いたようにこの船着き場には桟橋なんてない。地面から直接、船に乗り込むの。
どうやって乗り込むのか?それはこういう所を通るのである。
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うっそー。この板っきれを登るの?
容易に想像されるように、こういう板っきれは人間が乗るとその重みでタワんで揺れる。
びよんびよん揺れる板の上をヨロヨロと登っていかなければならないのだ。

一応、手すりがつくこともある。しかしそれもこういう「人力手すり」でしかない。
足の悪い人とか、お年寄りとか、すごいおデブさんとかだったら相当危ない。
背がデカくて重心位置が高いイ課長もこういうのはちょいと危ない。
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もしバランス崩したら落水だ。浅瀬だから溺れはしないが、ものすごくみっともない。
周りにはミャンマー人も、同乗する外国人観光客もいっぱいいる。落ちたら日本人の恥。
しかもご婦人の観光客も登ってるところでイ課長が落っこちたら、これはもう男の恥。
この板を登る時のイ課長の「落下・恥辱プレッシャー」は大変なものだった。

幸いヴィシュヌ神のご加護のおかげで落水せず、何とか乗船できた。ぜいぜい・・。
船の上はこんな感じ。船室にいるよりデッキで眺めを楽しみながら行きたいところだ。
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この外国人専用船、9時にマンダレーを出発して約1時間川をのぼり、ミングォン着。
帰りはミングォンを13時に出る。現地滞在時間は約3時間で、マンダレー戻りは
午後2時頃ということになる。帰りの船に乗り遅れないようにしないといかん。

てなこと言ってるうちに船は動き始めた。
いやーー天気もまずまずで眺めもいいし、エヤワディ川の上を吹く風も涼しい。
約1時間のクルーズは気持ちよかった。
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途中、こんな高床式水上集落のそばを通る。
打ち捨てられた廃屋群にしか見えないが、人がいるってことは住んでるのか・・・。
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うわー木が水没してる。乾季にはこの辺は地面なんだろう。幸いにマンダレーでは雨に
降られることなかったけど、ミャンマーの8月は基本的に雨季のはずだからねぇ。
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うわー・・この一つの山のテッペンといい、中腹といい、パゴダだらけやん。途中に立ち姿の
大仏様まで。ことほどさように、ミャンマー観光のほとんどは仏教関連施設見学になるから
「しまいに飽きる」って人も少なくない。でもイ課長は不思議と飽きなかったなぁ。
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なんて言ってるうちにマンダレーの北、エヤワディ川対岸にあるミングォン到着。
ここも桟橋すらない単なる岸辺に船がいくつも停泊。帰りもこの船に乗るわけだから
場所と船をよく覚えておかないとな。
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地図によると、ミングォンの見どころは比較的狭いエリアに集中してる。3時間ありゃ
時間は十分だろうと思ったけど、実際その通りだった。
というわけで、次回からいよいよミングォンの見どころを順にご紹介していくぞ。

 

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by tohoiwanya | 2018-03-19 00:02 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 03月 16日

ミングォンへの道 その1

マンダレーってヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市なんだけど、英国植民地になるまでは
ミャンマーの首都でもあった。植民地になる前の最後の王朝・コンバウン王朝の都が
マンダレーにあったのだ。

だもんで、「日本でいうならヤンゴンが東京、マンダレーは京都」なんて言われ方をする。
ってことはポーランドに当てはめりゃ、ヤンゴンがワルシャワ、マンダレーはクラクフか。
タイ風にいうならヤンゴンがバンコク、マンダレーはさしずめチェンマイあたりかな。
ラオスだったらヤンゴンがヴィエンチャン、マンダレーが・・・・ルアンパバーン?
念のためにいうが、ルアンパバーンより圧倒的に都会です、マンダレーの方が。
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このマンダレーを観光しようとすると、市内観光に加えて郊外観光という楽しみがある。
ミングォンとかインワとかザガインとか、近郊観光スポットがいろいろあるんだよ。
イ課長が前日、ピックアップに乗って行ったアマラプラもそんな近郊観光スポットの一つ。
なんでマンダレー郊外には、いくつも見どころがあるのか?

要するに、マンダレーを都にしたコンバウン王朝の王様ってのが、あっちこっちに
王都を移動したり「ここにも超巨大パゴダを作ろう」とか言ったりした結果らしい。
アマラプラは旧王都。そして、これから行こうとしているミングォンは超巨大パゴダの
建設地だった。もっとも、その建設計画は頓挫するわけだが。

シャー・ジャハーンもそうだけど、王様ってイキモノは基本的に建築道楽なんだね。
我が治世のアカシを巨大なナニカを作ることで後世に残したいと思うんだろうな。

イ課長はマンダレー滞在中、アマラプラとミングォンに行ってみたかった。
アマラプラはすでに昨日行った(まだ書いてないが)。今日はミングォン観光だぜ。
マンダレーからミングォンまで行こうとすると、その道程はラクではない。

まずエヤワディ川の船着き場まで行き、そこから外国人専用船で川をのぼり、
現地を観光し、同じ船で戻って来る。専用船ってのは一日1往復だけしかない。
何としてもその外国人専用船というのに乗船しないといかんわけだが、その前にまず
船着き場まで辿り着かないといかん。

地図を見ると、ホテルから船着き場までは推定約1.5kmの距離。歩いても行ける・・が、
暑いからなぁ・・ミングォン行くまでは体力を温存したい。この際バイクタクシーか。
できれば乗りたくないが、この際仕方あんめぇ。

バイタク、どこで捕まえようか・・と思ってホテルを出ると、さっそくオッチャンが
「モーターバイク?」と聞いてきた。後で知ったけどこのオッチャン、このホテルの
準専属?のようで、最後に撮った記念写真を前に載せたよね。
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ここでもまず料金に関する事前交渉がある。1,500チャット(=140円くらい)で妥結。
イ課長にはちと小さいヘルメットを渡され、5〜6分で船着き場に到着。船着き場といっても
桟橋すらない、船がぎっしり停船した川岸っつうだけの場所だが。

さて、ここまでは何とかなった。次は外国人専用船のチケット確保だ。
事前調査では、この船着き場のどこかにオンボロ受付があるはずなんだが・・。
おお、これがソレっぽい。この看板からも想像つくように、ほんとにオンボロ小屋。
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外国人専用っつうくらいだから、おっさんがパスポートを見ながら受付してる。
イ課長もパスポートを見せ、9時出発だぞと言われ、お金を払い(往復で5,000チャット)
すごい達筆の英語で記入されたチケット確保。よしよし、これで船に乗れそうだ。
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ここから先はいよいよエヤワディ川をのぼる船の旅になる。
バイクに乗ったり船に乗ったり、いろんな現地交通機関を使うのって楽しいねぇ。
ということで、船の様子は次回。

 

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by tohoiwanya | 2018-03-16 00:22 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2018年 03月 14日

イ課長・中国ギャルズとタクシーをシェアする

この日、ドンムアン空港のイミグレの行列はとにかく長かった。
50分くらい並んだはずで、行列の圧倒的多数は中国人団体観光客。ここはLCC専用空港だから
エアアジアなんかの中国路線で来た人が多いんだろうな。
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オバさん僧侶が行列から抜けたために、その後ろにいた若い女子2人がイ課長の直後になった。
大学生くらいか・・ヘタしたら高校生くらいに見える。おそらく中国人だろうけど、
団体ツアーの一員じゃなく、二人だけのようだ。退屈しのぎに英語で話しかけてみた。

「中国からですか?」
「イエス あなたはどこから?」
「日本です。私はまずミャンマーを旅行して、今日タイに来たのです」

中国のどこの町?と聞いたら「チャオシェ」。ちゃおしぇ?・・・どこ?・・長春?
あとで字を書いてくれてわかった。長沙という町から来たお嬢さんたちらしい。

何せ列は長いから話す時間はたっぷりある。
タイは初めてで、バンコクに友達が住んでるそうで、バンコクに数日滞在したあと
その友達とプーケットに行くんだって。そりゃ楽しみだ。

ようやく入国審査が済み、タクシー乗り場に向かう。彼女たちも歩いて来た。
「どこのホテル?」って聞いてくるから「スクンビット」と答えると「アー」って嘆息して
ガッカリした顔してる。近ければイ課長とタクシーをシェアしたかったんだろうな。

「あなたたちはどこのホテル?」と聞いたらスマホを見せてくれた。
イ課長は何でも紙で出力するけど、今どきギャルは中国に限らず何でもスマホなのだ。
画面の字が小さくてよく読めなかったけど、最初がSで始まる地名だ・・・んんん~??
でもスクンビットって聞いてガッカリしてたわけだから、彼女らはスクンビットじゃないはず・・。

で、一度は別れたんだけど、どうしてもさっきの「Sで始まる地名」が気になる。
もう一度彼女たちんトコ行って「さっきの住所もう一回見せてくれる?」と再確認してみた。
スマホの画面をよ〜く見ると・・・Sukhumvit・・え?やっぱスクンビットじゃん?!

よく見ると彼女たちの行き先、イ課長と同じスクンビットの、同じソイ33。何つう偶然。
「すごく近い!!」とお互いに気付いた瞬間に、すでに彼女たちはイ課長とタクシーを
シェアしようと決めていたようだ(笑)。

初めてのタイに来て気分が高揚してたところに、やさしそうな(ここ重要)日本人のオジさんと
偶然タクシーをシェアすることになってますます高揚したのか、二人は車中でもはしゃいでた。
小柄なメガネの子の方はアニメファンのようで、スマホの翻訳アプリを駆使して
「私は宮崎駿のアニメが好きです」なんて日本語を見せてくれたりして、楽しかったよ。 
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タクシーを降りる時がまたヒト騒動。イ課長と彼女たちのホテルはおそらく住所的には
同じ通りに面してるはずだけど、位置的にイ課長投宿ホテルの方に先に着いたので、
イ課長が先に降りることになった。

年長者だし、最低半分、場合によってはタクシー代はおごってあげようかと思ったんだけど、
この中国ギャルズ、ガンとして1/3以上の支払いを拒む。イ課長が一度ドライバーに渡したお札を
ひったくって返してきたりするもんだから、タイ人のドライバーの方が面食らってたよ(笑)。

同じ通りのホテルだから、近くのコンビニあたりでバッタリ遭遇するかな?と思ったけど、
残念ながらそういう偶然はなかった。しかし空港からスクンビットまでのタクシーが
彼女たちのおかげで安くなり、しかも楽しい道中になった。ありがとうね。

もう会うことはないだろうけど、彼女たちも「あの時バンコクで一緒のタクシーに乗った
日本人のオジサン」のことは覚えてるだろう。長沙のお嬢さん二人には、これからも楽しい
海外旅行生活を送ってほしいもんだ。中国ギャルズ、元気でね!謝々!

 

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by tohoiwanya | 2018-03-14 00:03 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 03月 12日

イ課長・尼僧からコナの運び屋を頼まれる

ミャンマーネタはまだ無尽蔵と言っていいくらい残ってるわけだが、
まぁちょいと気分を変えて、移動のフライトのことを書こう。

マンダレーからバンコクまでは飛行機で1.5時間くらい。こんな短いフライトでも
ブログネタが二つも出来ちゃうっていうんだから、世の中は不思議だ。マンダレー空港と
ドンムアン空港で面白い出会いがそれぞれあったんだよ。
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マンダレー空港での出会いは、バンコク行きの飛行機を待つ搭乗ロビーでのこと。
ミャンマー人の尼僧から話しかけられたのだ。メガネかけた、そこそこご年配の、小柄な方だ。
向こうから話しかけてきて、飛行機を待つ間あれこれ話をした。

話によると、彼女はメディテーション(瞑想)のためにバンコクに行くんだと。へぇ〜。
バンコクのお寺でそういう瞑想の会合?があるみたいで、そこには日本人も参加してるなんて
話をしてくれた。ほぉ〜・・世の中にはいろんなイトナミがあるんやねぇ。ミャンマーじゃ
旅の初日に女子出家者と写真撮ったけど、最後の空港でも尼僧と写真を撮ることになった。
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そのうち、彼女が「アナタ悪いけど飛行機乗る時にこのカバンを持って、機内で私に
渡してくれない?」と言ってきた。そのカバンを持ってみると確かにズシリと重い。
イ課長に顔を寄せてヒソッと「実は荷物がオーバーウェイトなのよ」なんて言う。
機内持ち込み荷物の重量オーバーだから、イ課長の荷物のフリさせようってわけか。
この尼僧、けっこうちゃっかりしたオバさんでもあるようだ(笑)。

するとこの尼僧、あろうことか「中身はイエローパウダーなのよ」などと言う。
きっ、黄色いコナ?わざわざカバンのジッパーを開けて中をチラッと見せてくれる。
確かに透明ビニール袋に入った黄色い粉がドッサリ。おおおお。つ、ついにイ課長も
海外の空港で怪しいコナの運び屋を頼まれるまでに出世?したか(笑)。

もちろん彼女はすぐ中身を説明してくれて「これはジンジャーパウダーで、瞑想の時に
使うのである」と教えてくれた。へぇ〜・・ショウガの粉。調べてみると日本でも
ジンジャーパウダーって調味料として普通に売ってるんだね。瞑想の前に飲むのかな?

東南アジアでは僧侶が交通機関で優遇されることがママあって、彼女は優先搭乗の対象
だったようだ。自分が先に乗れるのはわかってるけど、万一重量オーバーがバレると
マズイから、誰かに頼みたかったと思われる。イ課長はそのターゲットにされたんだな。
身体デカくて目立つしね。はいはい、運ぶくらいはいいッスよ。

しかしまぁ、たとえそれがジンジャーパウダーとはいえ、空港で知らない人から
「コナの運び屋」を頼まれるなんて初めてだ。感慨深いものがある。記念?に
頼まれたバッグの写真を撮った(笑)。こんなの。
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念のためにいうけど、これはちゃんと手荷物検査を通過した後の荷物ですからね?
しかも運び屋を頼まれたのは搭乗ロビーから飛行機の機内までだけの話ですからね?

運搬を頼まれたバッグを持って機内に入ると、さっきのオバサン僧侶がもう座ってる。
例のバッグを彼女の上の荷物スペースに入れ、自分が座る後方の席に移動した。
コナの運び屋業務はそれでオシマイ。

もっとも同じ飛行機で同じ目的地に行くわけだから、バンコクのドンムアン空港でも
またこのオバサン僧侶とは出会った。しかしさっきも言ったように東南アジアでは僧侶は
何かと優遇されるから、イミグレの長〜〜〜い列に並んでる時、係員が彼女だけは優先して
手続きさせてた。だからこのオバサン僧侶とはその時がお別れ。
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当然、彼女はあの黄色いコナを持ってイミグレを通り、税関検査も(あんまりないけど)
通ったはずだ。あのコナ、覚せい剤と間違われたりしかなったかなぁ?(笑)

しかしこのオバさん僧侶と別れたあと、イミグレの長い長い行列でまた新しい出会いが
あるから旅というのは面白い。その出会いPart2については次回。

 

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by tohoiwanya | 2018-03-12 00:04 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2018年 03月 09日

ガイジン旅行者的貧困論

また風邪ひいたイ課長ですぅ~ゲホゲホ。
あ、今度はインフルじゃありません(←一応検査した)。普通の風邪。会社にも出てる。
しかし頭はボンヤリで仕事になりません~(それはいつもだが)。

前回に続いてちょっと貧困問題について書きたい。それほど大げさな話じゃないが。
昔ある国でイ課長が公衆トイレに入った時のこと。

大きなビルの中にあるキレイなトイレで、おジイさんの掃除夫が掃除をしてた。
でも別に使用禁止ってわけじゃないから、イ課長は気にせずチャックをおろし、
自分のすべきことを始めた。

で、その作業が終わりに近づいてハッと気付くと、さっきのジイさん掃除夫が
オシッコしてるイ課長の脇にピタッと立って控えてる。な、何だオマエ。しかしこっちは
出すもの出し終わらないとナニもできない。

で、出し終わったイ課長がチャックを閉める等々の後作業に取りかかろうとすると
ジイさんがサッと横から手を出して洗浄水のボタンを押す。イ課長より先にボタンを
押すために横で待ち構えてたわけだ。身支度を終わったイ課長が手を洗おうと洗面台に行くと
またさっきのジイさんがペーパータオルを何枚も出してイ課長の横に立って待ち構え、
洗い終わればサッと差し出してくる。自分のハンカチ出すヒマなんてない。

「つまりチップが欲しいわけか?・・しかしソコまでして・・」

そう思った。
そのジイさんはそうやってイ課長のシモの世話?をしながら、無表情で下からジッと
イ課長の様子を見てる。あの暗い目つきは忘れられん。できれば忘れたいが。
しょうがないから、トイレを出る時、少しコインをあげた。

さて、この「ある国」ってどこだと思う?実は1996年の中国・北京なのである。
イ課長が生まれて初めて海外出張(アジア4カ国)した時のことで、当時中国はすでに
グイグイ経済成長中。貧しい国っていう段階はトウに過ぎてたはずだが、22年前は
まだそんなことがあったのだ(今でもあるのかもしれんが)。
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あのアジア4カ国出張した頃はイ課長もまだ30代で海外渡航経験も乏しかった。
欧米しか行ったことなかったイ課長の初アジア。中国だけじゃなく、インドネシア、
タイ、フィリピンと回って、開発途上国の貧しさを体感したのもあれが初めてだった。

その後イ課長も多少は経験を積んだ。インド、カンボジア、ラオス、ミャンマー等々、
出張や旅行で途上国・新興国にあちこち行き、そういうのに多少は慣れた。少なくとも
家や車や道路や駅や空港その他諸々の「ハード」がどんなにオンボロでも今や大して
ショックは感じない。むしろ面白がる。
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しかし冒頭に書いたトイレ掃除夫みたいな、人間の行動、言い換えれば「ソフト」の部分で
心根の卑しさみたいなのに接すると「あー・・貧しいんだな」と思うよね。

前回書いた、車に向かって「何かくれ」の村人たちもそうだけど、ミャンマー滞在中、
「とりあえず外人にネダッてみる(イ課長にすればネダられる)」的なことが数回あった。
マンダレーですれ違うオバアさんがイ課長に向かって「マンニー マンニー」って言うから
何だろうと思ったら、たぶんお金=マネーのことだ。ガイジンを見ると、とりあえず
「お金、お金」って言ってみるわけ?うーむ・・。

ただ、ミャンマーでは全体的に「心の卑しさ」的な印象は少ない。
むしろみんな基本的にマジメで、交渉制タクシーとかでもひどいボッタクリが蔓延してるって
感じはしなかった。ボッタクリって点じゃやっぱベトナムだろ(笑)。
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その国がどの程度貧しいかは、一人当たりGDPとかのデータで、ある程度客観的に決まる。
しかし旅行者個人の「その国の貧しさの印象」は、その旅行者と現地の人とのごく些細な
接触経験によって決まるよね。現在の中国は1996年当時よりはるかに経済発展し、
お金持ちの国になったけど、その後中国に行ってないイ課長にとっては未だにあの時の
トイレ掃除夫の印象が強く残ってるのだ。中国には申し訳ないが。

北京と同じ1996年の4カ国出張で初めてバンコクに行った時にこんなこともあった。
あまりの暑さに脱水状態となり、コンビニに飛び込んで冷たいジュースとアイスを買い、
店を出るとすぐムサボリ飲み+食って水分補給しようとした。するとだ・・。

店から店員の女の子が出てきて、イ課長に何か言って小銭を渡そうとする。
どうやらさっきレジでお釣りを間違えたようだ。客がまだ店の前にいるからってんで
少なかった分を渡しにきてくれたようだ。もちろん、そんなことされなければイ課長は
お釣りが間違ってたなんてこと、生涯気が付かなかっただろう。

あの初バンコクの時はあまりのポン引きの多さに呆れ、イ課長はバンコクが嫌いになった。
でもあのコンビニの店員のことはずっと覚えてた。こういうことって忘れないんだよね。
「ポン引きだらけでも、タイには正直でイイ人もいる」という印象は残るのだ。今では
バンコクはイ課長の東南アジア旅行のベースキャンプ。バンコク大好きです(笑)。
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ま、要するにガイジン旅行者にとっての「その国の貧しさ」っていうのは統計データより
個人的経験の方が影響力が大きいわけだが、そう考えるとラオスってホントに不思議な
国だったよ。統計的にはかなり貧しいはずなのに、イ課長の旅行経験の範囲じゃガイジンに
対するおネダりやボッタクリは皆無。あの欲のなさって何なんだろうか?
・・あ、そうでもないか。あのマッサージ屋の攻撃的お姉さんだけは別か(笑)。

本日の記事は特に主旨のない、イ課長の海外記憶雑記みたいになっちまった。
すんません。次回はちゃんと旅行記らしきものを書く・・・かどうかは風邪次第かな。

 

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by tohoiwanya | 2018-03-09 00:13 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)