<   2018年 07月 ( 14 )   > この月の画像一覧


2018年 07月 31日

バガンのパゴダ登楼禁止措置をめぐって

前回記事のエンディングが気をもたせたから、この際二日連続更新しちゃうぞ。

イ課長が激しく感動したバガンのサンライズ。あのブログの記事を読んで
「自分もバガン行って、朝日が見たい!」と思ってくださる方がいたら大変うれしい。
しかし、コトによると、もうあの時と同じようには見られないかもしれないんだよ。

シュエサンドー・パゴダが今年から全面登楼禁止になったという情報があったのだ。
シュエサンドーだけじゃなく、主要なパゴダぜんぶ登れなくなったっぽいんだよね。
ミャンマー政府の決定らしいんだけど、これは大ショックだ。なんでまた急に?
理由については諸説あって、情報は錯綜している。
f0189467_23572467.jpg
 
パゴダに登る観光客が多すぎて、危険だという話は前にも書いた。
「手すりがないから、転落死しかねない」っていう、この記事を書いたのが去年10月。
そしたら11月に本当に米国人観光客が転落死してしまったらしい。それが原因だという説がある。

観光客のマナーが原因という説もある。遺跡っぽいとはいえ、一応は仏教施設。
タンクトップやショートパンツはだめという東南アジア仏教参拝ドレスコードはバガンでも
同じこと。でもそれが厳密に遵守されてるとは言い難いのは確かだ。

今年3月に現地で確かめたという方のブログを読むと、シュエサンドー・パゴダはもちろん
イ課長が当初狙ったブレディ・パゴダも登れないと書かれてるから、そこらじゅうのパゴダが
登楼禁止措置の対象になったのは間違いないようなんだよ。見晴らしのいいテラスがあった
シュエグージー・パゴダも登れないんだと。マジすか?どうも今回はミャンマー政府が
かなり本気っぽいから困る。
f0189467_16443438.jpg
 
代わりに「小高い丘」から見ることが推奨されてるらしいんだけど、眺望は数段落ちるようだ。
眺望がグッと落ちる丘からしか見られないなんて、大ガッカリだよねぇ。

まぁミャンマー政府の方針はコロコロ変わる。今回知ったんだけど、実は以前にもこれに似た
登楼禁止措置が発せられたらしい。でもいつの間にかOKになったようで、実際イ課長は登れた。
ホトボリがさめると登っていいってことになるんじゃないかって気がするけどなぁ?
f0189467_23572476.jpg
 
バガンで見た朝日はイ課長の海外旅行・出張すべてを通じても屈指の感動だったと言っていい。
グラナダのサン・ニコラス広場から見たアルハンブラの夕暮れが「ロマンチックの極み」なら
シュエサンドー・パゴダから見るバガンの朝日はまさに「神秘の極み」。あの感動をぜひ
他の方にも味わってもらいたい。そう思って一連の「朝日関連記事」を書いたわけだが・・。

もしパゴダ登楼が永久に禁止されたら、あの絶景は本当に「三つの命を生きようとも」
見られない奇跡になっちゃうじゃん。イ課長は滑り込みで間に合ったってことになる。

散々「バガンは素晴らしい」と書いてきたイ課長だけに、パゴダ登楼禁止というニュースは
けっこうショックだった。これから行こうとする人にとってはそれ以上にショックだろう。
こうなると「アナタもバガンに行ってぜひあの感動を・・」なんて安易に書けない。
f0189467_23453433.jpg
 
さっきも書いたように情報はいろいろ錯綜してる。
実は「9月から、5つのパゴダだけに限って禁止措置解除の見込み」という情報も目にしたんだよ。
同時に「登楼料を徴収する説」「登楼人数を制限する説」などもあって、ハッキリしない。
イ課長の知人に、8月末~9月初にかけてバガン訪問予定って人がいる。「9月から登れる説」が
正しいとしても、時期的にきわどい。その時点でパゴダ登楼がどういうキマリになってるか
予測しようがない。現地で出たトコ勝負ってことにならざるを得ん。

とりあえず「ワタシもバガンで朝日を見たい」とお考えの方は、現地最新情報をチェック
して下さいと(少ないが)、今はそれしか申し上げられないんです。まことに申し訳ないス。
バガンにおける皆様の幸運をお祈りいたしますです。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-31 00:06 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2018年 07月 30日

シュエサンドー・パゴダで朝日を見る その3

シュエサンドー・パゴダの西側に広がる光景を見たイ課長は一瞬のうちに激しく感動し、
一瞬のうちに悟った。バガンの朝日鑑賞で見るべきは、朝日がのぼる東じゃなかったんだ。
西だったんだよ!朝日を正面からうけてダイダイ色に染まる、西側の仏塔群。この美しさは
写真では到底伝えられない。
f0189467_23444787.jpg
 
ああ何てこった。朝日鑑賞という目的に引きずられ、イ課長を含む全ての観光客はずっと
東の方向ばかり凝視していた。今も大多数の観光客は東側にいて、西側テラスを歩いてるのは
イ課長一人だ。しかしこの西側テラスからダイダイ色に染まる仏塔群を見た時、イ課長は
東側で朝日を見ていた時以上に感動してしまったのだ。これだ。これだよ。この光景こそ、
まさにバガンでだけ、朝日の時だけ見られる奇跡ではないか。
f0189467_23443204.jpg
f0189467_23502926.jpg
 
日が昇る東の方を見ると、当然のことながら全てのものは逆光になる。
それに、アッチはここまで仏塔が密集してない(と思う)。例のけしからぬタワーなんかも
視界に入ってしまう。こういう風には絶対見えないんだよ。西だ。見るべきは西だ。
そう悟ったイ課長はほとんど恍惚となりながら少しずつ色を変えていく赤い仏塔群を眺めた続けた。
f0189467_23483719.jpg
 
この時、イ課長はある本の一節を卒然と思い出した。
以前書いた、シャクルトン関連本にあった一節で、浮氷の群れが巨大な波のうねりに合わせて
押し寄せるという筆舌に尽くせぬ壮大な光景を、探検隊全員が魅入られたように眺めてた時、
隊員の一人がテニソンの詩の中の一節を思い浮かべるんだよね。それがまたやけに
カンドー的な一節なんだよ。

見たことのない これから見ることもない ここでもどこでも
わたしが死ぬまで たとえ三つの命を生きようとも この大いなる奇跡・・・


「アーサー王の死」っていう長~い詩の一節だそうで、もちろんイ課長は読んでない。
しかし大げさ好きのイ課長はバガンで、朝日に赤く照らされた西側の仏塔群を目にして、
シャクルトンの本にあったこの大げさな一節を思い出してしまったわけですよ。

わたしが死ぬまで たとえ三つの命を生きようとも この大いなる奇跡・・
f0189467_23453433.jpg
  
おおーーい。そこの仏塔に登ってるカップルさんよーー。
いつまでも東側に見とれてないで、だまされたと思って西側に回ってごらん?
このバガンの奇跡、早くみないと仏塔の色がダイダイ色じゃなくなっちゃうよー。
f0189467_23463831.jpg
 
実際にはバガンで朝日を眺めるのは奇跡でも何でもない。ビザとって飛行機乗って、
バガンで早起きすれば誰でも見られる。その気になりゃイ課長だってもう一回見られる。
なにも三つの命を生きなくてもいいのだ。もし、もう一度見る機会があったら、こんどは
早めに西側に移動して、暗闇から徐々に浮き上がるダイダイ色の仏塔たちを・・

・・・てなことを書くつもりだった。

だがこの記事を書くために確認調査をしていたイ課長は衝撃的事実を知った。
「奇跡でも何でもない」なんてことは安易に書けなくなったのだ。コトによると、
今回イ課長が見たようなバガンの朝日はもう見られないかもしれないんだよ。
ショッキングなこの情報。詳細は次回。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-30 00:09 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2018年 07月 27日

シュエサンドー・パゴダで朝日を見る その2

だんだん明るさを増す東の空。
デジカメが自動で最適露出を決めちゃうから、これらの写真はあの時の東の空の様子を
正確には伝えてはいないわけだが、我慢していただきたい。
f0189467_23333978.jpg
 
アンコールワットの朝日鑑賞では、朝日が建物の向こうガワから昇る形で鑑賞する。
逆光でシルエットになった、黒いアンコールワットが絶好の被写体になるわけだ。しかし
バガンの場合、イ課長は少し高い所に登ってる。これが重要で、まだ暗いうちは奥行きが
見えないから、大地も仏塔も平べったいシルエット状態。上の写真がその状態に近い。

それが明るくなるにつれ、はるか地平線から今自分がいる場所までの大地が見えてくる。
同時に、そこに広がる無数の仏塔も見え始めるわけですよ。それまで黒い切り絵だった風景が
少~しずつ奥行をもち始めるわけ。地平線まで続いてるんだから、途方もない奥行だ。
はるかに広がる大地が徐々に姿を現す、そのプロセスは感動的なものだった。
f0189467_23352767.jpg
  
重要なのはシルエットではない。真っ黒(真っ平ら)だったシルエットが、徐々に遠近感を伴って
姿を現し、無数の仏塔が建つ広大な平原になる・・バガンの朝日鑑賞では、たぶんそれこそが
見るべきものなのだ。神秘的な光景だったよ。
f0189467_23301866.jpg
 
パゴダの上からのサンライズ鑑賞が、感動的なのはこういった視覚的要素が強いのは
もちろんだが、ほとんど何の音もしないその静けさ、昼間からは想像もつかない
涼しさもまた「ただごとではないひととき」という感じを強める。そこにいる全員が
一言もしゃべらず、ただ東の空に見とれ、写真を撮っている。
f0189467_23193043.jpg
 
明け方の光の中で姿を見せる仏塔、どこまでも続く樹海・・相変わらず「神秘的」という
使い古した表現を使うしかないわけだが・・・いやぁ~・・これは・・・すばらしい・・
バガンのサンライズは期待以上だ・・。
f0189467_23204273.jpg
 
f0189467_23310486.jpg
 
雲があってわかんないけど、太陽はもうすっかり昇ったようだ。
しかし赤い太陽が丸々見えるかどうかではあまり問題ではない。さっき言ったように、
「だんだん見えてくる果てしない奥行き、そして仏塔群」こそが素晴らしいと、イ課長は
思うわけで、多少曇ってても問題ナッシング。あれは素晴らしい時間だった。
ああ来てよかった・・ミャンマー最高じゃん・・。
f0189467_23211639.jpg
 
なおもしばらく東の空を眺め続ける。他の観光客もみんな同じ方向を見ている。
この人たちはこのあとホテルに帰るのかな。しかしイ課長はこのあと寺院めぐりが待ってる。
そろそろ車に戻ろうかと思って、パゴダの南側をまわって西側の方に移動した。
階段は西側にあるのだ。
f0189467_16452213.jpg
 
南側から見る光景も素晴らしい。果てしなく広がる樹海、東(左)からの光をうけ、
片側が明るくなった無数の仏塔・・いやーまさに神秘の絶景。
f0189467_23244193.jpg
 
そしてパゴダの西側に来た。ここから階段を降りれば下に車が待っている。
もちろん、西側にも樹海と仏塔群は広がっている。だがその光景を見たイ課長はふたたび、
というか前にも増して一瞬のうちに感動してしまったのだ。だって、そこにはこんな
「赤い仏塔群」が広がっているんだもん。
f0189467_23270545.jpg
  
いやーもう、この時ばかりはイ課長もさすがにね・・・あああ・・・続きは次回だ(笑)。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-27 00:09 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2018年 07月 25日

シュエサンドー・パゴダで朝日を見る

出発前に更新できるとしても、あと4~5回。
とりあえず、このネタだけは書き終えてから出かけよう。例によってまた続き物だが。

バガン仏教遺跡見学シリーズは昨年12月、「2.マヌーハ寺院」からスタートした
「2」がある以上、その前に「1」がある。それが朝日鑑賞で訪問したシュエサンドー・
パゴダなのである。最初に行ったココを最後にとっておいたわけ。

朝日鑑賞ツアーって他の国でもけっこうある。アンコール・ワットでもあった。でもイ課長は
行かなかった。黒いシルエットになったアンコール・ワットの向こうにのぼる朝日は美しいに
違いないけど、寝ていたい気持ちの方が勝った(笑)。

しかしバガンではぜひ、ナンとしてでも朝日を見たかった。
広大な平原に無数のパゴダが林立するバガン。そこに登る朝日をパゴダの上から、つまり
遠くまで見渡せる高い位置から見ると、それはもう素晴らしい。そういう写真はいっぱいある。
イ課長も見たいぞ、クソ(下の写真はプロが撮ったバガン朝日写真の一例。オンシーズンには
こうやって朝日鑑賞用の気球もいっぱい浮かぶらしい)。
f0189467_23074642.jpg
 
まず朝日を見る手段だ。「登れるパゴダ」に、夜明け前に行くことが絶対条件。
自力で行くのはまずムリ。一番簡単なのは朝日鑑賞ツアーに申し込むことだろうけど、
イ課長は現地でタクシーチャーターを申し込んだのはすでに書いた通り。

次に重要な問題はどこから見るか、言い換えればどのパゴダに登って見るか、だ。
通常の朝日鑑賞ツアーだと必ずシュエサンドー・パゴダに行く。朝日でも夕日でもとにかく
ここがメッカなのだ。しかしどのツアーも必ずここに行くもんだから夜明けと夕方は
ツアー客でめっちゃ混むらしいんだよね。それは避けたい。というわけで、イ課長は
仕事のフリしながらバガンの朝日鑑賞・穴場スポット研究に情熱的に取り組んだ。

そこで狙いをつけたのがブレディ・パゴダというところだ。
ここは朝日鑑賞の穴場として有名なところらしい。有名ってことは穴場でもナンでもない
という気もするが(笑)、シュエサンドー・パゴダよりは人が少ないと思われる。
よし、ここがいいんじゃないか?・・と、ここまでが出発前のハナシ。
(下の写真は夜明け前のホテルロビー)
f0189467_23124919.jpg
 
そして迎えた、バガンでの朝日鑑賞当日。
まだ真っ暗な、朝5時前のホテルの玄関で、迎えにきたドライバー氏と打ち合わせ。

「朝日はどこで見るのですか?」
「シュエサンドー・パゴダで見ます」
「ブレディ・パゴダはいかがであろう?」
「ブレディ?」
「シュエサンドー・パゴダはものすごく多くの人がいて・・・」
「オー、今はシーズンオフですから人は少ないです。ノープロブレム」

こうしてイ課長の綿密な事前調査に基づくブレディ・パゴダ案はあっさり却下(笑)。
彼の運転する車でシュエサンドー・パゴダに向かうことになった。

【1. シュエサンドー・パゴダ】
これが夜明け前のシュエサンドー・パゴダ。うーむ・・ここを登るのか。
何気なく撮った写真だけど、パゴダの肩のところに光る星がやけにハッキリ
写ってるんで、あとで撮った本人がびっくりした。
f0189467_23010055.jpg
 
ご覧のようにまだ真っ暗。しかも照明なんて全然ない。その状態で急な階段を
ハダシで登るわけだから危ない、よーく足元を見て注意して登らなければならない。
懐中電灯持参の人とか、携帯電話モニタをかざして登ったなんて人も多いらしい。

なんとか無事登って、東側のテラスに回る。
おお、東の方角はすでに明るくなってるよ。あの辺から朝日が登るに違いない。
f0189467_23033247.jpg
 
すでに世界中から来たカメラ自慢たちが腕まくりして待ち構えてる(笑)。
でも人は意外なほど少なくて、誰かの頭が撮影の邪魔になるなんてことは全然ない。
「シーズンオフだから人は少ない」というのは本当だったんだ。
f0189467_23041384.jpg
 
やや左、つまり北の方に目を向けると、どこかのパゴダがライトアップされてる。
あっちはまだ真っ暗。いやー・・何だか興奮してきた。これから素晴らしいことが
始まるという緊張感と期待が高まる。他の観光客も同じ気持ちだっただろう。
f0189467_23043768.jpg
 
これからいよいよサンライズ・ショーの幕が開くわけだが、長くなったから続きは次回。
あれはあまりにも感動的な絶景だったから、一回でなんて、とても書ききれないのだ。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-25 00:04 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2018年 07月 23日

リュックサックを買ったイ課長

8月の旅行が近づいております。出発まであと2週間。

しかし旅行準備にとっては一つマズいことが発生した。
先日墓参りをした、あのクソ暑かった日に提出したイ課長の作成物。あれはある
企画コンペの提案書だったんだけど、あろうことか、それが通ってしまったのだ。
5社競合だったのに、まさか勝つとは。会社としては結構なことだけど、イ課長の
旅行準備上はマズいのだ。
f0189467_22393006.jpg
 
出発までに手続き関連書類作成、費用計算、先方チェック、修正・・モロモロ・・
他にも仕事があるのに、なんで出発前に仕事が増えるかなー。

もっとも、ビザも飛行機もホテルも全部取っちゃってるわけだから、出発直前に
やるべきことは少ない。でも一つ重要な買い物をした。それはリュックサックだ。

イ課長は海外では出張・旅行すべてL.L.Beanの黒いショルダーバッグを使っていた。
ポケットやらストラップやらペン差しやらいろいろあって、とにかく便利だったのだ。
「さすがに古くなったなぁ」と思うけど、コレに代わるバッグがない。

しかしそのバッグも軽く二十数年。L.L.Beanだから品質はシッカリしてるとはいえ、
さすがに古くなった。というわけで買い替えたわけだが、買い替えに際しては
ショルダーバッグではなくリュックにしようと決めていた。理由は二つある。

①8月の旅行ではA町のホテルAに1泊、翌日チェックアウト、B町に移動し、2泊。
 そのあと再びA町のホテルAに戻るという日程計画を立ててる。別の町に2泊する間、
 重いゴロゴロスーツケース持ち歩くのは面倒なのでホテルAに預けておきたい。

 となると、2泊分の着替え等を入れられるだけの容量をもった別のカバンが必要になる。
 L.L.Beanのバッグでもムリすれば何とかなるとは思うが・・。

②その2泊ミニ旅行の行き先ではレンタサイクルに乗る可能性が高い。
 そうなると、肩掛けカバンより背中に背負うリュックサックの方が扱いやすい。
 
リュックなんて山ほどある。だがイ課長が欲する海外旅行用機能を持つものは少ない。
貴重品を入れる「背中(と接する)側のポケット」という機能はぜひ欲しかった。
あと、キーホルダーも欲しい。だがそういう条件に合致したリュックは驚くほど少ない。

そのくせUSBなんて、不必要な機能はやたらついてる。リュックン中に重いバッテリー入れて
歩きながらスマホ充電するなんてニーズ、他の人にはあってもイ課長にはないの。

結局、ネットで探しに探し、やっと購入したわけでございます。8月旅行用リュック。
ちなみに、値段はたしか5,800円。L.L.Beanに比べるとやけに安い。
f0189467_22330348.jpg
 
必須だった背中ポケットはもちろんある(このベルトの裏側にファスナーがあるのだ)。
f0189467_22330386.jpg
 
しかしキーホルダーはなかった。しょうがないんで、たまたまあった金具をつかって
自分でくっつけた。
f0189467_22331113.jpg
 
だが不必要なUSBコードはついてる。幸い?なことに、コード収納用のポケットが
あったからそこに突っ込んだ。たぶん永久に使わないだろう。

最近のリュックは肩カケのところにこんなファスナーがついてるのが多い。
「カード入れ」ってことになってるけど、切符なんかを入れとくのに良さそう。
f0189467_22331138.jpg
 
あと2週間で、これをかついでまたガイコクに行くわけですよ、イ課長は。
それまでに仕事のカタをどうやってつけようか・・。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-23 00:14 | 日本での私生活 | Comments(2)
2018年 07月 20日

讃岐うどんに関する、ある疑念

最後の高松旅行ネタだ。大体書き終えてたんだが、墓参りネタをはさんで後回しに
なっちまったので、粛々と二日連続更新するのである。

高松旅行の最後を飾る食い物ネタといえば、当然うどんについて書くことになる。
約30年前、初の高松出張で初めて食った本場の讃岐うどんの美味しさは忘れ難い。
今回の旅行でも讃岐うどんガンガン食おう・・と思っていた。

しかしダメ。今回の旅行で食ったうどんはたった三杯だけ。
2泊3日で三杯食えば良さそうなもんだけど、高松においては全く食い足りん。

「メシは後回し主義」のトホ妻と一緒だからってのもあるけど、そもそも店が開いてない。
初日、夜行バスを降りたあと、琴平で開いてるうどん屋を捜したけど、全然ない。
朝9時半過ぎてるのに?まぁ確かに琴平の朝は人影もまばらだったが。

こんぴら歌舞伎を観て、金毘羅様参りを済ませたあと、ようやく琴平で初うどん。
すんげー巨大な油揚げ入りの、きつねかけうどん。うどんが全く見えん。
値段は1杯620円・・620円?・・まぁ確かに油揚げは超デカいけど、ちと高くねぇ?
f0189467_01271165.jpg
まぁ琴平のうどん屋はしょせん「観光地価格」なのだとも考えられる。
やっぱ高松市内で食おう。というわけで翌日に期待したわけだが、早朝にホテルを出て
高松港まで行く途中、開いてるうどん屋なんて1軒もない。朝早いとダメみたい。

フェリー乗り場には立ち食いうどん屋があるかと期待したけど、やっぱりない。がっかり。
結局、空きっ腹のまま小豆島のフェリー乗り場で見つけたうどん屋でようやく
朝飯代わりのうどん。そうめんが名物の小豆島でもやっぱりうどんなのだ。
きつねかけうどん。500円。昨日琴平で食ったのより安いとはいえ、500円・・うーん、
きつねで500円・・うーん・・・。
f0189467_01271159.jpg
 
3杯めの、そして最後の讃岐うどんは岡山に移動する直前、JR高松駅の駅うどんだ。
こんどはかき揚げ入りかけうどん。値段は500円。うううーーん・・・
東京の立ち食いそばで、かき揚げそば食っても500円まではいかないと思うぞ。
そりゃまぁ確かに、えびがいっぱい入ってるけど・・。。
f0189467_01270253.jpg
 
ちなみに、この時トホ妻が食ったのは梅とろろぶっかけうどん。こっちは400円。
ぶっかけの場合、立ち食いそばで比較対象になるものがないので評価が難しいが・・。
f0189467_01270218.jpg
 
東京の立ち食いそばとばかり比較するのもナンだから、ここは同じ讃岐うどんチェーンの
「はなまるうどん」をベンチマークにして比較してみよう。この店、会社近くにもあって、
イ課長も時々食いに行くのだ。

はなまるうどんで「きつねうどんの中」を食うと400円。香川より100円 or 220円安い。
はなまるうどんで「かけ中+かき揚げ」を食うと370円。香川より130円安い。

香川県で食ったうどんは軒並み、東京で食うはなまるうどんより高かったってことだ。
それもちょっとの差じゃない。けっこうな価格差だよ。これはドウいうことなのだ?
たまたまイ課長が食ったのが高いトコばっかだったってことなの?

しかしある疑念も湧く。
香川のうどんが有名になって、全体的に「観光地価格化」したのでは?という疑念だ。
約30年前、「讃岐うどんは東京の立ち食いそばと同程度か、もっと安くて美味い」っていう
記憶が強いイ課長にとって、三杯とも立ち食いより高いという今回の結果は看過できぬ。
f0189467_11410001.jpg
もし、讃岐うどん全体の相場が「観光地価格化」してるとしたら、ちょっとガッカリだよ。
繰り返すけど、約30年前の高松出張じゃ「こんなに安くて、こんなに美味い!」ってんで
すっかり讃岐うどんが気に入った課長だけに、そう思うのだ。
 
まぁ評価対象データは三杯だけ。有名観光地、小豆島のフェリー乗り場、JR高松駅という、
ロケーション的にはどれも「フツーのうどん屋」とは言い難い店だ。フツーの店なら
安いうどん屋だってあるんだろうと思うが・・。
 
30年前はテキトウにどこで食っても、安くて美味しかった讃岐うどん。
「これは名物だけあって、ちょっと高いな」と思ったのは、釜揚げうどんだけだったと
記憶している。うどんのことはけっこうよく覚えてるのだ(笑)。

それが30年間で変わってしまったのか、あるいは現在進行形で変わりつつあるのか?
さらなる綿密な検証が必要だとは思うが、果たしてもう一度行く機会あるかなぁ?
トホ妻が一緒だと、またメシは後回しだろうしなー。
 
 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-20 00:02 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2018年 07月 19日

ボンの謎

高松の食い物ネタがもう一つあるんだが、別の話をはさむ。

実はイ課長は先週〜3連休にかけて、ちょいと忙しかったのである。休日出勤もした。
少しばかりプレッシャーを感じつつ、少しばかりコンを詰めて仕事したわけ。
少しだけどさ(笑)。

その仕事は3連休明け、17日の昼に先方に提出した。
となれば、午後再び会社に戻って仕事しようなんて殊勝な了見はコレッぱかしもない。
すでにイ課長は用意周到に、仕事を提出したあとそのまま「午後半休」に突入することを
事前に宣言しておいたのである。

さて提出は終わった。場所は霞が関。午後はフリー。何をしようか。

とりあえず新橋まで歩いて昼メシ・・・だが、この暑さの中、新橋まで歩くと考えただけで
熱中症になりそうだ。霞ヶ関の目的地に来た段階ですでにもう汗ダクダクなんだから。
冷房の効いた映画館で映画でも・・しかし今って、映画ナニやってんだっけ?
どっかの美術展でも・・しかしこれもドコでナニやってんのか、サッパリだ。

「ウチに帰ってビール飲んで冷房効かせた部屋で昼寝」という驚くほど建設的な過ごし方に
傾きかけたところで、突然イ課長の脳にあるアイディアがひらめいた。

つい先日トホ妻と「なぜ東京はお盆が早いのか?」という話をしたのを
思い出したのだ。そうだ、東京はいまお盆(らしい)。それなら・・
 
 
           墓参り!(この暑いのに・・)

折しも場所は霞が関。千代田線で千駄木まで行けば谷中霊園まで歩いて行ける。
ということで半休をとった火曜の午後は墓参りに決定。

霞が関から千駄木までは冷房の効いた地下鉄だから問題ない。
しかし千駄木から谷中の墓地までのダラダラ登り坂は死ぬほど暑かった。
徒歩で15分くらいだったかな。すでに全身汗ビショ。
f0189467_00234538.jpg
 
途中こんな店もあった。昔書いたけど、江戸川乱歩の名作「D坂の殺人事件」のD坂とは
渋谷道玄坂のことではなく、千駄木交差点から始まる団子坂のことなのである。
f0189467_00234630.jpg
 
ほとんど脱水症状になりかけながら、ようやく谷中霊園到着。
すでに体は服を着たまま水浴びでもしたかのようにビショビショ。うー気持ちわりー。

シキビと線香を花屋で買うと高いので、今日は略式墓参ということにして、自販機で
冷えた水を買い、まず脱水した自分用に一口飲み(笑)、残りはオヤジの墓にかけた。
熱されてた墓石も少しは冷めただろう。あとは墓回りの雑草抜きや枯葉掃除。これ重要。

時刻はちょうど昼過ぎで、一番暑いサカリ。いやホント~~に暑かった。
草をむしるんで屈み込むと、顔から汗がポタリと落ちるくらい。
いくら東京はお盆が早い、7月がお盆っつうても、こう暑いと墓参りはもはやキケンだ。
お年寄りにはとても勧められない。イ課長にしたって仕事からそのまま来たから
帽子もかぶってないわけで、この日だけでオデコが日に焼けちまった。
f0189467_00234652.jpg
 
しかし「東京(および国内の一部)だけお盆は7月」って、どう考えてもミョーだ。
イ課長は東京生まれだけど、子供の頃にそんな話、聞いたことないけどなぁ?
東京にある工場がお盆休みで操業停めるとしたら、やっぱ8月15日前後だべ?

都内あちこちの盆踊り大会だって、必ず子供が夏休みに入ってからやるはずだ。
7月中旬に東京で盆踊りやるなんて聞いたことないぜ?「東京はお盆が早い」っていうけど、
「確かにそう思う」って実感がヒトツもないんだよね。

旧暦のお盆を旧盆、新暦のお盆を新盆という・・らしいんだけど、それも釈然とせん。
新盆って、意味が違うだろ?

ま、いい。とにかく7月の「早いお盆」とやらに墓参りは済ませたのだ(略式だけど)。
来月、イ課長は海外旅行するから「8月のお盆」に墓参りはできない。どうしようかなぁと
思ってたとこだったんで、全身汗ビショになりつつも墓参りしといて良かった。

墓参した日も暑かったが、今日も暑い。明日もあさっても暑いらしい。
みなさまお身体にはくれぐれもお気をつけて、この暴力的な夏をやり過ごしましょう。
(本日掲載の写真、携帯で撮ったので画質イマイチなのはご容赦くだされ)

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-19 00:08 | 日本での私生活 | Comments(6)
2018年 07月 16日

高松で骨付き鳥を食らう

一通り、高松旅行の観光ネタが終わったところで、食い物ネタに移るぞ。

香川県の、あるいは高松のご当地グルメといえば?・・と聞かれれば、
誰もが「うどん」って言うよね、たぶん。イ課長だってそう答えるし、高松行ったら
うどんを食うつもりでいた。

しかし今回事前調査をしたら、うどんだけじゃなさそうなんだよ、高松グルメは。
「骨付き鳥」というものが高松、ないし香川名物としてグイグイ頭角を表してる。
知ってた?骨付き鳥。イ課長は全然知らんかった。
 
下の「萌え系・骨付き鳥ポスター」は高松で撮ったものだけど、これを見ると骨付き鳥って
丸亀由来の食い物のようでもある。しかし高松にも骨付き鳥の看板を出す居酒屋は
ものすごく多かった。
f0189467_23415999.jpg
 
うどんはどうせあちこちで食うから(実際はほとんど食わんかったが)、高松での
晩飯は骨付き鳥とやらをかじりながらビールを飲むのがオツかもしれん。これも立派な
「香川ご当地グルメ」だべさ。

というわけで、初日、琴平から高松市内に戻って、さっそく食いに行ってみた。
場所はホテルからも近い、飲み屋が連なるライオン通り。
f0189467_23415194.jpg
 
手近な店に入り、ビールと骨付き鳥を注文。親鳥とひな鳥があって、
親の方はシッカリした歯ごたえ、ひなの方は柔らかさがウリらしい。とりあえず
親鳥を注文。焼くのに少し時間がかかるらしいので、枝豆と冷や奴でつなぐ。
f0189467_23415951.jpg
 
で、しばらくしたら来ました。(たぶん)香川名物・骨付き鳥。
その名の通り、骨に付いたまま出てくるから、ハサミで切って食うのである。
この辺の流儀はちょっと韓国焼肉風。
f0189467_23415181.jpg
 
翌日の夜も別の店で骨付き鳥を食った。
昨夜は親鳥だったから、こんどはひな鳥にしようと思ったら「一種類しかない」と
言われた(笑)。しかも前日食った店は800円だったけど、翌日食った店では
たしか1,560円。何でこんなに値段が違うのだ?骨付き鳥。量も味も最初の店と
そんなに変わんなかったけどなぁ(写真撮り忘れた、すまぬ)。

スパイシーで美味しいし、モモ肉1羽分だから食いでもある。
高松でのビールのお供として推奨できるが、同じ食い物なのに店によって値段が
倍近く違うのは解せぬ。もし次回食う機会があったら、安い方の店に行こうと思う、
貧乏性イ課長なのでありました。
 
 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-16 23:38 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 07月 14日

ヘトヘト還暦直前旅行のエンディング

吉備津神社を見学し終わったら、この町にはもう他に見るべき所はない(んだと思う)。
神社からチンタラ歩いて吉備津駅まで戻る。この駅、いかにも田舎の駅って感じで、大変のどかだった。
f0189467_17443699.jpg
 
しかーし、走ってる車両はのどかじゃねぇぜ。
なにせここは桃太郎伝説の地。電車も「桃太郎ラッピング車輛」だったのである。
イマ風というか、非常にアニメキャラっぽい桃太郎氏。
f0189467_01214397.jpg
 
イヌ氏・サル氏・キジ氏もいる。こちらは昔の東映アニメ的画風というか・・(笑)。
f0189467_01214261.jpg
 
これは鬼氏ですな。個人的にはこの鬼がキャラクターとして一番「立ってる」気がする。
なかなかカッコええやん。
f0189467_01214385.jpg
 
岡山駅ではロクに土産も買わず、サンドイッチと柿ピー、さらに缶ビール500ml×3本を調達。
朝食が菓子パン、早めの昼食が高松駅のうどん。そして早めの夕食(セカンド昼食?)が
新幹線の中で缶ビールとコンビニサンド。何とプアな食生活であろうか。
「旅の楽しみは何てったってグルメよ」という人はトホ妻と一緒に旅行すべきではない。
f0189467_01235712.jpg
 
そういえばホテルのことを書いてなかったな。ホテル評価として一つの記事にするほどの
ホテルではない。線路ワキの、踏切音がよく聞こえる安ホテル。瓦町駅から徒歩で
7~8分ってとこだったかな?元ラブホテルだったのを改装したのは明らかで、これ見りゃ
誰でもそう思う(笑)。
f0189467_01235731.jpg
 
部屋はけっこう広くて、トイレと風呂場もちゃんと別々。ユニットバスじゃないの。
これもラブホテル仕様なのか・・?ちなみに、17時過ぎないとチェックインできないという、
謎のオキテがあるホテルだった。
f0189467_01235628.jpg
 
観光から疲れ果てて戻り、荷物を置き、晩飯食いに外に出て(メシについては後日書く)
帰りにコンビニで缶ビールを追加で買い、ホテルで飲み、疲れ果てた豚のように寝る・・・。
二晩ともそんな感じだった。「旅の楽しみは何てったってホテルライフよ」という人も
トホ妻と旅行すべきではない。ま、イ課長とも旅行すべきではないな、そういう人は(笑)。

何はともあれ、これでトホ妻還暦直前旅行はおしまい。来年早々には、こんどはイ課長が
還暦になるわけだが、その時も直前旅行があるんだろうか・・・?
 
 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-14 00:04 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 07月 11日

吉備津・鳴釜神事

大学生の頃だったか、イ課長は上田秋成の雨月物語という本を読んだ。日本古典文学の名作だ。
その中にある「吉備津の釜」というエピソードも読んでる。あれがまた名作なんだよ。

家のスキマにお札を貼り、中に閉じこもって念仏を唱えてると外を怨霊がウロウロするという、
怪談・牡丹灯籠の原型になった設定も大変コワいが、エンディングの余韻がまた素晴らしい。
雨月物語ン中じゃ「吉備津の釜」と「蛇性の淫」が双璧だと思ってる。
f0189467_16232065.jpg
 
さてだ。
「吉備津の釜」の「釜」って、実は吉備津神社にあるのだ。
その釜を熱すると音が鳴るらしい。その音で吉凶を占う。一種の音占い。
雨月物語の「吉備津の釜」にも釜鳴り占いのことが書かれてる。由来について書くと長くなるので
詳しくは下の看板をご参照頂きたい(←手抜き)。
f0189467_16213438.jpg
  
この看板によると、釜鳴りもやはり桃太郎伝説につながるんだね。
温羅(=鬼)を埋めた場所の上にカマドを作り、メシを炊くと「温羅のウナリ声」が
聞こえるというわけだが、驚くのはそれが単なる伝説じゃなく、現在でも神事として存続
してることだ。3,000円払うと神事をやってもらえる。ってことは今でも鳴るの?ホンマに?
f0189467_16213380.jpg
 
鳴釜神事のことは今回、旅行の下調べで初めて知ったワタス。
それがあの雨月物語に出て来るゆかりの釜と知れば、それはもうぜひ見たい。
吉備津神社における最重要見学ターゲットが釜だったのは当然なのである。

弓道部員だらけの、例の長~い回廊の途中にこういう看板が。おお、ここがそうか。
さっそく行ってみようではないか。
f0189467_16231249.jpg
 
・・と思ったら、あらら、ちょうど今神事の真っ最中なんだ。
神事の間は依頼者と、神主さんほか関係者以外はお釜殿の中には入れないようだ。
うーむ、しょうがねぇ。とりあえずここにあるベンチで一休みすっか。
f0189467_16231284.jpg
 
中じゃ、今まさに祈祷の真っ最中なんだろうなー・・と思いながら、ベンチで水を飲んでた。
するとだ・・・

ぶおおおおお~~~ という重低音がけっこうな音量で聞こえてきた。
え?こ、この音ナニ?・・もしかして、これが釜鳴り?!いま神事やって、鳴ってるわけ?!
こっ、こらたまげた。ホントに鳴ってるよ!外にいてもこんなに聞こえる!

もっとひっそりと鳴るのかと思ってたら、すごい音だ。「汽笛のようだ」と思ったさ。
建物の外にいるイ課長たちにもビンビン聞こえてくるんだから、中にいたら、そりゃもう
すごい音だろう。いやーーびっくりした・・と同時に深くカンドウいたしました。まさか
雨月物語に書かれた、吉備津の釜鳴りをこの耳で聞けるとは。

あとでもう一度御釜殿に行ってみたら、すでに神事は終わって中が見学できた。ただし
写真撮影はできない。下の写真を参考にしてほしい(All Aboutサイトにあった写真を拝借)。
さっき神事を執り行ったばかりだから、下の写真と同じようにカマドには火が燃えていた。
f0189467_16070215.jpg
 
たまたま、神事のお手伝いをするご婦人がいたので話を聞いてみた。
火の上のセイロが鳴るのかと思って聞いたら、そうじゃなくて、かまど全体が鳴るらしい。
身体がビリビリするくらい鳴るかと思うと、同じことやっても全然鳴らないこともあるようで、
実に不思議だ。科学的には音が鳴る理由は熱勾配がドウコウってことらしいが、この時ばかりは
科学よりも超自然の方を重視したい気分に少しなった(笑)。
f0189467_16372167.jpg
 
吉備津神社に行って受付して3,000円払えば、誰でも鳴釜神事はやってもらえるわけだが
我々みたいに、たまたま神事の時に来あわせれば、外にいても音は聞こえる(鳴ればね)。
あの音には本当に驚いたよ。貴重な体験をさせていただきました。

あの名作「吉備津の釜」の題材にもなった吉備津神社の御釜殿。
「せっかく通るんだから、岡山でもどっか寄ろうか」程度の軽い気持ちで来てみたんだが、
「温羅のうなり声」を実際に聞くことができて、トホ妻もイ課長も大カンゲキして
吉備津神社を後にしたのでありました。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2018-07-11 00:38 | 国内出張・旅行 | Comments(0)