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2018年 12月 10日

パークロン市場に行ってみる

国内ネタも書き終えたので、8月のタイ旅行の話に戻りましょう。
以前に書いた「ガイドブックで取り上げられる程度には観光価値はあるけど、
場所が不便で行ってなかったトコ」に行った時の話。その「トコ」がどこかというと
パークロン市場というトコなのである。

市場といっても、イ課長好みの鮮魚・精肉が並ぶ市場ではない。
ここはバンコクで最も知られた「花市場」つまり、フラワー・マーケット。
花市場ってどんなのか、一度見たいと思ってたんだけど、場所がちと不便なんだよ。
予定真っ白の今こそ、こういう所に行くチャンスじゃないか。さぁ行こう。

タイ大学見学をした翌日、8月7日の火曜日に花市場行きを決行するつもりだった。
ところが朝、ホテルの部屋からから外を見たイ課長はまたまたがっかり。また雨だぁ〜・・。
まぁしょうがねぇ。8月のタイは雨季。その8月じゃなきゃ長い休みとれないんだから。
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けっこうな降りなので、しばらく部屋で待機。
昼近くになってようやく雨があがったから、出かけることにした。ホイクワンの駅から
まず地下鉄でスクンビットへ、次にスカイトレインでサパーンタクシンへ、そこから
船に乗ってチャオプラヤ川を下るのだ。なんて面倒なんだ。
(相変わらず、タクシー使おうという発想は湧かない貧乏根性)

ようやく船に乗るところまで来たが、あいや〜・・ヤバそうな雲行きだなぁ〜・・。
今にもドシャーッとスコールが降りそう。せめて花市場に着くまでもってくれ。
この天気、殊勝なことにイ課長がホイクワンに戻るまで最終的にはもってくれた。
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Google Mapで見た記憶だと、橋のそばの停船所が花市場の最寄りだった。
橋がある。きっとここだろう。PC画面で見た記憶と、あのラフなイラストマップだけが
頼りっていうんだから我ながら頼りない。地理不安なイ課長におかまいなく、船は
トットと行ってしまう。うまく戻れるかな・・。
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目を転じると、停船所はガラーンとして、ダークな殿方たちがトグロを巻いてる。
実に素敵な雰囲気の場所だ(笑)。だが今はそんなことより花市場。PCで地図を見た
記憶に基づいて「こっちのはず」という方向に歩く。
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お、あの黄色い袋詰めはキクか何かの花じゃないか?いよいよ花市場?
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おお。花屋がいっぱい見えてきた。このあたりからパークロン花市場に違いない。
すげー。ホントに花屋だらけ。
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売られてる花を見てると、家に飾ったり花束として誰かにあげる花だけじゃなく、
仏事用の花が多そうだ。確かにタイのお寺にはよく花が供えられてるよなぁ。
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色とりどりの花というのは被写体としては大変グッドなので、写真もいっぱい撮った。
次回、パークロン市場のさらなる深奥部をご紹介しながら、たくさんご覧に入れますです。
 
 


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by tohoiwanya | 2018-12-10 00:01 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(0)
2018年 12月 07日

真間の手児奈 伝説の地

真間山弘法寺のあるあたりは、「真間の手児奈」伝説で有名な場所でもある。

そういう“地元伝説”があることは高校の頃から知ってた。しかしテコナって女に
まつわる話っていう程度の認識しかなくて、詳しいストーリーは今回初めて知った。
一応簡単にご紹介すると・・

昔、真間の地に井戸があり、近所の女たちがそこに水を汲みにきていた。
その一人が手児奈という女で、身なりは貧しいけどバツグンに美しかったもんだから
近隣の男たちがこぞって嫁にしようと争った。しかし誰かと結婚しちゃうと、他の全員を
フらなければならない。それを苦にした手児奈は海に入水自殺。あーあ。

Wikipediaでは手児奈は一度他国に嫁ぎ、子も生まれたけど、国同士の争いに巻き込まれ、
子供と共に真間に戻ってひっそり暮らしていた(で、毎日真間の井戸に水を汲みに行って・・
・・と、上の話に続くんだろう、きっと)ことになってる。

万葉集には手児奈にまつわる歌がいくつもあるらしい。
前回書いた真間山弘法寺も、行基って坊さんが手児奈の霊を弔うために作ったのが
起源だそうだから、737年には手児奈さんはもうとっくに死んでたわけだ
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真間の手児奈にまつわる場所は、前回書いた真間山の階段のすぐ近くにある。
そんな近くにそんなモノがあったことも、当時は存じませんでした。
 
はい、これが手児奈が水を汲みに来たという「手児奈の井」です。
いくら何でもこれが奈良時代そのままの井戸とはトーテー思えない。桶なんて新品(笑)。
でもそこはホレ、やっぱ歴史はロマンですよ。固いこと言うのはやめましょう。
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はい、これは手児奈霊神堂。要するに手児奈を祀ったお寺らしい。上の井戸から見て
通りを挟んだハス向かいくらいの位置関係。さすがは手児奈伝説というべきか、イ課長が
滞在してたごく短い間だけでも何人もの人が参拝に来てた。
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ここは本堂の中に入れるらしい。靴を脱いで入ると、お坊さんが「どうぞお参りを」って
ロウソクに火をつけてくれたから、お線香をあげさせていただきました。
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「写真を撮ってもよろしいですか?」って聞いたら「ご本尊はちょっとアレですが、
天井なんかはどうぞ」って言ってくれた。だから上の写真もご本尊は写らないように
しているわけ。さて、天井っていうのは?
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うはぁーーー!!こりゃすごく古い。歴史的価値ありそうだ。
鳥とか動物とか、全部生き物の絵で格子天井が覆われてる。ものすごい数だよ。
これは一見の価値があるよ。手児奈霊神堂、なかなかすごいじゃん。
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真間山からすぐ近くの高校に3年間通い、「真間の手児奈」も名前だけは知ってたけど
高校生当時はそれにちなんだ場所を見てみようなんて殊勝な了見はゼロ。あの頃は
食い物と週刊誌のヌードグラビア以外のことには関心がなかったんだと思われる(笑)。

「かつて通学した地にあった伝説」にまつわる旧跡を、このトシになって初めて
散歩してみた、初冬の昼下がりというわけでございました。

 

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by tohoiwanya | 2018-12-07 00:07 | 日本での私生活 | Comments(0)
2018年 12月 05日

真間山弘法寺に行ってきた

ここんところ、たまたま巡り合わせで国内ネタが続く。

先週の土曜日は高校の同期会だったのである。
当然、全員還暦直後か直前。クラスの連中とは20代前半の頃に会ったのが最後の
はずだから、推定約35年ぶりで会ったことになる。

こうなるとさすがに会ってもすぐわかんないね。そういうイ課長もみんなから
「あれ誰?」と相当思われてたみたい。なにせ昔は天然ウェーブヘアだった男子が
坊主刈りの白ヒゲじじいだもんねぇ(笑)。

せっかく市川に行くなら同期会の前にちょっと寄り道しようと思った。そこで、
市川駅ではなく、高校時代毎日通った国府台駅へ。何十年ぶりかな?ここは千葉と
東京の境で、駅の向こうはすぐ江戸川、そのまた向こうは東京都になる。
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毎朝のぼったダラダラ坂。この先にイ課長の出身高校があるんだけど、行きたかったのは
学校ではなく、この道を右に曲がった先にある真間山弘法寺という所なのである。
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弘法大師と同じ字だから、イ課長も最初は「こうぼうじ」って読んでたんだけど、
「ぐほうじ」というお寺。そもそもの歴史は天平9年(737年)に遡るっつうんだから
やたら歴史があるお寺なのである(在学当時はもちろん、そんなこと知らなかった)。

あの高校の運動部に入ってた連中にはここを覚えている人が少なくないはずだ。
イ課長は弱小部に入ってたので週2日はグラウンドが使えず、真間山に来てたから
利用した回数は運動部の中でもかなり多くて、その分懐かしいんだよね。

運動部が真間山に何しに来てたのか?まぁ順を追って説明しよう。
冬の初めの境内は紅葉がキレイだったよ。高校生当時はバカだったから(今でもだが)、
お寺なんてキチンと見なかったけど、境内は広くて、散歩する人もけっこう多かった。
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お、仁王門です。ここは運動部と共にイ課長が所属した映画研究同好会で、イ課長より
一つ上の上級生たちが自主製作した映画「羅生門」のロケ地。今みてもたいへん立派な
仁王門で、これなら羅生門ってことにしてもそう違和感ないでしょ?その時下級生だった
イ課長は、門内に横たわる死体の役で出演したのである(笑)。
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その仁王門を抜けると、ガクンと高低差のある光景。あっちが市川駅方面になる。
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ここですよ、イ課長が何十年ぶりかで来たかったのは。
真間山弘法寺はコッチ側が急斜面で落ち込んでて、そこにすごい石段がある。
グラウンドが使えない日はここでひたすら基礎トレーニングに明け暮れたんだよね。
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ここで階段ダッシュだの、手押し車だの、散々やらされたよなぁ。
いま降りると、一段の高さが普通の階段よりかなり高いことに改めて驚く。高校生ン時は
ここを数えきれないくらいダッシュで登ったわけで、イ課長がこのトシになってもとりあえず
足腰がマトモなのは、この真間山の階段で鍛えられたことが寄与していると信じて疑わない。
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イ課長たちがここで階段ダッシュしてた当時は真ん中に手すりはなかったはずだけど
今は赤い手すりがついてる。こうなるとトレーニングにはちょいと使いづらいけど、
あの高校の運動部は今でもこの階段使ってるのかな??

真間山に来たのは高校卒業以来のはずだから、41年ぶりってことだ。
文字通りイ課長の「汗が染み込んだ」石段を下りて、このあとまたほんのちょっと
寄り道するんだけど、それについては次回に。
 
 

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by tohoiwanya | 2018-12-05 00:04 | 日本での私生活 | Comments(0)
2018年 12月 03日

福井でプラネタリウムを見る

福井出張のつづき。
3時半に福井駅に戻ったものの、遠出できる時間ではない。かと言ってこのまま
真っすぐ帰るのもつまらん。ちょいと寄り道したい。そこで、福井駅前にある
「セーレンプラネット」っていう施設に行ってみたのである。
 
実はイ課長、プラネタリウムが好きなんです。
まだ小学生だった頃、当時習ってたピアノの先生が初めて渋谷の東急文化会館にあった
五島プラネタリウムに連れてってくれたんだけど、あの時の感激は忘れられない。
コドモの頃にうけた感銘はその後のジンセイを支配する。成長してからもイ課長の
プラネタリウム好きは続いたのだ。

セーレンプラネットって正式には「福井市自然博物館分館」で、様々な科学展示のほか
プラネタリウムが併設されてる。それならちょっと見てみようじゃないの。
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渋谷のプラネタリウムは何とも不思議な形の大型投影機がドーム中央に設置されてた。
ところが、ここには何と投影機がない。ええ?一体どういう仕掛けになってんだ?
やがて始まる4時の回の投影は「今夜の星空さんぽ」。
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しかしプラネタリウム投影中の写真は当然のことながら、ない(笑)。

女性の解説がつくんだけど、最初に「ご興味がおありの方は、終了後にこちらの
コンソールをご見学ください」と言ってくれたので、投影が終わったらさっそく行った。
(そんなことする客はイ課長ひとりだった。ま、客も少なかったが)。

投影機ナシでどうしてたかっていうと、実は全天を8つに分け、ドームのヘリのところにある
8台のプロジェクターで映してたんだって。操作台に当日の日付が入ってるってことは、
任意の日付を入力すれば自動的にその日の星空になるんだ。すげー。最新型プラネタリウムの
スゴさを勉強させていただきました。暗くてやや見づらいが、このチャーミングな女性が
あの時の解説員の方なのである。親切にいろいろ教えていただき、ありがとうございました。
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それでも、ガリレオやケプラーの古臭~い肖像画がいっぱい並んだ、東急文化会館の
アソコこそがイ課長にとってはやっぱり唯一無二の場所。一浪したあとの受験で、第一志望の
大学に落ち、何となくキモチの整理がつかないまま合格発表会場から足を運んだのも渋谷の
プラネタリウムだった。

行ったことある人はご存知のように、あそこのドームには渋谷から見た東京の景色が
黒いシルエットで描かれていた。第一志望の大学に落ちた以上、オレが行く大学はすでに
受かっているアソコ・・それはこの景色だとあの辺か・・なんて思ったもんだったよ。

やがて大学を出て、20代のチンピラサラリーマンだったイ課長は東急系列のある会社の、
ブチョウさんからこんな話を教えられたことがある。

イカチョーくん知ってるか?東急文化会館のプラネタリウムはね、年に一度技術者が来て
 投影機のメンテナンスをするから、その日は客を入れない。そのメンテナンスでは投影機の
 すべての機能をぜ〜んぶ一通りチェックするから、北半球から南半球、1月から12月まで
 あらゆる星を一日で全て見られるんだよ

その話を聞いた時はちょっと興奮した。そのメンテナンスの日に行きたいなぁ・・と思った。
だが今や五島プラネタリウムも、東急文化会館もなくなってしまった(渋谷はある)。
あそこの最終投影に行列作ってトホ妻と一緒に行ったのも、今やずいぶん昔の話だ。

久しぶりに福井でプラネタリウムを見たもんで、本日はちょいとばかり脱線して
イ課長のプラネタリウム思い出話ということで、この辺で失礼をいたします。

 

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by tohoiwanya | 2018-12-03 00:09 | 国内出張・旅行 | Comments(2)