2018年 04月 25日

夜行バスから始まる消耗の旅

貧乏夫婦によるトツゼンの香川・岡山大消耗旅行。
意味合いとしては還暦記念旅行という部分が大きかったんだよね。トホ妻は4月下旬に
イ課長より一足先に還暦になるのだ。

当然、今回の旅行では「カンレキ記念の奥様」の希望が優先される。
その希望実現に向け、船や電車の時刻表調べ、夜行バスの予約等々に奔走する亭主。
中でもこんぴら歌舞伎のネット予約に成功したことは今回の旅の意義をグッと高めた。
こんぴら歌舞伎なんてねぇ、ナマで見られるとは思わなかったぜ。

こんぴら歌舞伎、昼の部の開演は11時。せっかく「現存する最古の歌舞伎小屋」に
行くならギリギリに飛び込むのはイヤだ。早めに行って内部を見学したいじゃん?
飛行機で行って間に合うかどうか・・は、実は真剣に調べなかった(笑)。夜行バスなら
新宿から琴平まで直接行ってくれるんだから、最初っからそれ使うこと前提。
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で、19日木曜夜のバスタ新宿ですよ。旅はここから始まるわけですよ。
ヤンゴンの広大なアウミンガラー・バスターミナルに比べりゃ新宿バスタ4階は
冗談みたいにコンパクトでわかりやすい。もっと複雑な場所かと思ってたぜ。
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バスは前部が1列×3の3列シート、後部は2列×2の4列シートという構造。
もちろん貧乏夫婦は2列シート(笑)。イ課長が足組めるくらいの間隔があるから
シートピッチは広い。新幹線より広いんじゃないかな。飛行機のエコノミー席に
くらべたら天国だよ。もっとも、イ課長の身長じゃそれでも狭いわけだが。

夜の海老名S.A.でトイレ休憩、そこからはバス内消灯でひたすら寝るだけ。
あまり眠れないイ課長はしょうがないからiPodで「トリスタンとイゾルデ」の
第2、第3幕を続けて聞いてたら最後の方で少し寝た。
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淡路島から橋を渡って徳島に入ったところで二度目の休憩。ここで高知とかに
行く人はバスを乗り換えるのである。おかげで車内はぐっと空いた。
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さらに徳島駅・高松駅で我々以外の乗客はぜんぶ下車。そこから琴平まで約1時間、
あのバスは我々夫婦の貸切状態で走ったわけですよ。恐縮で身が細る思いです(笑)。
で、朝9時半頃、ようやく琴平町営駐車場に到着。新宿から12時間のバスの旅。
イ課長が今まで乗った夜行バスん中じゃ最長距離だと思う。

車中、眠ったのは2~3時間。ねむい。腹も減った。
しかしこの時間、琴平の町はほとんど店が開いてない。やっと開いてる喫茶店を見つけ、
トーストとコーヒーにありつく。店には「こんぴら歌舞伎で三味線弾いてる」なんて
お客さんも来てたね。町は華やかな歌舞伎ムードがあふれておる。
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一方こちらは12時間バスで揺られ、しかも寝不足。体調良好・気力充実とは言い難い。
だが大消耗の旅はまだ始まったばかりなのだ。いざ行かん。こんぴら大歌舞伎の舞台、
国指定重要文化財、金丸座へ(つづく)。

 

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# by tohoiwanya | 2018-04-25 00:05 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 04月 23日

帰ってきた貧乏夫婦

トホ妻とイ課長、戻ってまいりました。

行ってきたのは香川県と岡山県。
ざっと下記のような旅行でございました。

19日(木) 21時25分 バスタ新宿発の夜行バスで高松を通って琴平へ。
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20日(金) 09時半頃に琴平町営駐車場到着。
      →こんぴら歌舞伎鑑賞 →金比羅様参り →ゲロゲロ疲れて高松戻り
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21日(土) 06時半頃にホテルを出て高松から高速艇で小豆島へ
      →エンジェルロード、寒霞渓ほか島内観光 →草壁港から高松戻り
      →四国村で民家見学 →屋島展望台から夕焼け・夜景鑑賞
      →ゲロゲロに疲れてホテル戻り
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22日(日) 07時ちょうどにホテルを出て栗林公園散策
      →ホテルチェックアウト →玉藻公園散策 →岡山へ移動
      →吉備津神社参拝 →岡山から新幹線で帰京
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充実した観光とめまぐるしい移動の犠牲になったのはメシ。
トホ妻と行く旅行は必ずこうなるのだ。

せっかく香川行ったのに、高松市内でうどん食ったのは最後の高松駅うどんのみ。
あとは琴平で1杯と、小豆島で1杯。小豆島はそうめんの方が有名なのに(笑)。
   
しかしとにかく疲れましたですよ。トホ妻はもうとっくに爆睡しております。
ワシもビール飲んで寝るっす。明日会社だし・・。

 

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# by tohoiwanya | 2018-04-23 00:13 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2018年 04月 19日

夜行バスで行く、貧乏夫婦の旅

まんみゃあネタは、しばしのお休み。
木曜の夜、つまり今夜、イ課長とトホ妻は2泊の国内旅行に出かけるのである。
海外は行ってるけどが、二人で行く純粋な国内旅行なんて、いつ以来だ?
京都出張の時に呼び寄せて以来か?あれは純粋な旅行とは言い難いが(笑)。

ま、とにかく行くわけですよ。きょうの夜、新宿バスタから夜行バスに乗って。

12時間乗るっつうんだから、けっこう遠い。
会社でこの話をしたら「フツー飛行機で行くでしょ!」とかなり驚かれた。
もうすぐ還暦の夫婦(トホ妻の方がちょびっと早い)のすることではないようだ。
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でもしょうがないの。バスで行った方が断然、圧倒的に便利なんだもん。
激烈な早起きして羽田発朝イチの飛行機に乗ったとしても、現地空港からの
移動を考えると間に合わない可能性がある。でもバスなら余裕。
金曜の午前中に現地で重要なイベントがあるのだ。うふ、うふふ・・・。

ただなぁ・・ヤンゴン⇒バガンの夜行バスも結局全然眠れなかったからなぁ。
昔のようには夜行バスで熟睡できなくなった老人イ課長、今回もあぶない。
眠れなきゃiPodで長~いオペラでも聞いてるしかないわけだが、金曜の
重要なイベント中に眠くなったら・・なりそうだなぁ(笑)。
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たかだか2泊なので、パソコンは持って行かない予定。
コメントへのレス等が遅れるかしれませんが、ご容赦下さい。
ちなみに、帰りはちょっと移動したあと新幹線で戻りますから(笑)。

 

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# by tohoiwanya | 2018-04-19 10:25 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2018年 04月 17日

ビザ申請写真を撮る時に

たぶんみんなはトックに知ってたんだろうけど、イ課長は初耳だったので
ちょっとびっくりした。この際二日連続更新でその話を書こう。

8月の旅行に向けた準備として、最重要なのはビザの取得。
そのためにやらねばならぬことの一つがビザ申請用の写真の撮影だ。

去年撮ったミャンマーの申請用写真を使い回し・・いや、あの時はベージュの服着て
白背景で撮ったから(背景白は指定)、肩の線が明確ではなかった。ミャンマーは
通ったけど、こんどの国はけっこううるさそうだからなー。仕方ない。撮り直そう。
 
焼いた写真と電子ファイルと、両方必要だから面倒だ。事前にいろいろ調べた。
「●●国のビザの証明写真を撮る時は・・」なんて情報をけっこうカメラ屋さんが
作ってたりするんだよね。当然、同じ国の証明写真の要件について書かれてることは
内容も同じなんだけど、あるサイトにだけ、こんなような記述があった。

この国のビザ申請ではメガネをかけた写真はダメざます

うぞ。メガネだめなの?パスポートの写真と違っちゃうじゃん。
大体、「メガネだめ」なんて他のサイトには書いてなかったぜ?

しょうがないからメガネについてもう少し調べた。で、驚いた。
今やビザ申請写真においては「メガネしちゃあきまへん」が増えてるんだね。
2016年11月にアメリカがそうなって、以後「メガネだめ」国が増えてるようだ。
2017年のミャンマーはそうじゃなかったから、いま世界のビザ事情がそんな風に
変わりつつあるなんて全然知らんかったよ。
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しかし、アメリカみたいにハッキリしてるならまだいい。
8月に行く国の場合、大使館のサイトを見てもメガネ云々なんて一言も書いてない。
結局メガネしてていいの?ダメなの?どっちだかわかんないってのが一番困る。
 
とりあえず、肩の線がでるように黒い服を着て写真屋に行った。
そこのお姉さんに聞くと、メガネのレンズに光が反射して目がよく見えなかったり、
メガネを換えたために顔の印象がガラリと変わるなんてトラブルの元になるから、
「メガネなし」で撮ることが増えてるらしい。最近じゃパスポートの写真でさえ
敢えてメガネなしで撮るお客さんもけっこういるんだってさ。

まぁ確かに、裸眼で写真撮っても、向こうの入国審査の時にひょいとメガネを
はずせば済む話。それによって何か問題が出るとすれば、パスポート写真とビザ写真の
不一致=メガネの有無 くらいだろうか。
(うっかりカラーコンタクトなんかしたまま写真撮ると大変らしいよ)
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イ課長はフレームのないメガネだから、したままでも問題ないと思うんだけどなー。
どっちにすっかなー?うーん・・。

で、結局、今回初めて「メガネなしビザ申請写真」を撮ってみたのでした。
イミグレの時にメガネはずせば顔写真と本人の顔とは一致する。しかしさっき言ったように
パスポート写真とビザ写真に差異が生じる。万一「写真の不一致」なんて理由で空港で
入国拒否くらったら、イ課長は生涯グレる。

 

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# by tohoiwanya | 2018-04-17 00:20 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2018年 04月 16日

ワット・アルンに行ってみる

本日はバンコクネタ。風邪ひいたせいで(おまけにホテルで仕事もしたし)バンコクネタは
ミャンマーに比べ極端に少ないが、一応バンコクでも少しは観光したのだ。

以前に渡し船乗り間違い記事を書いたワット・アルン観光。
これについて書こう。これでバンコク観光三大スポットをようやく制覇したわけだし。
例の廃墟タワーを見たのも、ワット・アルンに行く途中でのことだったのである。

船を降りるとワット・アルンは目の前にある。迷うことは不可能だ。
まずはチケットを買いましょう。50バーツ。今のレートなら約170円ってとこか。
対岸にあるワット・プラケオの500バーツに比べればウソみたいに安い。
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うーむ・・・これまで川の上の船から眺めることが多くて、何となく「茶色い仏塔」って
イメージがあったけど、いざ近くでみると白い。模様の細かさがスゴい。
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実はこのワット・アルンについては帰国後にあるニュースを読んでびっくりした。
2015年は修復中だったこのワット・アルン。2017年には普通にオープンしてたから、
修復はトックに終わったんだろうと思ってたんだけど、そのニュースは旅行から帰国直後の
8月17日配信。ってことはイ課長が行ったのは「修復終了直後」だったのか?
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そのニュースとは、要するに「修復後のワット・アルンは白すぎてケシカラン」というもの。
名門チュラロンコン大学教授の指摘がキッカケで「白すぎ」「タイルが貼りかえられて、
オリジナルと違う」「像の顔に威厳がなくマンガみたい」と散々な言われよう。
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そんなニュースを数日後に見ることになるとは知らず、ワット・アルンに来たイ課長は
ヤマほどある像の写真をいっぱい撮ってきたのである。
同じポーズで鴨居?を支えているタイル像たち。顔を見るとイケメングループと
悪役ヅラグループがある。となるとイ課長はすぐ「乳海撹拌?」と考えてしまう。
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しかし帰国後に調べてもワット・アルンの像が乳海撹拌をモチーフにしているという話は
見つからなかった。そりゃまぁ・・ヘビもいないし、引っ張ってもいないからねぇ。
 
ワット・アルンには階段があって、途中まで登れる。
階段があると登りたがる幼児症。当然のぼってみるのである。階段の踏込が狭いくせに段差は
けっこうあるから、気をつける必要がある。
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上の方にもアシュラ(かどうかわかんないけどさ)像はいっぱいある。
なんかこれ、気に入ったんだよね。
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あっちには緑色したおニイさん。右手にチャクラム(輪っか)らしきものを持ってるから、
たぶんヴィシュヌ神だろう。なーんかまた乳海撹拌を思い出しちゃうんだけどなーー。
でもゾウに乗ってるってことは、やっぱ違うのか・・。
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てな感じで、バンコク三大スポットの三つ目をようやく制覇したイ課長なのだが、
この日もとにかく暑くてさぁ、もう途中から汗かきすぎてクラクラしながら歩いてた。
このあと間違えて渡し船に乗ったあげく、なんとか船でスカイトレインの駅まで戻り、
途中で寄り道してスーさんのいる店に行ってマッサージしてもらい、風邪ひいたわけ。
つまり下の写真は健康だった頃のイ課長の最後の写真ってことだ(笑)、
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今こうして見ると、光線の具合のせいかもしれないけど、頬のあたりがやけに
ゲッソリしてるように見える。いい気になってミャンマーでムリした報いやのう。
単にホコリで汚れてるだけかもしれんが(笑)。

  

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# by tohoiwanya | 2018-04-16 00:54 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2018年 04月 13日

ミャンマーの仏教観を考えてみる

イ課長はミャンマー滞在中、すごくたくさんの宗教施設に行った。
大体は仏教寺院だが、ポッパ山みたいにナッ信仰の総本山なんかもあるわけで、これらは
実際のところはゴッチャ。仏教施設にナッ神がいるし、ポッパ山にホトケ様もいる。

世界的に見れば日本も一応「仏教国」ってことになるんだろうと思うけど、
こういう仏教施設に接すると「同じ仏教でも日本とずいぶん違うぜ」と思うよね。
これはミャンマーに限らず、東南アジア全体にかなり共通するが。

日本が大乗仏教なのに対し、東南アジアは上座部仏教(小乗仏教)といった教義の違いは
もちろんあるけど、そういう難しい話じゃなく、単純に目に見える部分での違いが大きい。
たとえば金ピカ仏像なんかはその代表例と言っていいだろう。

日本の仏像の、あの古びたワビサビ感と比べてなんという違い。要するに仏像という
「目に見える信仰対象」に期待するものが東南アジアと日本とじゃ全然違うってことだよね。
ミャンマーの仏教施設ではそういう「全然違うな」っていうのを感じる機会が多くて、
そういうのを見てるうちにある仮説が浮かんだのだ。どういうものを見たかというと・・

【美白ツルツル】
タイやラオスで金ピカ仏にはある程度慣れが出来ていたイ課長だったが、ミャンマーの
「美白仏」はやっぱインパクトあったねー。特にチャウッタージーの妖艶美白仏は。
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金色の人間なんていないから、金ピカ仏を見てもリアルな人体という感じはない。
ある意味象徴化された姿と言っていい。それに対し、真っ白い仏様って目やマユゲは黒く、
唇は赤いっつうんだからリアルだよ。金ピカ仏にはない「人間っぽさ」ないし「マネキン感」
みたいなのが漂う。それが異様だ。こういうのはタイやラオスでも見なかったよなぁ。

【電飾キラキラ】
ミャンマーの人はホトケ様の後ろの光背というか後光を電飾でキラキラ飾るのが好きみたい。
以前、カンボジアでチラリと見たことあったけど、ミャンマーじゃあちこちでよく見た。
これまで行った東南アジア仏教国の中ではミャンマーは屈指の「電飾好き」と思われる。
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しかしこれ・・率直に言って日本人としては激しい違和感あるよねぇ。ホトケ様の後ろに
このキラキラってどうなのよ?大当たりのパチンコ台じゃないんだからさーー・・。
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だがミャンマー人はとにかく好きみたいなんだよ。光背のキラキラ。
金ピカ仏の後ろがハデなキラキラって、ワビサビ仏を見慣れた日本人にはメマイがしそうだ。

【お金ザクザク】
以前に載せたナッ神の写真、紙幣が突っ込んであったのに気付いた人がいるかもしれない。
ミャンマーの仏像やナッ神像は時としてお金まみれなの。宗教施設で寄進やお賽銭という習慣は
珍しくないが、仏像そのものにお金をくっつけるっていう例はあまり見ない。
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たとえば十字架上のキリストに紙幣がベタベタ貼りついてたり、奈良の大仏が紙幣に埋もれた
姿というのはちょっと想像し難いが、ミャンマーじゃお金ザクザクの仏様がいるのだ。
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これ、お賽銭じゃないんだよ。お賽銭はまた別の箱がちゃんとあるの。
仏像やナッ神像が紙幣まみれっていうのは、賽銭とは別に、金運をカミさまに願うために
紙幣をくっつけてるように見えるんだが・・。

・・と、ミャンマー仏教の(東南アジア全体にもある程度共通するんだろうが)こういう
様々な意匠やスタイルを見てるうちに、ある種の仮説が浮かんだわけですよイ課長の脳に。
それは何か?ズバリ、ミャンマー仏教においては「参拝者の現世の願いをかなえる」という
ニーズが強い。従って「願いをかなえてくれそうな、現役バリバリ、若くてピチピチした
エネルギーのありそうな仏様が有難がられる」のではないかという仮説だ。

日本でも天神様(試験受かりますように)とか銭洗弁天(お金増えますように)みたいに
世俗的なご利益を願う信仰はある。しかし法隆寺の仏像に合格祈願する人はいないだろう。
金だ商売だ学業だっていう、生活に密着したご利益はホトケ様じゃなく、ソレ用の所で願う。
古びた仏像はそういうこと期待しないで、むしろ古美術鑑賞に近いスタンスって感じがする。

でもミャンマーはきっとそうじゃないんだよ。仏様もナッ神も「お金増えますように」的な
生活感あふれる願いごとを祈願する対象なんじゃないかって思えるんだよね。

そういう願い事するなら、どういう仏像にしたいだろうか。
日本の古~い仏像じゃ「願い事かなえパワー」も枯れ果ててそうな感じしちゃうじゃん?
お肌ツルツル、後光キラキラの「若くてキレイな」仏様が有難がられる・・・んじゃないか?
そう考えると、ミャンマーの仏像は年齢的にも若そうに見えるよねぇ。
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日本人は枯淡の境地にあるような古い仏像に悠久の美を感じる。ミャンマー人は
キラキラ・ピカピカの仏像を見て「この仏様なら願いごとかなえてくれそう」と感じて
現世の幸福を願う・・のではなかろうか。

・・というのが、ミャンマーの(ある程度東南アジアに共通の)仏教観に関する
イ課長の仮説なわけ。ま、思いつきだからアテにはならないけど、でもミャンマーで
仏教施設めぐりしてると、単に「仏教美術様式の違い」以上の、もう少し深いモノを
感じたわけですよ、イ課長は。

 

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# by tohoiwanya | 2018-04-13 00:13 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)