2009年 04月 01日

出張みやげ

出張に行くと現地で何かお土産…まぁ大抵はお菓子を買ってくるっていうのは
日本の会社のお約束。イ課長も出張行けばお菓子を買い、社内で配る。

実は先日、ある女性社員から言われた。
「去年、イ課長サンが買ってきてくれたアノお菓子がもうとにかく美味しくて、
もし今年また行くんだったらお金渡すから買ってきてくださいよ~」
へぇ~そんなに気に入ってくれたんだ、それはどうも。
さて、その女性社員が衝撃的に美味しいと思ったイ課長出張みやげとは、
次の3つのうちのドレでしょう?

①2008.9ドイツ出張みやげ:ニーダーエッガーのマジパン(マルツィパン)
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出張最後の日に日帰り観光でリューベックに行くって言ったら、トホ妻から
コレを買って来いという厳しい指令が出た。
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リューベックにはマジパンで世界的に有名なニーダーエッガーの本店がある。
おとぎ話チックな店で会社用とウチ(トホ妻)用と2箱買ったのである。
大昔、この地方が飢饉に襲われたとき、たまたまアーモンドの在庫があったから
これを使って何か食い物作ってくれってパン職人に頼んだのが起源なんだとか。
特殊な香料を使ってるのか、独特な風味があって好みが分かれるらしいけど、
トホ妻がこれを強烈に好きなのは確かなようだ(笑)。

リューベックの本店はもちろんだけど、フランクフルト空港の土産物屋にも
いっぱい置いてあったね。ドイツ出張土産の定番ってとこか。


②2008.10ドイツ・ベルギー出張みやげ:ギリアンのシーシェル(貝)チョコ
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実はこれもトホ妻から「買って来い」と指令を受けた(笑)。
原則として土産は「最後の空港」で買うから、この出張のときもフランクフルト空港で
買うはずだけど、ベルギーチョコとなると、ブリュッセル空港で買わざるを得ん。
従ってイ課長はこの貝型チョコ3箱(ウチ用×2、会社用)持ってミュンヘンに
移動したわけだ。けっこう重かった。何のためにこんな苦労を…。

ウチ用に買ってきたやつをイ課長も少し食ったけど、確かに美味しかったね。
濃厚でまろやかなチョコレートって感じ。貝の形をしたチョコは他にもあったけど、
ギリアンが一番有名みたいで、後で見たらフランクフルト空港でも売ってた(笑)。
何のためにあんな苦労を…。


③2008.11ワシントンDC出張みやげ:ジェリービーンズ40種類詰め合わせ
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アメリカ出張なんだからアメリカらしいお菓子をお土産にしよう…とはいえ、
アメリカらしいお菓子って何だろう?帰国時のダレス空港でイ課長はハタと考えた。
最初はm&mのチョコレートかなぁとも思った。空港でもm&m、売ってたし。
ただ、やけに箱が大きくて運びづらそうだったからジェリービーンズに変更。
これならカバンに入っちゃうし、給湯室に「ご自由にどうぞ」って置いときゃ、
みんな適当に食うだろと思って買った。

これはとにかくフレーバーの数の多さが反響を呼んだ。中には「うえー」って
いうような味のヤツもまじってたりするんだけど「コレとコレを一緒に食うと
コノ味になる」なんてものまであって、社内の一部はやけに盛り上がってた(笑)。


さて冒頭に書いた、「今年行ったらまた買ってきて」と女子社員に言われたものは
この3つのうちのドレか?その答えは

①  でした。


果たして今年また海外出張があるのか?
彼女はイ課長が買ってきたマジパンを食うチャンスはあるのか?

やっと昨年度の仕事が終わって燃え尽き状態のイ課長としては、いまその質問には
答えたくないのである(笑)。

 

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# by tohoiwanya | 2009-04-01 15:06 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2009年 03月 30日

アウクスブルクという街 -その2-

イ課長が出張のついでに西洋の教会を見に行くのは主に建築に対する興味からで、
中にあるキリスト様やマリア様の彫刻に関しては、まぁ「ふむふむ」と眺める程度。
ちょっと変わったモノがあると「お?」と思って目をとめるわけだが…。

2008年10月出張でアウクスブルクの大聖堂に行ったとき、少なくともイ課長には
「ちょっと変わったモノ」と思えるモノを発見した。これ。


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下で人が寝てるから、おそらく最後の晩餐の後に眠りコケる十二使徒を置いて
キリストが一人で山の上に登り、神にアレコレ言ってるトコ…だろうと思われる。
ただ、キリスト教美術に詳しくないフツーの人がこの彫像を見れば、当然のことながら
「キリストの頭に3つ刺さっている(あるいは飛び出してる)ものは何だ?」と
思うはずだ。イ課長も一目見てそう思った。なんだこれは??

宗教絵画では聖なる人の後頭部には、よく金色の円盤?みたいなのが描かれてる。
あれって、たぶん宗教美術においては「聖なる記号」みたいなもんなんだろうな。
天使の輪ッカなんかもおそらく聖なる記号だ。上の写真のキリスト様の頭から
三つ突き出してる金の模様?もたぶん聖なる記号っぽいよなぁ…おや?


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おおっ、キリスト磔刑像も同じようなモノが頭から三つ突き出してるではないか。
さっきのだけじゃないんだ。アウクスブルクで流行った宗教美術様式なんだろうか?
他では「頭から聖なる記号が飛び出してる」っていうの、見た記憶ないもんなー。

大聖堂を見たあと、街の反対側にある聖ウルリヒ・アフラ教会っていうのも見に行った。
すると…


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おおおおおッ!ここにもいた。
頭頂部と両耳?からナニカが飛び出しておる。さっき大聖堂で見た「金の模様」とも
違ってて、こうなるともう「金色のナニカ」としか言いようがない。
だが、これを見た瞬間にイ課長の頭が思い出したイメージはこれだ。

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このキリスト様を見た瞬間に谷岡ヤスジの鼻血ブーを思い出し、思い出した瞬間から
鼻血ブー以外のコトを考えられなくなったイ課長なのであった。


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聖ウルリヒ・アフラ教会の名誉のために、チャンとした写真も最後に載せておこう(笑)。
ゴシック様式の、パイプオルガンもある立派な教会なんだよ。

  

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# by tohoiwanya | 2009-03-30 00:43 | 2008.10 欧州出張 | Comments(0)
2009年 03月 25日

海外出張という名の綱渡り

今日から記事の末尾に旅行会社の広告バナーなんてものが付きました。
とは言いながら、年度末でイ課長は実はもうクタクタなのヨ。
今日は写真ナシのイ課長ブログで勘弁してね。

おとといの月曜に9月ドイツ出張仕事の報告書を納品。
同じ月曜に10月ドイツ・ベルギー出張仕事の報告書を委員会で最終承認。
同じ月曜に11月ワシントン出張仕事の報告書原稿を印刷屋に送付。
今日はワシントン出張仕事の報告書の校正…

みなさん、報告書作成を伴う海外出張は年に1回までにしましょう。


いやしかしね、月曜はゾッとしたよ。
例の、成田空港の貨物機の着陸失敗・炎上事故。

「もしこの飛行機に自分が乗ってたら…」と思ってゾッとしたんじゃない。
「もし、自分の出張の時にこの事故が起きたら…」と考えたわけ。

滑走路閉鎖のせいで、JALもANAも欧米便なんて、欠航だらけじゃん。
去年イ課長が乗った成田発フランクフルト行きやワシントン行きも軒並み欠航。
おまけに、向こう発の帰国便も欠航だ。たまったもんじゃないよなー。

たとえば11月のワシントンからの帰国の場合で想像してみる。
早朝ホテルをチェックアウトし、重い荷物ころがしてダレス空港に行ってみたら
全日空が欠航…一日一便だから明日までダメってことだ。どうすりゃイイんだ。

まず、空港のホテル予約カウンターにでも行って、今夜の宿の確保だよなぁ。
欠航で帰れないって日本に連絡…あ、土曜出発だから会社に電話しても出ないか。
現地で、しかも一人でヤレる対応策なんて限られるよなぁ。

でもまぁ、仕事が終わってさえいれば、気分的にはまだ救われる。
欠航は自分のせいじゃないんだし、ヒコーキ飛ぶまでワシントンでのんびり
観光してやろうじゃねぇか、なんて開き直ることもできる…かもしれない。

しかし行きの便の欠航となると…うあー…
これはもう想像したくない。ダメージが大きすぎて開き直りもヘチマもない。
出張のあらゆるスケジュールが最初の第一歩でガラガラと瓦解していくんだから。
あした予定していた重要なミーティングも、大事な会議出席も、現地移動用に
予約しといた国内線のチケットも、通訳サンとの待ち合わせも、ぜんぶパー。

海外出張だと、現地で時には綱渡り的にアブナいスケジュールってこともある。
「チャンと電車動いてくれ、飛行機飛んでくれ」と念じながら移動することは多い。
しかし現地に行く前の、成田で破局を宣告されるっていうのはなぁ…

あー恐ろしい。恐ろしすぎる。
成田の事故&滑走路閉鎖で一体何人のビジネスマンが頭を抱えたことだろうか。

 

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# by tohoiwanya | 2009-03-25 15:10 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2009年 03月 19日

一応、フランクフルトのことも…

イ課長ブログでは出張で滞在・訪問したいろんな街について書いた。
半日程度しか滞在してないリューベックやアウクスブルクのことも書いた。
仕事で訪問した、旧東独地区のヤバい街のことも書いた。
だが滞在日数は多いはずのフランクフルトの記事はほとんどない。明らかな冷遇。
記事も写真もふんだんに多いプラハと比べてなんという違いだ。

だって、街としてつまんないんだもーーーーーん、フランクフルトって。
見るべきものっつうても特にないしなぁ…えー?レーマー広場ぁ?行ったけどさ、
寒くて、しかも雨で閑散としてたよ。また行きたいかって?別にぃ…(笑)。
 
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しかしこの扱いの差は他の街と比べてあまりに不公平だ。
さすがにフランクフルトに対して少し申し訳ないという気になってきた(笑)。
2007年10月14日にフランクフルトで見たオペラのことでも書くとするか。

演目はモーツァルトの歌劇「後宮からの誘拐」。場所は市立歌劇場。

当日券が残ってるかどうかわかんなかったから早めに行ったんだけど、
結果的には残席は山ほどあった。公演前日に前売り券を買いに行ったら、すでに
全席売り切れだったハンブルク歌劇場と比べてなんという違い。

この日は市立劇場でオペラの他に演劇とか、いくつか催しモノがあったみたいで、
チケット売場では自分の買いたいモノが何かをちゃんと伝える必要があった。
しかし「後宮からの誘拐」ってドイツ語は難しい。オタオタしてたら窓口オバチャンが
「モゥツァールト?」って聞いてきたから「ヤー」。すんなりチケット買えた。
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中はこんな感じ。ミュンヘンやハンブルクみたいに州立歌劇場じゃなくて
市立のせいか、豪華じゃないけど、近代的・機能的な客席って感じだったね。

オペラはなかなか良かった。
本来は18世紀頃の物語を、おそらく第一次大戦の頃に置き換えて演出してる。
トルコの太守がトルコ軍の軍服着て登場するけど、意外とこれが違和感ない。

ドイツはオペラとか演劇で「時代設定を思い切り変えた斬新な演出」みたいのが
得意で、そういう意味じゃいかにもドイツっぽい舞台だったといえる。
スター歌手は出てないけど歌手陣のレベルもみんな高い。
けっこうな公演、けっこうな夜でした。
一応、フランクフルトのことも少しほめるイ課長なのである。


…もっとも、その5日後に美しきプラハ国立歌劇場で「ルサルカ」を観た、
あの素晴らしい夜と比べちゃうと…ねぇ? (笑)
 
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# by tohoiwanya | 2009-03-19 00:58 | 2007.10 ドイツ・チェコ出張 | Comments(0)
2009年 03月 16日

ドイツの市電

ヨーロッパの街には「市電がある」っていうところが非常に多い。

プラハにあったよな、市電。
ブリュッセルでもよく走ってた。
ドイツに至ってはほとんど全ての街に市電があるんじゃないかと思えるほど。
フランクフルト、ケルン、アウクスブルク、ミュンヘン…どこでも市電があった。

市電のある街は日本でも歩いたことはあるよ、そりゃ。
最近だと長崎とか。むかし行った高知なんかは市電をホントによく見かけた。
しかし、日本の市電を見慣れてる目で欧州…それもドイツの市電風景を見てると
「うわー、そういう風になってるの?」と思うことがある。

どういう風になってるのか?


要するに、ヒトと市電しか通れない道があるってことだ。車がない。

実はこれ、けっこう驚いた。日本ではもちろん、他の国でも見たことないと思う。
車が全く通ってない道に線路があって、人が歩いてて、時々市電が通る。
ヒトと市電だけが支配するミチ。車ゼロ。
たとえばミュンヘンの場合だとこういう感じ。ここ、ミュンヘンの繁華街の真ん中で
すごくイイところなんだけど、でも車ゼロ。ヒトと市電だけ。
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こういう街のタタズマイ、すごく好きだよ。何だかスゴく居心地がいい街に思える。
アウクスブルクだとこういう感じ。何か、すっごくカンジ良くない?
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道路があって、ヒトと市電しかないって、何だか市街地の真ん中に市電の
引き込み線があるような感じで、イ課長にはすごく新鮮に思えた。

ご存知のようにドイツは環境先進国って言われてる。
でも実際行ってみると、現地でソレを強く感じることはない。たとえば公共スペースの
ゴミ箱の分別の仕方なんかも日本とそんなに大差ないと思う。

しかし、車を入れない「人と市電だけの道」は大したもんだと思う。
環境ウンヌンっつうより、俗にいう「ヒトにやさしい街」って感じがするなぁ…。
 
 

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# by tohoiwanya | 2009-03-16 01:10 | 2008.10 欧州出張 | Comments(1)
2009年 03月 13日

世界の非常口から

これは前にmixiでも紹介したネタなんだけどね。
とりあえず皆さんが見慣れた日本の非常口の写真を最初に載せておこう。
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非常口のサインにはけっこうお国ぶりが出る。
イ課長が最初にそのことに気づいたのは台湾に滞在中のことだった。
これは出張じゃなくプライベートで行った旅行だったんだけどね。
どこが興味をひかれたって?まぁとにかくこれを見てほしい。
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見た瞬間、これはスゴいと思った。
まさに飛ぶように走るというか、跳ぶように走ってるよ。
台湾の非常口の切迫した走りっぷりに比べると、日本の非常口の“お嬢様走り”が、
実に危機感の薄いハシリであることがわかるってもんだ。

これ以降、海外に行ったときに「非常口」はイ課長にとって重要な
撮影ターゲットになった。

2007年出張ではドイツとチェコで非常口の写真を撮った。この二つだ。
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上のGesslerっていうのがドイツの非常口。
日本・台湾と比べて前足が曲がってるのが特徴的だが、スケートしてるようにも見える(笑)。
下のがチェコだけど、これはまた忍び足コソ泥っぽい。ただ、このコソ泥型デザインは
ドイツその他の国でもけっこう見て、EUでは割とありふれてると思われる。

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ちょっと変わったところではドイツの鉄道ではこういうのもあった。
非常時の際にはカナズチで窓をブチ割って外に出ろっていうことらしくて、
近くにはちゃんと窓割り用のカナズチがセットされてる。ほえー。すげー。

さて、アジアとEUの非常口は少しわかった。北米大陸ではどうなのか?
チャンと撮ってきましたですよ、2008年11月のワシントン出張で。
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んむーーー。これはまた何としたことか。
そもそも、非常口サインで万国共通のミドリ色を使ってないところが
さすが孤立主義アメリカと言うべきか。コゲ茶ときたね。

しかも、この切迫感・危機感のない階段の降りっぷりはドウよ。
下では火がボウボウ燃えてんだぞ。もう少し急いだらどうなのだ。台湾を見習え。
しかしまぁ、こうしてみると、イ課長もアチコチで非常口の写真を撮ったモンやのう…。

さて、今年だ。
イ課長の「海外非常口写真コレクション」は増えるのであろうか?

…うううう…来年度の仕事のハナシもイ課長の周りでは飛び交い始めた。
海外出張の可能性?…いう、うううあ…ま、まま、まだわからんッ!
今年は日本で、少し落ち着いてシゴトしたいんだよなー?(←切実)
 
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# by tohoiwanya | 2009-03-13 00:07 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)