タグ:カルチャーショック ( 42 ) タグの人気記事


2014年 02月 26日

煙草パッケージ・きもワル写真集

また突然ヘンなこと書きたくなっちゃったから、書かせちくり。
インドネタもちゃんと書きます(←言い訳っぽい)。タージ・マハルも近々たっぷり書きます!
でも今日はヘンな話。ちょっとグロい話でもあるからご注意いただきたい。


ご存知のようにイ課長は現在もタバコを吸う。

海外に行けば、海外でタバコを買うこともある。珍しいから何の気なしにパッケージの写真を撮る。
そういうのがたまると、それはそれでなかなか興味深い研究対象になるんだよ。

これまでの経験では東南アジアが断トツで、それを頂点として
東南アジア>インド>欧州≒日本 という順番になるんじゃないかと思う。

何の順番かって?むろん味や値段じゃない。煙草のパッケージにある警告の強烈さが、だ。

昨今は世界のどこでタバコを買っても「タバコ吸うと肺ガンなるぞ、テメェ」とか
「病気の覚悟した上で吸いな、バカタレ」みたいな、要するに喫煙に伴う健康リスクを説明する文句が
印刷されている。ちなみに、いまイ課長が持ってる日本のタバコに書かれた文句はこうだ。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。 疫学的な推計によるとウンヌンカンヌン・・・

しかし、これはおそらく世界で最もソフトな部類のワーニングじゃないかと思うんだよ
世界には「それでも吸うんだな?いいんだな?!」「死ぬ気で吸えよおんどりゃ!!」と言わんばかりの、
キョーレツな警告がほどこされた煙草パッケージもあるのだ。

とりあえず「日本並みにユルい」ところからご紹介していこう。まずドイツ。
ひじょうに軽いタバコなので、ドイツに出張するといつもこのR1っていうのを買う。
ドイツ語が読めないけど、警告文冒頭に「ラウヒェン」っていう単語があるから、おそらく日本のタバコと同様に
「喫煙はあなたの健康を害する恐れがあるウンヌン」って書かれてると推測される。
f0189467_0124874.jpg
ポーランドでも同じ銘柄があったから買った。
ポーランド語になるとサッパリわからないけど、まぁドイツ語と同じような意味なんだろうな。
単語が二つしかないから「吸いすぎ 注意」といったシンプルな警告なのかもしれない。
f0189467_23054546.jpg
こういった欧州タバコのパッケージを見ると、おおむね日本と大差ないといえるよね。
そりゃまぁ警告文の「調子の強さ」に違いはあるのかもしれないけど、要するに文章表現上の違いであって
「健康リスクを知らせる文言を煙草のパッケージにいれる」という考え方は日欧とも同じだ。

ところが、これがインドになると「警告度合い」がワンランクアップして、画像が加わってくる。
絵をいれるっていうのは識字率が低い地域もあることを考慮したパッケージデザインなのかもしれない。
「喫煙は殺す」っていう表現もシンプル&ストレートで大変けっこう。
f0189467_23054464.jpg
だが、「禁煙奨励画像」の内容という点じゃ、インドもまだまだユルいのだ。
以前載せたシンガポールのタバコ。あのグロさに比べれば、インドの「肺男」の絵なんて超ソフトコアだぜ。



(前に載せたときも書いたけど、閲覧注意ね)



 

f0189467_0595368.jpg
f0189467_154877.jpg




いやキモチ悪いったらない。
しかしこの程度のグロさでは済まない国もあるんだよ。世界は広い。
インド出張に行くとき、乗り換えで降りたバンコクのスワンナプーム空港の売店で、イ課長は
信じ難いものを見てしまったのだ。

どんなものかといえば、要するにシンガポールのグロ路線を、もっと、もぉーーーっとグロくしたパッケージ。
こんなタバコが普通に売られていることに驚き、思わず写真を撮った。



一応、その写真を掲載する。



しかし、シンガポール以上に閲覧注意。気の弱い人はササーーッとスクロールして
イッキに下にとんでしまうことをお勧めする。










f0189467_23054544.jpg


いやもうビックリした。タイのタバコのパッケージって、ここまでスーパーグロだったのかい!
しかし間違いないんだよ。グロいんだよ。この翌年、イ課長はベトナムとタイを旅した。そして
バンコクのコンビニでこの超グロいパッケージのタバコが当たり前に売られているのを見たのだ。

上の方で 東南アジア>インド>欧州≒日本 と書いた意味がわかったでしょう?
東南アジアの煙草パッケージはかなりグロい。エグい。日本や欧州みたいにヤワな警告文じゃないのだ。
「これでも吸うんやな?!こうなってもええんやな?」というメッセージ性たっぷりのグロさ。
明らかに死体の胸を開いたと思われる画像までパッケージになってるっていうんだから、ぶったまげるぜ。

2012年のインド出張の時、このタイの煙草パッケージをイ課長はタイの空港で見た。だから、翌年の
ベトナム・タイ旅行でも、さすがにタイでは煙草を買いたくなかった(笑)。しかしベトナムはどうだろうか?
ダナン空港で待ってるときに、売店で現地産(と思われる)タバコを一つ買ってみた。

あらまぁ。日本や欧州と同じ、ごく穏当な警告文だけだよ(読めないけど)。
シンガポールやタイと比べてなんという違い。同じ東南アジアでもこれだけ差があるわけだ。
f0189467_23133839.jpg
イ課長の推測ではシンガポールやタイには「タバコ業界」ってものがないんじゃないか?特に国が小さい
シンガポールにタバコメーカーやたばこ栽培農家がないのは間違いない。だから政府としても思いっきり
「それでも吸うか?」路線を突っ走れるんじゃない?仮に、このパッケージのせいでタバコが売れなくなって、
税収が落ちても、喫煙者減少による医療費削減効果の方がメリットは大きいと胸を張って言えるし。

それに対し、ベトナムは日本と同様、自国内に煙草メーカーがあり、たばこ栽培農家もそれなりに
いるんじゃないかと思うんだよなー。国内の特定業界の商品を政府としてアカラサマに買いづらく
させるわけにはいかないのでは?それに「たばこ産業に従事する人民」だけを苦しめるような施策は
社会主義国としてとりづらいって気もするよね。同じ労働者、同じ農民なんだからさ。

大まかに東南アジアが断トツって上の方で書いたけど、仔細に比較すると、煙草パッケージのグロさは
国ごとに大きな差があるようだ。現段階ではタイ>シンガポール>ベトナム≒日本という感じだけど、
ではラオスやカンボジア、ミャンマーあたりの周辺国はどうなのか?これは興味深いテーマだ。
東南アジアと欧州の間にあるインドが、グロさの点でも両者の中間くらいというのも非常に面白い。

今年の海外旅行、また東南アジア行きたいなぁ、なんてバクゼンと考えてるところなんだけど、
もしベトナム&タイ以外の国に行くなら、現地の煙草パッケージ検証は欠かせないな(笑)。




[PR]

by tohoiwanya | 2014-02-26 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(10)
2014年 02月 14日

インド コントン トラフィック

さて、長かったポーランド・フィンランド旅行ネタもおおむね書いたし、そろそろ次のネタ在庫、
すなわちインド出張ネタの消化に本格的に注力しよう。もう1年4ヶ月前の話になってるが・・。

今日はインドの道路交通について書く。
どこをとっても混沌としているインド、当然道路交通もまたコントンとしているのである。
f0189467_00344279.jpg
インドの道路交通に混沌をもたらす要因、現地で感じたのは主に下記の3点だ。
この3点はそれぞれにからみあってインドの道路交通を混沌へ、そしてさらなるカオスへと導く。

①道路を通行しているモノの種類がやたら多く、その速度がバラバラ
②一応車線区分はあるけど、ほとんど守られていない
③とにっかくまぁみんなよくクラクションを鳴らす

まず①だ。これはスゴかったよ。十分事前に予想してたとはいえ、やっぱりスゴかった。
大型トラック、乗用車、オートリクシャー、バイク、自転車、荷車、馬車、歩行者、ウシ等々のモノモノが
混在してるからね。しかもそれが都市部の狭い道じゃない。本来は自動車専用道路じゃねぇのか?と
思うような片道3者線くらいある幹線道路で、だ。

①の結果として②が生じる。
車のドライバーは自分の前を走る様々な「遅いもの」を次々と追い抜いていくという作業が常に求められる。
渋滞じゃムリだけど、道路が空いてりゃ必然的にそうなる。インドのすいた道路を快調に走るということは
前方にある「遅いもの」を追い抜き・追い越し続けることとほぼイコールと言っていい。

次々と前の物体を右に左にと避けながら追い抜くとなれば、車線の持つ意味はあまりない。
むしろ最初から車線区分をまたいで走ってる方が「左右に動きやすい」状態ともいえるわけで、実際そうやって
走るドライバーも少なくなかった。みんがそんな調子で走ってりゃ、混沌とするのも当然だよな。

さて、問題は③だ。これは②の問題と深くつながっている。
要するに②の追い抜きのときに「オラ、今からお前のこと抜くから、抜き終わるまでフラフラすんな」って
前を走る「遅いもの」に注意してるんだよね。上でもいったように、そういう追い抜きの場面はしょっちゅう
あるわけだから、結果的にクラクションもしょっちゅう鳴らすことになる。

なにせインドの道路を走る「遅い人たち」の「後方確認してなさかげん」ってスゴいからね。
自転車や荷車はしょうがないとして、バイクですらバックミラーがない場合が多いからあぶなっかしい。
たとえば下の写真、おっちゃんの乗ってるバイクにバックミラーないでしょ?こんなのザラ。
f0189467_00344284.jpg
こんな風にバックミラーをわざわざ内側に折り曲げてるバイクもよく見かけた。
これ、おそらく渋滞時にすり抜けしやすいようにってことのはずで、何のためのバックミラーなんだか・・。
f0189467_00344290.jpg
総じて、インドのバイクでまともにバックミラーを左右に広げて走ってるのは半分くらいじゃないかなぁ?
むかし250ccバイクに乗ってたイ課長の感覚としては信じられん・・っつうか、おっかないよ。
道はデコボコもある。道路のヘコんだところをよけようとして、ひょいと左右にハンドル切ることだってあるだろ。
それを後方確認なしでやるなんて、あっぶねーよなー。

こういう「後ろを見てない(かもしれない)連中」が前をチンタラ走ってるわけだから、車のガワにすれば
「おらおら、今からオマエのこと抜くぞ」ってクラクション鳴らして注意する必要があるわけだ。

クラクションに関してはもう一つ奇怪なものを見かけた。それはトラックの荷台のケツの部分だ。
ここに「ホーンを鳴らせ」って書いてあるトラックがもンのすごく多いんだよ。

ほら、BLOW HORN って書いてあるでしょ?
f0189467_00344235.jpg
こっちも。
f0189467_00344304.jpg
こっちは「ホーンお願い」ときたもんだ。
f0189467_00344216.jpg
こっちもお願いプリーズ型。これ、アグラ往復の間の車中から撮った写真なんだけど、とにかくもう
ほとんどのトラックにはケツの部分にコレが書いてあるんだよ。ここまであちこちで懇願されりゃ、
後続車がトラックを追い抜くときは。そりゃ絶対クラクション鳴らすよな。
f0189467_00344372.jpg
デリーからアグラまで、タージ・マハルを見にいくとしたら、車か鉄道か、そのどちらかになる。
イ課長としては当初、鉄道にかなり心ひかれたんだけど、デリーに早く戻ってくることを優先して車にした。
車だと片道4時間くらいかかる(鉄道でも同じくらいかかるけどね)。

最初は片道4時間も乗るのかよ~と思ったけど、混沌の道路事情・運転事情を眺めたり、
トラックの尻の写真撮ったりして、意外と退屈しなかった。
もっとも、デリーに戻ってきた時は「面白かったなぁ」ではなく、あの混沌とした道路を往復8時間走って
「事故に遭遇しなくて良かったなぁ」だったけどね。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2014-02-14 00:56 | 2012.10 インド出張 | Comments(2)
2013年 12月 04日

海外のタカリとコジキに関する考察

例によって、衝動的にヘンなテーマで書きたくなったから書く。

日本ではメッキリ減ったが、海外では時々コジキを見かける。さらにタカリも寄ってくる。
タカリとコジキっていうのは、いわば世界の物乞い業界(つまり犯罪とは違う業界)における
2大ビジネスモデルといえる。しかし、イ課長の狭い経験の範囲で思い返してみると、この
二つのビジネスモデルには意外と地域差があるような気がするんだよ。

まずコジキとタカリの定義を明確にしておこう。
「コジキはジッとして動かない」「タカリは相手に自ら寄って行く」という点が重要な違いだ。
コジキは定置型物乞いで、タカリは移動型物乞い。コジキは受動的でタカリは能動的。もちろん
スリやカッパライも自分から相手に寄っていくが、そういう純粋犯罪は本日の考察の対象外。

さてだ。
イメージ的にコジキやタカリが多そうなインドや東南アジアあたりから検討してみよう。
イ課長の経験だとアジア、特に東南アジアのタカリ・コジキにはある特徴があるように思う。
それは大人と子供の分業制というシステムだ

①大人はジッと座ってコジキをする。
②子供は渋滞で停車中の車などに積極的に寄ってって、タカる。

昔行ったマニラなんかではタクシーに乗った外人(つまりイ課長)めがけて、小さな子がワンサと
寄ってきて、窓ガラスに手をべったりくっつけておねだりしてた。でも、大人からそういうことを
されたことは一度もない。大人はみんなジッと座ってコジキをしてる。

しかも、インドではそのコジキ自体も意外なほど少なかったと思うんだよな。
「コジキ都市」として有名なカルカッタなんかだと事情は違うのかもしれないけど、少なくとも
デリーやムンバイじゃコジキって見かけなかったし、子供のタカリも目立たなかったなぁ。
出張で動いた範囲(ま、ごく限られてるが)に関して言えば、インドは意外にも健全だったよ。
(下の写真はインドの街角)
f0189467_12102941.jpg
一方、ヨーロッパじゃタカリもコジキも主に大人の仕事だ。
90年代にトホ妻と行ったスペインじゃ、バルの中にタカリが入ってきて商売?するんで驚いた。
店の人も追い出そうとしなかったから、おそらく各タカリごとに「縄張りバル」が決まってるんだろう。
相手が大人だとこっちも冷たい。「にほんごでいってください」と日本語で応戦して撃退した。

欧州の観光地じゃ寄付を装ったタカリもすごく多いし、何だかよくわからずペラペラと愛想よく
金をくださいと言ってくる大学生みたいなのもいた。もちろん「小銭くれませんか~?」的な、
タカリの王道をいくような方々も多い。大人がやるせいか、欧州はタカリの数も種類も多いんだよ。
(下の写真はブリュッセルの街角)
f0189467_12103419.jpg
アメリカでは見るからにホームレスっぽい大人の(年配者も多い)コジキをけっこう見かけたな。
なにもしゃべらず、コップの中の小銭を振って音で「カネくれ」と催促してたりする人が多かった。
昔(80年代)にはNYのマクドナルドの中を巡回するタカリなんかもいたけど、今でもいるのかな?
でも米国でも子供のタカリやコジキっていうのはいなかったね。この点は欧米共通の傾向。

つまり欧米においては「物乞いは大人の仕事」で、タカリもコジキも大人がやる。特に欧州のタカリは
いろんな大人たちがいろんな“業態”を開発して、しのぎを削ってるようにみえる。一方アジアじゃ、
さっきも言ったように「コジキは大人、タカリは子供」っていう分業制が発達してるように見える。

この違いって、なぜ生じたんだろう?(時々、こういうバカなことを考えるんだよ、イ課長は)

思うに、アジアの物乞いは“かわいそう”って思わせて、同情をひくことが重要なんだろうな。
イ課長も同じアジア人であり、その自分自身を省みてもそう思うんだよ。

貧しい子供って、その存在自体が同情を誘いやすいじゃん?
それを最大限利用して積極的にタカリにいく。ジッとしてるより能動的ビジネス展開が有効なんだよ。
一方、大人が車の窓たたいて金せびったって相手は同情してくれないから、彼らは「かわいそう感」を
アピールできるもの(障害のある体、やせた赤ん坊等々)を前面に出してコジキをした方が効果的。

一方欧米、特に欧州の物乞い業界では何らかのロジックで相手を説得?することが重要っぽい。
たとえば、欧州のタカリは「黙ってネダる」ってことは絶対ない。アナタが私にお金をくれるべき理由を
必ず口頭で“プレゼン”してくる。コジキは黙ってジッとしてるけど、それでも立て看板なんかで
「コジキの主旨説明」してるコジキってけっこういたよ(読めないけど)。

そう考えると欧州に子供の物乞いがいないのも納得出来るよな。
子供に「タカリやコジキの主旨説明」しろっつうたって、無理だ。そういうのは最低でもハイティーン
くらいの年齢にならないと(さっきも言ったように、大学生くらいの年齢のタカリなら欧州は多い)。

結論:同じ物乞い業界でも、アジアは情緒で、欧州は論理で、それぞれ“武装”する必要がある。
   子供の果たす役割に地域差があるのも、この武装すべきモノの違いから生じたものである。



フと思いついたわりには、ちょいとばかり説得力のある仮説だと思わんか?(笑)

 

[PR]

by tohoiwanya | 2013-12-04 12:11 | 出張・旅行あれこれ | Comments(11)
2013年 10月 16日

ベトナムという国は女が支える

みなさん、台風は大丈夫でしたか?
電車が停まったから、イ課長は午前中のんびりして昼に出社してきたのである。

さて、今日はベトナムの話を書く。
「古いネタから先に消化する」というのを原則として書いてるけど、この調子だとベトナムネタに到達するのは
確実に来年だ(笑)。時々、少しずつベトナムネタをはさんでいこう。

ベトナムはとにかく楽しかったから、書きたいこともヤマのようにあるけど、今日はやはり偉大なるベトナムの
女性たちに敬意を表して、そのことについて書きたい。ベトナムの女性は偉大なのである。

近藤紘一さんという人をご存知だろうか?
元新聞記者で、「サイゴンから来た妻と娘」「サイゴンのいちばん長い日」とか、ベトナム関係の著作が多い。
最初に結婚した日本人の奥さんを亡くし、ベトナム戦争取材でサイゴン赴任中にベトナム人のバツイチ女性と
知り合って再婚した。近藤さんご自身は残念ながら40代の若さで亡くなられたんだけど、彼の著作は
未だにロングセラーになっててファンも多い。イ課長も読んだ。

近藤さんの本を読むと、ベトナムにおいていかに女性が強いかということがよくわかる。
庶民レベルじゃ女が一家を養うなんていう状況は全然珍しくなくて、とにかく女が働く、稼ぐ、養う。
f0189467_136292.jpg

というようなことは近藤さんの本で知識としては持っていた。しか、近藤さんがベトナム人の奥さんと再婚し、
暮らした時期はベトナム戦争末期からその後の混乱期。まぁ一種の「特殊な時期」であって、新興国として
経済発展著しい今のベトナムじゃ、さすがに事情も変わってるんじゃないかと思ってた。

しかし、実際にベトナムを見た印象としては全然変わってないだ、これが。
市場でも飲食店でも物販点でも露店でも行商でも、とにかく「商売してる」のはことごとく女性ばっかり。
これにはちょっと驚いた。どこ行っても働いているのは女性なのだ。

暑いベトナムで、天秤棒かついて行商するなんて大変な商売だと思うよ?しかも、こう言っちゃナンだが
一日の稼ぎなんてタカが知れてるだろう。そういうのも全部女性がやってる。頭が下がるよホント。
f0189467_136596.jpg

じゃ一体ヤロウどもは何やってんのかっていうと、これがまたしょうもないんだよねぇ。
街中で最もよく目にする「男の労働姿」って、街中にバイクや足コギ人力車を停め、自分はそのシートに座って
ガイジン観光客なんかにダルそうに「乗らな~い?」て感じで声をかける姿だよ。何だかなぁ〜・・・。
落語に出て来る江戸時代の駕篭屋と大差ねぇじゃねぇか。カミさんが汗水たらして天秤棒かついて行商して
いるんだぞ?亭主ももうちょっと何とかしたらドウなのだ?

とにかく「店を持って商売してる」というような、腰の据わった、実のある商売はほとんど女性がやってる。
ヤロウどもは失礼ながら「引っ掛けシゴト」中心って感じで、ベトナム女性の偉大さばかりが目立つ。
少なくともベトナムの流通・サービス産業の大半は女性で支えられてると言っていいんじゃないか?
f0189467_1393150.jpg

まぁね、そりゃもちろんオフィスビルの中とかお役所の中なら忙しく働く男性もたくさんいるんだろう。
政治、行政、軍なんていう世界はやはり男性層が支配しているはずだ。
しかしガイジンが普通に街歩き&観光してれば、そんな人たちとは会わないわけで、接する相手は
どうしたってメシ屋や物販店等々の人たちだ。そういう“現場レベル”はことごとく女性が仕切ってる。
f0189467_13102981.jpg

イ課長がベトナムで最も驚いたのはゴミ収集作業だよ。なんとこれも女性がやってるのだ。
ホイアンでゴミ収集車(荷車だが)をオバさんがひいてるのを見た時はびっくりした。
f0189467_13103049.jpg

こういうのはホイアンという田舎だからであって、都市部じゃさすがに男がやってるだろうって?とんでもない。
ハノイでもゴミ収集は女性の仕事なのだ。やっぱり荷車をひいて、「ゴミ収集が来たよーー」っていう合図の
鐘を鳴らしながら夜のハノイを黙々とゴミ収集してる。

海外でゴミ収集の様子を目にしたことはあるけど、例外なく男がやってた。
しかしベトナムでは女性がやるのだ。女が働き、稼ぎ、養う。いやもう感動したよ、イ課長は。
本当に頭が下がる。ベトナム女性、偉大です。働くベトナム女性はみんな美しいです。
f0189467_13113791.jpg

ただし、これだけたくましいだけに、ベトナム女性は気も強い。一家を養う女性であれば、
彼女が「一家の長」として一番権力を持つのもまた当然のことだ。
たとえばダンナの浮気がバレた、なんて時のベトナム女性の怒りっぷり&容赦ない復讐もまた
ものすごく“偉大”なものらしいけど、残念?ながらそういう現場は見ることがなかった(笑)。

上で書いたハノイのゴミ収集オバさんが鳴らす鐘。
これ、正確には金属で出来たワッカ状の棒を片手に持って、別の金属製の棒で叩くというもので、
カンカンカンカン・・・というすごく目立つ(というか、耳立つ)音がする。この音を聞くと、ハノイの主婦たちは
「あ、ゴミ出さなきゃ」と思ってこんな風にポリ袋に入れてゴミを歩道に出すわけだ。これを集めて周る。
f0189467_13124034.jpg

ハノイのホテルにいる時、時々この音が外から聞こえて「何の音かなぁ?」と思ってたんだよね。
イ課長がガキの頃はよく焼き芋屋さんがカランカランと鐘を鳴らしながら町を歩いていたもんだったが、
今や東京じゃそんな姿はついぞ見なくなった。カンカンカン・・・と合図の音を鳴らしながらゴミ収集に
励むハノイの偉大なるおばちゃんたちの姿は将来も残るのかなぁ?あの音がちょっと懐かしい。
f0189467_13124092.jpg

とにかく、ベトナム女性がタフな働き者であるという点についてはイ課長、ホトホト感じ入った。
時に缶ビール代を高くボッタクラれたとしても、彼女たちが養ってる子供たちのこととか想像すれば、
まぁここはひとつ、気がつかなかったフリして払っちまおうじゃねぇかっていう気になったよ。
こう見えてイ課長もけっこう義理人情に弱いオッサンなのだ(笑)。

ベトナム女性の偉大さに関してはもうちょっと書きたいので、次回更新も関連ネタでいく予定ざます。


 
[PR]

by tohoiwanya | 2013-10-16 13:13 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2013年 09月 11日

ムンバイのアンビリーバボーな交通機関

クラクフのダーク観光が一段落したところで、例によって、他の国の話題をちょいとはさむ。
気分を変えるためにハデな?話題にしよう。インドの、ムンバイの話だ。

インド屈指の人口規模と経済規模を誇るムンバイ。
ムンバイって、街の形がちょっと特殊で、海に突き出した半島の先端部分に市街地がある。
Google Mapで見るとこんな感じで、半島の先ッちょ、「フォート」って地名のあるあたりが街の中心。
だから朝夕の通勤・通学ラッシュも普通の街とはちょっと構造が異なる。
f0189467_23542774.jpg

これがデリーであれば通勤・通学ラッシュは「四方八方からデリーに集まる」って感じになるはずだけど
こういう特殊な地理条件だと通勤・通学の流れも偏る。要するに朝は“太い”北の内陸部から“細い”
南の先端部に人が集まり、夕方はその逆っていう流れになる。特に問題は朝だ。細い先端部に
北から一斉にドシャーッと人や車が集まるとなれば、「すごく混む」ってのは直感的にわかる。

ムンバイの人口はすごい勢いで増えてるらしいけど、細い先端部は土地も少ないし、土地代も高いから
人口が増えるエリアも北の「太い方」ってことになる。そうなれば必然的に南北移動を必要とする
人間の数はますます増えていくわけだ。事態は悪化する一方。

南北を貫く道路や鉄道路線は限られ、新たに作る余地は少ない。何せ先端部は細くて、土地ないし。
インフラは増えず、利用者だけが増えていくというオソロシい状態がずーーっと続き、続きすぎた結果、
ムンバイにおける朝夕のラッシュは道路も鉄道もタイヘンなことになっちまった。
もはやアンビリーバボーなレベルと言っていいのだが、まぁ順を追ってご紹介していこう。
f0189467_23544922.jpg

まず道路交通機関から。ムンバイの道路、朝夕の渋滞はすごかった。
タクシーはこんな感じで黒と黄色のツートンカラー、車体はおおむねボロい。冷房もないはずで、
年がら年中渋滞のムンバイじゃ、あまり快適な交通機関とはいえないんじゃないかなぁ?
f0189467_23575172.jpg

ムンバイにはオートリクシャーもワンサといる。デリーと違って車体カラーはやはり黒と黄色だ。
こちらは四輪タクシーより多少小回りは利くだろうけど、渋滞になりゃどうしようもない点じゃ同じ。
f0189467_2358890.jpg

結局、自分でバイクを運転するというのが、渋滞もスリ抜けられて一番早いかもしれないのである。
バイクの数は多かったよ。ノーヘルの人もかなり多かったが(笑)。でも自転車はまったく見なかったな。
f0189467_23582312.jpg

公共交通機関としてはまずバスがある。
ボディはハデな赤とか薄紫ってのが多かったな。旧英国植民地の伝統を引き継いでか、2階建てバスが
走ってるのを見たときはちょっとびっくりした。ただし車体はやはり手ひどくボロい。べこべこやん。
f0189467_23583983.jpg

え?これまでのところはちっとも信じ難くない?ごく普通の交通機関だろうって?まぁ待ちたまえ。
これから書くムンバイ近郊鉄道のアリサマを知れば、あなたもアンビリーバボーだと思うだろう。

デリーと違って地下鉄のないムンバイ。鉄道通勤しようと思えば昔からある近郊鉄道に乗るしかない。
ところがその混みっぷりがもう表現する言葉もなくいくらい・・・まずこの動画でも見て驚いてほしい。

         

ムンバイの電車通勤はまさに修羅場。命がけ。あまりの混みように、2008年は死者数が17人。
この17人っていうのが一日あたりの平均死者数だっつうんだから、驚きすぎて腰が抜ける。
年間だと6000人以上の死者。開いた口がふさがらん。ナンなのだこの数字は?!ここはムンバイだろ?
アウシュビッツじゃないはずだぞ?!(データ出所はAFP通信だから、いいかげんなものではないはずだ)。

もっとも、死者で圧倒的に多いのは線路を歩いてた人たちで、「乗ってて死んだ」ってケースに限れば
もっと少ないはず。しかし乗ってる時でも、開きっぱなしのドア(!)から転落とか、車両の外側に
しがみついてて滑落とか、屋根に乗ってて架線に触れて感電とか・・死ぬ理由は色々あるらしいんだよ。
「ムンバイ近郊鉄道」で画像検索すると気が遠くなるような画像がいっぱい出てくる。いくつか拝借しよう。
(拝借写真その1↓)
f0189467_23593729.jpg

かくのごとくアンビリーバボーなムンバイ近郊鉄道。このことを知った時、イ課長は恐れおののくと同時に、
ムショーに乗ってみたくなった(笑)。平日の朝夕に乗るのは自殺行為だろうが、日曜なら空いてるはず。
ムンバイ到着はちょうど日曜だから、ホテルに一番近い駅(それでもちょっと遠いが)から乗ってみようか・・・。
ところがムンバイに到着したその日の午後はドシャ降りの夕立で、結局あきらめたんだけどね。
(拝借写真その2↓)
f0189467_002081.jpg

その後、ムンバイ滞在中は残念ながら近郊鉄道の写真を撮るチャンスすらなかった。
ただ、走ってるところは車から何度か見たよ。メチャ混みってほどの時間帯じゃなかったけど、それでも
走行中ドアは開けっ放し。暑い上に車内冷房がないから、そもそも走行中に車両の扉を閉めるという
習慣自体がないらしい。むしろ、好んでドアから身体を出してる様子すらあったぞ。たぶん風があたって
涼しいからだと思うけど、それにしたって・・・。
(拝借写真その3↓)
f0189467_004077.jpg

でも乗ってみたいなー。
イ課長は海外に行くと「マイルド鉄っちゃん」になるから、駅とか鉄道とかって、基本的に好きなんだよ。
こないだ、タイでも相当ボロいローカル電車に乗ったけど、ああいうのってメチャ面白いんだよなー。
またムンバイに行く機会があれば、このアンビリーバボーな近郊鉄道を一度体験してみたい。

しかし平日の朝は絶対乗れないよ。イ課長だって死ぬのはコワい。彼らはコワくないのか?
このアンビリーバボー列車に乗って毎日電車通勤してるムンバイっ子たちの「死生観」って、
東京の通勤ラッシュしか知らないイ課長のソレとは、たぶん根本的に違うんだろうなぁ・・・。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2013-09-11 00:02 | 2012.10 インド出張 | Comments(4)
2013年 07月 26日

バンコク・ウォシュレット事情

もうここまできたんだ、トイレネタをとことん続けてくれようじゃねぇか(笑)。
今日は別に壮大な実験を伴うようなものではなく、小ネタだが。

前回前々回、高圧放水シャワーが“可動式ウォシュレット”なのかどうかについて書いた。
さて、では皆様はこれまで海外で日本と同じような“定置式”ウォシュレットを見たことがある?

海外で使うトイレつうたら、まず筆頭にあがるのは「ホテルのトイレ」なわけだけど
定置式ウォシュレット導入ホテルなんて、少なくともイ課長が泊まる程度グレードのホテルじゃ
絶無にして皆無。まっっっったく見たことがない。
ホテル以外で、レストランとか、美術館とか、デパートとかのトイレを使うことだってもちろんある。
でも、海外のそんな施設でもウォシュレット設置例なんて、これまた絶無にして皆無だ。

イ課長の場合、出張にいけば「訪問先の会社のトイレ」を借りることも時々あるわけだけど、それでも
ウォシュレットが置かれたトイレなんて一度も経験がない。オフィスでも普及してないのだ。
ちなみに、イ課長の勤務先のトイレにはウォシュレットがある。

要するに、ウォシュレットってまだまだ「日本だけのもの」なんだよね。
未だに「日本でウォシュレットを初体験したガイジンの反応」っていうのがネタになるくらいだから、
海外でウォシュレットなんて、現地在住日本人宅とかでもない限り、ほぼ「ない」と考えるべきだろう。

・・・と、イ課長は思っていた。
しかし、そんなイ課長もついに「定置式ウォシュレット海外進出」の現実を目の当たりにする日がきた。

発見した場所はタイのバンコク。ついこないだの話。
最終日にホテルをチェックアウトし、バンコクの街を観光してたらトイレに行きたくなった。

ううう・・・どこかそこら辺でトイレを借りなきゃいかんが、ホレ、やっぱ惰弱なる日本人としては
なるべく安全でキレイそうなトイレを探したくなるのが人情じゃん?

ファーストフード店のトイレならまぁ大丈夫かな、と思いながら歩いてたら、目の前に
すっごくデカくて、キレイなショッピングモールがあった。よし、ここで借りるか。

入口で制服を着たドアマンがちゃんとドアをあけてくれる。すごい高級モールだよ。
こういう施設にとって日本人観光客は上客なんだろう。そういう所に、ただトイレを借りたいという
理由だけで入店するのはちょっと気がひけるが、そんなことも言っておれん。
f0189467_1118356.jpg

ほどなくトイレを発見した。コンパートメントに入ると、普段あまりにもよく見慣れた便器があるから、
最初は気に留めなかったんだけど、その表示がタイ語であるのに気づいてハッとした。

おお何と。イ課長にとって、海外で初めてウォシュレットに遭遇した記念すべき瞬間だ。
うーむ、いまやバンコクの高級ショッピングモールじゃ、ウォシュレットが導入されているのか。
前回記事で、タイのホテルには高圧洗浄シャワーがなかったって書いたけど、その代わり?に
こうして日本と全く同じ定置式ウォシュレットが、一部とはいえ普及し始めてるわけだ。
f0189467_11183676.jpg

便器のワキにある洗浄ボタンとか、水を止めるボタンの表示も当然のことながら全部タイ語。
面白いんだけど、表示が小さいから写真が撮りづらいなぁと思っていたら・・・

目の前のドアに「ウォシュレットの使い方」がタイ語でデカデカと説明されているではないか。
タイの人にとっちゃ、定置式ウォシュレットってものすごく珍しいはずで、どうやって使用するのかを
大きく説明するのは親切だよな。しかしタイ語って、一文字も読めないけど、ビジュアル的には
つくづく面白い文字だ。
f0189467_11185560.jpg

おかげさまで、自宅にいる時のようにスッキリ、トイレを水びたしにすることもなく(笑)洗浄できました。
バンコクの高級ショッピングモール・TERMINAL 21、どうもありがとう。
f0189467_11201010.jpg

日本でウォシュレット慣れした人は、海外のトイレで「イマイチ感」を味わうことが少なくない。
イ課長だって、けっこうウォシュレット慣れしてるから、海外ではどうしてもイマイチ感が拭えない。
その挙げ句、5〜6年前頃から、イ課長は海外のホテルのトイレでは、横にある流しに水を細く流して
先にトイレットペーパーをちょっと濡らしておくという秘法を編みだすに至った(笑)。

しかし、バンコクのスクンビットだったらもう大丈夫ですよ。スカイトレインのAsok駅から直結した
高級ショッピングモール、TERMINAL 21なら日本と同じようなウォシュレットがあります。
スクンビット通りをショッピング中などに急を要する事態になったら、ここに駆け込みましょう(笑)。


常に旅行者に役立つ情報をご提供し続ける、イ課長ブログなのである。


 
[PR]

by tohoiwanya | 2013-07-26 11:19 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(8)
2013年 07月 24日

海外トイレのナゾ その2

続きものにしちまったから、また二日連続で粛々と更新するのである。

とにかくだ。まず「ホイアンの実験」を始めよう。
イ課長は全裸でトイレに入り、用を済ませ、ウォシュレットとは若干順序が異なるが、
まずトイレットペーパーで拭き、その後の“仕上げ”として放水シャワーを試してみることにした。
f0189467_045260.jpg

放水を開始してから自分の尻に持っていこうとすれば、その間に大量の水が飛び散る。
先に狙いを定めておいて、よしと思ったところでノズルを押し、いきなり尻で水を受け止めるしかない。
しかし自分の尻は見えないわけだから、位置決めがラフなのは致し方ないところ。
まぁいい。この辺だろ。えいやっとノズルを押して放水開始。

ぎゃーーーーー。予想通り、高圧放水は激しく跳ね返り飛び散り、アッという間に周囲はビショビショ。
狙いを“補正”しても、何しろ尻は球形。ちょっとズラしただけで水の跳ね返り角度も変わって始末におえん。
この高圧放水シャワーを使って、水の飛散を防ぎつつ、尻を洗浄するなんて到底不可能だろー。
「トイレを水びたしにする」という実験結果が出るのは確実、というか、今まさに結果が出てる最中だ(笑)。

水圧がすごいから、シャワーを持ってる手にも圧力の反動が伝わってくる。すごいな。
うっかりシャワーの狙いが尻からはずれると、高圧放水は壁の高いところまでビシャーッと濡らしちまう。
手元が狂えば天井まで届くだろう。いくらトイレびしょびしょとはいえこれはひどい。実験中止、中止。

はぁはぁ・・・まさにトイレで水遊びをした後のような状況ではないか。
棚の上の予備トイレットペーパーにも放水がかかって濡れちまった(下の写真は濡れる前のもの)。
いやしかしこれでハッキリした。不慣れな者が衣服を着たまま、この高圧洗浄シャワーを使おうものなら、
衣服もトイレも、ビショビショになることは絶対に間違いない。全裸で実験したのは正解だったのである(笑)。
f0189467_051250.jpg

さてだ。話はこれで終りではない。

ベトナムで泊まった3つのホテルには全部、この尻洗浄用高圧シャワーがついていた。
ところがバンコクのホテルにはなかったんだよ(下写真参照)。「ありゃ?タイにはシャワー、ないんだ」と思った。
まぁなくても不満はない。よほど慣れない限り、あの高圧シャワーを尻洗浄に使えないことは「ホイアンの実験」からも
明らかだし、そもそもイ課長にとっちゃ「高圧シャワーなんて存在しないトイレ」の方が普通なんだし。
しかし、国によって高圧シャワーの普及度って差が大きいんだなぁ。インドとベトナムは明らかに普及率が高い。
f0189467_053556.jpg

あの高圧放水シャワー、「尻洗浄用」ではなく「トイレの汚れ落とし用」なのかも?っていうのは確かに考えた。
要するに、日本のトイレの横によくあるブラシの代わりに、高圧水で汚れを落とすためのモノ。

それなら跳ね返りで水びたしという大惨事も起きないし、水があれだけ超高圧である理由にもなる。
それに、ベトナムやインドじゃ高圧放水シャワーはよく見かけたけど、トイレブラシなんてものは全く見なかった。
あれがトイレブラシ代わりだとすれば、バカ丸出しのイ課長はトイレ汚れ落とし用の高圧水を自分の尻にあてて
ヒャーヒャー大騒ぎするという愚かな茶番劇を演じたことになる。

いやしかし、「ベトナムのトイレ」や「インドのトイレ」で検索してみると、高圧放水シャワーの話は出て来る。
「ピストル式ウォシュレット」なんて言い方もあるくらいだから、やはりアレは尻洗浄用なんだろう。
インド人やベトナム人はホントにみんなアレ使ってるの?洋服着たままじゃ使えないと思うんだけどなぁ。
彼らはあの高圧放水シャワーを、水を飛び散らすことなく使う秘法を持っているのか?たとえば便座に座ったまま、
前側からヤレば、少なくともトイレ中びしょびしょという事態は避けられるはずだ。そうなのか?

疑問は続く。イ課長がこのトイレシャワーを最初に見たのはヘルシンキのバンター空港だ。
まさかフィンランドのトイレがインドやベトナムと同じように「以前は手桶水+手洗浄」だったとは思えない。
イ課長が近年使った海外のトイレっていうと、出張先の関係上、ヨーロッパのホテルのトイレが圧倒的に多いけど、
ドイツやフランスあたりのホテルで、日本と同じトイレブラシを見かけた記憶がある。だからフィンランドの場合も
あのシャワーは「トイレブラシの代わり説」が妥当な推測だと思うんだよね。

一方、インドやベトナムの場合は、総合的に考えても、前回記事に寄せられたコメントから推測しても
「尻洗浄用+トイレ掃除用」というあたりがこれまた妥当な結論だろうと思うのだ。

しかしこの高圧洗浄シャワー。
日本にはほとんどないよね。シンガポールにもなかったと思う。しかしインドやベトナムでは普通。
それがタイでは(少なくともイ課長の投宿先では)やっぱり見ない。東〜東南アジアの中でも普及状況は
国によってかなり差があると思われる。

トイレ高圧洗浄シャワーの国別設置率は世界レベルで比較するとどういう感じなのか?
さらに、「尻洗浄」と「トイレ汚れ落とし」という二つの設置目的のウェイトは各国ごとにどう違うのか?

もし、このテーマを自分の論文のテーマにしたいという研究者の方がいたら(どんな研究者だ?)
イ課長は喜んで、このテーマを進呈したいと思うのである。
 

  
[PR]

by tohoiwanya | 2013-07-24 00:09 | 出張・旅行あれこれ | Comments(12)
2013年 07月 23日

海外トイレのナゾ

唐突だが、ポーランドネタの合間にトイレの話を書かせていただく。
いや実はさ、トイレのあるモノに関して、1年がかりで考え続けている疑問がイ課長にはあるのだ。

コトの起こりは去年の6月、乗り継ぎで降り立ったヘルシンキ、バンター空港のトイレだ。
このトイレでイ課長は見慣れないモノを見つけた。洗面台のワキにある小型シャワーみたいな、コレだ。
f0189467_045011.jpg

何だろうなぁ?と思った。でもわからなかった。
まさか空港のトイレで裸になってシャワーを浴びたり、髪を洗ったりするヤツがいるとは考えられないから、
トイレや床を掃除するためのシャワーかなぁ?しかし、この時点ではよくわからなかったというのが正直なところで、
こんなトイレ併設のシャワーなんて、欧州の他の国のトイレでも見た記憶ないんだよ。
f0189467_05477.jpg

さて、この発見から4ヶ月後、イ課長は思ってもみなかったインド出張というものに行くハメになった。
ご存知のようにインドのトイレには紙というものがなく、“不浄の手”左手で、桶とかに汲んだ水を使って洗う。
もちろんホテルのトイレには紙があったけど、ホテル以外のトイレにもあるとは限らない。
実際、デリーのある会社で借りたトイレはトイレットペーパーホルダーがなかった。

窓のところに一応トイレットペーパーが置かれてるから、紙を使おうと思えば使えないことはないんだろうが。
しかしそれ以上に問題なのは、このトイレが「インド式手動水洗い」を前提にしているとしても、水をためる桶もなきゃ
桶に水をそそぐ蛇口もないってことだ。紙を使わないインド式なら、そういうものがあるんじゃないの?
ここでイ課長の関心は横にあるシャワーの方に向けられた。
f0189467_052364.jpg

うーむ、これは4ヶ月前にヘルシンキの空港で見かけた、あのシャワーと同じものと見受けられる。
インド式“手動ウォシュレット”に必要なはずの手桶水がなく、その代わりにシャワーがあるということは・・だよ?

これを使って洗え」ということだよな?コレを後ろ手に持って、自分の尻に向けて放水して洗う。
手桶水も、桶に水をためるための蛇口もない以上、このシャワーを「尻洗浄用」に使うのだと考えざるを得ん。

この時、イ課長はかなり感心した。
なるほど。経済発展著しいインドでは「手で洗う」といっても、もう昔みたいに手桶の水で洗うなんてプリミティヴな
方法はスタれ、放水シャワーが普及しているわけだ。これなら手も汚れないしね。

しかしだ。シャワーを尻に向けて放水するって技術的にはものすごく難しくないか?
何しろ放水目標は自分の尻だ。見えない。ちょっと目標精度が狂えば背中に放水して服を濡らしちゃったり、
尻から跳ね返った水が飛び散って足元のズボンを濡らしたり、床をビショビショにしたりといった惨事をひきおこすのは
間違いない。いくら「インド飲み」が出来るインド人とはいえ、この放水シャワーを使って、衣服も壁も床も濡らさずに
自らの尻を洗うなんて芸当ができるのか??

しかしインドではこの放水シャワーをけっこうあちこちで見かけたのも事実なのだ。
デリーで泊まったヒルトンにもトイレットペーパーに加えて、こんなシャワーがあったからね、ほら。
トイレわきの放水シャワーは、いわば“可動式”ウォシュレットなのだろうという推測がますます強固なものになる。
しかし一度も使わなかった。さっき言ったように、初心者がこれ使えばトイレはビショビショだろかうから。
f0189467_074272.jpg

このナゾは続くのだ。インド出張から8ヵ月後。イ課長は先日のベトナム・タイ旅行に行った。
すると、ベトナムのトイレにもあの見慣れた放水シャワーが置かれているではないか。ベトナムにもあったの?!

調べてみると、ベトナムも地方なんかだと「手桶水による手洗浄」という方式がけっこうあるようで、それを
近代技術で近代化すると放水シャワーになるんだと考えられる。なーるほど、ベトナムにもあったとは。
ホーチミンのホテルにあったのはこれ。インドと同じような感じだよね。
f0189467_081829.jpg

ためしに“放水”してみた。うおーーー!すげー高圧放水。予想以上の水圧だ。洗浄効果はさぞ高いだろう。
だがこれだけ高圧だと、的をはずした時の水の飛散もまたスゴいはず・・つうか、的に当たろうが当たるまいが
狭いトイレでこんな高圧放水を使えばそこらじゅう水が飛び散るのは避けられないんじゃないのか?
トイレをびしょびしょにするわけにいかないから、この高圧シャワーはホーチミンでも使うことはなかった。
f0189467_08328.jpg

ホーチミンの次に泊まったホイアンのホテル。ここでも当然のように高圧シャワーが置かれている。
ところが、ここの場合、トイレとシャワー室が兼用だったんだよね。こういうの、スペインの安ホテルで経験あるよ。
(右の銀色が身体用シャワー、写真左端の白いやつが尻用シャワー)
f0189467_0101126.jpg

トイレ自体がシャワー室なわけだから、シャワーを浴びれば必然的にトイレの床はビショビショ。こういう所なら
高圧放水シャワーによるウォシュレット実験ができそうだ。もし床が水びたしになっても、そのまま身体用の
シャワーを浴びれば同じことだもんな。

で、ホイアンを出発するという日の朝、その実験に着手した。やりそこなっても服を濡らさないように、また、
そのまま身体のシャワーに移行できるように、実験は全裸で行う必要があったわけだが・・・(笑)。

うううむ、しかしまた長くなってしまったな。
こんなネタを続き物にするつもりは毛頭なかったが、書くべきことはまだけっこう残っている。
すまん。許せ。続きは次回だ。ホイアンのホテルでの実験結果もその時にご報告するっす。
 
[PR]

by tohoiwanya | 2013-07-23 00:10 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)
2013年 07月 18日

意外なポーランド土産

ご存知のように、イ課長は海外に行って「ドコソコを観る」とか、「アレをやってみる」ということには
けっこう情熱を傾けるし、「アレを食おう」「コレを飲みたい」といったことに関してもそれなりに頑張る。
特に「コレを飲む」の「コレ」がビールである場合は、どんな労も惜しまずに努力する(笑)。

ただ、「アレをぜひ買いたい」という情熱、要するに「買い物欲」は限りなく低い。
自分のためであれ、ほかの誰のためであれ、「あのお土産だけは絶対買わなくちゃ」なんてケースは
極めて少ない。土産なんて、大体最後に空港でヤッツケ仕事で買うのがほとんどだ。

・・・と、ここまでが前フリ。
この後に「ところがポーランドでは・・」という書き出しで、ポーランドでヘンな物を買うのにウツツを
ぬかしたという記述が続くと思うでしょ?その予想は完全に正しい(笑)。


ところがポーランドでは、行く前から「これはぜひ現地で買いたい」と思ってたモノがあったんだよ。
モノ自体は日本人にとってはちっとも珍しいモノではない。しかし、それがポーランドで一般的に売られてると知ると
その意外性にちょっとびっくりするモノ。それは何かというと・・・









袋入りのインスタントラーメンなのだ。




サッポロ一番とか出前一丁みたいな感じで、ポーランドではポーランド人向けの袋入りラーメンが売られてるらしい。
ほら、アナタはいま「ホントなの?」と思ったでしょ?イ課長だって最初は同じように驚いた。
ポーランド人が乾いたラーメンを茹で、粉スープを溶かし、ハシで(あるいはフォークで?)
フゥフゥ言いながらラーメンをすすってる姿・・・想像できましぇん。

これもポーランドに行く前の「必死の情報収集作業」の中で知った話なんだけど、とにかくあまりにも意外なので
ポーランドに行ったらぜひ袋入りインスタントラーメンを買って、食ってみたかった。どうせ安いんだろうし。

クラクフでも、ワルシャワでもイ課長は毎日のように食料品店で缶ビールを買った。
そういう店でほかの売場を探してみると・・・おおおお、確かにあるよラーメンが。造作もなく発見できた。
本当にごくありふれた、どこでも売ってるモノなんだ、ポーランドのインスタントラーメンって。

まずクラクフの食料品屋で二つ買ってみた。
値段は忘れたけど、とにかくごくごく安い値段であったことは間違いない。
f0189467_041951.jpg

この、右のヤツはなぜか袋にデカデカと漢字が印刷されてる。ポーランド人には読めんだろうに。
どんな漢字かっていうと・・・
f0189467_043443.jpg

即食麺。インスタントラーメンを中国語で漢字表記すると即食麺になるらしい。
ポーランドのインスタントラーメンって、昔、ポーランドと中国が同じ社会主義国同士ってことで仲良かった頃に
ポーランドに多くいた中国人が持ち込んだものから始まったというのをどこかでチラリと読んだ。

面白いから、ワルシャワでも異なる種類のラーメンを買ってみた。何しろいっぱいあるんだよ。
左の方は「ピリ辛トマト味」ではないかと想像される。
f0189467_065191.jpg

買うだけではあかん。もちろん日本に戻ってから食ってみた(写真がなくてスマヌ)。
最初に食ったのはクラクフで買った方の、左側のヤツ。これ、実は「マッシュルーム味」なんだよ。

マッシュルーム味のラーメン。実に不思議だけど、食ってみると全然問題なくイケる。
思ったより粉スープの味が濃厚で、なかなか美味しかったよ。
もう一つ、確かワルシャワで買った方の右側のヤツも食ったんじゃなかったかなぁ?
これは野菜スープ風のラーメンで、これまたなかなか美味しかった記憶がある。

それでもまだ二つ。残り二つはどうしたのか、とアナタは聞きたいかい?

答えよう。
実はトホ妻が「これは珍しい」っていうんでイ課長の知らないうちに食っちまったのである(笑)。


 
 

  
[PR]

by tohoiwanya | 2013-07-18 00:10 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(4)
2013年 07月 05日

決然と!!!!

今日もベトナムネタを書かせてくれ。
ポーランド、もうちょっと待ってね、お前のことは決して忘れていないから(笑)。

いやね、とにかくベトナムが面白くてさ。
インドで欲求不満が激しくたまったから、その反動でよけい面白く感じたという部分もあるけど、それにしても
面白かった。たとえば、ベトナムでは道路を横断するということ一つとっても、重要なブログ記事になる。

ホーチミンやハノイといった大都市の道路は、大通りといわず、細い路地といわず、ものすごい数の
バイクが走っていることで有名だ。その数の多さはまったく表現のしようもない。
イ課長がホーチミンで泊まったのは市の中心、ベンタイン市場のロータリーの前だったわけだけど、そこを
「バイク祭り」でも開催されているんじゃないかと思いたくなるような数のバイクが奔流となって走ってる。
f0189467_12315857.jpg

だが、その一方で信号や横断歩道なんてものは圧倒的に少ない。だから、ベトナムを訪れた外国人旅行者は
「信号も横断歩道もないバイクの奔流を横断する」という超絶技巧を身につけねばならなくなる。

昔、ジャカルタに出張したとき、やはり車とバイクで満ちた道路を、“川上”、つまり車が来るガワの肩に
大きな荷物を載せて横断する人を見たことがある。彼は車もバイクも全く見ずに(というか、肩の荷物で見えない)、
決然と広い道路を横断しはじめたのだ。道には車やバイクがビュンビュン走ってるんだよ?
下の写真の右端に写ってる人が状況的に近い。ジャカルタで見たときは荷物はもっと大きく、しかもソレを
川上側の肩に載せていたわけだ。
f0189467_1228417.jpg

その様子をタクシーから見ていたイ課長は心の中で「ギャーーーッ!」と悲鳴をあげた。
すさまじい交通量の道路を「見ずに渡る」なんて、日本的感覚じゃほとんど自殺行為で、
今にも彼が車やバイクにはねとばされると思った。ところが信じ難いことに、その人は生きたまま
道路を横断してたんだよ。あれは衝撃的な光景だった。

事態はベトナムも同じで、とにかくもう道路横断感覚が日本と全く違う。
車やバイクが停まってから渡るのではない。停まらないんだから(笑)。決然と歩き始め、
バイクや車の方に自分をよけてもらうしかない。しかもその交通量、特にバイクの数は半端ない。

ベトナム道路横断術については、そのコツがいろいろ公表されている。
いわく「立ち止まったり、引き返したりは一番危険。向こうは歩行者の速度を計算してよけようとするから、一定の速度で
歩くことが大事
」、いわく「極端にいえば目をつぶって渡っても、一定速度で歩けばバイクの方でよけてくれる」等々・・・。
要するに、ジャカルタで見た光景と同じだよな。決然と横断するしかないのだ。
バイクの川が完全に途切れるのを待っていたら、アナタは永久に向こうに渡れない。さぁ決然と横断しよう。

・・・と、口で言うのは簡単だけどね(笑)、これを実際にやろうとすると、最初はオッカナイよ~?
初めてあのバイクの洪水を目にしたガイジンは「こんな道、渡れっこねぇよ」と誰でも思いたくなるはずだ。
特にホーチミン中心部はハノイ旧市街に比べて道幅が広いから、道路横断は毎回、ちょっとした冒険だった。
(もっとも、バイクの速度はそう速くない。平均して30~40km/hくらいの流れじゃないかな?)
f0189467_12303376.jpg

初心者の頃は「同じ道路を渡ろうとする誰か」と一緒に横断するのがいいと思う。イ課長も一度やった。
でも回を重ねるうちに、だんだんうまくなる。道路を横断しながらベトナム人ライダーたちとうまく「折り合い」を
つけることができるようになってくるんだよ。この一瞬の、しかも無言のコミュニケーションが面白くて。

イ課長が最終的に体得した道路横断テクニックはこんな感じにまとめられる。

①バイクの流れにも密な部分、疎な部分は必然的にあるから、疎な部分が近づいてきたら準備。
②一定の速度で渡るべしというのは基本的には正しいが、時には「バイクを先に通らせる」こともあり得る。
 そういう時は歩行速度を相手にわかるように緩めたり、時には立ち止まって“調節”する。
③当然のことながら「目をつぶって渡る」なんてムリ。視線は川上側をしっかりと見ましょう。
④車はバイクより幅が広いから、うまく車の前を横断できると、その分“横断距離”をかせぐことができる。
⑤渋滞こそ、横断の好機である。
⑥意外に有効だったのが、川上に向けて手の平を見せる「横断してるから、注意してね」的なジェスチャー。
  日本でも横断歩道のないところで使うことあるけど、これは万国共通で通じるようだ。


ホーチミンやハノイで一日、二日と歩き回るうちに、こういう自分なりのコツを体得していく。
慣れてきて油断すると、うっかり①のプロセスをとばして、いきなり渡っちゃって、道路の真ん中で「いけね」と
思ったこともあったけど、それでも何とか「折り合い」をつけられるようになってくる。

欧米人観光客もこういうコツはみんな飲み込んでいたようで、ナンだカンだ言ってみんな横断してた。
ベトナムに行けば、どんな柔弱なガイジン旅行者も「決然と渡るしかない」という境地に到達するようだ。
そりゃそうだよな。バイクの川を横断することができなきゃ、ホテルから出られないんだから(笑)。
f0189467_12311812.jpg

もっとも、これは普通の足腰の人だったら、という前提での話。
ホーチミンやハノイみたいな都市部で、ツエをついたよぼよぼ歩きのおバアさんが、バイクびゅんびゅんの道路を
横断するような光景はさすがに目にしなかったよ。コドモやお年寄りにはいくら何でも危険じゃないかなぁ?

まぁそれでも、ベトナム滞在中に人身事故はもちろん、バイク同士や車同士のちょっとした接触事故でさえ、
全く遭遇しなかった。日本人からみればあり得ないような道路交通状況なんだけど、それでも一応それなりの
秩序があって、あとは「秩序がないように見える秩序」と、アナタとが、どう折り合いをつけるか、だ。
f0189467_12323422.jpg

こんなことを考えながら、ベトナムの道路を渡るのは面白かったよ。
バンコクに移動したら、バイクの数は劇的に少なくなるし(その分、車の数は増えるが)、広い道には
日本とまったく同じような歩道橋があったりして、逆にちょっとつまんなかった(笑)。
 

 
[PR]

by tohoiwanya | 2013-07-05 12:32 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(10)