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2019年 06月 05日

ベルギー・ドイツ喫煙事情

ついで?だから、もう一つタバコネタいっちゃおうか。
海外に行って、タバコや喫煙に関して「ほほぉ〜」と思うことはけっこう多いわけで、
過去にもいろんな国の喫煙事情を書いてきたけど、今回は2019年2月の欧州出張編。
行った順に、まずベルギーからいこう。

【喫煙事情・ベルギー編】
ベルギーは喫煙に関しちゃ日本よりやや緩いと思う。
道を歩いてると、ビルの壁面とかに時々こんな感じで灰皿がある。オフィス街の歩道で
タバコを吸っても問題ないわけだ。
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・・と、街角の灰皿出現頻度は高いにもかかわらず、吸い殻ポイ捨ての多さは
すさまじいものがある。これもブリュッセル中心部のオフィス街の植え込み。
何つうヒドさ。灰皿があるんだから灰皿に捨てろ!ベルギー人!
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せっかくだから、ブリュッセルではタバコも一箱買ってみた。
「軽いタバコが欲しい」という希望をジェスチャーで伝え(伝わったかどうかは不明)、
店のオヤジが推薦したタバコを買ってみた。パッケージを見ると・・・

おおおっ。ベルギーたばこのパッケージもグロ派かよ。これは口腔ガンの写真かな?
いよいよこういうグロ写真が欧州のタバコでも見られるようになったのか。もっとも、
タイなんかに比べればグロ度ははるかにマイルドだが。
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さて、どんなタバコか・・と思ってフタを開けて一瞬びっくりした。
うわ、どういうコトこれ?半分しかねぇじゃん。
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勘定してみると20本ある。フツーの本数だ。つまり細いタバコってことか。
しかし何でわざわざこんな風に箱を半分空けてるの?イ課長が日本で吸ってるタバコも
細いヤツだけど、箱も平べったいぜ?こんなデカい箱、紙のムダだ。このタバコを
トラックで輸送するとしても、半分は空気を運んでるのと同じじゃねぇか。
輸送効率、エネルギー効率、資源効率、すべて悪い。何とかしろ、ベルギー人!

【喫煙事情・ドイツ編】
過去の経験では、ドイツは喫煙に対するシメツケがかなり緩い国という印象がある。
今回久しぶりに行ってもその辺は変わってなかった。ブリュッセルから鉄道で約2時間半、
デュッセルドルフに到着して、ホッとしたところで、一服すっかな。ドイツなら確実に
駅の外に灰皿があるはず。

ほーらあった・・・が、汚ねぇなー。クズカゴなのか灰皿なのか、どっちなんだ。
ブリュッセルで買ったタバコを1本吸い、靴の裏で火を消して吸い殻を突っ込んだ。
よく消さないと紙クズが燃える恐れがあるよ、これじゃ。
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翌朝同じ場所に行ってみると掃除されてた。やっぱクズカゴじゃなく灰皿だったんだ。
だったらここに紙クズ捨てるな。ドイツ人!
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しかし、これはもしかするとドイツ人のクセなのかもしれない。
下の写真はデュッセルドルフのだけど、ドイツのクズカゴってこんな感じで、灰皿との
ハイブリッド型が多いんだよ。吸い殻も紙クズも同じところに捨てる、っていうのに
慣れきって、ゴッチャに捨てるのが普通になっちゃうのかも。
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せっかくだ。ドイツでもタバコを一箱買おう。
ドイツで買うタバコといえば、バカの一つ覚えのR1青ラベル。フタを開けるとちゃんと
タバコがみっちり20本詰まってる。が、感動的だったのはそのパッケージ写真だ。

墓の前で悲しむ少年。タバコの吸いすぎでパパが死んでしまったことを暗示してる。
ドイツ語が読めないけど、「喫煙は、あなたの愛する人を悲しませる」みたいな
文句が書かれてるっぽい。
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うーむ・・東南アジアでグロ路線のタバコに見慣れ、ベルギーでも似たようなのを
見てきた目には極めて新鮮だ。ドイツの煙草パッケージにはグロ要素は全くない。
そこには哀切のポエムだけがある。同じEU加盟国、しかも隣国のベルギーとドイツで
これだけ違うとは。タバコという商品に対する考え方の差が如実に現れておる。

というわけで、毎回タバコ嫌いの読者からヒンシュク買うのを覚悟で書くタバコネタ。
久しぶりの欧州編でございました。

 


by tohoiwanya | 2019-06-05 00:08 | 2019.02 欧州出張 | Comments(2)
2019年 06月 02日

世界の空港喫煙室から -その3-

スコータイ遺跡ネタはまだ続くけど、ちょっと一服。
一服だから喫煙室というシャレではないけど、久しぶりにこの話を書きたくなった。
なぜなら、わりと最近、ある空港の喫煙室にビックリしたからだ。

とりあえず、ここんとこよく行くタイの空港の喫煙室からご紹介するか。
バンコクで一番大きいスワンナプーム空港の喫煙室、制限エリア内にあるヤツは
前にご紹介した。しかし、この空港は一般エリアにはたぶん喫煙室がない。

で、どこで吸うかっていうと、空港ビルの外。
タイはタバコのパッケージのグロさでも群を抜いているけど、空港の屋内一般エリアに
喫煙室がないということと考え合わせると、喫煙に対してけっこう厳しいというか、
寛容度が低い国であることが伺える。
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もう一つ、LCCが利用するドン・ムアン空港の方はどうか?
実はここも同じで、一般エリアでタバコを吸うにはビルの外に出ないといけない。
冷房の効いた空港ビルと違って暑いから、あまり長居できない。雨が降った時とかは
使えないよな(夜の写真だから暗くてごめんよ)。
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タイの・・・少なくともバンコクの空港喫煙室は、一般エリアにも喫煙室がある成田空港なんかと
かなり違うと言っていいだろう。しかし建物の外に喫煙エリアがあるっていうのは欧米の空港でも
何度かみたことあるし、別にビックリするほどの話でもない。ふむ、なるほどねって感じだ。

イ課長が驚いた空港喫煙室っていうのは2月の欧州出張で降りたチューリヒ空港なのである。
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乗り換えまで2時間半くらいあってヒマ。喫煙室なんてあるのかなぁ?と見渡したら
Smokers Loungeというサインが。ほぉ、欧州の空港には喫煙室自体がないこともあるが
ここは制限エリア内でもあるんだ。で、行ってみたわけだが、この時点でイ課長の中には
「どうせ大した喫煙室じゃあるまい」という思いがあったのは否定できない。
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え?・・ここ?・・Winstonってタバコのブランド広告があるから、ここか。
ひえ、こりゃ驚いた・・最初、何かのショールームかと思って素通りしちまったじゃねぇか。
パリのシャルルドゴール空港とかヘルシンキのバンター空港とか、広くて居心地のいい
空港喫煙室を昔の記事でご紹介したけど、チューリヒ空港はさらに上をいっとる。
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完全にホテルのラウンジ並みだよ。室内デザインも凝ってて、わざわざ作り付けの
本棚まである。誰も読まないのに(笑)。喫煙室のためにこれだけ贅沢なインテリアを
こしらえるとは驚くぜ。同じ欧州でも激狭のウィーン空港とか、ビョーキになりそうな
ワルシャワ空港の喫煙室とは月とスッポン。
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さらに驚くのは、こういう超キレイな喫煙室が複数あるということだ。
こっちはCAMELブランドの広告がある喫煙室。さっきのWinston喫煙室とはまた
ガラリとデザインコンセプトが違う。
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色とりどりに塗られたデカいラクダなんかがある。さっきのシックなラウンジ風の
喫煙室に対して、こっちは若い人向けのアバンギャルド風とでもいうか。しかし
これだけ凝った、しかもデザインが異なる喫煙室をいくつも作るには相当の費用が
かかっていることは間違いない。
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おそらく、有力タバコメーカーがスポンサーになって、お互いにデザインを競い合いながら
広告を兼ねて立派な喫煙室を作ってるんだろうな。成田の空港喫煙室もJTの広告があって
それなりにキレイだけど、チューリヒ空港の場合、タバコメーカー間の競争原理が働いて
キレイさの追求度もさらに高くなったのではないかと想像される。

いやー・・チューリヒ空港の喫煙室はこれまで見てきた中ではたぶん最高ランクだろう。
今後、これ以上の空港喫煙室を見ることがあるだろうか。

え?最後に利用したミュンヘン空港はどうだったのかって?
あの時は前に書いたように空港内じゃ並ぶか走るかのドッチかしかなくて、とても
タバコどころじゃなかったの。しかし、いかに喫煙に対してユルいドイツといえども、
チューリヒ空港以上にキレイな喫煙室があるとは思えないけどなぁ・・?

 


by tohoiwanya | 2019-06-02 23:45 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2017年 11月 29日

ミャンマーのタバコについて考える

はぁ〜〜〜・・・今日大阪から帰ってきたと思ったら、あさっての木曜にまた大阪に行くことに
なってしまったワタス・・同情して下さい・・マッチを買って下さい・・。

まぁいい。気を取り直してブログを書こう(疲れたが)。
昔、こんな記事を書いた。けっこう長く取り上げ続けているテーマだ。
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東南アジアのタバコのパッケージは口腔ガンやら壊疽やらの写真をドンと載せた超グロ路線から
「健康に害があるヨ」という警告文のみ、さらに警告文すらないユルユル路線まで、その差は
極めて広く、その国のGDP総額とタバコパッケージのグロ度は密接に連動する、という話だ。

さて、ミャンマーのタバコパッケージはどうなのか?
実はミャンマーのタバコが「グロ派らしい」というのは行く前から知ってた。しかも
タイのタバコも超激グロだろ?訪問する2カ国のタバコが揃ってグロ派って、やだなぁ。

気の弱いイ課長は「今回は現地でタバコ買うのヤダな」と思い、日本から持参した。東南アジアじゃ
日本みたいに軽いタバコ売ってなさそうだったしね。しかし一応どんなパッケージか見ておきたい。
ヤンゴンでタバコを並べた店があったので写真を撮った。こんな感じ。

    あ、一応閲覧注意ね。気の弱い方はサッとスクロールして下さい。



  
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うぐぐぐ・・グロい。これは口腔ガンの写真か?。
タイのタバコの、解剖写真かよっていう超激グロに比べればまだしも・・という気もするが、
グロタバコに慣れてない日本人にしてみりゃ十分グロい。

ここでまた各国GDPとタバコパッケージのグロ度を表にして比較したい気もするが、
今回は割愛する。実はミャンマーのタバコに関してはパッケージ以外のモンダイについて
ちょっと書きたいことがあるのだ。


まず素朴な疑問として聞きたい。仏教のお坊さんって、タバコ吸っていいの?


イ課長はよく知らないのだ。宗教上の戒律で吸っちゃいけないのか?単なる個人差で
吸ったり吸わなかったりするのか?あるいは宗派によって違うのか?全然知らない。
ただ、イ課長は「タバコ吸ってるお坊さん」って日本じゃあまり見た記憶がない。
神父さんや牧師さんがタバコ吸うのも見た記憶がない。戒律ドウコウはともかく、
「聖職者とタバコ」ってイ課長の中では結びつかないモノなんだよね。

何が言いたいか、もう大体おわかりだと思うけど、実はイ課長はミャンマー旅行中に
「タバコを吸う僧侶」というのを目撃したんですね。場所はヤンゴンからバガンに向かう
夜行バスのトイレ休憩中。幹線道路沿いのサービスエリアみたいなところだった。

夜行バスの休憩だから深夜だ。それでもサービスエリアはたくさんのバスが停まってて
行き交う人も多く、レストランも大賑わいだった。でもイ課長は腹へってなかったので
時間まであたりをブラブラしていたら、目撃してしまったのだ。
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別に「人目をはばかる」という様子もなく、リラックスして喫煙するミャンマー僧侶。
しかしイ課長としてはけっこうビックリして写真まで撮っちまったわけだ。
東南アジアの上座部仏教って戒律がけっこう厳しいんじゃないの?当然、妻帯もしないし、
飲酒や喫煙もダメなんじゃないの?

前にちょっと書いたけど、ミャンマーでは出家者は金銭に触れてはならぬという戒律が
あるらしい。そんなミャンマーで、お坊さんがタバコ吸っていいとは思えないけどなー。
ミャンマーにも戒律を破る生臭坊主はいると、単にそういうことなのか?それとも、
禁煙という戒律自体がそもそも存在しないのか?ちなみに、ミャンマーの他の場所では
タバコ吸う僧侶って見なかった。この時だけ。

お坊さんとタバコの関係は戒律上(もしくは宗派上?)どういう風になっているのか?
もし識者の方がこのブログをお読みだったら、ご教示いただきたいと思うのである。

 


by tohoiwanya | 2017-11-29 00:42 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2016年 12月 28日

英国喫煙事情 2016年版

年内更新はコレ入れてあと2回くらいか・・というわけで英国のこんな話を書いておく。
最後の更新は「例の統計」になるはずだし(笑)。

英国については2010年出張での経験を元に、2011年に喫煙事情の話を書いている。
ロンドンオリンピックの2年前ってことだ。

あれから5年以上。2016年の英国喫煙事情は前回と変わっていたか?
実は「けっこう変わったな」という印象があるんだコレが。端的に言えば「街に灰皿が増え、
道に落ちてる吸い殻は減った
」といえる。

2010年に来たときはパブの前の歩道なんて吸い殻のジュウタンかってくらい吸い殻だらけだったけど、
今回はそういうヒドい場所は見かけなかった。そういう意味じゃこぎれいになってた。

2010年にイ課長が最後に路上喫煙し、吸い殻を道端に捨てた犯罪現場であるパディントン駅前。
その同じ場所にもいくつか灰皿が置かれてた。前はここも灰皿ナシ、吸い殻だらけだったけどなぁ。
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イ課長が思うに、2010年頃ってパブなんかが禁煙化してから間がなくて「とにかく吸っちゃダメ」ことが
前面に出てたけど、街は吸い殻だらけでバッチい。「オリンピックもあるんだし、もうちょっと
何とかしようぜ」ってんで灰皿を増やした・・・んじゃないかなぁ?という気がする。想像だけどね。

ただ、英国の吸い殻収集の主役を担うのは灰皿より、街中にある灰皿併設型ゴミ箱の存在が大きいと思う。
ロンドンの場合、黒いゴミ箱をよく見かけるけど(考えてみたらゴミ箱も以前は少なかったよなぁ)
そのゴミ箱がかなりの割合で「灰皿併設ハイブリッド型」になっているのだ。こんな感じ。
写真右の穴が吸い殻用で、ちゃんとタバコをモミ消す部分が樹脂ではなく金属になってる。
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同じようなハイブリッドゴミ箱はロンドン以外の街でもよく見た。ただしデザインはみんな異なる。
これはボートン・オン・ザ・ウォーター(コッツウォルズ地方にある小さな町)で見たタイプ。
灰皿がテッペンにあるのはいいけど、風が吹いたらたちまちそこら中に飛んじゃうじゃん。これって
「上でモミ消し、吸い殻自体はゴミ箱」に入れるのが正しいんじゃないの?(イ課長はそうした)
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これは例の南西鉄道で行ったプールの街で見かけたハイブリッドゴミ箱。
たぶん「ここでモミ消せ」「ここに捨てろ」って書いてあるんだと思われる。
ただし「ここに捨て」てない人もいるようだが(笑)。
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これはカンタベリーにあったハイブリッドゴミ箱。
やっぱさっきみたいな「風が吹いたら吸い殻飛びます」方式より、こっちの方がいいよねぇ。
モミ消し用の小さい穴までついてるあたり、親切設計といえるのかもしれん。
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こちらはピーターバラの街にあったハイブリッドゴミ箱。
こちらも吸い殻投入の穴だけじゃなく、ご親切にモミ消し用のギザギザのスジがついてる。
それらがゴミ箱の端っこのところに配置されてて、なかなかスタイリッシュだ。缶やビンを
リサイクルする別の投入口もあるね。
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ストーンヘンジのビジターセンターにもこんな灰皿併設型ゴミ箱があった。
モミ消し用の小さい穴、吸い殻投入用の大きい穴を組み合わせた金属灰皿が立派な木製ゴミ箱に
くっついてて、なかなか重厚?でお金かかってそう。入場料収入でタップリ儲かってるのであろう(笑)。
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最後を飾るのはテムズ河畔、ロンドンのナショナルシアター前にあった金属製のハイブリッドゴミ箱。
こんな感じで吸い殻用の穴が横に並んでて、これまたスタイリッシュなデザインといえるだろうけど
モミ消し用の小穴やギザギザがないというのは英国的にいうとやや不親切なのかな?
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別にゴミ箱の写真を撮りに英国に行ったわけではないのだが(笑)、行く先々で異なるデザインの
ハイブリッドゴミ箱があると「お?これは初めて見るな」と思ってついカメラを向けてしまう。

ただし、英国はホテルの中はどこも全面禁煙だと思う。これは2010年の時からそうだったはず。
今回泊まったホテルも部屋に灰皿なんてなかったし、ヨソのホテルでもみんな玄関前の路上で
タバコ吸ってた。言い方を変えれば、多くのホテルが入口ワキの路上に灰皿を置いてるわけで、
それはイ課長たちが泊まったホテルもそうだった(下の写真はキングス・クロス駅ね)。
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というわけで英国喫煙事情、2010年に比べると明らかに町中の灰皿設置は増え、道に落ちてる
吸い殻は減ったと感じられたわけなのでした。喫煙事情という点ではこれはけっこう大きな変化だ。
ま、もっともタバコ嫌いの方にすれば灰皿も吸い殻も、ついでに喫煙者もすべてこの世から
消えてなくなるべき存在であることは間違いない。はい、すみません・・。


 


by tohoiwanya | 2016-12-28 00:19 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2016年 02月 19日

東南アジアのタバコパッケージ考察

2014年の2月にこんな記事を書いた(リンク先には閲覧注意の写真があるから、ご注意ください)。

シンガポールやタイのタバコのパッケージはグロい。なかんずく、タイのタバコのグロさ加減ときたら
ホント気持ち悪くて、ポケットに入れておくのもイヤだという気にさせる。イ課長はここ数年で
何度かタイに行ったけど、タバコだけは現地で買わず、他の国(もしくは日本)で買っていく。

あの記事では同じ東南アジアでもベトナムのパッケージは非常にソフトだということにも触れた。
こんな感じだったもんね。グロ画像なんてなく、日本と同じ警告文だけ。ちなみに、WHOは
加盟国にタバコのパッケージ面積の何%以上を喫煙リスク表示に使え、みたいな勧告を出してるらしい。
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このCRAVENっていうタバコをダナン空港の売店で買った時のことはよく覚えてた。
だから、翌年またベトナムに行った時、また同じ銘柄のタバコを買った。値段は2.1万ドン。
約110円ってとこか(メモ残しとくもんやのう)。上の写真だと3万ドン(150円くらい)って
シールが貼ってあるってことは、町で買うより空港で買う方が高いってことか?

まぁ値段の問題はいい。
それより、CRAVENのパッケージを見たイ課長はちょっと驚いたんだよ。なぜなら・・


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おおお。1年の間にベトナムも「キモ悪パッケージ」路線に方向転換したのかよ。
まぁ「キモ悪」って言っても、不健康そうなオッサンがタバコを手にゲホゲホッ!・・っていう絵だから
タイやシンガポールに比べればずぅーーっとマイルドなグロではあるが、それでも「画像つき」の
パッケージになったとはなぁ。この1年の間に変わったってことだよな。

ベトナムの後行ったカンボジア。ここではどうだったか?
そもそもカンボジアに国産タバコなんてものがあるのかどうかも行くまでわからなかったんだけど、
プノンペンの独立記念塔をデザインした、明らかにカンボジア製と思われるタバコがあったから
ためしに買ってみた。価格は0.5$。約60円か(メモ残しとくもんやのう)。
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喫煙者に対する警告内容は文字だけ。日本と同じレベル、あるいは2013年当時のベトナムと
同じレベルと言ってもいいだろう。周辺国に比べればグロさなんてまーったくなし。
ベトナムは穏健派→グロ派に転向したけど、カンボジアはずっと穏健派のままということか。

東南アジア、タバコパッケージ検証の旅は続く(笑)。

その翌年、つまり昨年行ったラオスではどうだったか?
ラオスでは、比較的軽そうなタバコでブルーのパッケージのヤツを買ったんだけど、
それはこんな感じ。価格は1万キープ=約150円だ(メモばんざい)。
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なんと、警告文すらないではないか。
このパッケージをよく見ると下の方にハングル文字が見える。「ビアラオ以外はこれといった
大手製造業がない」と言われるラオスだから、これが韓国からの輸入タバコという可能性は十分ある。
ラオスにしちゃ(というのは失礼だが)パッケージデザインもやけにアカ抜けてるし。

しかし、たとえば日本製のマイルドセブンだって、タイで販売する時は例のグロ・パッケージになる。
つまり輸入タバコであっても当該国での販売に際しては当該国の規定に従う必要があるはずで、
ラオスには喫煙の健康リスク表示規定自体がないのではないかと推測されるんだよ。

・・と、こう見てくるとだよ?ある種の法則が成り立たないか?
「東南アジアでは経済的に発展し、豊かになるとタバコのパッケージがグロくなる」という法則が、だよ。
ためしにタバコのパッケージのグロさのレベルと、その国のGDPを比べてみようか?


 タ イ   → たぶんずっと前から超激グロ   → GDP 404.82(10億$)
シンガポール → たぶんずっと前から激グロ    → GDP 307.87(同上)
 ベトナム → 数年前にややゆるいグロ派に転向 → GDP 185.90(同上)
カンボジア → 警告文だけで、全然グロくない  → GDP 16.55(同上)
 ラオス   → 警告文すらなし。ゆるゆる    → GDP 11.68(同上)


ほらぁ〜〜〜。
タバコパッケージのグロ度と、その国のGDP総額は見事なほどの相関関係にあるではないか。
(ま、一人当たりGDPで比較するとここまでキチンとは並ばないのだが)

GDP総額がある程度になるとタバコパッケージがグロくなる。
これを「GDP・タバコグロ化の法則」と名付けよう(笑)。国が経済的に成熟してくると
「国民の健康」とか「WHOの勧告」なんかに配慮する余裕ができるってことなのかもしれない。
しかし国も国民も貧しいと、そんな余裕はないと。

この法則が正しいとすれば、だ。
カンボジアやラオスのタバコのパッケージがグロ化するまでにはまだ時間がかかるだろうな。
GDPという点じゃミャンマー(63.14(10億$))の方がグロ化に近いはず、と思って
「ミャンマー タバコ」で検索してみると、おお、ホントにもうグロ派みたいだ。
それならGDP総額ならシンガポールより多いマレーシアは絶対にグロ派のはず、と思って
調べてみたらやっぱりそうだ。

ただ、「GDP・タバコグロ化の法則」はかなり当たってそうだけど、適用できるのは東南アジアだけ。
ドイツなんて、ずっとずぅーーっと豊かな国だけどパッケージはグロくなかった。
もちろん日本もそうだし、アメリカだってこんなグロパッケージはなかったもんなぁ。

とりあえず東南アジア限定の法則ということで・・・(笑)。
 
 

by tohoiwanya | 2016-02-19 00:05 | 出張・旅行あれこれ | Comments(4)
2014年 02月 26日

煙草パッケージ・きもワル写真集

また突然ヘンなこと書きたくなっちゃったから、書かせちくり。
インドネタもちゃんと書きます(←言い訳っぽい)。タージ・マハルも近々たっぷり書きます!
でも今日はヘンな話。ちょっとグロい話でもあるからご注意いただきたい。


ご存知のようにイ課長は現在もタバコを吸う。

海外に行けば、海外でタバコを買うこともある。珍しいから何の気なしにパッケージの写真を撮る。
そういうのがたまると、それはそれでなかなか興味深い研究対象になるんだよ。

これまでの経験では東南アジアが断トツで、それを頂点として
東南アジア>インド>欧州≒日本 という順番になるんじゃないかと思う。

何の順番かって?むろん味や値段じゃない。煙草のパッケージにある警告の強烈さが、だ。

昨今は世界のどこでタバコを買っても「タバコ吸うと肺ガンなるぞ、テメェ」とか
「病気の覚悟した上で吸いな、バカタレ」みたいな、要するに喫煙に伴う健康リスクを説明する文句が
印刷されている。ちなみに、いまイ課長が持ってる日本のタバコに書かれた文句はこうだ。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。 疫学的な推計によるとウンヌンカンヌン・・・

しかし、これはおそらく世界で最もソフトな部類のワーニングじゃないかと思うんだよ
世界には「それでも吸うんだな?いいんだな?!」「死ぬ気で吸えよおんどりゃ!!」と言わんばかりの、
キョーレツな警告がほどこされた煙草パッケージもあるのだ。

とりあえず「日本並みにユルい」ところからご紹介していこう。まずドイツ。
ひじょうに軽いタバコなので、ドイツに出張するといつもこのR1っていうのを買う。
ドイツ語が読めないけど、警告文冒頭に「ラウヒェン」っていう単語があるから、おそらく日本のタバコと同様に
「喫煙はあなたの健康を害する恐れがあるウンヌン」って書かれてると推測される。
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ポーランドでも同じ銘柄があったから買った。
ポーランド語になるとサッパリわからないけど、まぁドイツ語と同じような意味なんだろうな。
単語が二つしかないから「吸いすぎ 注意」といったシンプルな警告なのかもしれない。
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こういった欧州タバコのパッケージを見ると、おおむね日本と大差ないといえるよね。
そりゃまぁ警告文の「調子の強さ」に違いはあるのかもしれないけど、要するに文章表現上の違いであって
「健康リスクを知らせる文言を煙草のパッケージにいれる」という考え方は日欧とも同じだ。

ところが、これがインドになると「警告度合い」がワンランクアップして、画像が加わってくる。
絵をいれるっていうのは識字率が低い地域もあることを考慮したパッケージデザインなのかもしれない。
「喫煙は殺す」っていう表現もシンプル&ストレートで大変けっこう。
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だが、「禁煙奨励画像」の内容という点じゃ、インドもまだまだユルいのだ。
以前載せたシンガポールのタバコ。あのグロさに比べれば、インドの「肺男」の絵なんて超ソフトコアだぜ。



(前に載せたときも書いたけど、閲覧注意ね)



 

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いやキモチ悪いったらない。
しかしこの程度のグロさでは済まない国もあるんだよ。世界は広い。
インド出張に行くとき、乗り換えで降りたバンコクのスワンナプーム空港の売店で、イ課長は
信じ難いものを見てしまったのだ。

どんなものかといえば、要するにシンガポールのグロ路線を、もっと、もぉーーーっとグロくしたパッケージ。
こんなタバコが普通に売られていることに驚き、思わず写真を撮った。



一応、その写真を掲載する。



しかし、シンガポール以上に閲覧注意。気の弱い人はササーーッとスクロールして
イッキに下にとんでしまうことをお勧めする。










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いやもうビックリした。タイのタバコのパッケージって、ここまでスーパーグロだったのかい!
しかし間違いないんだよ。グロいんだよ。この翌年、イ課長はベトナムとタイを旅した。そして
バンコクのコンビニでこの超グロいパッケージのタバコが当たり前に売られているのを見たのだ。

上の方で 東南アジア>インド>欧州≒日本 と書いた意味がわかったでしょう?
東南アジアの煙草パッケージはかなりグロい。エグい。日本や欧州みたいにヤワな警告文じゃないのだ。
「これでも吸うんやな?!こうなってもええんやな?」というメッセージ性たっぷりのグロさ。
明らかに死体の胸を開いたと思われる画像までパッケージになってるっていうんだから、ぶったまげるぜ。

2012年のインド出張の時、このタイの煙草パッケージをイ課長はタイの空港で見た。だから、翌年の
ベトナム・タイ旅行でも、さすがにタイでは煙草を買いたくなかった(笑)。しかしベトナムはどうだろうか?
ダナン空港で待ってるときに、売店で現地産(と思われる)タバコを一つ買ってみた。

あらまぁ。日本や欧州と同じ、ごく穏当な警告文だけだよ(読めないけど)。
シンガポールやタイと比べてなんという違い。同じ東南アジアでもこれだけ差があるわけだ。
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イ課長の推測ではシンガポールやタイには「タバコ業界」ってものがないんじゃないか?特に国が小さい
シンガポールにタバコメーカーやたばこ栽培農家がないのは間違いない。だから政府としても思いっきり
「それでも吸うか?」路線を突っ走れるんじゃない?仮に、このパッケージのせいでタバコが売れなくなって、
税収が落ちても、喫煙者減少による医療費削減効果の方がメリットは大きいと胸を張って言えるし。

それに対し、ベトナムは日本と同様、自国内に煙草メーカーがあり、たばこ栽培農家もそれなりに
いるんじゃないかと思うんだよなー。国内の特定業界の商品を政府としてアカラサマに買いづらく
させるわけにはいかないのでは?それに「たばこ産業に従事する人民」だけを苦しめるような施策は
社会主義国としてとりづらいって気もするよね。同じ労働者、同じ農民なんだからさ。

大まかに東南アジアが断トツって上の方で書いたけど、仔細に比較すると、煙草パッケージのグロさは
国ごとに大きな差があるようだ。現段階ではタイ>シンガポール>ベトナム≒日本という感じだけど、
ではラオスやカンボジア、ミャンマーあたりの周辺国はどうなのか?これは興味深いテーマだ。
東南アジアと欧州の間にあるインドが、グロさの点でも両者の中間くらいというのも非常に面白い。

今年の海外旅行、また東南アジア行きたいなぁ、なんてバクゼンと考えてるところなんだけど、
もしベトナム&タイ以外の国に行くなら、現地の煙草パッケージ検証は欠かせないな(笑)。





by tohoiwanya | 2014-02-26 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(10)
2014年 02月 06日

フィンランド喫煙事情&ビール事情

タバコと酒。突如として不健康な話題を取り上げるイ課長ブログ。
ま、喫煙事情は定例ネタといえるものだけど、ヘルシンキに関してはビール事情も書きたいのだ。


まずタバコ。
ヘルシンキに来る前に滞在したポーランドでは「ゴミ箱・灰皿ハイブリッド型」のゴミ箱(というか灰皿)を
頻繁に見たって前に書いたけど、ヘルシンキは若干ちがった。同じように路上ところどころに灰皿はあるけど
「ハイブリッド型」じゃなく「デュアル併設型」とでもいうべきスタイルが多いんだよね。

たとえばこんな風。
ゴミはゴミ箱に、吸殻は吸殻入れにっていう風に投入容器自体が完全に分かれてて、しかも
その二つがくっついてる。ゴミと吸殻は似た扱いだけど、混じることはあり得ないわけだ。
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これもヘルシンキで見かけたデュアル併設型。
ゴミ箱と灰皿が同じ高さってことは、必然的に灰皿は相当「深い灰皿」ってことになる。
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あまり深いと、中の吸殻のヤマに火がついたりするとちょっと面倒に違いないけど
それを防ぐためか、ちゃんと落とし口のところに「モミ消し用のでっぱり」が付いてるんだよねー。
設計上の細かい配慮というべきか。

こういうデュアル併設型灰皿。そこらじゅうにあるってほどではないけど、道路のところどころに
何気なく置かれている。比較的「吸いやすい」環境といえるだろうけど、そのわりに、路上で
吸ってる人はあまり見なかったし、吸殻もあまり目につかなかった。
喫煙率が低いっていうのもあるだろうけど、フィンランドじゃタバコの値段が高いのかもしれない。

ヘルシンキ。タバコを吸いやすいけど、一方でそれなりの規律も感じられる街と言っていいのかも。
もっとも、ヘルシンキ到着早々、夜遅くに高校生くらいのネエちゃんからいきなりタバコをタカられた
イ課長としては、規律も感じられるという感想には「昼間限定」という注釈が必要だ(笑)。


さて、タバコの次は酒。つうか、ビール。
これには驚いたよ。ビール天国ポーランドじゃ毎日安い缶ビールを飲んでたっていうのに、フィンランドに
来たとたんビール入手のまぁ難しいこと。両国の間には劇的な違いがあったといっていい。
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上や下の写真みたいに、飲食店でメシと一緒にビールを注文すること、これは簡単なんだよ。
ところが自分で買って帰ってホテルで飲もうとすると、これがない。普通の食料品店やスーパーじゃ売ってない。
まぁインドほどじゃないけど、缶ビール入手困難性の高さじゃワシントンDCと同じくらいだったと思う。
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やっとこさ見つけた酒屋(かなぁ?)で買えたんだけど、それも缶ビールじゃなく瓶ビール。しかも小瓶だけ。
そのうえアルコール度数2.5%ってナンですかそれ。やけに薄くないかヲイ。こんな薄いビールの小瓶じゃ
2本や3本くらい飲んでも飲んだ気がしねぇ!でも5本も6本もカバンに入れて持ち帰るってのもムリで、
結局2本でガマンした。値段は忘れたけど、ポーランドよりはだいぶ高かったはずだよ。
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そういえばホテルの冷蔵庫に入ってたビール(チャージが高そうだからこれも飲まなかった)も小瓶のみで
缶はなかった。もしかするとフィンランドではビール容器は缶じゃなくて必ず瓶、しかも小瓶じゃないとダメとか、
アルコール度数はコレ以下にしないとダメとか、いろいろ規制があるのかなぁ?
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以前にコメントで教えてもらったけど、そもそもビールの入手が困難なのも、要するにアル中防止策
らしいからね。いろんな意味で酒の製造販売については規制が厳しいんだと思われる。
うーん・・・フィンランドには・・す、住めぬ。

というわけで、フィンランドのタバコ事情とサケ事情でした。特にサケ事情の方はポーランドから移動すると、
その差異が非常に顕著でなかなか面白かったわけだけど、ここでちょっと考えてみた。

アル中防止のためにフィンランドでは酒の販売規制が強いってことは、だよ?
逆に考えると「規制しないで野放図に酒を安く売ると飲みすぎてアル中が増える」という傾向もまた強いんだろう。
そうでなきゃ規制する必要ないんだから。

そんなフィンランド人が、だよ?ガイジンでも缶ビールを容易に買えるビール天国・ポーランドに行ったらどうなる?
その入手しやすさと安さに嬉々として鯨飲し、さらに鯨飲し、鯨飲のあげくアル中地獄に落ちるんだろうか?

ヘルシンキの街を昼間歩いてる健全な市民たちを見てると、まさかそんなことはないだろう思う。
しかし、ヘルシンキに到着早々の夜、さっそくドロリ目の酔っ払いに行く手をふさがれたイ課長としては
「ありそうな話だ」という気もちょっとするのである(笑)。


 


by tohoiwanya | 2014-02-06 00:21 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)
2013年 12月 18日

ヘルシンキの意外な第一印象

「住みやすい国ランキング」とか、「幸福度国別ランキング」とか「教育レベルの高さランキング」とか、
はたまた「汚職の少なさランキング」「福祉充実ランキング」etc・・・とにかく「良いこと」に関する
国別ランキングでは北欧国家が上位を占めるのが常で、フィンランドも必ずトップクラスに入ってる。

そんな国の首都に住む人たちだ。きっと日々の暮らしに充足して幸せそうで、アタマもよさげで
経済的にも恵まれた人が多いんだろう。どうしたってそう考えたくなる。

しかし、その予想はヘルシンキに到着したその夜のうちに大幅に修正を迫られることになった。
どういう修正が必要になったか?ズバリ一言でいえば「みんなガラが悪そうにみえる」んだよ。

スウェーデン・ミステリーで一世を風靡した「ドラゴン・タトゥーの女」っていうミステリーがある。
あの話にリスベット・サランデルという女性が出てくる。タバコ好きでガリガリにやせて不健康そうで
過激なパンクファッションに身を包み、愛想はゼロ、やることは過激。そんな女のコだ。

夜のヘルシンキってね、そこらじゅうリスベットちゃんがウヨウヨしてるような感じなんだよ。
革ジャン着て、ブッ飛んだ髪の色&ヘアスタイルの、パンク風ねーちゃんがやけに多い。
可憐で素朴な美女が多かったポーランドから来ただけに、その落差の激しさがよけい目立つ。
(下の写真は翌日に撮ったものだが)
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女だけじゃない。男も何となくチンピラじみた格好の連中が多いんだコレが。
夜の11時でも夕暮れのように明るい北欧の白夜だから、歩いてる人たちの服装もよく見える。
暗い夜道じゃあまり遭遇したくないタイプの方々と言っていい。
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そんなことを考えながら歩いてたら、異様に巨大な男がヌワッとイ課長の行く手をふさいで立った。
ドロンとした目つきでこっちをジッと見る。巨大ロボットのイ課長より大きかったから190cmくらあったと思う。
「なんかインネンつけられるのか?タカリか?」と思って緊張したけど、その男はただの酔っ払いみたいで
少しヨロヨロしながら、ヌボーッとそこに立ち続けてる。ワキを通ってさっさとすれ違ったよ。

過激なパンクねーちゃんやら、酔っ払い大男やらがうごめく、きわめて怪しげな夜のヘルシンキ。
あのねー、こう言っちゃナンだけどねー、ワルシャワの夜の方がもっとずっとお行儀よくて、街行く人たちも
マジメで純朴そうだったぜ?ヘルシンキって、実はヤバい街なんじゃねぇの?

ただ、ここで「ガラが悪い」ではなく「悪そうにみえる」と書いたところが重要なんだよ。
この直後にちょっと面白い体験をしたのだ。

ヘルシンキの白夜の怪しげな雰囲気に感心?しながら中央駅ワキの灰皿のところでタバコを1本吸った。
すると、若い女のコがタバコをたかりにきた。うひゃー。タバコたかりなんてポーランドじゃ一人もいなかったのに
ヘルシンキじゃこんな高校生くらいの、しかも女子が外人旅行者にタバコたかるの?ひでぇー、と思ったさ。

(たぶんフィンランド語で)タバコくれませんかって言っている。
イ課長は海外でタバコをねだられた時の常套手段、日本語で「すみません言葉がわかりません」と言って
トボけて断わった。いや、正確には断ろうとした。

するとその女のコ、「Speak English?」と確認し、英語に切り替えてタバコをねだり始めるではないか。
うーむ、なかなかしつこい。しつこいが、考えてみたらこんな風にバイリンガルでタバコをたかられるってのも
初めてかもしれんなぁ。しょうがないから1本あげた。

タバコをもらうと、そのコはボソボソッと何か言って立ち去ろうとした。ところが1・2歩あるいたところで
「あー!」と声をあげて、もう一度イ課長の近くに戻ってきて、英語で改めてThank you と礼を言った。
たぶんフィンランド語で「どうも」って言ったあと、英語じゃなきゃダメな相手だったことを思い出して、
わざわざ言い直しに来たわけだ。言い方や表情はややハスッパだけど、照れくさそうでもある。
(下の写真、横縞のパーカー着た黒髪の女子がそのコ)。
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黒髪で、肌の色もちょっと浅黒かったから、もしかすると生粋のフィンランド人じゃないのかな?移民系?
いずれにしても、これは非常に印象的な経験だったよ。

欧州でタバコたかりにあったことは何度もあるけど、日本語でトボケ続けると大体あきらめる。
どうせ相手は半ホームレスみたいな感じのオッサンとかオバサン、あと、やはり移民系ってこともあるな。
当然のことながらあまり裕福そうじゃない、学歴も高そうじゃない、ガラの悪い連中が多いわけヨ。
もちろん、おねだり言語を途中で母国語以外の言語に切り替えるタカリなんていなかった。

ところがヘルシンキのこの女子は相手に応じてすぐ英語に切り替えられるほどの学力を有している。
しかも、うっかり母国語で言った後、英語で「ありがとう」を言いなおす程度に礼儀?をわきまえてる。
夜の街にタムロして外人にタバコをたかるという行動だけみれば立派なチンピラ不良女子。ところがその
ガラの悪そうな不良女子が実はアタマも行儀も意外と良さそうっつうところが面白い。
「パッと見」は不良だけど中身は案外マトモなのか?外見と内面の矛盾に満ちた落差に興味をひかれる。
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「幸せで住みやすい国」の代表的存在であるフィンランド。その国の首都ヘルシンキ。
ポーランドでのサッカー欧州選手権を避けるため、というだけの理由でたまたま2泊しにきたヘルシンキ。
「ここだけはぜひ見たい」なんていう場所もなく、思い入れもなく、何となく来てしまったヘルシンキ。

しかしヘルシンキって事前に抱いてたイメージと実像のギャップがかなりありそうで、
意外と面白いトコなのかも。ちょっとそんな気になり始めたイ課長なのでありました。



by tohoiwanya | 2013-12-18 00:21 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(2)
2013年 12月 02日

ポーランド喫煙事情

タバコ嫌いの方にとっちゃ何の興味もない話と知りつつ、書き続ける「行った国の喫煙事情」。
まぁこれもイ課長の「海外におけるルーティンの観察項目」と思って勘弁してほしい。
最近は「ほほう、この国じゃ灰皿はこうなってるんだ」なんてのを見ると、ブログに載せようと思って
すぐ写真撮りたくなるから困ったもんだ。本日はポーランド編。
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ハンガリーのブダペストで、小さな灰皿がくっついたゴミ箱が普及してるのを見たことがあったから
同じ東欧、旧社会主義国のポーランドもそんな感じなんじゃないのかなーーと予想してたけど、
その予想は予想以上に当たっていた。

とにかくポーランドで見かけたゴミ箱というゴミ箱、すべからく灰皿が併設されたハイブリッド型。
ゴミ箱のデザインはけっこうマチマチなんだけど、灰皿併設という機能だけは必ずクリアしてる。
ポーランドには「ゴミ箱に灰皿をくっつけなければならぬ」という法律でもあるのか?と思いたくなるくらい。
これはワルシャワ空港で最初に見かけたゴミ箱+灰皿ハイブリッド型。
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これがワルシャワ駅近くのゴミ箱になるとこうなる。空港で見かけたのとは全然違うデザインだけど
とにかく灰皿がくっついているのだ。
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ワルシャワの街中ではこんなゴミ箱も見かけた。中を見るとキッチリと灰皿機能がついている。
いやー、ここまで徹底してるとは思わなかった。
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ワルシャワ蜂起博物館にあった灰皿もこんな感じ。ゴミ箱の上にわざわざ小さな灰皿がついてる。
ただこの灰皿の欠点は、風が強いと灰も吸殻も片っ端から吹き飛ばしてしまうということで(笑)、
イ課長もここでタバコを1本吸ったんだけど、「これじゃしょうがねぇだろ」と思って、いつものように
靴の裏でタバコを消して、吸殻はゴミ箱の方に捨てさせていただきました。
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ゴミ箱と灰皿の併設が徹底しているというのはワルシャワだけじゃなく、クラクフでも同様で、
これはクラクフで見かけたハイブリッド型ゴミ箱。以前にウィーンで見たのとちょっと似てる。
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といった具合に、少なくともワルシャワとクラクフに関する限りはロンドンやパリみたいな、街に灰皿が
置かれてない(つまりカタチの上では屋外喫煙をさせない)街とは大違いで、灰皿には不自由しない。
そのせいか、道に吸殻が落ちてなくて概してキレイという点もドイツの都市やウィーンなんかと似てる。

ただ、この「吸殻が落ちてない」という点に関しては、断言するのにはやや躊躇するブブンがある。
クラクフからワルシャワに戻る時、発車時刻まで時間があるから駅の東口(まだ行ったことがなかった)に
フラリと行ってみた。

クラクフ中央駅の東口は西口みたいな大きな広場もなくて、いかにも「裏口」という感じ。
こういう「再開発から取り残された感じ」みたいな風景はイ課長好みだ。この少年たちと並んで腰かけて
さて、タバコでも1本吸おうかな・・灰皿あるかな?と思ってあたりを見渡したら・・・。
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・・なんだこれわ。
灰皿がないもんだから、溝の中がすごいことになってる。なんだかなーーー。
灰皿がないと、ポーランドでもこういうことになってしまうということか。
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ちなみに、イ課長はポーランドでタバコを1箱買ったんだけど、ドイツ出張の時によく買う軽い銘柄と
同じものがあったから、ソレにした。ポーランドではドイツのタバコを売ってるのか?
(というか、このR1という銘柄がどこの国の銘柄なのか、よく知らないのだが)
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というわけで、ポーランドの街はパリやロンドンなんかに比べると灰皿設置率は非常に高く、
屋外でちょっと一服なんてことがしやすい。ただ、灰皿がなくても吸ってる人が多いのも事実みたいで、
全体的にはドイツなんかと同じように「喫煙には比較的ユルめの国」といえるんじゃないかと思う。

以上、ポーランド小ネタ集から、現地喫煙事情についてのご報告でした。
タバコ嫌いの方にはホント、どうでもいい話題ですみません・・・

 


by tohoiwanya | 2013-12-02 00:21 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)
2013年 04月 01日

世界の空港喫煙室から -その2-

イ課長のやってる仕事は俗に言う「おカミ」系の仕事が多いから、
業務上の締め切りの多くは年度末、つまり3月末にやってくる。

年度末を乗り切るということは、その年度に担当した仕事を全部終らせるということとイコールだから
今日みたいに年度切り替わり直後のイ課長は、燃え尽き症候群で真っ白な灰になってることが多い(笑)。

いや~・・・しかしね、昨年度はホトホト疲れたよ。
この疲労の原因のかなりの部分が「担当者が突然ビョーキになり、イ課長に押し付けられたインド業務」に
あったのは間違いない。実際、今年度は3月の年度末より、昨年9月頃、インドに出張することが決まって
その準備やら、ビョーキで出奔した前担当者の尻ぬぐいやらに奔走してた時の方がはるかにキツかった。

まぁそんな平成24年度も終ったわけだ。
2月に欧州出張した仕事の報告書もちゃんと書いて、納品したのだ。やれやれだぜ。

とりあえず、大きなプレッシャーからは解放された平成25年度最初の更新は
少しお気楽なネタで、海外空港喫煙室めぐりのパート2といこう。
例によって、タバコ嫌いの方からはヒンシュクを買うネタで申し訳ないけど、前回の空港喫煙室ネタ
なぜか記事別アクセス数でかなり上位なんだよね。みんな空港喫煙室に関心があるのか?(笑)

2月の欧州出張で利用したブリュッセル空港とヒースロー空港には喫煙室が(おそらく)なかった。
しかしインド出張の時に利用したデリー・ムンバイ両空港と、バンコク空港にはちゃんとあったね。
ここから考えられるのは、「アジアは場所さえ選べば吸える空港が多い一方で、ヨーロッパだと
空港内で一切喫煙させないっていう空港が少なくない」ということだが、まぁ前回ご覧いただいたように
欧州にも喫煙室を備えた空港はあったわけで、これについてはもう少しデータが必要だ。

とりあえず順番にいってみよう。まず羽田から乗り換えのために降り立ったバンコク・スワンナプーム空港。
喫煙室はこんな感じ。早朝到着だからターミナルには人も少なくて、喫煙室もすいてる。
イスもあるし、まぁまぁ広いし、喫煙室レベルとしては「中」と言っていいんじゃないかと思う。
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さて次はインドの空港だ。インドは空港喫煙室ひとつとっても面白い。
とにかくだね、最大の問題はチェックイン時の手荷物&身体検査のとき、上着のポケットに入ったライターも
容赦なく没収されてしまうということだ。これはデリーでもムンバイでも、必ずそうだった。
「スーツケースにライターやマッチを入れるな」っていうのはどの空港でも常に言われる注意事項だけど、
過去の経験だと、搭乗者の上着のポケットに入ったライターはスルーっていう空港が多い。
しかし、インドではダメ。ライターはしっかり没収される。でもタバコは没収されない。

つまり、身体検査が済んで搭乗ロビーに出た人は、「タバコはあるけどライターがない」という状態なわけだ。
ところがちゃんと空港喫煙室はある(笑)。どうすればよいのだ?

ここで、インドの空港喫煙室に設置された特殊な装置が威力を発揮する。
これがそう。これって一種の「タバコ着火装置」で、上の穴にタバコを突っ込み、下にあるボタンを押す。
すると、ちょっと時間をおいてジワッと着火してくれるわけだ。上の穴が少しコゲてるでしょ?
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デリーのインディラ・ガンジー空港でこの着火装置を見たときは感心したよ。こんなの初めて見た。
みんなが次々と、この箱に顔をくっつけるようにしてタバコに火をつけてる姿はおかしかったね。
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もちろん、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージ空港から帰国便に乗るときもライターは没収された。
しかしデリーと同様、ちゃんと空港喫煙室はあり、着火装置もちゃんと用意されている。
ふーむ、デリー空港の装置はタバコ穴とボタンがタテに並んだ方式だったが、ムンバイのは横並びだ。
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イ課長がこの装置で火をつけて一服してると、あるインド人(か、それっぽい顔の)男性が
イ課長の肩をポンポンと叩き、「ライターを貸してくれ」とジェスチャーで頼んでくるではないか。
ふっふっふ、キミもライターを没収されたね?しかしキミは着火装置の存在を知らないのだね?

インドの空港喫煙室に関してはイ課長はもうベテランなのである。
余裕ブッこきながら、「ここを使うんだよ」と親切に教えてあげたのであった。
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ちなみに、ムンバイ空港の喫煙室ってこんな感じ。ご覧のようにイスもなく、立ち吸い専用で狭い。
ま、空港喫煙室のレベルとしては「低」だろうな。着火装置の珍しさが若干のプラス要素って程度。

インドの空港の搭乗ロビーでタバコを吸おうかな、と思っても、その段階でアナタのライターは
まず確実に没収されているはずだ。しかし、このブログを読んだ方ならもう大丈夫。
タバコを口にくわえ、着火装置に突っ込んで、インドの空港での一服をお楽しみください。
ただしこの着火装置、コワれてて、いくらやっても火がつかないケースもあったけどね(笑)。


 

by tohoiwanya | 2013-04-01 14:58 | 2012.10 インド出張 | Comments(0)